茹でた後、つるんと一皮剥ける様な爽快感をお届けしたいです。

認知症になった母が朝一番で私に聞いてくることとは? 3つの事例!

2019/11/10
 
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① 財布をどこに隠した? お前のカバンの中身を見せろ!

② 幻覚~亡くなった父がさっき、そこに来ていた。どこへ行ったんだろう?

さっき、お兄ちゃんが来ていたろ?お前とそこで横になって寝ていただろ!

③ 幻聴~誰かが歌を歌ってた。誰なんだろう? 一晩中歌ってた。

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認知症になった母が朝一番で私に聞いてくることとは?

大体、以上の三つ!朝一で3つの内の一つは聞いてきます。
これが連日続くのですから、とてもまともには相手にしていられません。

レビー小体型認知症の患者に限らず、認知症の患者は大抵、一番身近で世話する人間を泥棒呼ばわりします。

 

不眠症で疲れの取れない私にとっては、耐えがたい時があります。
朝一で「財布をどこに隠した?」などと・・・
あまりにしつっこいと本当にぶん殴りたくなります。殺意すら覚えます。

 

私は60歳で定年退職し、次の仕事が決まらなかったので、必然的に私が母を看護するしかありませんでした。妻はフルタイムで働いているし、子供達に到底任せられることではないです。第一、まだ学生の身分。

 

たった一人の兄も本当には宛にならない。
兄は兄で嫁の母親を引き取って暮らしているし、働いているからと私と交替して介護しようとはしない。

 

丁度、我が家の建て替え時期とも重なり、タイミング的には最悪の時期でした。
月に1度、ハローワークに失業保険受給の申請にゆくのも苦痛。
全く眠れずに埼玉から出かけるときは朝から疲れ果てていた。

 

埼玉の母の実家は陸の孤島と言ってもいいくらい、思いっきり電車の駅から離れていた。民間のバスはない。

 

役所の施設を循環するバスが日に数便出ているだけ。
時間ばかりがかかり、遠回りで不便極まりない。
要は使えないバスなのだ。

 

残暑が厳しい盛りにフラフラになりながら、渋谷のハローワークまで歩いて行った。自家用車がなかったら、埼玉の最寄りの駅までとてももたなかったと思う。

 

病院に連れてゆくのも車がないと、とても無理な話で埼玉とはいえ完全な田舎だった。ただの農村地帯だ。
私にとっては、ただただ、もう忌むべき場所だった。

穏やかに老いていってくれたならば・・・

母の症状は「レビー小体型」だった。
アルツハイマー型血管性認知症型についで、日本では3番目に多い症状らしい。

 

幻覚幻聴・・・東京に戻ってからの荒れ狂い様・・・
並大抵のものではなかった。
穏やかに老いてゆくケースが多いアルツハイマー型などとは明らかに違っていた。

 

そして訳の分からないことをいつまでも言っていた。
見えてもいないものを見たと言う。

 

人が歌っているのが聞こえる。
一晩中歌っている、今も歌っていると云う。

 

適当にやり過ごすのだが、いつまでも訳の分からぬことを言ってくる。
少しは聞いて、本人の言う通りにしてやらないと一晩中歩き回っている。

 

預金通帳を盗まれまいとして、夜中じゅうあっちこっちに隠して歩く。
うるさくて眠れない。

 

電気を付けたり、消したりその明かりや音で目が覚めてしまう。
段々、こちらの頭もおかしくなってくる。
ただでさえ、眠れないのに拍車がかかる。

 

眠れないということはここまで人を追い込んでくるものなのか・・・

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3つの事例!・・・朝一番で顔を見るなり聞いてくる事

夜中にず~と、「通帳と印鑑」を散々隠しまわり朝になると、実に嫌な顔をして私に尋ねてくる。

 

通帳を見なかったかね? きのうはここにあったんだけどね!」と・・・
あっちこっちに隠し回った挙句、どこの場所に隠したか、思い出せなくなっている。

 

何十回、そんなことが続いたかな?
ある日、一睡もできなかった朝に、また「通帳を知らないか?」「どこに隠した?」と・・・聞いてきた。

 

その後、母が何を言ったか、もうよく思い出せないが・・・。
お前のカバンの中を見せろ!」と言うので、思いきり体に叩きつけてやった。

 

その後、私の取った行動は母のほっぺたを思いきり、ひねり上げてやることだった。そして「まだ言うか!そういうことを言わせるのか!この口は!この俺に向かって、このくそババアめが!」と・・・大声で怒鳴ってしまった。

 

自己嫌悪・・・
病気なんだ!

 

怒ってもダメなんだと分かっていても、もう自分を抑えきれない。
お前の通帳なんか見ていない。お前が勝手にどこかに隠したんだろう!ふざけるな!バカやろう!」・・・

 

怒鳴り付けられて、憮然とした顔で睨み返してくる。
しかし、怒鳴られてようやく思い出したらしい。
仏間の小さな箪笥の上に置き、裏側に落ちたということを。

 

そして今でも母は言う。
あの時、私に殴られたと・・・。

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