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ぼったくり男爵のワクチン提供は起死回生の一手に?&緊急事態宣言再延長の影響は?

2021/05/08
 
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風雲急を告げて来た感じがしますね。5日、米メディアがIOCのバッハ会長の事を「ぼったくり男爵」などと痛烈に批判したコラムがきっかけとなり、様々な動きが加速されたように感じます。我が意を得たりとばかりに、日本ではさらに東京五輪開催に反対する声が高まったのでは?翌日にはバッハ氏が東京五輪にワクチンを無償で提供すると発表したのも焦りからでしょうね。安心・安全なオリンピックであることを強調し、コロナ禍での日本開催を有意義なものとさせる世論を高めたかったのでしょう。すぐに乗っかるJOCも五輪担当相も噴飯物ですね。また、米メディアに指摘されるまで批判を展開できない日本のメディアには失望しかないのですが、今からでも遅くはないですよ。どんどん痛烈な批判を展開して下さい。悪乗りでもいいです。賛否両論どちらの意見が、ぎりぎりの所で間に合うのか、勝負のしどころですね。…黙って見過ごせないが、幾らジタバタしても命運は決まってしまった?

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Contents

東京五輪/ぼったくり男爵のワクチン提供は起死回生の一手になるのか?

結論:起死回生の一手には、絶対になり得ない!選手だけで1.5万人!…ひっ迫している医療体制を無視して、どうやって先行接種が出来るのか。自国民に優先して行われる特別待遇に不満を抱かない人はいない。不公平極まる。オリンピズムに反する大規模イベントは即刻、中止するべき!

https://twitter.com/Lanikaikailua/status/1390151126855557121

5日、ワシントンポストの痛烈な批判を受けて、バッハ氏がかなりの焦りを感じたのは間違いないようですね。特に、「ぼったくり男爵」などとこき下ろされたのは、内心相当答えたのではないかと思われます。言い得て妙でしたから…

コラムの原文では〝Baron Von Ripper―off〟との記述があった。Baronが男爵で、Vonは貴族に使われるドイツ語。バッハ会長がドイツ出身だからだと思われる。そして、Rip offは「だまし取る」とか「ぼったくる」という意味。〝ぼったくり男爵〟は直訳なわけだ。

https://twitter.com/takeuchi_gr/status/1390157738739605505

同紙(電子版)に掲載されたコラムは辛辣そのもので、大変に小気味が良かった。貴族出身者が多いIOC委員を「地方行脚で食料を食い尽くす王族」と皮肉り、「開催国を食い物にする悪癖がある」と主張。

 

5日の同紙は「東京は損切りし、IOCに他で略奪するよう告げるべき」という五輪中止と開催地変更を勧めるコラムを掲載。ネット上では〝ぼったくり男爵〟という言葉が拡散された。

コラムでは大会開催を前進させている主な要因を「金だ」と断定。又、IOCは収益を得るための施設建設やイベント開催を義務付け、「収益のほとんどを自分たちのものにし、多額の大会費用は全て開催国に押し付けている」とも強調。

 

また、新型コロナ対策により、さらなる経費増大などが見込まれると指摘。「中止は痛みを伴うが浄化される」として、日本国に早期の決断を促しているというのに…。

 

ズバリ、的を射る…正鵠を射る(せいこくをいる)ものでしたが、余りにも日本に好意的過ぎましたね。日本政府は明らかに被害者などではなく、搾取する側のIOCにすり寄る得体の知れない鵺(ぬえ)のような存在で…。

コロナ禍で開催に向けて腐心する日本政府に対して、五輪を中止する「損切り」を訴えかけていたというのに…。こんな好意的なコラムに便乗しない手はないと思うのですが、政府もJOCも全然動く気配がないですね。IOC以上に利権に毒された妖怪かと…です。

 

しかし、オリンピックの大義名分を胡散霧消させるに十分な米メディアの批判でした。これで東京五輪を、今の時点で決定するのは、もう「中止」しかないという一択のみの感じに、かなり傾いたのではないでしょうか。これに慌てて無償提供を発表した次第。

 

IOCが、各国の選手団など東京大会の参加者向けに、新型コロナのワクチンの無償提供を受けることで、ファイザーなどと合意したと発表したのが6日の日。…最初から発表しておけば良いものを出すものは舌も出さない算段だから失敗する。

 

何もしないで開催を強行すれば、もうそれは「悪」そのものであるという雰囲気が、かなり醸成された感が漂っていました。これに五輪担当相の丸川珠代は、すぐに悪乗り。「世界各国から来日する選手や選手団がワクチンを接種したうえで、参加することにつながるもので、安全安心な大会の開催に向けて重要。」

「どのようにして(日本の)選手の皆さんが接種ができるかということを調整したい」と大絶賛。

JOCの山下会長も軽薄そのもの。「大会参加者の安心安全とともに、ホスト国である日本の安心安全を確保するための取り組みであると聞いている。そういう意味では大変ありがたい話」と語る。無知無能無恥の暗愚の帝王は丸川大臣とオリンピック開催を語るのだけが生き甲斐なのだろう。

 

ファイザー側は、今月末にも提供を始め、選手団が東京へ到着する前に2回目の接種を完了させたいとしていますが、開催まで80日を切った段階で、これは至難の技ですね。逼迫する医療体制の下で、どう実施してゆくか。

 

医療スタッフが、酸素吸入器さえ決定的に不足している段階で、オリンピック選手だけにワクチンを先行接種するのがどれだけ医療体制を圧迫するか…ちょっと考えただけでも分かろうというものを…。何処で誰がどう行えるのか。

 

また、自衛隊の出動?愚かな…いくら特別枠だ!医療体制に影響がないように実施する!…と言い張っても現実の窮状は誤魔化せない。更なる批判に晒されるは必至かと。なぜ、分からない!?

緊急事態宣言再延長の影響は?

バッハ氏の来日の目が無くなったのが、大変に残念です。出来れば、コロナに感染させてから帰国させたかった。開催まで80日を切った時点での来日延期は象徴的な出来事ですね。これからも外堀はどんどん埋められ、最後に内堀が埋められ万事休すと…なるかと。

最後に世界各国が日本への選手団派遣をボイコットする!感染培養器の日本に自国民を送り込めないと大会を拒否する。英国株&インドの変異株から日本変異株が生じ、日本は焦土と化すから…

17、18日に広島県での聖火リレーに合わせて来日の意向を示していたが、4都府県での緊急事態宣言の延長が見込まれることや、歓迎ムードにないことなどから来日を見送る可能性が出てきたという。

「来日すれば国民感情を逆なでする。口を開けば、又集中砲火を浴びる」と懸念したというのは正解ですね。バッハ氏に対しては、開催に懐疑的な国内世論との溝が深まっているのが際立っていましたから。まぁ~来日した所で、生卵をぶつけられるぐらいでしょうに…日本人は大人しいから。

4月22日に緊急事態宣言が発令された際には「五輪とは関係がない」と発言。国民感情とかい離した言動が目立つ。28日にも緊急事態宣言について「日本国民を守ろうとしているということ。称賛したい」と他人事のようなコメントをしていたのが反発を受けている。

 

放映権料さえ入れば開催国がどうなろうと知った事か!…という態度では、もう国際社会では受け入れられないでしょうね。それを許している。悪乗りしている日本政府とJOCが極めて異常なのですが…救いがたい自民党政府!

ツイッターの声・反応

https://twitter.com/8mkPkSr46Ti5uag/status/1390235575039401990

https://twitter.com/ThistleStones/status/1390165081145499653

https://twitter.com/BSSaobhHlAe3FvE/status/1390260718256025607

https://twitter.com/anakinsoraaruki/status/1390522082409205760

 

 

 

東京五輪/ぼったくり男爵のワクチンは起死回生の一手になる…まとめ

ワシントンポスト紙では日本の世論調査で7割以上が中止・再延期を求めている現状や、多くの医療従事者に負担を強いることなども指摘。

 

「コロナの世界的大流行の中で国際的なメガイベントを主催することは不合理な決定」と断言し、「五輪のキャンセルは苦痛だが、スッキリする」と結んだ。

 

4月にもニューヨーク・タイムズ紙では「一大感染イベント」と指摘し、今月3日にはサンフランシスコ・クロニクル紙が「開催されるべきではない」と主張。

 

これだけ指摘されて、何も行動を起こさない政府、東京都、JOCの異常さが際立っています。秋の総選挙で結果が出たら総決算して欲しいですね。誰がどれだけ東京五輪で儲けようとしたか。儲けそこなったか。

 

森喜朗がボランティアでやる訳ない。正体不明の財団を通じて五輪後の剰余金を受け取った後、どう処理するか?濡れ手で粟のぼったくりをするでしょうね。黙って見過ごすのか。

 

パソナは95%の中抜きで幾ら儲けるのか。きっちり、世の中にさらけ出して頂きたい。JOCの幹部の給料も?スポンサー企業&広告代理店は幾ら儲けようとしたのか。すべての膿を絞り出して頂きたい。五大紙全部がスポンサーとなる日本の異常さ!マスコミの矜持はどこにある?

 

東京五輪の開催中止をもとめるネット署名が、スタートから2日で20万筆を超えたという。左派だの何だの言ってケチばかり付けていないで、こういう人に戦後処理を任せたらどうなのかな…と思っている次第なのですが…。

 

もう、とにかく自公維新以外の党なら、どこでもいいという心境ですね。この三つが幅を利かせている限り、日本の政治は良くならない気がしています。このまま利権まみれ、既得権まみれの日本なら東京オリンピックを潰しても、またぞろIRが復活するだけなのでは?

 

ホントにこのままでは日本が危うい。自民党に任せていたら、悪夢のような民主党政権時代を上回る地獄そのものが現出するでしょう。コロナ大増税を許してはならない。消費に対する刑罰の消費税を直ちに廃止し、国会議員と国会議員の給料を半減すべき。

 

コロナで死ななくとも、経済で殺されるなら、もう立ち上がるしかないかと…。外圧頼みの日本は変わらないと未来がない。大化の改新も、明治維新も、第二次大戦後の復興も…何もかも外圧だった。

 

アメリカの様に既(すんで)の所で変わり得る力が日本にはない。ただただ死のインパール作戦の様に自滅へと突き進むしかない。なぜか、不思議な民族性!愚かとしか言いようがない。自民党に代わりうる野党がいないから…と又、自民党を選択する国民性!

 

ダメでしょう。この選択は…。もういい加減に目覚めないと…明日がないというのに…。

 

解散総選挙がもう三ヶ月早ければなぁ~と悔やまれます。新政権が誕生して、こんな金満な、利権に塗れたIOCだけがぼったくりで儲けられるオリンピックなどやっていられるか!…と、コロナ禍で開催強行を押し付けられる謂れなどない!…

 

と開き直ってケンカを売れる様な人物が総理大臣になれば…国際世論に訴えて、IOCの欺瞞性を国際司法の場で訴えられるような人物が日本に誕生すれば…。そう、ワシントンポストがコラムで指摘した様に、どこの裁判所が裁判をするというのだ?

 

…この状況でIOCに味方する裁判所はどこなんだ?とことんやれば!…IOCが世界中から袋叩きに会う。存続さえ危うくなるはずなのに…出来る人物が見当たらない。…という現実に打ちのめされる。情けない。日本に傑出した人物が生まれないのは、なぜ?

 

英雄待望論はダメだと分かっていても…なぜ?という疑問が…。なぜ、この国から…。

 

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