コロナパニック/安倍官邸錯乱!迫る4月経済危機は円高と株価暴落で日本沈没か!?
世界中で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い世界経済の停滞懸念が強まり、株安の連鎖が続いています。ニューヨークの終値は前日比2352.60ドル安の2万1200.62ドルと過去最大の下げ幅を更新。東京市場も株価は一時1万7千円を割り込み、終値こそ1万7千円台に戻しましたが、3年4ヵ月ぶりの安値をつけました。世界的な経済減速の懸念から円買いが加速。3月9日は3年4ケ月ぶりに101円と一気に円高に突入。今は反落し105円前後に値をつけていますが、懸念は去っていません。
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コロナパニック/安倍官邸錯乱!
アベノミクスの基本戦略は、異次元の金融緩和で円安に誘導し、輸出企業を儲けさせ、株高を演出すること。しかし、一時は両方共瓦解し、第二次安倍政権以来、最悪の経済状況に突入の感が…。この泥沼からいつ脱出できるのか、今のところまったく見込みが立っていません。
新型コロナウイルスの世界的流行に端を発する経済危機。
安倍晋三首相が今、舵取りを任せているのは、今井尚哉首相秘書官ただ一人。
2月末の小・中・高の一斉休校要請。
翌週は中国・韓国からの入国制限強化発表。
そして、13日成立のインフルエンザ等対策特別措置法改正。
この三つすべて今井氏が得意のスケジュール作成能力を発揮し、打ち出しましたものです。
特別措置法改正を巡って、あからさまな「菅外し」があったそうです。
新型コロナ担当相を任命する必要があったのですが、早々と菅氏の名前が消え代わりに、西村康稔経済再生担当相の名が浮上し、そのまま兼務。
第一次安倍政権時の秘書官で経産省出身の今井氏、警察庁出身の北村滋氏(現・国家安全保障局長)と菅官房長官の三人が”鉄のトライアングル”として安倍政権を支えて来ました。そして、入国制限強化に関しては、菅氏は慎重姿勢を崩しませんでした。訪日観光客のインバウンド消費を経済成長の柱と捉えていたためです。
しかし、今井氏は安倍首相のレガシー(歴史的遺産)を作り上げることに腐心していました。そのため4月上旬に訪日予定だった習近平首相との間で【第五の政治文書】締結を目論見、早期に中国本土からの入国禁止措置を打ち出せませんでした。
現行法で十分対応できるのに、インフルエンザ等特別措置法改正を行い、緊急事態宣言を盛り込んだのは、旧民主党時代の遺物である法律で、成果を挙げたくないから、強引に改正したのです。国民に向けて、こういうポーズだけの政策は無意味です。
今、ここで緊急事態宣言を盛り込んでも手遅れです。成果は上がりません。
こんな宣言は1ケ月以上前でなければ、効果は見込めませんでした。
今からでは、やらないより、やった方が良いという程度のもので終わりです。
遅すぎるのです。
中国からの入国制限を今頃、打ち出しても何の効果もありません。遅すぎです。あべこべに中国から、今訪日すれば習近平首相がコロナに感染する恐れがあるという事で延期したというのが中国の本音です。まぁ~中国でコロナが完全に終息していない段階での訪日は習首相の様な独裁者としても、まずいと判断したから、訪日延期したのでしょう。なめられた話です。
コロナ対応に関しては安倍首相が「一斉休校」や「入国制限」で、専門家の意見を聞かない。
関係する部署への事前の連絡がないということで、政権内部に反発の声が高まっています。
なぜなら、今井氏が打ち出したコロナ対策の全てに、出口が見えていないからです。
一斉休校やイベント自粛、入国制限のことごとく今井氏が、安倍首相の指導力をアピールし、支持率を挙げようとの狙いからですから、この緊急事態にまったく的を外しています。
国家公務員改正法しかり…検察官の定年延長は大局的な政治判断が必要であり、国民の理解なしで進めれば党の存亡にも関わるとの危機感を各閣僚が抱いています。
迫る4月経済危機は円高と株価暴落で日本沈没か!?
見えざる敵:新型コロナウイルス!
安部首相は、感染対策を概ね上手くいっていると信じている。
いや、信じ込もうとしています。
その程度の楽観的・希望的観測の認識しか、彼にはありません。
政府高官の中には、自然災害への対策は十分だと思うが、
感染症対策の準備は十分でなかったと明かしている人がいます。
自然災害を上回り、戦争に次ぐほどの見方をする人がいるぐらいです。
欧州での感染者の激増は今後、東京で起きる可能性が非常に高い!
それは多分、満員電車からでは?
嫌な予感が…。
不可視のウイルスがもたらした甚大にして深刻な経済危機、コロナ大恐慌。
円高が進み、緊急対策として、いくら財政出動費がつぎ込まれるか。
そして、それが、どれほどの効果をもたらすか。
正念場はこれから4月にかけてですね。
ただでさえ、消費増税後のGDPの落ち込み幅が尋常ではありません。
台風や暖冬の影響で、これほど消費が落ち込む訳がありません。
これに円高、株価暴落と来れば半死半生です。
そして、半ば死に体となった日本経済はコロナでとどめを刺されます。
日本沈没が現実味を帯びる…
何とか、円高だけでも抑えないと輸出産業が振るわないのですから、決定的にダメになる可能性が…。今の時期、円高にな何のメリットはありません。
ただでさえ、訪日客が激減しているのに拍車がかかってしまいます。
また、デフレが深刻化・長期化します。
外貨預金も目減りし、良い事は一つもありません。
今、海外に行く人はどれだけいるのでしょうか。
また、輸入品が安く仕入れられても、肝心の企業や自営業者、フリーランスの人々が破産してしまったら、どういう国難が生じるか、火を見るよりも明らかです。
並行輸入できる余裕のある人など、いなくなってしまいます。
今現在、円高のメリットはほとんど考えられません。
株は恐らく暴落を続けるでしょう。
インバウンド効果など、とっくに吹き飛んでいます。
訪日客減少で、地方経済は壊滅寸前です。
ホテルや旅行代理店は大丈夫でしょうか。
東京で感染者が増大するとしたら、他にクラスターが生じる所は?
そして、東京五輪は延期。最悪の事態を想定するべき時期なのです。
開催は早くても1年先!
外国からの訪日客がいないのですから…やっても無意味、赤字!
最大の敗因は?
安部首相が、一人のエリート官僚出身者の判断に政策を委ね過ぎました。菅氏が鉄のトライアングルから外されたのも仕方がないかと思う時があります。クルーズ船の感染対策は完全な失敗でした。いや、それより前、多分、家計問題や桜を見る会の釈明会見で菅氏が、露骨に嫌な顔をしていました。安倍ちゃんにとって、盾になってくれない菅氏が癇に障ったのでしょう。
まぁ~誰しも好みはありますが、ここまで露骨な情実人事を行って、己の無能と無知をさらけ出すのは勝手ですが、付き合わされる国民はたまったものではありません。今井氏だけでは、今の緊急事態に対応は出来ないでしょう。限界が見えています。。
官僚出身者は本当に国民の方を向いて仕事をしていないから、伸るか反るかの瀬戸際に際し、乾坤一擲の判断など出来っこないのです。命を懸けて政治に取り組んで来ていない。己の保身と権力者にすり寄り、ご機嫌取りの政策ばかりを打ち出して来た者の宿命です。
安部一強と称され、永らく政権にあり続け、批判を封じ驕り高ぶった人事を繰り返して来たツケが、今回り巡って己に返ってきているだけです。イエスマンだけに囲まれていると、真の危機には対応出来ません。
安部首相!新型コロナを甘く見ていたしっぺ返しですね。
なるべくしてなったなという感じです。
象徴的な出来事でした。
国民が真に期待する首相が誕生していない。
国民にとって最大の不幸ですね。
なぜなら、野党に政権担当能力がない。
まとめ
今の必要なのは、政治家が最悪のシナリオを国民に示し、こうならないように一致団結して、国難に対処しましょうと国民に正直に呼びかけることです。これしか手はありません。
科学的根拠のない希望的観測や楽観論が一番信用されないのです。
正体不明の疫病に国民の誰もが怯えて切っているのですから、無理はありません。
安倍ちゃんが、「必ず乗り越えられると確信しています」と締めくくったのは大失敗でした。
こんな美辞麗句は、もう誰も鼻っから信用していないのです。
ここの結論に至るまでには緻密な頭脳が必要です。
そして、辛辣な質問にも丁寧に答えるという真摯な態度が欠かせません。
その後に、初めて「国民の理解と協力を仰ぐ」事が許されます。
途中で質問を切り上げ、記者会見を終了するなど論外です。
絶対に許されません。
不安を増長するだけだからです。
そんな記者会見なら、やらない方がましです。
多分この国難を乗り越えられるのは、真に国民から信頼された政治家にしか出来ません。
出自など無関係です。
家柄の良い人ほど、国難ともいえる緊急事態を乗り越えられません。
命懸けで、事に対処し、裸一貫で叩き上げで人生をくぐり抜けて来た達人にしか出来ないと思われます。
知恵は必要ですが、中卒でも、高卒でも学歴は関係ありません。
卒業後、仕事を通じて勉強を続け、リーダーシップを発揮出来た人なら大丈夫です。
分からない所は専門家に任せればいい。
その時、本当に人の才能を見抜ける力があるかが問われます。
おべっかを使う人、例えば一人の官僚にすべての判断を委ねるのは最低の行為です。
愚の骨頂という奴ですね。
知ったかぶりだけは辞めましょう。
委縮しきった国民に、「コロナを必要以上に恐れることはありません」とまず、呼びかけます。
そして、「イベントを再開しましょう」と。
でも、自覚症状がある人、咳、くしゃみ、倦怠感のある人は絶対出てきてはいけません。
自宅に籠り、治療に専念してください。
専門家に呼び掛けて貰いましょう。
経済危機を乗り越える前提として、コロナ感染者のピークアウトが絶対条件です。
孤児逡巡している間はありません。
行動あるのみです。
地方の衰退が深刻です。
日本、崩壊の危機です。
日本が沈没する前に、やるべきことは山積しています。
追 記
14日、インフルエンザ等対策特別措置法が成立/施行されましたが、『緊急事態宣言』など発する訳がありません。遅すぎるのです。今、発したところで、何の効果も期待できません。出すなら、1ケ月以上前でないと効果がありませんでした。
こんな下らないことをやっているのではなく、さっさと追加の経済政策を打ち出すべきです。学校を再開し、自粛し過ぎたイベントも再開しないと日本経済は壊滅的な状態になっているのですから、完全に手遅れになってしまいます。
気の毒ですが、高齢者と持病を持っている人以外は外出すべきです。インフルエンザよりは、感染力は高いようですが、致死率は3.4%程度なのですから、それほど恐れることはありません。己の免疫力に自信を持ちましょう。
致死率が20%以上なのは、80歳以上の高齢者だけです。このまま、萎縮していれば、間違いなく東京五輪も中止です。国の施設は開園すべきです。皆で花見を開きましょう。密閉された空間ではなく、青空の下での花見なら、感染の危険はごく僅かです。
野球もサッカーも、これ以上、開催を遅らせるべきではありません。観客には、検温、マスク着用、ジェットは飛ばさせない、メガホン使っての応援はさせない…などなどの考えれば幾らでも感染防止策は浮かんできます。
一律全面的に中止というのがダメなのです。
皆で勇気を振り絞って外出しましょう。
お店に行って外食しましょう。