コロナ後に古代の珍味「蘇」の人気が爆発!牛乳の大量消費で酪農家を救えるか?
昔、昔、遥か昔に古文の授業で聞いた記憶が…確か西洋のチーズに近いものだとか、聞いた記憶があります。まさかの『蘇(そ)』ブーム!いいですね。
コロナウイルスの出現後、思ってもみなかったリバイバル現象が…!
ツイッター上で爆発的に知名度を高めた、それは牛乳をひたすら煮込み、作り上げる乳製品。
その名も「蘇」!古代日本で流通し、貴族が滋養強壮のため口にするなどしてきたそうです。
ウイルスの影響で休校が相次ぎ、給食用牛乳の消費が落ち込む中、この食品を作り酪農家を応援しよう、という動きが広がっているというのです。素晴らしいですね。
暗いニュースばかり続きますが、何か心が救われる感じがしました。
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コロナ後に古代の珍味「蘇」が降臨!
作り方を始め、その全容が謎に包まれた古代食「蘇」、ひたすら牛乳を煮詰めて作るというのですが、果たしてどんな料理なのか……?下記の写真参照。
ミケ太郎さんのツイッターを見てみました。平安時代に、専ら貴族が食し、とても庶民が口にすることなど到底出来なかった高級品と聞いています。そんなものが現代に復活するとは驚き…!!
すごく今更なんですが、蘇を牛乳2Lで作ったのはどうせならたくさん食べたいという卑しい気持ちが理由なので、1Lで作れば1時間くらいで作れます。あと、作りたてより時間を置いた蘇の方が乳の匂いがやわらいで、おいしいです。 https://t.co/jQnTj4ux45
— ミケ太郎 (@bokumike) March 12, 2020
ひたすら根気が要りそうですね。いい加減参りますよ。これは…私には無理です。
味を探る楽しさなど、どこかへ飛んで行ってしまいそうで。
誰か、通販で上げてくれませんかね。安く。
https://twitter.com/sou1012/status/1238326034136612864
不明な製法は想像力でカバーするしなないそうです。
ツイッター上で、盛んに情報交換しているらしいので、参考にされる方が良いかと…。
製法工程は見た目難しくも何ともない感じですが…
ただ、ひたすら牛乳を煮込むという単純作業が…
1~2時間…う~ん、無理ですね。
時の権力者が口にしたという珍味【蘇】
起源は、古代にまでさかのぼります。製法や保存方法を研究した東野治之さん・池山紀之さんの論文によれば、「醍醐」「酪」などとともに史料に登場。たとえば平安時代の法令集「延喜式」には、次のような記述が見られます。
作蘇之法、乳大一斗煎、得蘇大一升
訳:蘇を作るの法、乳大一斗、煎して蘇大一升を得
――出典:「日本古代の蘇と酪」(奈良大学紀要)
つまり、一斗(約18リットル)の牛乳を煮詰めれば、一升(約1.8リットル)分の蘇を作れるということです。その形状を「バター及び濃縮乳(クリーム、コンデンスミルク)の類」(同論文)とする説もあります。
蘇はかつて、貴族の宴席向け料理や、仏教行事の供物、薬として用いられました。平安時代の高官・藤原実資(さねすけ)の日記「小右記」には、時の権力者・藤原道長が体調を崩した際、「蘇蜜煮」という料理を口にした、と書かれています。
詳しい作り方は、詳しい文献がなく学者の間でも諸説あり、謎に包まれた食品とのことです。
人気爆発のきっかけ~ミケ太郎さんのツイッター
農林水産省の公式アカウントがツイートを拡散するなど、ブームのきっかけをつくったと言えるのがミケ太郎さん。そのツイッターを見てみましょう。
一斉休校の余波で学校給食に使われるはずだった牛乳が余って酪農家がピンチ、これ以上日本の食糧自給率を下げてたまるか!というわけで、牛乳をたくさん消費するレシピ「蘇」に行き着きました。時間を持て余しているお子さんと試しに作ってみては如何でしょうか?https://t.co/jQnTj4ux45
— ミケ太郎 (@bokumike) March 1, 2020
蘇 まだ試してないけど、バターシュガーとレモン汁たらしたら絶対罪の味だし、味噌漬けとか、めんつゆ漬けとかにしてもおいしそうだし、もっと薄く切って醤油とごま油をつけてお刺身みたいにして食べても良さそうだし、カップ麺に溶かして(溶かせるかな)ラー油垂らしたらやばいことになりそう
— ミケ太郎 (@bokumike) March 1, 2020
散々 蘇をPRしておいてあれだけど、ホットミルクに練乳ちょっととバニラエッセンス入れるとほっとする味になるよ…バニラエッセンスは百均にもある…あと食欲の無い朝に、ホットミルクにカップスープの素を入れて濃厚なポタージュにすると内臓温まるし腹持ちが良いよ…忙しき企業戦士…お試しあれ…
— ミケ太郎 (@bokumike) March 1, 2020
蘇が再び脚光を浴びたのは、今年3月。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中学校が、続々と休校を決めたことがきっかけでした。
「生活できなくなる」「廃業するかも」。給食用牛乳の行き場がなくなり、ネットには酪農家たちの悲鳴があふれました。こうした状況を受け、大量の牛乳を消費できる点で、蘇に注目が集まったのです。
野菜や生ハムを付け合わせたり、ジャムを乗せてみたり……。公式レシピが残っていないことを逆手に取り、想像力豊かな独自メニューを編み出し、ツイッター上で紹介する人々は今なお引きも切りません。
農業がテーマの漫画『銀の匙』『百姓貴族』(ともに荒川弘著)を愛読していたミケ太郎さん。休校の知らせを受け、まっさきに頭をもたげてきたのは「恐怖」だったと振り返ります。
「食料自給率が低い日本にあって、牛乳の自給率は100%です(*註)。そのうち、学校給食で消費されるのは1割程度と聞いたことがあります」
ツイッター上の反応
3月1日に、牛乳とヨーグルトから蘇を作る様子をツイートで実況。一連の投稿は話題を呼び、12日時点でリツイート数が1.5万を超え、「いいね」も3万以上ついています。
【お知らせ】#牛乳 だけでは栄養バランスに問題がありますね。#お手頃価格 の #野菜 もどうぞ!今週のおすすめ は #ねぎ!#レシピ #野菜を食べよう #農林水産省 #休校中におすすめの過ごし方https://t.co/3UcX2XmjlR
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) March 4, 2020
https://twitter.com/kitorara58/status/1235327024098660352
#蘇 作って食べてみた感想です
食感は生キャラメルっぽい
蜂蜜入れたせいか味は思ったより濃かった
結構お腹に溜まる気がする pic.twitter.com/BSZTJPDlk3— ナモすけ (@dnm_b) March 5, 2020
https://twitter.com/knight216k/status/1238101670367596544
蘇!
トースターで焼くと美味しいと聞いて!やっべ、香ばしい!
うっま…!#蘇 pic.twitter.com/ee8DjttQYf— うまいさん@アマビコ様にお願いするぞ (@maikkuma7112) March 5, 2020
ツイッター上では、「#蘇チャレンジ」「#蘇の画像を上げてけ」といったハッシュタグが流行しています。人気は、まだしばらく続きそうです。
蘇の人気爆発についてのまとめ
いいことするなぁ~、良く思いついたなぁ~。凄いぞ、偉いと思ったのが率直な感想です。
暇をみつけて挑戦したいです。
ひょっとして、全国に普及するんじゃないですかね?
ただ、時間が…何とかならないものか。
1~2時間は辛い。
焼いたり、クラッカーの上に乗せ、蜂蜜かけて食べたりと、何にでも合うといいますから、無限大の可能性を感じます。
ここ当分は臥薪嘗胆というところですね。
今日は、アメリカも日本も株が大暴落しました。
コロナウイルスは終息するどころか、3月中に爆発しそうな感じが…。
そして、4月に大恐慌が来るかも…。そんな恐怖が。
そんな絶望的な状況の中で、一服の清涼感が漂ったニュースでした。
ここは皆で知恵を出し合って生き抜くしかない。