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田中容疑者の辞任で加藤学長が理事長兼務!30人の理事全員辞任でも日大は再生しない

 
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日本大学前理事長の田中英寿容疑者(74)=12月1日付で辞任=が所得税法違反の疑いで逮捕された事件で、東京地検特捜部と東京国税局は2日午前、同容疑で田中前理事長の店舗兼自宅(東京都杉並区)など約20カ所に合同で家宅捜索に入りました。自宅の捜索は9月、10月に続いて3回目。検察の本気度がヒシヒシと伝わってきますが、これは同時に過去2回の家宅捜索でも背任事件の立証に十分が物証が得られなかったという事の焦りなのでしょうか。まさに検察の正念場ですね。

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田中容疑者の理事長辞任で加藤直人学長(理事)が理事長兼務!

田中容疑者(74)は先月、およそ1億2000万円の収入を除いて申告し、5300万円ほどを脱税した疑いで逮捕。関係者によりますと、特捜部と国税局は午前、東京・杉並区の田中容疑者の自宅や日本大学本部に捜索に入ったということです。

脱税の疑いで逮捕された日本大学理事長の田中英寿容疑者(74)が、渋々ながらも理事長を辞任する意向を大学側に伝え、1日の臨時理事会で承認されたとか。本来は解任すべき事件なのに、理事会が辞任を受け入れてしまう所が、やはりこの大学の限界ですかね。懲戒解雇は?

田中理事長は相変わらず脱税容疑を否認していますし、このままではアメフト部の悪質タックル事件の様に、数年が経ちほとぼりが醒めた頃に、完全復帰するのではないでしょうか。何しろ、理事長職は辞任しても理事職は辞任していないのですから…依然として要注意人物のままです。

密かに報復を練っているとの噂も…さすがに反社?断じて教育者ではない。側近に続いて自らも逮捕される事態となり、辞任は不可避と判断。「理事長職を全うできない」と一応、もっともらしい判断の様ですが、内心では何を考えているのやら…。

 

また、報復人事?…拘置所に留置されていても理事職はまっとうできるらしい。大した大学だ。関係者によると、臨時理事会では、加藤直人学長の理事長兼務を決め、約30人いる加藤氏以外の常務理事と理事の全員が辞任することを申し合わせ、3日の定例理事会までに辞任届を提出するという。茶番劇の始まり…

田中理事長への賞与退職慰労金の支給は保留するとしたが…。保留という所が味噌ですね。これも、脱税で執行猶予が付き復帰した頃に全額支給(億単位)するのではないでしょうか。何しろ、3年前の悪質タックル問題で、日大の第三者委員会はアメフト部の内田正人元監督を懲戒解雇処分したはずなのに…。

 

然るに、最終的に7000万円もの慰労金支給というお粗末な前例があります。東京地検立川支部が「嫌疑不十分」として内田元監督を不起訴処分にしたため、解雇無効の民事訴訟を起こしていた内田元監督と大学の間で和解が成立し、「懲戒解雇」ではなく、「退職」扱いとなったのです。

 

常務理事だった内田は田中理事長の最側近で、次期理事長といわれていたほどで、年収3000万円を超える高給取りだったそうです。結局『慰労金』として7000万円が支払われたという扱いには驚きを通り越して、怒りさえ湧いてきますね。

 

田中容疑者も辞任ですから規定通り慰労金が発生し、内田氏を大きく上回り、億単位になるのは間違いないでしょう。また、日大元理事・井ノ口忠男(64)、医療法人「錦秀会(きんしゅうかい)」(大阪市)前理事長・籔本雅巳(61)の両被告が背任罪で起訴された二つの事件について、大学が被害届を提出することも決め、損害賠償を求める訴訟も検討するというのですが…。

 

しかし、これも何れ数年後には形だけのもので終わるでしょう。また、田中容疑者が理事長に復帰すれば必ず訴訟を取り下げる。執行猶予期間が満了すれば、元の木阿弥です。田中英寿、完全復活ですね。

 

井ノ口、藪本の両被告は日大板橋病院をめぐり、①建て替え工事の設計業者選定②医療機器などの調達で、日大資金を籔本被告側の会社に不当に流すなどし、日大に計約4億2千万円の損害を与えたとされる。

 

しかし、田中容疑者は逮捕前、「損害は出ていない」などと被害届の提出を拒んでいたのですから、訴訟を継続する訳がありません。明々白々かと…。

約30人の理事が全員辞任➡しかし、理事会は田中と加藤学長だけで存続?…日大は再生できない!

30数人いる理事のうち、被害届を出すよう異論を唱えたのはわずか1人だけだった。理事は実質、理事長が決めているようなものですから、誰も逆らえない。だから、1人いただけでも驚きです。1人だけクビにする訳にもいかないから、全員に辞表を提出させただけでしょう。

すべては世間の批判をかわすための小細工です。田中容疑者は加藤学長だけいれば十分だと考えているはずで理事会の動きなど、逐一、田中容疑者に伝わっています。辞める30人などはほとぼりが醒めた頃、必ず復帰させるはず。脱税で初犯ですから修正申告すれば、田中には執行猶予が付きます。

途中で脱税の罪を認めても執行猶予を付けたが最後、完全復活するでしょう。教職員組合や学生からの批判を受け、しおらしく反省した態度を見せただけで心底反省などしていません。田中容疑者を理事に居座らせたままではダメです。絶対にやめさせないと…。

 

加藤直人学長共々、とにかく今の理事会のメンバー全員辞めさせる。そうしないと、日大は再生できない。生まれ変われないでしょう。トカゲのしっぽ切りで終わりです。

ツイッターの声・反応

https://twitter.com/yoshi78511819/status/1465972897806053387

まとめ

検察の執念に期待する他ないみたいですね。一応、世間様の批判を受けて、尤もらしい改革案を理事会は示していますが、ちゃんと逃げ道を用意しています。背任事件で息の根をとめるしかない。

 

イエスマンの加藤学長が一人だけいれば、田中容疑者はOKなのでしょう。残りの理事30人などいてもいなくても同じ穴の狢ですから、すべては世間の批判をかわすために、もっともらしい工作をしただけです。

 

所得税法違反は10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金刑、あるいはその併科だが、脱税額が5300万円と少額なことから、有罪でも執行猶予が付くとみられている。そう踏んで、したたかに計算している。

 

今日の定例理事会が楽しみです。操り人形がどんな踊りを見せるか。けだし…不可解。裏金は何処へ消えた?第二ステージの幕はいつ開く?背任事件立証で完全に息の根を止める事が肝要ですね。

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