イッテQ!やらせ疑惑で、なぜ日テレが初期対応を誤ったのか?

   

 

日本テレビのバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」のお祭り企画のデッチ上げ騒動が、波紋を拡げて収束する気配が見えない。15日、日テレ社長の謝罪会見も「故意性を否定」しているが、恐らく世間はそう受けとるまい。しかし、宮川大輔が、9日、インスタグラムを更新。「イッテQ!」問題には一切触れていないが、ファンから「お祭り男大好き、わっしょ~い」」「お祭り男最高」「宮川さんの頑張りにうそはない」などと励ましの声が殺到したのだから、世の中何が幸いするか、分からない。不思議だな。

 

Sponsored Link
 

「やらせ疑惑」報道に対し、日テレは否定するも・・・

 

当初、11月8日発売の週刊文春による「ラオスの橋祭り」のデッチ上げ報道に対しては、同日日テレ側が、見解を発表し、「現地からの提案を受けて成立したもの」と明確にやらせを否定」した。

 

「但し、橋祭りが毎年行われているかのような取り上げ方については、真摯に反省すべき点があったと考えている」との謝罪のおまけつき見解であった。

 

これで、騒動は収束するかと思われたが、週刊文春側は、11月14日の「週刊文春ウェブ版」で、タイの祭りに関する新たな疑惑を糾弾した。

 

さらには並行して女性セブンの記事で、116回のお祭り企画の中で、11個が存在を確認できないという話も出てきており、まさに情報が錯綜している状況である。

ラオスのMALIMAR TVによる「ラオス・コーヒーフェスティバル」の動画から。

右端の長方形の敷地が『橋祭り』のセットとみられる。

イッテQ!の出演者:内村(左)、「お祭り男」の宮川大輔

 

日テレ社長会見の謝罪内容

 

これらを受けて、とうとう日本テレビの大久保好男社長は15日、都内で、自身が会長を兼務する日本民間放送連盟(民放連)の定例会長会見に出席する羽目になった。

 

やらせ疑惑が報じられた同局の人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7:58)の祭り企画について、まず「お詫び申し上げます」と謝罪した。

以下、社長の説明のまとめ。

謝罪:「多くの関係者の皆さんにお詫び」。対象は視聴者、出演者、現地での制作協力者、報道関係者など。出演者には直接、事情説明をしている。

 

疑惑への見解原因は拡大解釈「視聴者の皆様が『祭り』という名前でイメージするには無理があるものまで『祭り』として扱うようになってしまった」。「池ポチャ祭り」のように日本語の名前付けをすることもあったとしたが、やらせ・でっち上げの意図は「まったくない」と飽くまで故意性を否定。この釈明が滑稽の一言に尽きる!

 

謝礼・賞金などの提供:ラオスでの「橋祭り」については「コーディネーター会社を通じて、それぞれのケースに応じて、開催費用や参加費、賞金、謝礼などを払っている」。これ以外については調査をするとした。

 

責任の所在:現地のコーディネーターも「番組サイド」とした上で、「現地コーディネーターには責任はなく、放送責任はすべて日本テレビが負う」。出演者の責任も否定。

 

今後の対策:「面白ければいい、ということではない」として、「一般社会の倫理観、価値観」に沿った番組づくりをするように指示をする。また、過去の祭り企画111本のうち、残りのものも社内調査をする。

 

企画の休止期間は「自身を持ってお届けできる体制が整うまで」とした。なお、すでに撮影済みで放送を休止する企画が1本あるという。

 

今回の問題は、8日発売の週刊文春が5月20日に放送されたラオスでの「橋祭り」でのやらせ(でっちあげ)疑惑を報じ、15日の同誌では、昨年2月12日に放送されたタイでの「カリフラワー祭り」もやらせだったと報道。

 

一部ではさらに別のロケでもやらせ疑惑が指摘されており、波紋が収まる様子がない。

 

ラオス政府も対応を協議中

 

日本テレビのバラエティー番組で、「ラオスの祭り」だとして伝えた放送内容について、週刊誌が「やらせ」の疑いがあると報じた問題で、ラオス政府が、今後の対応を協議していることがわかった。

 

ラオス政府関係者は8日、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で、「橋祭り」と紹介されたイベントについて、「ラオスの祭りでも文化でもない」と強く否定したうえで、「本当の祭りを取り上げる企画だと事前に知っていたら、撮影許可は出さなかった」と述べている。

 

そのうえで、ラオス政府内では現在、対応を協議していることを明らかにしている。日本国内にとどまらず、国際間の問題にまで発展する可能性が出て来たのだから、ちょっと、これはもう日本と日本人の信用問題に関わるなぁ。人をバカにするのにも程度問題だ。

 

Sponsored Link
 

まとめ:結論

 

日本テレビ側の過剰なまでの「自己防衛反応」が初期対応を誤らせた。素直に最初から、「やらせ」だったと謝罪し、「祭り番組企画」を中断すれば良かったものを・・・社長会見までして故意性を否定。滑稽の一言に尽きる。

 

語るに落ちるとは、正にこういう状態を言うのだろう。
こんなバラエティ番組に真実ばかり求めて、皆が見ている訳ではあるまい。

 

TVに多少の「やらせ」があることなど視聴者は、とうの昔に分かっている。
それを皆が面白がって見ているのだから、娯楽番組などそれでいいではないか?
TV番組など、そんなものだと思っている。
それをムキになって否定すればするほど、今回の様に社長自ら謝罪会見までしなければならない様な滑稽な場面が出て来てしまう。

 

今回の問題を今後に生かすしかないでしょう。
ガバナンスの問題などと大上段に構える問題とも思えない。しかし、ラオスの方には謝罪の言葉を忘れずにしておいた方が良いでしょう。向こうはバカにされたとしか思っているいはずだから・・・

 

初期対応を間違えると、今回の様に「お祭り企画」だけでなく、イッテQ全体、日本テレビ全体に飛び火してしまう可能性も出て来る。大ごとになってしまうという意味では、良いケースとなったのではないか?

 

業界関係者が心すべきポイントは、初期対応だ!
ここで間違えると、ホント世間に恥をさらけ出すことになる。
すでに11月18日(日)の放送に向けて司会の内村氏が謝罪をしたというニュースが報じられている。

 

11月18日(日)の放送回における番組対応が、今後のキーポイントになるかな?
面白がって、今度のTVを見てみよう。

 

お祭り男の宮川大輔には、SNSで励ましの言葉が殺到しているというのだから世の中捨てたもんじゃない。要するに、いい大人があまり調子に乗り過ぎるな!・・・そんなところでしょうか?

 - 未分類