茹でた後、つるんと一皮剥ける様な爽快感をお届けしたいです。

工藤会の現在は?壊滅作戦から5年目で勢力半減!小倉市民の嘆き節?

 
この記事を書いている人 - WRITER -

特定危険指定暴力団、工藤会の本部事務所を巡り、福岡県内の民間企業が北九州市の仲介で、約1億円で土地を買い取ることで合意したことが分かりました。北九州市小倉北区にある工藤会の本部事務所は、2018年、固定資産税の滞納で市が土地と建物を差し押さえたうえで、事務所の撤去に向けて工藤会側と売却について交渉を進めていました。

Sponsored Link
 

Contents

工藤会の現在は?

売却益を襲撃事件の被害者への賠償にあてる枠組みについても、両者は合意しています。

 

その結果、県内の民間企業が市の仲介で土地を買い取ることで合意に至ったことが、関係者への取材で分かりました。

 

市と工藤会側などが売却の進め方について書面を交わしたあと、正式な契約に至る見通しで、市はこうしたいきさつなどについて、あすにも公表するとみられます。

【北橋健治 市長】

「極めて大事な局面をいま迎えていると、このように思っております」

購入額は1億円あまりとみられ、正式な契約に至れば、工藤会の象徴的な存在だった本部事務所の撤去が実現することになります。

壊滅作戦から5年目で勢力半減!

かつては「鉄の結束」を誇った工藤会。定例会合には大半の幹部が出席し、立ち見が出るほどだったとか。しかし、福岡県警の総力を上げた壊滅作戦の効果はテキメンでその勢力は、今や半減しているらしい。

 

壊滅作戦後も規模を縮小して開いてきたが、売却話の浮上後は、幹部の半数程度しか顔を出さず、執行部が欠席することもあるという。
「以前は幹部が定例会合をボイコットすることも、公然と不満を言うこともあり得なかった」(組関係者)。
野村被告ら幹部が逮捕され内部統制の緩みが顕在化している、とみる向きもある。

 

 

県警は2014年9月、元漁協組合長を射殺した容疑で、野村被告やナンバー2の会長田上不美夫被告(63)=同=を逮捕、今年7月末までに組員延べ341人を摘発。

 

08年に1210人いた組員(準構成員を含む)は、18年末には過去最少の570人(前年同期比40人減)になった。
系列組事務所は15年から今年7月末までに17事務所が撤去されたという。

 

組織は弱体化、資金源の「みかじめ料」の徴収も厳しくなっているとか。
ヤクザも食えなくなれば、ヤクザを辞めざるを得なくなるだろう。

 

ナンバー1、ナンバー2、№3と逮捕され、延べで組員が341人が摘発では・・・もはや組織として存続は不可能に近い。
頭が存在しない組織に堕している。県警は引き続き未解決事件の解明とともに組員の離脱と就労支援に力を注ぐ方針だという。

 

捜査関係者によると、工藤会は野村被告を頂点に会長の田上不美夫被告(63)=殺人罪などで起訴=らが続くピラミッド型の組織。
ナンバー3で理事長菊地敬吾被告(47)=組織犯罪処罰法違反罪などで起訴=ら傘下の有力組長12人で構成する執行部のうち5人が勾留・服役中となっている。

 

今年7月、残る執行部7人のうち2人が役職を辞任。
自らが組長を務める組を立て直すためとみられるが、「弱体化を示す異例な事態」(捜査関係者)と受け止められている。

 

辞任したのは野村被告の先代、溝下秀男前総裁の出身母体で2次団体「極政組」と、その流れをくむ組の2組長。
主力だった野村被告の出身母体「田中組」組員に摘発が集中する中、「塀の外」では存在感の大きい組だけに、組織内部だけではなく捜査関係者もその真意をいぶかっているという。

Sponsored Link
 

小倉市民の嘆き節?

確かに、県警の壊滅作戦が功を奏し、かっては福岡県警OBだった警部まで襲撃したような非常に好戦的な面は影を潜めた。

しかし、小倉市内でスナックなどを営む女性経営者は、工藤会からの「みかじめ料」の要求はなくなったが、決して小倉市内が安全になった訳ではないと言い切る。工藤会の勢力が半減する中で、増えたのが「半グレ集団」だという。

 

要するに一般人と区別がつかない「愚連隊のような連中」が増え、その実数が増大し、かえって物騒になっているのだという。
近くに開店したした店が、まさにそれで「ボッタクリ」のようなことをして荒稼ぎしているらしい。

 

工藤會と関係があることをチラつかせながら飲み屋から上納金を取る半グレが増えまし、3000円のガールズバーとか、若い女のコが客引きするワインバーだとか、たけのこ剥ぎみたいに客からカネを取る店が出てきたらしい。

 

女性経営者のいるビルにも若い人が集まる騒がしいテナントが増えてきて、嫌になっているという。
ある人は、「よその土地の人には想像できないだろうけど、小倉で生まれ育つと、同級生や知り合いに普通にヤクザがいる」と言い切る。

 

それが、厄介ごとがあればやんわり仲介してくれることもあったし、小倉はヤクザと共存してきた街なんだとか。
工藤會組員の姿を見なくなってからは、街の風紀が乱れてきた印象があるという。

 

工藤会の勢力を駆逐したところで、次にやって来るのは「全警察」が総力を上げても壊滅できない「山口組」の菱の紋に変わるだけなのでは?
・・・といぶかしむ向きが多いという。よそ者ヤクザの台頭の方が返って怖いのだ。
 

気の利いた連中は、意地だけを九州に残し、すでに東京に活路を見いだしているのだとか・・・
山口組を何としても壊滅出来ない警察が、工藤会だけを壊滅させても半グレ集団を増やし、菱の代紋に怯えているのが現状らしい。

 

統率の取れない半グレ集団の方が返って恐い時があるし、何よりも山口組を解体出来ないという負い目が警察にはある。
警察とのいたちごっこが終わった訳ではない。

 

小倉市民の嘆き節が聞こえて来そうだ。

この記事を書いている人 - WRITER -

コメントを残す

Copyright© うずらのたまご , 2019 All Rights Reserved.