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田中将大が開幕投手に日本投手最多4度目、5年連続2桁勝利が評価?

 
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【タンパ(米フロリダ州)共同】米大リーグ、ヤンキースのブーン監督は9日、田中将大投手(30)を開幕投手に指名したと発表した。田中がメジャーで開幕戦に先発するのは2年ぶり4度目で、野茂英雄(ドジャースなど)を上回って日本投手では最多となる。開幕戦は本拠地ニューヨークで28日午後1時5分(日本時間29日午前2時5分)に開始予定のオリオールズ戦。

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日本人のメジャー開幕投手

▽野茂英雄(タイガース、ドジャース2度) 2000年、03年、04年

▽松坂大輔(Rソックス) 08年

▽黒田博樹(ドジャース) 09年

▽田中将大(ヤンキース) 15年、16年、17年、19年

▽ダルビッシュ有(レンジャーズ) 17年

 

田中将大は、野茂投手の記録3回を破り4回目となるが、開幕戦は3戦で2敗。

5年連続2桁勝利が評価されたのだろうが、まだ開幕戦で白星はない。

今度こそ白星が望まれる。

 

当初は昨季19勝のL・セベリーノ投手(25)が開幕投手の最有力とされていたが、オープン戦初登板予定だった5日(日本時間6日)のブレーブス戦を右肩の違和感で回避。

 

MRI検査の結果、右肩の炎症で2週間のノースロー調整が決定していた。

 

田中将大(たなか まさひろ)のプロフィール

 ・身長/体重 191cm/99kg

・生年月日 1988年11月1日 (30歳)

・ポジション 投手

・投打 右投右打

・出身地 兵庫県伊丹市

・経歴:東北楽天ゴールデンイーグルス (2007~2013) ニューヨーク・ヤンキース (2014~)

 

学生時代からプロ野球まで常にスポットライトを浴び続けた日本最高のピッチャー。

少年野球時代から地元・兵庫県で一目置かれる存在だった田中は、北海道の駒大苫小牧に進学。早くから頭角をあらわし、2年の夏の甲子園ではチームの連覇に貢献した。

 

そして、翌年の2006年には、ともにエースで“ハンカチ王子”旋風を巻き起こした斎藤祐樹を擁する早稲田実業と決勝で対戦し、敗れはしたものの、その息詰まる投手戦は多くの野球ファンを魅了した。

 

その後、お互いをライバルと認め合う斎藤から“マー君”と呼ばれていたことで、そのニックネームが定着。高校からプロの道を選び、2006年のドラフトで楽天から指名を受けて入団した。名将・野村克也監督のもと、1年目に早くも2ケタ勝利を挙げて新人王を獲得。

 

プロとして一流選手に成長

当時の監督、野村元監督の「マー君、神の子、不思議な子」というセリフにも触発され、猛練習に励み一流選手となった田中将大選手。楽天イーグルスのエースとして活躍。

 

2008年には北京五輪、2009年にはワールド・ベースボール・クラシックと日本代表としてもプレーした。

 

2010年にはシーズン途中で故障したものの、2011年には完全復活し、初の最多勝、最優秀防御率の二冠に輝き、シーズン最優秀投手に与えられる沢村賞を初受賞した。2012年は勝ち星こそ伸び悩んだが、初の最多奪三振のタイトルを獲得。この年、元祖おバカタレントととして活躍していた里田まいと結婚した。

 

2013年は24勝0敗という日本歴代記録を塗り替える神がかり的な大活躍を見せ、球団初となる日本一に大きく貢献した。この記録は、まず簡単に破られるものではないはず。

 

NLB年度別成績

 

2013年ヤンキースへ

2013年オフ、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を表明し、最多優勝を誇る名門ヤンキースと7年総額1億5500万ドル(約155億円:1ドル100円)で契約を結んだ。

 

1年目は5月途中まで無敗を継続するなど前半戦で大活躍を見せ、7月に右ひじ靭帯の部分断裂で戦線離脱するも、13勝をマーク。2015年もケガ再発の不安を抱えながら、2年連続で2ケタ勝利を達成した。

 

2016年はひじの手術明けということもあり開幕前は懐疑的な視線も向けられていたが、終わってみれば14勝、防御率3.07の好成績を残し、エースとしての存在感を見せつけた。

 

日本人初となる3年連続の開幕投手に抜てきされた2017年は5連敗を経験するなど序盤から不安定だったが、プレーオフでは好投を見せて名誉挽回を果たした。オプトアウトの権利は行使せず、2018年も名門ヤンキースの一員として開幕を迎えた。ヤンキース残留で5年連続の2ケタ勝利を達成した。

 

田中将大のMLB5年間の成績

 

田中将大は“偉大”な記録を達成している。デビュー5年連続12勝以上は1950年以降でMLB5人目だという。立派なものだ。

そして、2019年は、また開幕投手に指名された。活躍が期待される。

 

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オプトアウト(Opt Out)の意味

「Opt」は決める、選ぶの意味で、自ら選んで契約を途中で放棄すること。選手は長期契約を望む一方で、契約の際に年俸が固定されてしまうデメリットもある。

 

活躍次第では翌年に大幅な昇給が見込めるため、オプトアウトの条項を盛り込むことで、契約途中で新しい契約を結び直したりFAになることが可能となる。

この条項が認められるのは、超一流選手のみ。

 

近年ではロドリゲス(ヤンキース)が07年に10年契約の7年目終了時点で行使。
新たに10年総額2億7500万ドル(約211億7500万円)で再契約した。
今オフは7年契約の3年目が終了したサバシア(ヤンキース)が行使し5年1億2200万ドル(約93億9400万円)で再契約した。

 

今年も田中投手の活躍が期待される。そのたびに思い出される。日ハムでまだくすぶっている斎藤佑樹投手。
プロ入り8年間で15勝24敗、防御率4.32・・・両者のあまりの差に声がない。

 

12年前の斎藤佑樹とのあの熱戦は何だったのか?今、斎藤投手は背水の陣を敷いてシーズンに臨もうとしている。
何処で、両者はこんなに差がついてしまったのか?どうにも分からない。

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