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真野恵里菜が泣く!主演映画「青の青春」の完成初日舞台挨拶で

 
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女優・真野恵里菜(まの えりな)の主演映画『青の帰り道』が12月7日(金)より公開を迎える。本作で真野は、歌手を目指す女性の夢や希望、葛藤や挫折、憤りなど揺れ動く機微を見事に表現している。2018年は本作を含め4本の劇場映画公開、さらにプライベートでは結婚と公私ともに大きな転換期を迎えた。

 

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撮影中断の事情:事件後

 

昨年8月、映画撮影のために宿泊していた前橋市のホテルで従業員に性的暴行を加えたとして、強姦致傷容疑で逮捕された高畑裕太。翌月に不起訴処分となったものの、芸能界復帰への道のりはまだ遠い。

母親の淳子さんは、息子の社会復帰を願って、外へ連れ出しているようですが、事件が事件だけに、世間の目も厳しいので、なかなか難しいでしょう。仮に芸能界に復帰することがあったとしても 、相当時間がかかると思います」と芸能関係者が語る。

裕太が逮捕されたのは、真野恵里菜主演の映画『青の帰り道』の撮影期間中のこと。事件をきっかけに映画の撮影は中断していたが、今年8月に入り、1年の時を経て、再開された。裕太の代役には、2010年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「理想の恋人賞」を獲得しデビューした、俳優の戸塚純貴が務める。

「決して予算の大きい作品ではなく、お蔵入りという可能性もあったので、撮影再開に関係者は安堵していると思います」製作サイドや俳優陣にとっては、迷惑極まりない事件だったが、撮影が中断していた1年で変わったこともある。

 

「真野さんは『青の帰り道』の撮影が中断している間に、“恋ダンス”がブームとなった新垣結衣主演の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に出演しています。すでにNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』での好演もあって“ブレーク寸前”という状況でしたが、『逃げ恥』出演で知名度を上げたのは事実。もし事件がなくて、『青の帰り道』の撮影が長引いたりしていたら、『逃げ恥』への出演が別の女優に替わっていた可能性だってあったと考えると、不幸中の幸いだったといえるでしょうね」(同)

 

さらに、真野は今年4月のNHK BSプレミアム『この世にたやすい仕事はない』に主演。昨年から今年にかけて、3本のCMにも出演している。

「真野さんの女優としての格は、この1年で確実に上がりました。この状態で満を持しての主演映画『青の帰り道』が完成するというのは、タイミング的にもバッチリ。裕太の事件という不本意な形であれ、作品に対する注目度も高まったことで、プロモーションもしやすくなったのではないでしょうか。作品にとっての状況は、好転したとさえいえると思います」(同)まさに「ピンチはチャンス」といわんばかりの展開。

    

真野が演じる「カナ」

 真野が演じたカナは、東京近郊に住む歌手を夢見る女の子。自身の“才能”を信じつつも、現実はそう甘くない。それでも“夢”を信じて前を向く姿は、真野の心に大きく響いたという。

 

「歌手になりたい、東京に行って夢を叶えたいというのは、私と似ている部分がある」と語ると「これまで役をいただくとき『自分で大丈夫かな』と不安に思うことが多かったのですが、台本を読んだとき『この役は私がやるんだ!』という強い決意が持てた」と真野にとって特別な位置づけの作品になる予感があったという。

真野 恵里菜(まの えりな)の略歴

 

1991年4月11日 :27歳 )は、日本の女優、歌手。元ハロー!プロジェクトメンバー。神奈川県出身。ジャストプロ所属。結婚相手はサッカーの柴崎岳選手。2人ともスペイン在住。

 

東京都内で行われた主演映画「青の帰り道」(藤井道人監督)の初日舞台あいさつに登場。真野さんは、紆余曲折を経て公開初日を迎えた心境を、「この作品は、作品を作ることの大変さを改めて痛感しましたし、主演だったから絶対に作りたいという思いがあった」と涙ぐみながら語った。

 

初日を迎えて感極まった様子の真野さんは、「朝からいろいろ考えていたのですが、まずは本当にうれしいなって思いでいっぱい。この作品がやっとみんなの元に届き始めるという実感がわいてきました」とにっこり。司会から先日の完成披露試写会での涙について聞かれ、「キャスト、スタッフ、各事務所の皆さんが協力してくださり、(戸塚)純貴くんは新たに加わってプレッシャーだったと思うけど、そういうのを見せずについてきてくれてすごくうれしかった。集まったときに出せる力というものを発揮できたと思うので、やりきった感があります」と声を震わせながらも力強く語った。

 

また作品を通じて、「生きるのはつらいっていうのは常に当たり前で、その中で自分がどう乗り越えて成長していくか。起こったことは自分たちでしっかり受け止めてやっていきました。順風満帆にいっているように見えてもそうじゃない人ってたくさんいて、その中で強くなるし優しくなれるというのが作品にすごくあふれている」と実感したと真野さんは話し、「できれば『戻りたい』とか『もしあの時こうだったら』と考えなくて済む人生を歩んでほしいなと思います。これからは私たちが大事にしてきたものを皆さんに見ていただいて、(作品が)大きく羽ばたいていってくれたら」とメッセージを送った。

 

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映画のストリー

映画は、高校時代を共に過ごした7人の若者たちの青春群像劇。東京と群馬県前橋市を舞台に、夢を追って上京した者と地元に残った者の人生が交錯し、未来へ進む姿を描く。

 

出演俳優が逮捕されたことから、撮影が一時中断。

代役に戸塚純貴さんを迎えて完成に至った。

舞台あいさつには、真野さん、戸塚さんのほか、森永悠希さん、秋月三佳さん、冨田佳輔さん、藤井監督も登場した。

 

映画がヒットすることを祈る。

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