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緊急事態条項と緊急事態宣言との違いは何?安倍晋三に憲法改正を語る資格があるのか?

 
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安倍首相が、3日に行われる憲法フォーラムに寄せるビデオメッセージで、現行憲法を改正し【緊急事態条項】を盛り込む必要性を訴えている事が分かりました。緊急事態条項とは何なのか?安倍首相は、新型コロナウイルス感染拡大に触れ、【緊急事態で、国家や国民が果たす役割を、憲法にどう位置付けるかは大切な問題だ】と指摘しているようです。しかし、この男に今、憲法改正を語る資格があるのか。コロナの問題で、一国の宰相としての責任を果たしていると言えるのか、国民は今一度、良く考える必要があると思います。【緊急事態条項】と今、発令されている緊急事態宣言とは、明らかに異なるのです。両者の違いについて解説しました。

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緊急事態条項と緊急事態宣言との違いは何?

緊急事態条項』とは、現行憲法を改正して【緊急事態条項】という一条項を新しく追加し、戦争・内乱・大災害の場合には、国会の関与なしに内閣が法律と同じ効力を持つ政令を出せるようにしようとする安倍晋三と一部の自民党議員が主張する改憲論に盛り込まれた条項です。


改憲論の中で盛り込まれた条項ですが、この緊急事態条項の定義自体が法律によるものと定められているため、その発動要件は極めて曖昧であり、慎重に議論する必要があります。注意が必要です。

 

安倍晋三が4月7日に、発令した『緊急事態宣言』とは、使い方が異なります。両方の意味がまったく違う事を、まず認識する必要があります。こちらは、今年の3月に成立したインフルエンザ特別措置法第32条に基づく緊急措置です。

 

現在、発令されている「緊急事態宣言」は、現行憲法の枠組み内で行われていることで、憲法改正とは何にも関係ありません。しかし、憲法改正論者の中には今の「非常事態宣言」自体が憲法違反の疑いがあるため、現行憲法の中に基本法として盛り込むべきだという主張がなされています。

 

安倍晋三は、これらの主張に基づき、従来の自説を憲法フォーラムの中で、展開するのでしょうが、この男に憲法改正を語る資格があるのか、甚だ疑問です。

安倍晋三に、憲法改正を語る資格があるのか?

結論から言えば、この男にその資格はありません。

まったくおこがましい話です。
この男が首相としての責任を果たしているとは到底思えません。

 

自分が公人としての責任を果たしていないのに、国民にばかり、現行憲法で保障された基本的人権を制限し、憲法を改正してまで不利益・義務・責任を課そうとするのは、またくの筋違いです。狂っているとしか思えません。

 

一般国民が、何を話そうと言論の自由ですが、公人としての首相が現行憲法の不備を論ずるならば、日頃から、自分がどれだけやることをやっているか、努力しているのかを国民に証明する必要があります。

 

新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、彼はどれだけの努力をしたのか。
株価上昇とインバウンド効果のみを頼みとして、中国からの旅行客入国制限が遅れたがために、ここまで感染を拡大させてしまったのではないですか。

 

問題があるのは、特別措置法の不備などではなく、政府自体の対応に問題があるからです。
憲法を改正すれば、防護服は用意できるのですか、医療崩壊を防げるのですか、PCR検査を増やせるのですか、給付金の交付が早められるのですか。マスクはいつ入手できるのですか。

 

自明の理です。良く考えて発言して頂きたい。恥の上塗りですよ。
議論するまでもありません。バカも休み休みにして頂きたい。

 

憲法記念日だからと言って、憲法改正という大それた問題を提起して欲しくありません。
現行の法律の範囲内で、コロナ感染阻止に、自分はどれだけの努力をしたのか、まず、それを証明して見せて頂きたい。

 

その上で、現行の法律・憲法ではどうしようもなかったからと話して頂きたい。
インフルエンザ特別措置法を改正するために、1ヶ月半もの時間を浪費し、対応を遅れさせ、今日の大混乱を招いたのは、他ならぬ貴方ではないのですか?

 

ダラダラと非常事態宣言を延長するだけなら、特別措置法改正の必要もなかったのではないですか?
現行法の中で、出口戦略を示せないのは、なぜなのですか?

 

迅速に先手、先手と打っていれば、ここまで大混乱しなかったのではないですか?
貴方は何も、国民が納得できる説明責任を果たしていません。

 

強権を発動して、外出制限をしても、舵取りを間違えれば、ロシアの様に収集がつかなくなります。
今でさえ、後手後手の政策ばかりで先が見えません。

 

そんな無能な貴方に憲法まで改正させて、これ以上、強権を付与する訳には行きません。
気狂いに刃物です。危なっかしくてどうしようもありません。

 

的外れな政策実行の失敗責任を、すべて国民のせいにして欲しくありません。
させる訳には行きません。だから、貴方はこれ以上、政権の中枢にいてはいけません。

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ツイッターの声・反応

緊急事態条項と緊急事態宣言との違いは何についてのまとめ

憲法改正の必要があると考える人が、意外と多いのには危機感を覚えます。

 

皆さん、騙されているのでは?
憲法が何なのか、分かっていない?

 

コロナ感染阻止は出来ない。
オリンピック景気特需にいつまでしがみつく。

 

緊急事態条項の一文を現行憲法を改正し、盛り込む必要はないと思われます。は運用を間違えると、極めて危険な代物です。戦争・内乱・大災害の場合には、法律に基づかずに現行憲法で保障された国民の権利を制限しようとするのですから、大問題です。

既得権者保護ばかりで、日本にもう発展性はない。
このままでは…いや、もう後進国に堕しているか。

 

憲法記念日に、憲法改正の是非を論ずるとは…民主主義の危機…!?

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