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城山正太郎の経歴とこれ迄の記録!珍事・走り幅跳びで日本記録2度更新!

 
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「陸上・アスリートナイトゲームズ・イン福井」(17日、福井県営陸上競技場)での珍事。

驚異的な日本新が生まれた。男子走り幅跳びで城山正太郎(24=ゼンリン)が追い風1・5メートルの3回目に8メートル40を跳び、優勝した。今季の世界ランキング2位で、16年リオデジャネイロ五輪の優勝記録を上回る衝撃的なジャンプで、一躍20年東京五輪のメダル候補に躍り出た。92年に森長正樹が出した従来の記録8メートル25を橋岡優輝(20=日大)が1回目に7センチ上回った。それを城山がさらに更新。27年間破られなかった日本記録は40分間で2度も塗り替えられた。

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Contents

城山正太郎(しろやま・しょうたろう)の経歴とこれ迄の記録

◆生まれ 1995年(平7)3月6日、北海道函館市生まれ。24歳。
◆競技歴 小学3年、兄光太郎さん(26)の影響で陸上を始める。少年団の函館CRSに加入。


所属選手が紹介された時の挙手の仕方が独特。左足を踏み出し、右手を空に突き上げるように上げる。これ面白い。
世界中に広めて欲しいですなぁ~。

 

当初は短距離だったが100メートルで芽が出ず、高校1年冬に走り幅跳びに転向。

◆経歴 函館南本通小-函館本通中-函館大有斗高-東海大北海道。17年4月ゼンリン入社。
◆主な成績 高校3年時に総体北海道予選で優勝。
大学2年時は世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。
4年時はインカレ優勝。16、18年日本選手権2位。
◆趣味   ボウリング。ベストスコアは257。
◆サイズ  身長178センチ、体重65キロ。
◆血液型  A型。
◆年別ベスト
11年7メートル20
12年7メートル31
13年7メートル54、
14年7メートル83
15年7メートル70、
16年8メートル01
17年7メートル97
18年7メートル98
19年8メートル40。

トップ選手では珍しく、大学は東海大北海道を選んだ。
感覚を優先する指導方針の広川龍太郎監督(48)の下、素質が開花し、4年時に8メートルを突破した。卒業後も母校で後輩と一緒に練習で汗を流す。
冬場は雪が積もり陸上にとっては不利な条件もある。

 

ライバルから「なぜ北海道にいるの?」と聞かれることもある。
だが「今までの方法で順調に伸びてきたから」。
そう自分を貫き、成長してきた。ウエートを重視し、地面を蹴る力が増したという。

先月20日には追い風5・0メートルの参考記録ながら、8メートル32を飛んでいたという。
そのポテンシャルに追い風が安定する好条件が重なれば、驚きの記録が出てもおかしくなかったらしい。
今回、それがドンピシャリとハマった感じ。

16年リオ五輪は、紙一重で逃したとか。代表選考を兼ねた南部記念。
雨の中で標準記録を3センチ上回る8メートル15を跳んだが、つま先がわずかにラインを越えてファウル。
広川監督から「大学4年で五輪に出てたら満足して引退しちゃうぞ」と言われ「そうですね」とボソッとつぶやいたという。

今回の記録は正真正銘の大記録。
次は世界の舞台が、ドーハ選手権の後は、東京五輪が見えて来た。

 

珍事・走幅跳びで日本記録2度更新! ~衝撃的ジャンプが続く

「陸上・アスリートナイトゲームズ・イン福井」(17日、福井県営陸上競技場)
この競技場には“陸上日本記録の女神”が住んでいるのかと噂されている。

 

2年前に桐生祥秀が日本人初の9秒台となる9秒98をマークしたことを記念して、その“9・98スタジアム”で新設された大会。
今度は走り幅跳びで27年ぶりに更新された日本記録が、さらに約30分後には更新されるという“珍事”が起こった。

 

まずは“本命”日本選手権3連覇中の橋岡優輝(20)=日大=が歴史の壁を越えた。
陸上界では男子100メートルで日本記録を樹立したサニブラウン・ハキームと同世代がビッグジャンプを披露。

1本目、しなやかなステップから1・6メートルの絶好の追い風に乗り、美しい放物線を描いて8メートルラインを大きく越えて砂上へ。
約1分後に示された記録は8メートル32。今季世界ランク5位という衝撃ジャンプ!

これまでどうしても届かなかった“師匠”森長正樹コーチが1992年に出した日本記録8メートル25を27年ぶりに大幅に更新し超えてみせた。
ただ、手応えとのギャップがあったのか、一度端正なマスクを緩ませた後、何度も何度も首をかしげていたという。

 

そのもやもやは30分後に的中する。
今大会まで自己ベストが日本歴代19位の8メートル01だった伏兵・城山が、自己記録を39センチ更新する8メートル40をマーク。
「すごすぎてなんとも言えない。まさか40とは」と目を丸くした24歳。

新設大会が開設され、今季世界ランク2位のビッグジャンプで記念すべき第1回大会の優勝を城山選手がかっさらった。
衝撃に次ぐ衝撃ジャンプ!

わずか30分間の日本記録保持者だった橋岡は「(悔しさは)ちょっとどころではない」と苦笑い。
「でも1番最初に超えたのは僕なので」と言い張りつつ「うれしさもある。
走り幅跳びは僕が引っ張ってきた感じがあったが、ここで1回抜かれて、頑張る理由ができた。
国内では絶対に負けないように、切磋琢磨していきたい」と、今後のライバル対決をにらんだ。

城山と橋岡、3位の津波響樹(東洋大)までが東京五輪の参加標準記録(8m22)を突破。凄いハイレベルな争いだった。

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怒涛の日本記録ラッシュ

この日はこのほかにも男子110メートル障害の高山峻野(ゼンリン)が7月下旬に樹立したばかりの自信の日本記録を0秒05塗り替え、13秒25(追い風1.1m)という好記録で快走し、優勝。

 

同じ所属先で走り幅跳びの城山が日本新で優勝。
「励みになって、やってやろうというという気持ちになった」と語る。
抜群の飛び出しでリオ五輪4位相当の好記録を出し「うれしいという思いが爆発した」と。
9月の世界選手権に向けて大きな弾みをつけた形になった。

 

女子100メートル障害では、寺田明日香(パソナグループ:29歳)が13秒00の日本タイ記録と、“日本記録ラッシュ”となっている。

男子100メートルは前日本記録保持者の桐生祥秀(23)=日本生命=が、10秒05で優勝。
男子100メートルで日本人初の「9秒台」を出した会場で2年振りのレースに臨んだ。

 

直前に日本記録が続々と飛び出し「ちょっと花を咲かせたいなと思った」と語る。
ピンがない新型のスパイクを始めて試した中で10秒05の好記録をマーク。
会場の愛称「9.98」スタジアムの由来になった9秒98の自己記録更新とはならなかったが、「ちょっとは盛り上げられたかな」と満足げだった。

 

新設大会で怒とうの日本記録ラッシュが巻き起こった。
男子走り幅跳びなど3種目計4度の日本記録に選手からも驚きの声が漏れていたという。

 

まとめ

最近の若い選手の活躍・抬頭には目を見張るものが多い。
既成概念に囚われず、自由な発想で自己の生まれ故郷やコーチにこだわる所が良いな。

 

城山選手の場合、普通に考えれば、練習場所が北海道でない方が良いに決まっている。
冬場は雪に閉ざされ、練習ができないのだから。

 

そこを敢えて生まれ故郷にこだわり、勝負しているところが小気味が良い。
誰も彼もが東京ばかり、大都市ばかりを目指すのでは面白みがない。

 

自分のやりやすい環境で勝負するのが一番だ。
今回、福井陸上競技場の場合のように記録ラッシュが続けば、ドーハの世界選手権も東京五輪も陸上でメダルが期待できるな。

 

走り幅跳び、障害物走で日本人がメダルを獲得したのは見たことがない。
でも決して、もう夢物語ではないことが実感できる。

 

城山正太郎選手!
細身の体にもう少し、筋力が欲しいなぁ~。
太股は大部逞しくなったようだけど、もう2~3kg筋力かなぁ~。

 

そして、1回目から8mを飛べるようになってほしい。
2回、3回と8メートル越え!世界を狙うには絶対条件だろう。

 

本人が一番自覚しているはずだ。
若さに不可能はない。特に、伸び盛りの時は。

 

城山選手が秋の世界選手権(ドーハ)で同種目日本人初となる入賞を目標に掲げたという。
今から活躍が楽しみになってきた。
自己ベストを一気に39㎝も縮めるなんて、とてもまぐれじゃ出来ませんよ。

 

不断の努力と向上心あっての話です。
でも、あまり期待ばかりかけるとプレシャーになるから、ほどほどにしておこう。

 

伸び伸びと活躍してもらわねば・・・。
オリンピックの呪縛に捕らわれないよう祈っています。

 

城山と橋岡、3位の津波響樹選手!
三つ巴のハイレベルな戦いが楽しみです。
橋岡選手もこのままでは終わりますまい。

 

男子の100mも期待できる。
同世代の選手の抬頭がかってない程凄い。
サニーブラウン、桐生祥秀、小池裕貴(24歳)・・・うーん。頑張れ!ニッポン

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