茹でた後、つるんと一皮剥ける様な爽快感をお届けしたいです。

私は4月1日から会社へ勤務!母の介護は誰が見る?大丈夫か?

2018/06/19
 
この記事を書いている人 - WRITER -

Sponsored Link
 

私は4月1日から不動産関係の会社へ就職した。

嘱託だから正社員ほどの待遇ではない。

 

しかし、アルバイトよりは遥かにましだ!

もう、母の介護だけやってる訳にはいかない。

 

2~3日だが研修もあった。

私にはやっとこれで新生活が始まったという気がした。

 

4月の中旬には妻が母を連れて田舎に行ってくれた。

本当に助かる。

妻には感謝してもしきれない。

 

私が週末の土曜日に車で2人を迎えに行き、荷物を積み自宅に戻って来た。

母は5月に、田舎の妹の家に行くと妻に言ったらしい。

 

妻が「今度は送って行けないよ」言うと、「いいよ。大丈夫だよ。」と答えたらしい。

どれまで頑固で強情なのか、底が知れない。

 

また、「研究して行く気らしい」・・・

呆れる。

ちょっと良くなるともうこれだものなぁ・・・

 

 

新しい仕事は結構忙しく慣れるのに苦労する。

もう、母の事だけに構っていられない状況になって来た。

・この間の1年間はもうあまり記憶にない。

幸いにも母が認知症発症から9ヵ月を過ぎた頃から次第に落ち着いて来ていた。

ディサービスは週3~4回行き出していたし、田舎へも一人で行ける様になった。

 

愚痴っぽいのと二言目には「生きていても仕方がない。」「早くあの世に逝きたい。」との口癖は治らなかったが、1人で田舎に帰れる様になったのは正直驚きだった。

 

母を強制退去させた病院の院長は、母が1人で田舎に来れる様になったのを見て心底驚いたらしい。

一人で歩いていたのを見て信じられなかったそうだ。

 

やぶ医者め!

高齢者に不必要な投薬や治療ばかりして病人をかえって作り出している。

ふざけた奴だ!

 

金の亡者だな。

医者を何年やっても認知症の何たるかも分からない出来損ないだ。

 

 

母の様に急激に発症した認知症は初期に適切に対応すれば劇的に良くなることが有るという実に稀なケースだった。

医者も驚いたぐらいだから・・・

 

しかし、それと引き換えに、私の方は極度の不眠症から鬱状態を発症し、今でも不眠症は完治していない。

何よりもこの状態が新しい仕事に慣れさせることの妨げとなってしまった。

 

毎日のように来るクレーム処理とパソコンのスキルがあまりない私には激しいストレスを感じると共に入金処理ができない焦りから、すっかり仕事に自信を失ってしまった。

 

仕事は落ちこぼれの状態になってしまい・・・休みがちになってしまった。

予期せぬ出来事だった。

 

極度の不眠症で疲れの取れぬまま仕事に出かけていたので、新しいことが良く覚えられない状態になってしまった。

 

それと賃貸物件を現地調査に行くこと自体がかなり体力を消耗することで、不眠症で疲れの取れていない私にはかなりの負担となってのしかかってきた。

 

夏の暑い盛りにはフラフラになって現地にたどり着くのがやっという様な状態になってしまった。

又、冬の寒さも体にこたえた。

 

すべてに渡って仕事を続けるのが困難となってきた。

 

車の運転が苦手な私には急を要する漏水事故などで現地にすぐ駆けつけるということも出来ない。

道も覚えられない。

 

結果、せっかく手にした仕事も3年ほどで退職を余儀なくされた。

これは予想外のショックな出来事で私は完全な鬱病となってしまった。

 

この状態は母の介護から解放される2017年(平成29年)の10月頃まで続いた。

いや、解放された後も正直、3か月間ぐらいはおかしかった。

 

ようやく社会復帰できたのは2018年(平成30年)の1月頃からだ。

今から数えても、まだやっと数か月しか経っていない。

この記事を書いている人 - WRITER -

コメントを残す

Copyright© うずらのたまご , 2018 All Rights Reserved.