藤澤恵麻の現在は?2004年朝ドラ「天花」に主演!女児を出産
2004年のNHK連続テレビ小説「天花(てんか)」でヒロインを務めた女優の藤澤恵麻(35)が今月上旬に第1子の女児を出産したことが10日、分かった。所属事務所によると、交際1年の記念日だった昨年8月21日に結婚した会社員の夫(38)が立ち会う中、東京都内の病院で出産し、母子ともに健康という。
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藤澤恵麻のプロフィール
藤澤 恵麻(ふじさわ えま)
1982年12月26日生まれ(35歳)
日本のファションモデル、女優
香川県高松市出身
セブンス・アヴェニュー所属
元『non-no』『MORE』専属モデル
愛称は、えまちゃん。
上智大学在学中の2001年に『non-no』第32回モデルオーディションでグランプリを受賞し、同誌専属モデルとしてデビューをする。
また、テレビCFにも出演する様になる。
2003年にセブンス・アヴェニュー所属となり、初めて受けたオーディションでNHK連続テレビ小説『天花』のヒロインに応募総数2,367人の中から選ばれ、女優としてもデビューを果たす。
演技経験ゼロのヒロインの起用は数少ない異例中の異例の事態で、当時は大変話題になった。しかし、いざドラマが開始されると、「大根役者」「セリフが棒読み」「発声がだめだ」など、藤澤恵麻の演技には手厳しい意見が多数寄せられたと言う。
セブンス・アヴェニューは、所帯は小さいながらも、「大御所」白川由美、松嶋菜々子、井上真央らを擁する有力事務所で、「事務所の力で勝ち取ったヒロイン」との疑念も噂されたぐらいだった。
『天花』には、今をときめく香川照之や木村佳乃らも出演していたが、平均視聴率は16.2%で、朝ドラスタート以降、当時のワースト視聴率を更新する不振な出来だった。
また、藤澤の演技が超下手で、番組低迷原因の一つとされ、散々酷評された。
やはり、演技経験ゼロからのスタートは前途多難となる例が多い。
今では女優は「開店休業」状態だったらしい。
「マッサン」や「あまちゃん」ブレークの裏で消えて行った朝ドラヒロインたちの共通点は演技経験なし!
2013年度前期の『あまちゃん』(能年玲奈主演)以降、最近のNHK連続テレビ小説(通称、朝ドラ)が元気で人気を呼んでいる。
『あまちゃん』から、14年度後期の『マッサン』(玉山鉄二&シャーロット・ケイト・フォックス主演)まで、平均視聴率は4作連続で20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の大台を超えている。15年度前期の『まれ』(土屋太鳳主演)こそ、平均19.1%に終わったが、もっとも全話平均視聴率が高かったのは、15年下半期の『あさが来た』23.5%、(波瑠主演)。
現在放送中の『半分青い』(永野芽郁)もかなり好調!
全156回中、週平均視聴率が20%を割ったのは4週のみ。
ツイッターなどSNSでの話題性は高く、脚本の北川悦吏子氏の予告ツイートもそのつど盛り上がりを見せ、第7週以降は20%超えをキープし続けている。
ヒロインたちは朝ドラをきっかけに大ブレークした女優もいれば、下降線をたどった女優もおり、まさに悲喜こもごもである。
「ほとんど消えた」といってもいい朝ドラヒロインたちをピックアップしてみると藤澤恵麻もその中の一人だろう。
BS放送WOWOWの連続ドラマ『きんぴか』(中井貴一主演)に、金髪&露出度の高いドレス姿でキャバクラ嬢役を演じていたが、『きんぴか』にはレギュラーではなく、第3話のみの端役での出演だった。
やはり、演技経験ゼロからからのスタートは後が続かない様だ。
最近では朝ドラでも演技経験ゼロからの主演者は見当たらない。
藤澤は朝ドラ後、05年公開の『奇談』に、阿部寛とのW主演で、映画初出演にして初主演の抜擢を受けた。
しかし、その後はこれといった活躍は見られず、二度の米国留学もあって、徐々に忘れ去られた存在になっていた。
元朝ドラヒロインの行く末としては、残念な結果に終わっている。
同様の元・朝ドラヒロインはほかにも多々いる。高野志穂(36)も、ほぼ演技経験なしで、02年度前期の『さくら』のオーディションに合格し、ドラマ自体は、平均23.3%の高視聴率をゲットしたが、高野自身はその後低迷。
連ドラでレギュラーの座をつかんだのは、地上波ではNHKのみで、06年以降は、単発の仕事しかなくなってしまった。
13年6月に、名脇役・北村有起哉と結婚し、14年11月には第1子を出産。
現在は主婦業に専念しているが、そのまま引退になってしまう可能性が高い。
仁科亜季子似の美人女優・原田夏希(31)もまた、ほとんど演技経験がなかったが、04年度後期の『わかば』のオーディションに合格。しかし、作品は平均視聴率は17.0%と低かった。朝ドラ後は、学業を優先させたこともあって、女優としてはパッとせずじまい。
08年にはNHK大河ドラマ『篤姫』に出演する機会に恵まれたが、再浮上はかなわなかった。14年7月、業界大手のオスカー・プロモーションに移籍したことで、仕事は入るようになったのか、今年1月期にはテレビ東京連続ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』にレギュラー出演したものの、存在感はなく、インパクトは残せていない。
アイドル出身の村川絵梨(28)は、上原香代子、田野アサミ、川田由起奈との4人組ユニット「ai☆ai」「なにわキッド」「BOYSTYLE」名義で活動し、歌手デビューも果たしている。
04年に女優業に進出し、同年公開の『ロード88 出会い路、四国へ』で、映画初出演で主演。
05年度後期の『風のハルカ』のオーディションを受け、ヒロインの座を獲得と、村川もまた、女優の道に入ったばかりだった。
平均視聴率は17.5%と、これまたイマイチ。
村川の場合は、アミューズという大手事務所所属とあって、朝ドラ後も、しばらくは連ドラレギュラーなどのオファーが入っていたが、09年あたりから、端役での出演が多くなり、連ドラも単発ばかりと下降線をたどることになる。
昨今は年間を通じ、映画は1本、ドラマは単発で3本、舞台は1本。
仕事はなくはないが、存在感を示すような作品にはめぐり合えなかったようだ。
この4人に共通するのは、演技経験なし、またはほとんどゼロで、オーディションに合格した点だ。やはり実績がない女優が、いきなり朝ドラヒロインに祭り上げられても、実力が伴っていないため、その後苦労をしいられ、やがてほぼ「消えた」状態となっている。
近年のヒロインを見ると、12年度後期『純と愛』の夏菜、『あまちゃん』の能年のように、無名であっても、相応の下積みがあった。『マッサン』のシャーロットも米国では演技経験があり、『まれ』の土屋は『おひさま』(11年度前期)『花子とアン』(14年度前期)と2本の朝ドラに出ている。
『あさが来た』の波瑠は売れていたとはいいがたいが、下積み生活が長かった苦労人である。13年度後期『ごちそうさん』の杏や、『花子とアン』の吉高由里子は、すでに実績十分だったし、次期朝ドラ『とと姉ちゃん』の高畑充希も同様だ。
かつては、素人同然の子をオーディションでヒロインに抜擢することも多かったが、結局、後に鳴かず飛ばずになってしまうのは目に見えている。
ここ数年、ヒロインの選考基準が変わり、それなりの実績がある女優を選ぶようになったのは必然と言えそうだ。
しかし、藤澤の場合はまだ私生活に恵まれているのでいい方だ。
藤澤恵麻が第1女児出産「幸せ感じ涙」
藤澤はサンケイスポーツに直筆サイン入りのコメントを寄せ、ママの指を握る“恵麻ベビー”の写真を公開した。「元気に生まれてきてくれたわが子を胸に抱くと、これ以上ない幸せを感じて涙があふれました」と母になった瞬間をしみじみ振り返っていた。
ようやく会えた最愛の娘に「力強く泣いている姿を見ていると、このかけがえのない命を大切に守り育てていきたいという思いが込み上げてきます。慣れない育児が始まりますが、これからも日々を大事に過ごして参りたいと思っております」と決意表明した。
交際1年の記念日だった昨年8月21日に結婚した夫は、上智大の先輩(38歳)で一般人。錦織圭選手似のイケメンとのこと。出会いから15年をへてゴールイン。“長い春”を実らせたが、待望の子宝は結婚1年目で授かった。
母親となり、演技に余裕や幅が出て来ると良いのだが・・・
女優業は、やはり前途多難な感じがする・・・ほとんど忘れ去られた存在だったし。
引退するか、しないかは本次第だが、主婦業に専念した方が良いような気がするなぁ。