大野美幸:日大チア部女性監督の経歴と顔画像!そのパワハラが酷い
日本大応援リーダー部(競技チアリーディング)の女性監督が女子部員にパワハラをしたと学内の「人権救済機関」に認定されたことが、関係者への取材で判明した。日大のパワハラ体質とガバナンス(組織統治)の欠如が、再び露呈した。ネット、報道の情報から、日大応援リーダー部の女性監督は大野美幸氏だという事が判明している。これらの情報を元に大野美幸氏の経歴をまとめてみた。
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大森美幸監督の経歴と顔画像:部員へのパワハラはどんなものだったのか?
引用:日本大学HP
名前 | 大野美幸 |
年齢 | 30代 |
肩書 | 日本大学応援リーダー部 監督 (8/9付で解任) |
出身大学 | 日本大学 |
日本大学のHPなどに顔画像も掲載されていたようである。
2011年までは同チア部に選手として所属していて、2015年から監督に就任。日大チア部はDIPPERS(ディッパーズ)の愛称で親しまれ、2002年に創設された。過去10年間での日本選手権での最高順位は4位。
大野美幸氏のこれまでの経歴や出身高校は、ネットや報道で既に明らかになっている。
〇出身高校は日本大学習志野高等学校
〇日大チア部 指導前:日大習志野高校のチア部(VENUS)で演技指導の顧問。
同高校では教鞭まで執っていたそうである。
日本大学習志野高等学校は女子チアリーディング部の強豪校と言われている。チアリーディングの競技者としてはエリート街道を歩んできたようである。
同時に、高校、大学、卒業後、経歴的にも日本大学と共に歩んできたとも言える。
競技チアリーディングは組み体操のような「スタンツ」や宙返りなどの「タンブリング」といった技で演技を構成し、難易度や正確性などで競う団体の採点競技である。
その日大応援リーダー部(競技チアリーディング)を日本選手権で3位に引き上げる事を目標に、大野美幸氏は指揮を奮っていたようである。その結果が、今回の「行き過ぎた指導?」となったのか?
いや、これはもう完全に「指導の域」の度を超してしまっている。
「完全なパワハラ!」「理不尽ないじめ」である。
女子部員らによると2月5日、全部員の前でこの部員を名指しし、「大雪の日に事務員に頼んで練習をなくそうとした」と事実でないことで激しく叱責したらしい。
関係者はその様子を「公開処刑みたいだった」と家族に説明したらしい。
実際には雪の中を、キャンパスから離れた練習場に向かおうとした部員を事務員が心配し、監督に練習の有無を確認しただけだったという。
この前後にも、部員が強豪である出身高校のジャージーをはいていたことを見とがめ「学校の恥!今すぐ脱げ!」と怒ったほか、怪我からの復帰が遅れているのをうそだと疑い、大会に無理やり出場させようとしたこともあったという。
この女性部員は、他の部員からも「ちゃんと反省してる?」と責められ、過呼吸になると「演技でしょう?」などと言われたらしい。
女子部員は自殺まで考え、部に連れ戻される恐怖から家にもいられなくなったという。
大学に通えなくなると、監督が周囲に「逃げた」と言い、指導に問題はなかったと語っていたらしい。「学校の恥」「ずる賢いバカ」などと暴言を次々と浴びせられた女子部員は保体審に救いと解決を求めた。
保健体育審議会(保体審)に解決を求めたが、結局対応しなかった
部員は精神的に追い詰められて「適応障害」と診断されたらしい。
高い身体能力が求められるチア部には到底所属出来なくなってしまった。
保体審は、運動部を統括し、アメリカンフットボール部の「内田正人前監督」が当時の事務局長だった。女子部員側は保体審に解決を求め、女性監督との仲裁を訴えたが、結局は対応しなかったという。
あの内田正人前監督が事務局長では、アメフット部「悪質タックル事件」の問題で、自分の保身に汲々としていた時期であり、女子部員の訴えになど耳を傾ける余裕さえなかったと容易に推察できる。
当初は応じる姿勢を示したものの「監督と直接話してください」などと突き放し態度を変えたため、女子部員は、3月に人権救済機関に相談したらしい。関係者によると、具体的内容は公表していないが、調査をして監督の言動がパワハラに当たると認定したという。
5月に起きたアメフット部の問題で日大は、その後の対応のまずさが散々批判されたが、その間にチアリーディングの問題も解決されていなかった。後に、女性監督は7月に女子部員に謝罪したとのことだが、女子部員は監督との面談後に、又体調を崩してしまったらしい。
学校当局の対応のまずさと言い、まるで「いじめ」にも似たこの「パワハラ」体質は根が深い。
体育会系全体が、常にこんな状態にあるのではないだろうか?
監督の恣意的判断と理不尽なヒステリック言動に部員は怯え、委縮してしまう。
こういう監督を放置し、事が公にまるまで、まるで解決しようとしない。
いや、公になっても、その解決策が世間の常識とかけ離れている。
大学当局に、自浄能力が全くないと言っても、差し支えないのではないか?
日大のパワハラ体質とカバナンスの欠如は改善されず仕舞い
毎日新聞は9日、日大企画広報部に日大の対応の問題点に回答を求めたが「事象の有無を含めてお答えできない」と日大は全く応じていない。
女性監督は女子部員に謝罪はしたものの、監督に「退任」の他にどんな処分が行われたか、は分かっていない。
結局、他には何の処分も行われず、9日付で「退任」させるだけで普通に指導を続けさせていた。
今後は、ほとぼりがさめるまで放っておくつもりではないか?
アメフット部の問題では、日大が設置した「第三者委員会」が7月末、悪質タックルを指示した内田前監督=懲戒解雇処分=の指導を「独裁」「パワハラ」と批判している。
部活動を監督すべき保体審の事務局長を内田前監督が務めていたことが独裁を許し、ガバナンスが機能しなくなったと指摘されている。
日大応援リーダー部(競技チアリーディング)は02年創部で、過去10年の日本選手権最高順位は4位(大学部門)に留まっている。
こんな指導体制では、今後も三位入賞など到底望めまい。
こんな状態がいつまで続くのか?日大当局に「恥を知れ」と言いたい。
結論:日大当局に自浄能力の欠如!
やはりあったか。またか!・・・という感じである。
日大の体育会系の「パワハラ体質、ガバナンス統治の欠如」と言った問題は男女の区別なく行われ、そして大学の関係各機関が全く機能していないことが再び露呈された。
さすがに、8月10日(金)の毎日新聞の記事には、『保体審が9日付で監督を「解任した」と発表した』と掲載されている。
理由については、「学生の指導に支障を来すことが懸念されると判断した」と説明されているだけである。
しかも日大企画広報部名で報道関係者にメールで「解任発表」を送付しただけである。
記者会見など鼻から念頭に置いていない。
日大の知名度がこんな問題で、ネットや報道機関誌上にも載り、大学の知的レベルが、また下がった感を受ける。
上部組織が全く機能・対応せず!
指導者のパワハラと組織の不誠実な対応が、またも学生からスポーツでの夢を奪った。日本大応援リーダー部の監督からパワハラを受けた女子部員は、結局自分の誇りだったチアリーダーの世界から去らざるを得なくなった。
こんな状態で日大の自浄能力が回復されるのか?
女子部員は、同部が所属する日本チアリーディング協会に監督の処分を求めている。実際、日大は監督を辞任させただけで「能事足れり」としている。
一体、これで良いのか?
女子部員の家族は、9日報道機関向けに思いをまとめた文書を代理人弁護士を通じて公表している。
監督や大学が問題解決に動かなかったこと、保体審も監督を口頭注意する程度で、職員からは「部の事は監督に一任している」「日大としてできる事は全てやった」とまで言われたらしい。
監督との面談や場所の提供を求めると「そんな場所はない」と断られたことも明らかにした。
監督や大学当局は、女子部員やその家族から少なくとも民事訴訟を起こされてもおかしくない事例だ!
適応障害の程度が酷ければ、監督の「名誉棄損罪」や「傷害罪」が問われても何ら不思議はない!
そうなれば、今度は日大OBの弁護士軍団が、女子部員とその家族を潰しにかかるのか? 救われないなぁ・・・日大よ!罪深いぞ!