嵐が電撃的な活動休止を発表した直後、ツイッターのトレンドワードでは「活動休止」が世界1位に急浮上したとか。松本潤ファンの40代女性会社員は「明日会社休みたい。倒れそう」と激しく動揺。インターネット上には「涙腺崩壊」「ウソでしょ?」などとショックが広がった。中国語、韓国語、英語、タイ語など、アジア圏や英語圏の言語でも活動休止に触れる投稿が相次いでおり、世界中のファンに衝撃が走った形だ。
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その一方で、活動休止に入る20年12月まで約2年残っており「あと2年全力で応援する」という前向きなファンも多い。
熱烈な支持を追い風に、人気絶頂の5人が今後2年で稼ぎ出す金額は桁違いなものになりそうだ。
現在、開催中の5大ドームツアーは年末まで残り32公演で152万人の動員を見込む。来年はもっと増加することだろう。
1枚9000~9500円のチケット収入だけで約140億円になる計算だ。さらにグッズ販売も「20周年記念だけでなく“見納めツアー”の性質が加わったことで、グッズの平均購入費は相当上がるはずだ」と興行関係者は指摘する。
さらに、1人4000円の年会費で加入できるファンクラブの会員は200万人とも言われており、合計額は年約100億円。
活動休止を受けて、CD、DVDなど音楽ソフトの総売り上げは2010年に記録した年間171億円を遥かに上回る可能性が高い。
テレビ、CMの出演収入は国内トップクラスだ。引退発表から1年で300億円以上を稼ぎ出した安室奈美恵さん(41)を引き合いに、関係者は「人気絶頂や活動休止まで2年の期間があることを考えれば、1000億円以上を稼ぐかもしれない」と推測しているらしい。
(1)音楽セールス:2017年まで音楽、映像作品の総合売り上げ5年連続1位。自己最高は10年の約171億6000万円。シングル1位通算獲得数52作は歴代最多。今年、来年はこの記録を軽く塗り替えるだろう。
(2)ライブ:改修前の国立競技場で13年まで6年連続で単独公演を開催。15年に単独公演総動員数1000万人に達した。デビュー17年目での大台突破は史上最速。開催中の5大ドームツアーは全50公演で総動員は日本最大規模の237万5000人を見込んでいる。
(3) 紅白歌合戦の影響:09年の初出場から昨年まで10回出場。白組トリを3回務めた。グループとして10年から白組司会を5年連続担当。16~18年まで相葉、二宮、櫻井が単独で各年の司会に起用されてきた。19~20年はグループ全員が、また起用され人気が加速されることだろう。
(4) 好きなアーティストランキング:「音楽ファン2万人が選ぶ・好きなアーティストランキング」(オリコン調べ)で、10~16年に7年連続で総合1位を獲得。17年には3位となるが、18年に1位に返り咲き、史上最多の通算8度目となった。来年も1位は、まず間違いないだろう。
これらの経済効果が測り知れない。
単純に計算して、1000億円以上は稼ぎ出すだろうと見込まれている。
タレントはテレビCMで1本あたり幾らぐらいのギャラを稼ぐのか。「週刊文春」(10月16日号)が大手広告代理店の「CM契約料データ」をスッパ抜いている。
男性トップは「嵐」と「SMAP」で1億2000万円。そのSMAPも今はもう解散していないから、嵐が断トツの1位だ。『単品』なら4500~5000万円は軽く下らないらしい。
出演本数が一番多かったのは相葉雅紀(23本)、次が松潤(21本)という結果。
個人的なイメージでは櫻井翔が多そうと思っていたが、これはアフラックのイメージかも。
相葉の本数が多いのは、食品業界のCMの多さによるもの。食品のCMは「嵐」で共通して多いので相葉だけの特徴ではないが、親しみやすさが影響しているらしい。
嵐がCM出演している日本航空(JAL)は、2010年から「JAL嵐JET」が就航するなど、長らくCMキャラクターに起用されてきた。
契約は年度ごとに更新される単年契約であり、2019年度以降の契約に関しては、今後の対応になるという。
JALは「今まで大変お世話になってきましたので、弊社としましては2020年の東京オリンピンク・パラリンピックまでご一緒させていただければと考えております」と語っている。
JALは、東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルエアラインパートナーで、2020年に向けて「Fly for it!一緒なら、もっと飛べる。」とのコミュニケーションスローガンとともに、嵐を起用したCMを昨年9月から放送している。
後2年!嵐フィーバーは当分続く。搭乗員数も当然増大することだろう。こうした休止までの経済効果は測り知れない。まぁ、1000億円以上は軽く達成するでしょう。凄いの一言に尽きる!