21日、日本女性にふさわしい心と健康的な美しさを競う「第51回ミス日本コンテスト2019」が、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれ、東大2年の度會(わたらい)亜衣子さん(21)がグランプリに輝いた。
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本 名:度會 亜衣子さん
生年月日:1997年(平9)11月26日生まれ(21歳)
出 身:愛知県岡崎市出身。
愛知県立岡崎高校卒業後、東大前期教養学部理科3類に入学。
大学に入学してからさまざまなことに挑戦。高校まで運動が不得意ながら水泳部に入り、大会で400メートルを完泳。外国語も仏語をゼロから学び仏検2級に合格するなど、一回り成長したのを実感。現在は医師を志して勉学に励んでいる。
仏検2級を持ち、フランスに留学した経験もあり。
趣 味:水泳と美術館巡り
特 技:フルート演奏
身 長:1m66㎝、B80・W56・H82
血液型:A型
グランプリで名前を呼ばれた瞬間、両手で顔を覆い、目には涙があふれた。直前にミススポーツを受賞していたため「ダブル受賞は全く頭になかった。驚きすぎて、喜びがかなり遅れてやってきました」と声を弾ませた。
グランプリに名前を呼ばれ、「このような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。このような賞をいただけるとは夢にも思っていませんでした」と感無量の感。
「会場に来てくれている母、実家にいる父、兄、家族に伝えたいです」とし、「ミス日本の名に恥じぬよう精進してまいります。精一杯がんばります」と力強く語った。今年新設された「ミススポーツ」とのW受賞となり、2020年の東京五輪に向けての活動での活躍も期待されている。
ミス日本(ミスにっぽん、Miss Nippon ミスにほん、Miss Japan)は、1950年(昭和25年)に始まり、中断を経て1967年(昭和42年)の復活後は美容研究団体の和田研究所によって毎年開催されている、日本のミス・コンテストである。
概 要
第二次世界大戦敗戦後の日本に対する救援活動「ララ物資」への感謝と日米の友好親善を行う女性親善大使の選出を目的に、読売新聞社と、当時業務提携関係にあった中部日本新聞社・西日本新聞社のブロック紙3社が共催で、1950年(昭和25年)に創設された。
第一回は、後に昭和時代の日本を代表する映画女優の一人となった『山本富士子』が受賞者となった。
一時の中断を経て、1967年(昭和42年)からは、和田静郎が主宰した美容研究団体・和田研究所(旧 和田牛乳)を主催団体として再開、今日に至っている。
応募資格
日本国籍を持つ17歳から26歳までの出産経験のない未婚の女性。身長155cm以上
現在の表彰項目
ミス日本コンテストにおける準ミス日本とは、複数選ばれるミス日本に次ぐ賞として取り扱われている。つまり、ミス日本グランプリ>ミス日本各賞>準ミス日本、という序列である。
ミス日本入賞者に贈られるたすき(1973年のグランプリ受賞・長谷川みつ美に贈呈されたものをレプリカで再現した物)
東大からは4人目のグランプリ受賞。
第30回1998年 和田淑子 受賞時東京大学在学中:他の3名を調査したが、不明でした(判明次第、追記します。)
度會さんは、前期教養学部理科3類で脳神経などについて学ぶ医師の卵で「日本人としての美しい心を学び、最先端の研究などで医療に貢献したい」と笑顔で語った。
芸能界には興味ないそうで、父親は医師であり、同じように「医学の道に進みたい」との夢・希望を語っている。才色兼備なのに、ちょっと惜しいなぁ・・・
注目を集めたのはファイナリストの中に現役東大生が2人もいたこと。愛知県出身の東大教養学部理科3類2年、度會亜衣子さん(21)と千葉県出身の同理科3類1年、高橋梨子さん(20)で、ファイナリストに東大生が複数エントリーするのは「過去に例がない」(事務局)という。
昨年1月に開催された「第50回ミス日本コンテスト2018」では、東大理科2類1年に在籍していた岡部七子さん(当時18歳)が「2018ミス日本ミス着物」に輝き、2015年度準ミス日本の秋山果穂さんも東大医学部の3年生(当時22)だった。時ならぬ東大ラッシュが起きているミス日本。なぜ東大女子はミス日本を目指すのか。
国内最難関偏差値の東大理3類を突破した度會さんと高橋さんに話を聞いた。
お披露目会見のスピーチで度會さんは「大学に入学して息継ぎもできないのに水泳部に入り大会では400メートルを完泳しました。またフランス語をゼロから学び留学を経験し外国語で人々と交流する喜びを知りました」とほがらかにあいさつ。高橋さんも「いろいろなものに挑戦しすぎて(ジャズダンス)サークルの先輩に迷惑をかけています」とお茶目に自己紹介した。
2人とも将来の目標は医師だが、“美”と医学はどう関連するのだろうか。
高橋さんが「医学は人の健康にかかわるので美もまず健康でないと生まれないもの。医学は人の生活すべてを支えているものかなと思います」と思いを明かす。
度會さんも「見た目だけではなく心も健やかでないといけない。健やかではない人から苦しみを取り除くことで心身に美を取り戻す。そんな医学を志しています」と将来の目標を熱く語った。
ミス日本「水の天使」「ミス着物」は谷桃子さん(22=慶大法学部4年)、ミス日本「みどりの女神」には元宝塚の男役・藤本麗華さん(26=ダンス講師)。ミス日本「海の日」には度會さんの後輩でもある高橋梨子さん(20=東大前期教養学部理科3類1年)、準ミス日本には西尾菜々美さん(21=青学大総合文化政策学部3年)がそれぞれ選ばれた。
女優の山本富士子(86)藤原紀香(46)らを輩出した伝統ある「ミス日本コンテスト」。藤原紀香は、第24回1992年度に受賞、現在は女優・タレントとして活躍している。
今回の応募者は2354人で、決定コンテストには全国4地区から選ばれた13人が参加。
水着審査、ドレスなどに加え、自己PR、質疑応答などを経て、「利他の心で行動する健康美人」をテーマにミス日本にふさわしい女性が選出された。
度會さんはこの日の審査のため、昨年8月の東日本予選を通過した後から毎日、野菜中心の食生活を心がけ、1人暮らしで自炊を続けた。その結果、体脂肪率は4%下がり「自信を持って水着で人前に立てるようになった」と胸を張った。
持ち前の頭脳で、審査員からの質問に即座に答えを返したことも高評価につながった。審査委員長の酒井政利氏は「知的な受け答えの中に力強さがあった。品性が漂う日本人の美しさを体現していた」と絶賛した。
医師の父に憧れて同じ道を歩むため東大理3に進学。順調な人生を歩んでいる中でも、医師という高い壁に対して「“このままで大丈夫か”という不安があった」。そんな時に友人に勧められたのがミス日本だった。
ファイナリストが行うさまざまな分野の勉強会に興味を持ち「背中を押してもらえるんじゃないか」と挑戦、最高の結果が出た。「そのまま進んで良いんだよと言われた気がします」と笑顔を見せた。
現在は生物の体の構造を学ぶ「組織学」、体内で起きる現象を学ぶ「生化学」などに取り組んでおり、平日は午前8時30分から、遅い日は午後9時まで学校に残って勉強している。
脳に関する神経病理学に興味を持っており、将来は「最先端の研究で、医療に貢献する医学者になりたい」と話した。
4月からは3年生になり、より多忙さを増す中で、グランプリとしての活動も行うことになる。「医学者への道も活動で得られる経験も捨てがたい。なんとか両立して一年間務めます」と力強く語った。
1年間などと言わずに、来年の東京五輪まで活躍を期待したいが、そうも行かないか?医師になるには、日々研鑽を積まないとダメだし将来への夢や希望が捨て難いものなのだろう!?
天は「二物を与えず」と言うが、これは真っ赤な嘘だな。
時として人によっては二物も、三物も与えられる。
非常に不公平に出来ている・・・でも嘆いていても何も始まらない。
才色兼備!・・・そして、当の本人は人一倍努力している。
世の中の女性たち、不公平を嘆いても、何も始まらない。
努力するしかない。
そして、男はもっと頑張らないと、こういう女性たちからまるで相手にされなくなるだろう。
やはり、「努力に勝る天才なし」と言ったところか!?
才能だけではない。
環境だけで恵まれる訳でもないらしい。
分かっている。でも、出来れば才能にも環境にも恵まれたいな。
努力もするけど・・・。