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井上尚弥、次戦はいつ?相手は誰に?今回は初回70秒でKO勝ち!

 

プロボクシング主要団体の王者らが参戦して各階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズWBSS」が10月7日、横浜アリーナで開幕。バンタム級トーナメント1回戦でWBA世界同級王者の井上尚弥(25=大橋)が、元WBAスーパー王者でWBA同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)を初回1分10秒のKOで下し、準決勝進出を決めた。また、WBA世界同級王座の初防衛にも成功した。井上尚の通算戦績は17勝15KO無敗。

 

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井上尚弥の次の試合はいつ?相手は誰に?

 

これでWBSSトーナメントで優勝すれば、真のバンタム級チャンピオンと呼べる。

次戦は、2018年10月20日(土)にアメリカフロリダ州オーランドのCFEアリーナで行われる、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス選手VSジェイソン・モロニー選手WBA2位の試合結果で対戦相手が決まるが、ロドリゲス選手が勝のではというのが大方の予想のようだ。

井上選手もロドリゲス選手との対戦を望んでいるようだ。

2018年5月25日(金)に開催されたWBA世界バンタム級タイトルマッチでジェイミー・マクドネル選手を倒し、3階級制覇を成し遂げた井上選手。

 

世界戦7連続KO勝利で界最強のバンタム級の王者を名乗れる日が現実のものとなる。

 

今まで、WBA・ WBO・ IBF・ WBOなど団体乱立の中で、4人も世界チャンピオンがいたことになっていた。真の世界最強のチャンピオンを名乗れるのは、もう真近かだ!

 

井上選手の準決勝2019
決勝は2019年のらしい。
長い・・・待ちどうしなぁ・・・

 

ワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)とは?

Comosaが主催する、プロボクシングのトーナメント戦。
このWBSSトーナメント開催にあたって手を結んでいるのが、リチャード・シェーファー氏(Richard Schaefer)とカール・ザウアーランド氏(Kalle Sauerland )という大物プロモーターの2人。米独のプロモーターが企画した一大賞金争奪戦だ。

 

この2人がComosa AGバナーという名の合弁会社のもとでタッグを組み開催にこぎつけたわけである。
ちなみに、リチャード・シェーファー氏は、スイスのプロボクシングのプロモーターである。

 

優勝者には、伝説の世界ヘビー級王者の名を冠したモハメド・アリ杯」トロフィー賞金が授与される。
参加資格はWBA、WBC、IBF、WBOのいずれかの世界王者、または、世界ランキング15位以内のもの。

 

第1シーズンは2017年9月に始まり、クルーザーとスーパーミドルで開催され、2018年9月までに終了した。
優勝賞金は1000万米ドルで、2階級合わせて賞金総額5000万米ドルの大会であった。

 

クルーザー級、スーパーミドル級の各8選手がトーナメントを行い、優勝者には上記の「モハメド・アリ・トロフィー」が贈呈される。

 

ちなみに、去年2017年開催のWBSSシーズン1」は、スーパーミドル級でこの優勝者はまだ決まっておらず、決勝戦は今年中に開催の予定。

 

 

井上尚弥が日本選手世界戦歴代最速KO勝利!

 

「バンタム級最強」を決めるトーナメントの初陣で圧巻の勝利を収めた。初回、開始からわずか70秒での衝撃的なKO勝ち!ンスター(怪物)がやってのけた。井上の強さと速さが凝縮された、ほんの一瞬のボクシング劇であった。

 

7日、横浜アリーナで開催された世界ボクシング協会(WBA)
バンタム級王者の井上尚弥が、同級4位で元王者のファンカルロス・パヤノに1回1分10秒KO勝ちし、初防衛に成功した。他団体の8選手で争うWBSSの1回戦を兼ねており、井上はこれで準決勝に駒を進めた。

 

右ストレート一発で、元王者を「秒殺」した井上尚にインターネット上には「まじでえぐすぎ!」「あっという間に終わっちゃった」「強すぎる!」「震えが止まらん」と驚きの声が続出した。

 

勝負を決めたコンビネーションは、綿密に計算し尽されていた。ガードの内側から、えぐる様に打った左ジャブで死角を作り、右ストレートを顔面へ!まともに食らったパヤノは大の字に倒れ、勝負は一瞬で決まった。

 

WBSSは6日、公式サイトで、1回戦のカードしか決まっていなかったバンタム級トーナメントなど「シーズン2」の組み合わせを発表した。

井上は、次に20日に米フロリダ州オーランドで行われるIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)―同級3位ジェイソン・モロニー(27=オーストラリア)の勝者と、準決勝で対戦予定。

今年2018年開催のWBSS「シーズン2」は、バンタム級スーパーライト級クルーザー級の3階級で行われる予定。

                 まともに右ストレートが入って、バヤノ選手は大の字に!

この日はフジテレビが生中継。午後8時から同9時54分の枠を取り、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ「拳四朗×メリンド」とともに伝えた。

井上が同9時22分頃に早々と1回KO。リング上で井上の勝利インタビューが終わったのは同9時34分頃で、放送時間は約20分余った。その後、井上のKOシーンが何度もリプレイされるしかないTV中継となってしまった。

番組は午後10時24分までの最大延長で備えていたが、まったくの杞憂に終わった。
午後9時44分頃には、井上がMCの三宅正治アナウンサー(55)中村アン(31)、ゲストの香川照之(52)がいるブースに登場。衝撃の一戦を振り返り、井上は準決勝への展望を語っている。

 

今までの日本選手世界戦、最短KO勝利は?

 

今までは、1992年4月にWBAスーパーライト級で平仲明信が、プエルトリコ選手に勝った1分32秒だった。

井上は、それを上回り最短のKO勝利で  WBSSの初陣を飾った。

 

井上尚弥にとってWBSSは、待ちに待った舞台であった。

スーパーフライ級で7度防衛を重ねたものの、「もっとピリピリする様な試合をしたかった。」と語っている。

 

同級での3年間は、他団体王者との王者統一戦が実現せず、消化不良の日々を送っていた。
WBSSは、熱望していた強豪との対戦を実現できる舞台であった。

 

世界的にも注目された一戦で圧倒的な存在感を示し、「世界にも自分をアピールできた」と喜びを語っている。
怪物」は日本選手にとって未踏の頂を目指し、最高のスタートを切った。

 

井上選手のワンツーで仰向けに沈んだパヤノ選手は全く起き上がれずそのままKOとなったが、試合終了直後、パヤノ選手鼻からは大量の出血井上選手のストレートの威力の凄まじさを物語っていた。

 

恐らく、大方の予想を遥かに上回る最速のKO勝利であったが、これを見て今まで以上に各選手に警戒されることになるだろう。

 

元WBAライトフライ級王者の具志堅用高を抜き、日本選手単独最長!
世界戦通算11度目のKO勝利は、元WBAスーパーフェザー級王者の内山高志を超えて単独最多になった。日本記録を二つも塗り替えた。

yamazaki5632