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ロックバンド・津野米咲が急逝!又もウェルテル効果による自殺か?遺書やお別れ会は?

 
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年代が離れているので、「赤い公園」というロックバンドを知らないし、津野米咲(つの まいさ:29歳)というギタリストの名前(第一、名前が読めなかった)も顔も知りませんでした。しかし、ニュースで訃報に接したとき、瞬間的に思ったのは「あ、これも自殺だ!ウェルテル効果って奴か?」でした。俳優の三浦春馬氏から始まり、竹内結子氏まで、これで何人が亡くなられたのか…?世の中、確実に壊れて行っているなぁ~!と感じ入った次第です。衝動的な死への願望…?

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ロックバンド・津野米咲が急逝!又もウェルテル効果による自殺?

こういう訃報が出た時ですが、病気がちの人が自宅で亡くなった場合など、まず家族や関係者が警察を呼ぶ訳がありませんよね。(左から2人目)

見た目には健康そうで、死ぬはずがない人が突然死する。それが不審死なので、事件性が疑われ警察が呼ばれる訳なんですね。そして、以下のような発表がなされます。

関係者によると、18日午前9時ごろ、東京・杉並区の住宅でぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたという。警視庁は現場の状況などから自殺とみているという。

いくらコロナ禍で、テレビやライブの機会が減っているとはいえ、新曲を出し、そのたびに「あふれんばかりの才能」と話題になってきた女性が、いきなり自殺などする訳がありません。通常はそうなのですが…。周りの人には決して分からない何かが…何気ない「死への願望」なのか。

赤い公園」は4人組女性ロックバンドグループ。津野さんはギターや作詞・作曲を担当する中心メンバーでSMAPの「JOY」など他アーティストへの楽曲提供も行い、NHKのラジオ番組にも出演。今月11日放送のテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」にもゲスト出演。「J―POP」の名盤アルバムについて、様々に語っていた。

ウェルテル効果」で亡くなったのでは?…としか思えないのです。でなければ、突然自殺する人達に共通して言えるのは、仕事に対して「真摯」に向かい過ぎている、ということですかね。

 

息抜きが上手くできない「生真面目」というか、本来、不器用な性格なんでしょうね。それを努力で切り開いてきて成功した人ほど、危ない…のかと。言い方は悪いですが、どこかチャランポランな性格の方が助かるかと、とことん考えないから…。

 

考えても、結論が容易に出ないような例えば「人生の生き方」などについては、深く悩まないこと、どこかで突き放して諦める…「そのうち、答えが見つかるさ」ぐらいの鷹揚さが必要のでは…?と言っても何の慰めにもならないのは良く分かっていますが…。

 

常人には分からないどこかで、彼女は深く傷ついていたとか…。まじめな性格であればあるほど、自殺の動機は不可解のようです。それこそ、千差万別なのですから…。繊細な人の場合ほど分からない。

 

以前から、彼女に自殺願望があったとすれば、一体、それはどこから由来するものなのか。逆に真実を報道した方が良いのでは…?とさえ思ってしまいます。でないと、この負の連鎖はなくならないかと…。病気であったのなら、故人のプライバシーの問題もあるでしょうが、どこかで許される範囲で、正しく報じた方が自殺の連鎖を防げる気がしています。

ウェルテル効果とは…

マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増える事象を指し、これを実証した社会学者により命名されたもので、特に若年層が影響を受けやすいとされています。

 

「ウェルテル」は、ゲーテ著の『若きウェルテルの悩み』(1774年)に由来するもので、主人公・ウェルテルは最終的に自殺をしてしまいますが、これに影響された若者達が彼と同じ方法で自殺した事象を起源とするものです。

 

知名度や人気の高い人―芸能人やスポーツ選手―が自殺すると連鎖的に自殺が増える現象は、連鎖自殺・誘発自殺・ドミノ自殺とも別名呼ばれます。

 

「ウェルテル効果」は、ただ後追いをするだけでなく、その事例自体を模倣する点が特徴であるとされますから、あまり詳しくどういう方法で自殺したのか、などとは報道すべきではないのでしょうね。だから、本当はこの記事自体、掲載するのが良くないのかも知れません。

 

しかし、沈黙しているだけではこういう不幸な事象が頻発することを防げないと思うのです。何かしら、社会的な手立てを考えださないと、これからも頻発する危険性があるかと…。いや、統計的には、既に若い女性の自殺が増えていると聞いています。

 

●注意点~メディアが自殺報道をする時…してはならないこと

  • 遺体や遺書の写真を掲載する。
  • 自殺方法を詳しく報道する。
  • 単純化した原因を報道する。
  • 自殺を美化したりセンセーショナルに報道する。
  • 宗教的・文化的な固定観念を当てはめる。
  • 自殺を非難する。

以上が報道する時の注意点ですが、いくら隠してもこういう事象は敏感に嗅ぎ分けられてしまうと思います。共感する人は一定数いるはずですし、調べる人は必ず調べ上げて知ってしまいます。

 

日本でも過去にウェルテル効果とみられる事象は起きています。明治以降では1903年に無名の一高生、藤村操が「人生は不可解である」という遺書を残して、華厳滝に飛び降り自殺したことが新聞で取り上げられ広まった結果、まねた自殺が増え社会問題になったことがあったそうです。

 

又、1986年に当時アイドル歌手だった岡田有希子が18歳でビルから飛び降り自殺した際に、30名ほどが後追い自殺をし「ユッコ・シンドローム」と呼ばれました。また1998年には人気ビジュアル系バンドX JAPANのギタリストhideが自宅で亡くなった際にファンの後追い自殺が急増。これには警視庁の要請でX JAPANリーダーのYOSHIKIが記者会見をひらき、ファンに自殺を思いとどまるよう呼び掛けるほど社会問題となりました。

 

三浦春馬氏の自殺後、まさに社会問題が起きているのではないでしょうか。竹内結子さんも、同じ方法で自殺していると聞いています。詳しくは書きませんが、津野米咲さんが同じ方法で亡くなったのではないことを祈ります。

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遺書やお別れ会は?

自殺報道の一報があった後は、多くの関係者からの哀悼の意が発表されても、遺書とかお別れ会との報道がないので、断定はできませんが、遺書などないのがこういう自殺の特徴みたいですね。

 

憶測になってしまいますが、お別れ会なども開かれるとはきいていません。追悼法要の様なものが開かれないのも、こうしたケースの死の場合、特色のようです。

ツイッターの声・反応

ロックバンド・津野米咲が急逝!又もウェルテル効果…?~まとめ

本当のうつ病は、自殺をせずに生き続ければ必ず治る病気だと聞いています。

 

丁寧で、まじめで才能あふれた彼女の心の中で、何が起こっていたのか、伺い知れません。月並みですが、今自殺したいと思っている人は、死ぬ前に一度でいいですから、下記に相談してみてください。人に話すこと、相談することで救われる命が必ず多くあるはずです。厚生労働省

 

◆自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口

 ▼いのちの電話全国各地

0570・783・556(午前10時~午後10時)、0120・783・556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)

 

 ▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570・064・556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)

 

 ▼よりそいホットライン 0120・279・338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120・279・226(24時間対応)

 

悩みを抱えている方は「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」や「いのちの電話(0570-783-556)」などに相談を。また、厚生労働省はホームページ厚労省HPに「SNS相談」という欄を設けて、LINEやチャットで相談できる団体を紹介しています。

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