出川哲朗といえば、かつては「女性に嫌われる芸人」の代表格だった。
雑誌の「嫌いな男」「抱かれたくない男」ランキングでも常に上位をキープ。
2001年~2005年までは連続1位!殿堂入り!本人の話によると「砂に埋めたい男」ランキングでも1位になったことがあるという。
そんな出川に突然変異が起こっている。今日はその人気ぶりに迫ってみた。
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去年、「週刊女性」が主催する「抱かれたくない男」ランキングで、絶対王者である出川が首位から陥落した。
出川と1票差で新たに1位に輝いたのはアンガールズの田中卓志だった。
ブレークした当初は、「キモカワいい」と言われて女性ファンにも愛されていた田中が、いつのまにか単に「キモい」と言われるだけのキャラクターになってしまった。
田中の大躍進の結果、出川は惜しくも敗れてしまった。
ただ、ここ数年、出川はタレントとして大幅にイメージを向上させている。
「世界の果てまでイッテQ!」のロケ企画では、出演する度に大きな話題になっている。
また、テレビ東京では4月から土曜日の夜、6時半というゴールデンタイムで「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」という番組をスタートさせた。
出川、初めての冠番組である。
こちらは新番組でありながら、しかもゴールデンタイムに継続的に高い視聴率(10%近い)を記録している。
いまやテレビ界では空前の「出川ブーム」が起きていると言っても過言ではない。
彼は自ら「抱かれたくない男」の汚名を返上しようとしているのだ。
出川のイメージがここまで大きく変わったのはなぜだろうか。
私も知らなかったが、出川はもともと芸人ではなく俳優志望だったらしい。
役者を志して横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)に入り、そこでウッチャンナンチャンの2人と出会ったらしい。
卒業後、彼らと共に「劇団SHA.LA.LA」を立ち上げて、自らが座長となって会場の手配などあらゆる雑務をこなしていた。
この時点での出川は、同期生をまとめて劇団を運営する兄貴分のような存在だったのだ。
ウッチャンナンチャンの人気に火がつき、テレビの仕事が増えると、そこに出川も一緒に呼ばれるようになった。
そして、あるとき、番組の企画でジェットコースターに乗せられた出川が、本気で怖がっている様子が面白いと評判になった。
彼は役者を志していただけあって、もともと格好つけているところがある。普段は二枚目を気取っていて、自信満々に振る舞っているのに、ピンチに陥ると人目もはばからず泣き叫ぶ。
そのギャップこそが、出川のリアクションが面白がられた最大の要因だ。
出川の運命を変えたのが「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」という番組だ。
大型バスをクレーンで吊るして、その中に芸人たちを閉じ込めてクイズを出題するなど、大掛かりで無謀なロケの数々で伝説を残した番組だ。
ここでも、たけし軍団、ダチョウ倶楽部をはじめとする歴戦の猛者たちに囲まれて、芸人ではない出川は最初は肩身が狭い思いをしていた。
だが、出川は獅子奮迅の活躍を見せ、番組内でもどんどん評価が上がっていった。
そして、司会のビートたけしにふざけて「タケちゃん、よろしくな」と話しかけたところ、芸人たちが出川を取り囲み、袋叩きにする動きを見せた。
このとき、出川は芸人たちの手荒い洗礼を受けて、「ああ、やっと仲間に入れてもらえた」と思い、涙が出るほどの喜びを感じたという。
根は真面目なのだ!
そして、この番組を通じて、笑いを取るために必死になる芸人たちの裏の苦労を知り、バラエティーの仕事に今まで以上に真剣に向き合うようになった。
いわば、ここで出川は「役者」から「芸人」へと生まれ変わったのだ。
ただ、この時期には一般女性からのイメージは最悪だった。
見た目も、声も、芸風も、何もかもが嫌悪感を生む要素となり、「生理的に無理」と一蹴されてしまうような状態だった。
当時の出川は「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」に代表されるようなディープな男性お笑いファン向けの番組にばかり出ていたため、そもそも女性からは敬遠されがちなポジションにいた。
さらに、当時は世間のお笑いに対する評価も低かった。
出川が現場で感じていたような「芸人って本当はすごいんだ」というようなことは、世間一般にはあまり伝わっていなかった。
2000年代に入り、本格的なお笑いブームの時代が訪れると、少しずつ空気が変わり始めた。
バラエティー番組でも、芸人の裏の努力や戦略などが赤裸々に語られるような場面も増えていき、芸人という職業やお笑いという仕事に対するイメージが変わっていった。
この段階でようやく「リアクション芸も一つの立派な芸である」ということが理解されるようになったのだ。
出川自身にも変化があった。
若い頃には、周囲の芸人たちに負けないように食らいつくことに必死で、どこかギラギラしている感じがあった。
それが余計に女性を遠ざける原因にもなっていた。
だが、出川も年齢を重ねるにつれて、性格的にも体形も丸くなってきた。
そして、「キモいオジさん」ではなく「かわいいマスコット」のような性別を超えた存在として認識されるようになってきた。
こうして出川はどん底を脱して、女性にも愛される芸人へと上り詰めたのである。
彼の芸に対するひたむきな姿勢は、今では視聴者の心をわしづかみにしている。
このガチンコロケはかなり面白い。いけてる!
環境に優しい電動バイクは、それと引き換えに20㎞しか走れない。
ヤマハの何という型のバイクなのだろう?・・・よく調べたことないので、これまた分からないが・・・
体重で走れる距離に差が出てくる。
バッテリーが切れれば汗かいて押して行き、どこかの民家やお店の人達の人情にすがって充電させてもらうしかない。
今年で1周年!
出川哲朗のキャラクターが、行く先々で大受けしている。
ゲストがぱっとしない人でも実に番組は受けている。
しかし、今日7月14日(土)は明石家さんまが34年振りに、TV東京のこの番組に出演するという。
なぜ、さんまが34年もTV東京に出演しなかったのかは知らない。
さんまの怒涛のお笑いと相まって、視聴率はかなり上がるだろう。
行く先々で、出川の人情味あふれた人への接し方がいいなぁ。
ホロとさせられる場面もあった。
67年も開業していた薬局が閉店する日に出くわした出川のリアクションが実に良かった。
気さくな出川の振る舞いに心許した店主の話に、出川が労いの言葉をかける。
スマホで知ったのだろうか?
ロケ中であることを知って集まった人達に向かって「お父さん、長い間、本当にご苦労様でした。万歳!万歳!万歳!」と万歳三唱・・・これ良かったなぁ。
店主の目には涙が浮かんでいた。
出川の実家も海苔の専門店だというから何か通ずるものを感じたのだろうか?
とにかく、行く先々で出川哲朗のキャラクターが受けに受けている。
これでもまだ、嫌いだと言う人がいるのかなぁ?
出川の気取らない人情味あふれた態度を見ていると、人は見かけで判断してはいけないのだという良いお手本の様に感じるが・・・
番組の挿入歌はレトロなものばかりで、これまた面白い。
世話になった人たちに配る番組宣伝のグッズも、これまた受ける。
番組を盛り上げる趣向に長けている。
気になって調べてみたら、元レースクイーンだったそうで、かなりな美人らしい。旧姓、阿部瑠理子、1978年8月22日生まれの39歳、秋田県出身、
身長 168cm、出川より8cm高い、14歳年下、結婚したのは、2004年!
でもあまり、話題に上らないのはなぜだろう?
出川が嫁さんのことを話しているのを聞いたことがない。
人の話では、出川の嫁さんはかなりの人見知りらしいということしかわかっていない。
出川は家で嫁さんから「くそてつ」と呼ばれているとか・・・
子供はいないらしい。
理由は10年以上、キスもしていないらしいからとか・・・
ほんとうか!?
年収はもう1億超えでしょう!
これだけTVで受けているなら・・・
出川哲朗は若い頃、「嫌いな男ランキング」で殿堂入りしていたが、現在ではかわいいと言われて、嬉しい反面、戸惑っているようだ。
「やってることは何も変わってないんだけど」と・・・
今では、出川ガールの川北麻友子らにも好かれているらしい。
実家は老舗海苔問屋「蔦金商店」
大伯父は実業家の三鬼隆。曾祖父は三鬼鑑太郎、元国会議員だったらしい。母方の遠戚に原節子。結構、名門の出らしい。
やはり、人は見かけで判断してはいけない。
約20年前、テレビの影響で若者からボコボコにされる「出川狩り」現象が起こり、キリで目を刺されかけて警察に駆け込んだが、「(実際に)刺されないと事件にならない」と相手にされなかった過去を笑いながら明かしている。
苦労人なのだ!