第32回目を迎える東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival:以下TIFF)は「日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭」のこと。1985年、日本で初めて大規模な映画の祭典として誕生したTIFFは、日本及びアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭と発展。2019年は10月28日から始まっており、11月5日まで開催されるそうですが・・・。異議あり!!
Contents
日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭のことらしいですが・・・。
10月28日午後3時過ぎから、第32回「東京国際映画祭」のオープニングイベント「レッドカーペット」が、六本木ヒルズアリーナで開催。会場は、文字通り華やかなレッドカーペットが敷き詰められ、爽やかな秋晴れの下、静かに始まりが告げられ車から降り立ったトップバッターは映画祭のアンバサダー(大使)を務める女優の広瀬アリスさん。
フェスティバル・ミューズを務める広瀬アリスは、光沢感ある白いワンピースにブーツを合わせた清楚な装いでレッドカーペットに登場し、カメラのフラッシュを浴びながら映画祭の幕開けを喜び、さわやかな笑顔をみせました。
ちなみにミューズ【Muse】とはギリシャ神話で、文芸・学術・音楽・舞踏などをつかさどる女神ムーサのことを指す。それを英語名で表示したもの。
審査委員長のチャン・ツィイーは、品のあるハイネックのロングドレスで、耳元と首元にゴージャスなアクセサリーをあしらい、国際派女優の風格を漂わせていた。
海外・国内から豪華ゲストが多数来場する「東京国際映画祭」は、いま最も熱気溢れるアジア映画最大の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動と出会い、交流する場を提供しています。
心に残る1本の映画に出会えるかは、とにかく自分の目で確かめるしかありません。
連日上映される優れた映画の中から、幸運にも巡り合えるか?
残り6日間、週末に出かけて一見する価値はありそうです。
今年は
■開催期間:2019 年 10 月 28 日(月)~11 月 5 日(火)
■チケット絶賛発売中!
■会場:六本木ヒルズ(東京都港区)、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場(千代田区)で開催される。
■公式サイト:www.tiff-jp.net
2019.10.28
オープニング作品として、渥美清さん主演の国民的映画シリーズ「男はつらいよ」の50作目となる新作映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」(山田洋次監督)を上映。
東京・六本木EXシアターで、第32回東京国際映画祭のオープニング作品として上映され、アジア最大級の国際映画祭の開幕を華々しく飾った。
山田洋次監督は『男はつらいよ』第10作マドンナの八千草薫(10月24日逝去)さんを追悼・・・「憧れであり続ける方」と。
国民的人情喜劇『男はつらいよ』シリーズの50周年記念作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』は故渥美清さん演じる日本中を旅する主人公・車寅次郎(通称“寅さん”)が騒動を巻き起こす人気シリーズ。
本作は寅さんの甥・満男と、満男がかつて思いを寄せたイズミ(後藤久美子)を軸に物語が展開。新撮された登場人物たちの“今”を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇った寅さんのシリーズ映像が紡ぎ合う。
『男はつらいよ お帰り 寅さん』は12月27日から全国で公開される。
コンペティションには「喜劇 愛妻物語」(足立紳監督)、手塚治虫の大人向けマンガを稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんのダブル主演で実写映画化した「ばるぼら」(手塚眞監督)などが出品される。
アニメや特撮の映像文化が国際的に評価されるきっかけや変化点となった作品を選出するジャパニーズ・アニメーション部門では、「白蛇伝 4Kデジタルリマスター版」「海獣の子供」「きみと、波にのれたら」「プロメア」「若おかみは小学生!」などを上映する。
そのほかに、特撮ドラマ「ウルトラマン」でハヤタ隊員を演じた黒部進さん、「ウルトラ Q」で江戸川由利子、「ウルトラマン」でフジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子さんらが登壇する「ウルトラ怪獣の誕生『ウルトラ Q』から『ウルトラマン』へ」や、「『おジャ魔女どれみ』20周年記念イベント in TIFF 新作『魔女見習いをさがして』スペシャルトーク&旧作3作上映会」などのイベントが開催される。
東京国際映画祭のチケットは、映画祭公式サイトにて、メルマガ会員向け抽選販売、先行抽選販売に続いて、すでに10/12(土)、13(日)に一般販売を部門別に開始されています。
映画祭の期間中は、映画祭会場内に設置の「TIFFチケットセンター」でも購入できるそうですが、まずは「東京国際映画祭チケットインフォメーションセンター」で問合せしてから出かけた方が無難なようです。
電話番号: 050-3538-3490 (オペレーター対応)
受付時間: 10/9(水)〜11/5(火) 連日12:00~18:00
のん この世の果て 成熟した女性になっていました。
斎藤工が間近で見られたそうです。
正直言って、映画業界関係者達が無理やり、この企画を盛り立てようとしている感が否めません。
今一つ盛り上がりに欠けるのは、そのためではないでしょうか。
山田洋二監督が、八千草薫さんを「憧れ続ける方」と評したのは当然ですが・・・。
八千草薫を初めてテレビで見たとき、「こんな可愛い女性が世の中にいるのか!?」とびっくりしたのをよく覚えています。
う~ん、歳がバレるなぁ~、嫌だな。
とにかく可愛いさの度合いで言えば、今の多部未華子ちゃん、悪いけど比較にならないし、足元にも及ばない。
「47年前の美しい八千草さんのクローズアップも入っていますから、それを通して、お別れを言ってください」と集まった観客に山田洋二監督は呼びかけていたという。
また、倍賞も「びっくりしました。とても残念ですけど、本当に優しい方でした」と故人をしのんでいたとか。それは良く分かるのだが・・・。
しかし、日本の映画を代表する俳優と言えば、「渥美清」「八千草薫」ではないでしょう。
「高倉健」と「吉永小百合」を抜いて日本映画界を語れますまい。
特に、「吉永小百合」さんは10月26日夜8時、NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」で特集を組んでいた。
74歳!とてもそんな歳には見えない。
どこに、あの若さの秘訣があるのだろうか?
凄いなぁ~と心底思う。
10ヶ月間の密着取材を受けるのは初めてだと、本人が言っていた。
高倉健亡き後、映画に出演すれば「主役」しかやらない唯一無二、別格中の別格「本物中の本物スター」という存在だ。
この人「吉永小百合」さんは自分の幕引きを良く心得ている人だと思います。もう予感しているのでしょう。
原節子さんがそうだったように、後何年かしたら、死んでもファンの前に自分の姿をさらすことはないのでは?
観客が、ファンが姿を見るのが忍びないという前に、「ス~ッ」と私たちの目の前からフェイドアウトしてしまうでしょう。
夢を壊さないために・・・この女優さんは近づいている自分の幕引きに気づいています。
森光子さんが虚ろな目をして、テレビに出てきて「再起」「復帰」などと口走るような見るに堪えない真似は決してやらないでしょう。
「死期」が予測できるような姿を絶対ファンの目の前に晒すことはないはずです。
そして、「自分はアマチュアだ」と言い切れる謙虚さ、潔さはどこからきているのでしょうか?
この人が「アマチュア」だったら、今の日本にプロの女優など一人もいなくなります。
吉永小百合が出ていない映画祭など、まったくダメでしょう。
画龍点睛を欠いてます。
NHK特集の最後で、桃色クロバーゼットと踊ったダンスは見事でした。
右足を捻挫しているのに、テーピングして踊る姿にプロ根性を見ました。
いつも笑顔を絶やしません。年齢を感じさせません。
そんじょそこらの駆け出しで、ちょっと人気が出てきたタレントとは、まったく別格です。
この人を取り上げない「国際映画祭」なんて全員目が節穴なのでは?
誰も指摘しないのが不思議でなりません。
最後に、さすがに決して触れることはできなかったと思うのだが、俳優「渡哲也」との悲恋に
及んで欲しかったというのは、もはや野暮というものでしょうか。