政府は1日午前、新元号に関する有識者懇談会のメンバーを発表した。ノーベル医学生理学賞受賞者の山中伸弥京都大教授ら9人が選ばれた。
メンバー9人は次の通り。(五十音順、敬称略)
上田良一(NHK会長)▽大久保好男(民放連会長)▽鎌田薫(日本私立大学団体連合会会長)▽榊原定征(前経団連会長)▽白石興二郎(日本新聞協会会長)▽寺田逸郎(前最高裁長官)▽林真理子(作家)▽宮崎緑(千葉商科大教授)▽山中伸弥(京都大教授)
政府は4月1日午前「平成」に変わる新たな3元号を『令和』と決定。出典は初めて和書から引用され、菅義偉官房長官が記者会見で発表した。天皇陛下が政令に署名され、同日中に公布された。
Contents
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。また、梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」との願いの意味が込められている。
安倍晋三首相は談話の中で、「令和」という元号に込めた意味について、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」と強調した。
出典は中国の古典ではなく、初めて日本の古典である万葉集から導き出した。元号での「令」の使用は初めて。年度替わりでの新元号決定は、天皇の生前退位・新天皇即位という憲政史上初の皇位継承に伴うものだけに、今後は改元に合わせて列島に「令和フィーバー」が巻き起こるのは確実とみられている。
日本最古の歌集「万葉集」の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」に由来する。
日本の古典に由来する元号は初めてのこと。選定理由となった万葉集からの抜粋。
「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。」から来ている。令月とは何事をするにもよい月。めでたい月。陰暦2月の異称である。
万葉集』を典拠にした理由について、「1200年余り前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人(さきもり)や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります」と説明している。
「悠久の歴史と四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄をしっかりと次の時代に引き継いでいく」と語った。
引用元:パクの実況チャンネル
4月30日で平成が終わり、5月1日から「令和」へなる。
新しい元号は、4月30日の天皇陛下が退位されるに伴い、新天皇が即位する5月1日午前0時に施行される。1989年1月8日に始まった平成は、2019年4月30日をもって、30年113日の歴史に幕を閉じることになる。
令和元年は、5月1日からはじまるので残りの「245日間」が令和元年の月日になる。
また、4月30日に退位する陛下は「上皇」となられる。
元号法【1979年(昭和54年)制定】に基づき政府が決定。今回は「万葉集」から出典。中国ではなく日本の古典から採用されたのは初めて。
元号は政令で定め、皇位の継承があった場合に限り改めることとしている。元号は、大化、明治、大正、昭和、平成といった暦年の称号であり、年号ともいう。
初めは同一の天皇の下で幾度も元号を変えることがあったが、1868年(明治1)行政官布告により、同一の天皇の一代は同じ元号とする、いわゆる『一世一元制』が定められ、89年の旧皇室典範にそれを受けた規定が置かれた。旧皇室典範は日本国憲法施行とともに憲法に適合しないとして廃止され、かわって制定された現在の皇室典範(昭和22年法律3号)は元号に言及していないので、戦後長い間元号は法的根拠をもたない慣習上のものにすぎなかった。
しかし、日本に伝統的に用いられてきた元号を法律上認知し、それに正式の位置づけを与えよとの声が高まり、1979年に元号法(昭和54年法律43号)が制定された。これは、元号は政令で定めること、元号は皇位の継承があった場合に限り改めるとの一世一元の制度をとること、昭和の元号はすでに定められたものとみなすことを定めているが、元号の使用を国民に強制する意味をもつものではない。
年を記録する方法(紀年法)の一種。「元号〇年」は和暦と称される。645年の大化の改新が始まりとされ、新元号「令和」は248番目となる。世界中で今、この様な方式を取っているのは日本だけである。日本の伝統文化の一つと言えるのではないか?
紀年法(きねんほう)とは、年を数えたり、記録する方法をいう。国や民族の歴史を計算する際,起算の年を定めて紀元として計算する方法。紀元とは国家や宗教を建てた最初の年、また一国の経過した年数を数えるもとになる年をいう。
今回の改元は天皇崩御に伴うものではなく、生前退位によるもので世間ではどこか明るく、好感を持って国民に受け入れられている感じがする。
六つある。
政府は1日午前、新元号に関する有識者懇談会のメンバーを発表した。ノーベル医学生理学賞受賞者の山中伸弥京都大教授ら9人が選ばれた。
メンバー9人は次の通り。(五十音順、敬称略)
上田良一(NHK会長)▽大久保好男(民放連会長)▽鎌田薫(日本私立大学団体連合会会長)▽榊原定征(前経団連会長)▽白石興二郎(日本新聞協会会長)▽寺田逸郎(前最高裁長官)▽林真理子(作家)▽宮崎緑(千葉商科大教授)▽山中伸弥(京都大教授)
有識者会議は有識者懇談会のメンバーがずっと官邸で缶詰めになっていたが、出てきた山中教授や林真理子さんによると、最も人気が高い案だったということと、林さんが「テレビで令和が発表された時には拍手が上がった」と言っていた。
朝日新聞や毎日新聞によると、新元号「令和」以外の5つの他の候補が明らかとなった。
複数の関係者によると、国書は「令和」の出典となった万葉集のほか、日本書紀、さらに古事記もあるという。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000015-mai-pol
記念硬貨・グッズ・結婚式、イベント化が始まる。
記念グッズを販売する公的機関は祝賀ムードを盛り上げる。ブライダルや旅行業界も関連の企画を打ち出して商戦は過熱するが、「クリスマスやハロウィーンのようにイベント化している」と指摘する識者もいるぐらい。
造幣局(大阪市北区)が1月、「平成31(三十一)年」と刻まれた記念硬貨セットの発売予約を募ると、全国から購入希望が殺到したらしい。他にも特需が生まれるかも・・・