女優の小松菜奈が、澤村伊智の小説「ぼきわんが、来る」に基づくホラー映画『来る』(12月7日公開)で、『渇き。』の中島哲也監督と約5年ぶりにタッグを組んだ。
Contents
本 名 小松奈菜
生年月日 1996年2月16日(22歳)
出生地 日本東京都
出身地 山梨県
身 長 168㎝
血液型 O型
職 業 女優・ファションモデル
ジャンル テレビドラマ・映画・CM
活動期間 2008年~
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト 同プロモーションによるプロフィール
略 歴
2008年に『ニコ☆プチ』でデビュー。
以降、モデルとして様々な雑誌で活躍。
2014年に公開された、中島哲也監督の映画『渇き。』のオーディションで中島監督に発掘され、主人公の娘、藤島加奈子役で本格的な演技に初挑戦し、女優デビューを果たす。
人 物
エピソード
長編映画デビュー作となった『渇き。』では、撮影初日、最初のワンシーンで中嶋哲也監督から「へたくそ」と罵声を浴びた。また、本作がデビュー作ながら、出演者の6人とキスシーンがあった。
受 賞 歴
2014年
1.第39回報知映画賞 新人賞(『渇き。』)
2.第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『渇き。』)
3.第69回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞(『渇き。』)
初日に、中島監督から『へたくそ』と怒鳴られた割には、色々な賞を受賞している。
ネット上では帝京第三高等学校の名前が挙がっている。小松菜奈の出身高校特定のヒントになったものに、小松菜奈の高校サッカーを応援している姿がTVで映っていたという情報から来ている。しかし、ウィッキペディアの人物欄には、山梨県内の高校を卒業したと書いてある。従って、正確な事は分からない。
現在は削除されているが、かつて小松菜奈はブログ「こまつな日記」をやっていた頃ブログに出身高校のヒントが載っていたそうな・・・途中から高校を変わったのかな?
高校時代の小松奈菜の写真=確かに可愛いですなぁ!
高校時代、チアリーダーをやっていたのは間違いないらしい。
これが、誤解を招いた卒業式の写真らしいのだが・・・
この頃は「小松菜奈の高校の時のかわいさが圧倒的すぎてる」とネット上で話題になっていた。
「自分が5年間、いろんな作品を経て中島監督にどうアプローチするのか、というのがすごく楽しみであるのと当時に不安でもあって・・・
『おまえはまだこんなものなのか』と思われるのも怖いですし、100%力を発揮できないのも怖かったです」。周りの評価に実力が追いつかなかったという長編映画デビュー作『渇き。』から、女優として生きていく覚悟を決めた現在までを振り返った。
『渇き。』(2014)で学園一の人気者にして裏の顔を持つ小悪魔的な女子高生・加奈子にふんし、鮮烈な印象を放った小松。
以降、『近キョリ恋愛』(2014)、『バクマン。』(2014)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016)などでヒロインを演じ、『溺れるナイフ』(2016)、『恋は雨上がりのように』(2018)などの主演作(W主演)も公開。
マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』(2017)でハリウッドデビューも果たすなど、ハイスピードで約5年を駆け抜けてきた。
『渇き。』では報知映画賞新人賞など映画賞も受賞し、高い評価を受けたが小松自身は、実力が追いつかなかった葛藤があったという。
「当時は右も左もわからず、ただ現場に居ること、セリフを言うことだけで精一杯でした。『デビュー作なのにすごいね!』と評価していただくことは本当にありがたかったのですが、『それは作品のクオリティーが高いからであって、わたしの実力ではないんだ』と複雑な気持ちもありました。
現場で『わたし、本当は無理なんです』って言いたくても言えなくて……」と当時のプレッシャーを振り返る。
「一本引かれた線の上を歩かなければならない重さみたいなものがあって、中島監督から『女優を続けていくの?』と聞かれても、何も答えられませんでした」と苦悩や戸惑いを明かした。
しかし、キャストへの演出が厳しいことで知られる中島監督に対して、「怖い」と感じたことはないというのが小松のタフなところ。
「確かに厳しいことをおっしゃいますが、全て正しいんです。それが愛だと思うので、わたしは幸せだと感じていました。できないことが悔しくて泣いたことはありますが、監督が怖くて泣いたことはありません。
それに、二人でいる時には『最近どうなの?』『楽しくやってるの?』と声をかけてくださって、すごく優しいんですよ。なので、お会いしていない時も『お元気かな』と気にしていますし、お父さんのような存在です」と語る。
新作『来る』で演じるのは、若夫婦(妻夫木聡・黒木華)から相談を受け、オカルトライターの野崎(岡田准一)とともに正体不明の脅威と対峙する霊媒師・真琴。心待ちにした監督との再タッグを喜びながらも「キャバ嬢の霊媒師」というキャラクターに戸惑いも。
このキャラクターを演じるために、小松は人生で初めてショートに。全身に傷、タトゥーのメイクを施すために約4時間を費やした。
今回、監督が小松に対して特にこだわったのが目の演技。苦戦するも、監督の要求に応えようと模索するうちに作品の理解を深めていった。「『もっと目を強く』『もっと目を見開いて』とよく言われました。
岡田准一、黒木華、妻夫木聡、松たか子ら実力派ぞろいのキャストを相手に、劇中、血まみれになるシーンもあり、『渇き。』から5年のキャリアの積み重ねを感じさせる熱演を見せている。
先行き楽しみな女優に、きっと育って行くことだろう。
しかし、人間5年でこうも変われるものなのか?
凄いなぁ・・・