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コロナ感染者1984人が自宅療養の衝撃!なぜ病院やホテルに隔離できないのか?

2020/05/11
 
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厚生労働省は6日、新型コロナウイルス感染症患者の療養場所に関する初めての全国調査の結果を発表しました。患者全体の8711人のうち、自宅療養している人は1984人で、ホテルなどの宿泊施設にいる862人の2倍以上。軽症者や無症状の人の療養先は宿泊施設を基本とする国の方針に対し、自宅にとどまる患者が多いことが明らかに。驚きの数字ですね。しかし、いつもの事ですが、ただ数字だけを漫然と発表するのではなく、なぜ自宅療養しているのか、その理由ぐらい踏み込んで調査すべきでは?それから発表してほしいと思いました。何かそこまで調査すると、不都合な理由でもあるのですかね…?

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Contents

コロナ感染者(陽性者)1984人が自宅療養しているとの衝撃!

新型コロナウイルスに感染している人のうちおよそ23%、2000人近くが自宅で療養していることが厚労省の調査で分かりました。感染者即ち陽性者ですね。

上記の数字は、先月28日午前0時時点で新型コロナウイルスに感染している人(陽性者)の療養先について、厚労省が初めて全国調査を行ったものです。しかし、実に怖ろしい・衝撃的な数字ですね。

 

4月28日時点の状況につき、都道府県が厚労省に報告。調査によると、PCR検査で陽性となった全国の患者数(死亡者は除く)8711人のうち、入院者数が5558人と最多。次いで自宅療養者数が1984人と続き、宿泊療養者の数が862人の低さだったそうです。

 

自宅療養者が、どこにも出かけずにじっと自宅に留まり療養してくれるのなら何の心配も要らないです。しかし、本人や同居の家族が食料品の買い出しにやむを得ず外出したり、する事が必ずあるのでは…?

 

感染し自覚症状のないまま同居の家族が買い出しに出かけ、結果としてコロナを他人に移している可能性が皆無とは言えないのでは?感染拡大が止まらないのは、こういう所にも原因があるのでは…?

 

ひょっとして、自宅療養者が多い事が最悪の結果を招いてしまっているのでは…!?

 

一人暮らしなら、尚更でしょう。出前だけでいつも食事を済ませる訳にはいかないはずです。日々の暮らしをどうやって送っているのか。厚労省の発表では分かりません。推測するしかありません。

なぜ病院やホテルに隔離できないのか?

結論から言えば、国や厚労省が努力しなかった…?病院やホテルに移り療養するには、本人の同意が必要ですが、どれぐらい説得したかとの話は聞いていません。努力の跡が伺えません。

 

う~ん、しかし、やはり違うかぁ~。小さい子供がいたら説得されても自宅を離れらないか!高齢者の親には子供の面倒を頼めないか。どこかに預ける訳にもゆかないか…説得されても移れないか…。では、どうすればいい?児童相談所が面倒を見る?乳幼児だったらどうする?分かりません。

 

我儘で病院やホテルで療養するのを拒否した人がいるかもしれません。人により様々な事情がありますから、仕方がありません。現行法では強制はできないのですから。しかし、1984人という数字は明らかに異常です。こんなにも大勢の人が病院やホテルで療養するのを忌避しているとは思えません。

 

やはり医療施設を崩壊させないために、自宅療養を強いてきた結果が今日の数字なのかと…。そして、放置したからコロナ感染を蔓延させたのではないかという疑念が去りません。自宅療養者は早急に、少なくともホテルで療養させるべきです

 

これにこしたことはありません。とにかく隔離が必要な人達なのですから…。

 

なぜ、厚労省はそういう努力をして来なかったのでしょうか?
3月1日、厚労省は病床が不足した際の軽症者の自宅療養を指示し、4月2日、宿泊療養の併用を容認しましたが、宿泊療養を基本としたのが、4月23日です。しかし、自宅療養の選択も可としました。

 

併設したのが誤っていた?しかし、なぜ、今まで自宅療養を放置してきたのでしょうか。強制できなかったから放置した…これでは感染が収まる訳がありません。拡大するだけでは?調査も、なぜ今頃になったのでしょうか。納得がいきません。

 

医療の現場は依然として逼迫していますから、軽症者や自覚症状のない陽性者を入院させる余裕はないはずです。しかし、ホテルに移れという要請を自宅療養者の多くが聞き入れず、拒否して問題になったとも聞いていません。明らかにおかしい、疑問点だらけです。

 

小池東京都知事の対応もおかしいです。
4月26日から東京都の宿泊療養者数を公表し始め、5月4日現在で170人と発表しています。

 

しかし、自宅療養者数は4月28日時点で635人と発表してから後は口をつぐんでいます。
軽症者向け宿泊療養ホテルは5棟、2865室の約1150人分が開設済みであるというのに、稼働率は15%という低さに留まっています。

 

この数字はやはり異常です。東京都にも、自宅療養者を減らそうとした努力の跡が伺えません。
感染拡大のリスクを考慮すると、自宅療養者は速やかに病院やホテルに移すべきです。

 

自宅療養者は、自宅療養開始後2週間経過すればPCR検査なしで療養解除が出来ます。
ここが、又盲点の一つかと思われます。

 

2週間で、確実に体内からコロナウイルが消えるという保証はありません。
陰性となり、他人に感染の恐れなしとなるまでには3週間かかるかも知れません。

 

PCR検査をせずに、結果が分からないまま外出していないでしょうか。治癒したから大丈夫だと1人で判断していないでしょうか。結果、他人に感染させているという事実はないのでしょうか。自宅療養者の大多数が、どういう理由で自宅を選択したのかが分かりません。

 

何らかの事情があって自宅療養をせざるを得なかったという人が大多数なのだと思いたいですが…。

 

感染を阻止するには検査と隔離を徹底するしかないというのに、日本の現状はお寒い限りです。
これでは感染拡大を防げる訳がありません。

ツイッターの声・反応

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コロナ感染者1984人が自宅療養している恐怖~まとめ

どういう事情で、こんなにも日本には自宅療養者が多いのでしょうか。軽症者でも確実に治癒するまでは、ホテルや病院に隔離して療養させるのがベストです。

 

自宅では重症化した時、速やかに病院に搬送できません。自宅で重症化しても医師の診断を仰ぐ事ができません。一人暮らしで、医師に診断して貰えずに死亡した人は一体何人なのでしょうか。

 

自宅療養では本人または同居している家族が買い出しなどで外出しなければなりません。そのたびに人に感染させるリスクが高まります。今日、東京都のコロナ感染者数は38人で、4日連続で2桁台に留まったと、又例によってマスコミは意味のない数字だけを報道しています。

 

しかし、この程度の数字で感染拡大が止まるとはまったく思えません。
連休だったから、単に検査数が少なかったというだけではありませんか。
もう無批判に数字だけを報道するのは考えものだという気がします。

 

1週間、10日間の遅れが感染者を拡大させた?いや少なくとも高止まりさせたという疑念を拭い去る事ができません。今からでも遅くないですから、自宅療養者の大多数をホテルに移すべく最大限の努力をすべきかと…。

 

感染拡大の恐れを依然として取り除いていないというのは致命的な欠陥です。

 

吉村大阪府知事が段階的な自粛解除に向け、昨日大阪府独自の3つの基準を打ち出しましたが、これを例えば東京都に適用したら、どうなるのでしょうか。

 

多分、半年たっても段階的な解除など望むべくもありません。
小池都知事が東京オリンピック開催に拘泥し過ぎて自粛要請が遅れた罪は消えませんね。
賢い彼女はもうとっくに分かっているはずです。沈黙は罪です。

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