昔、昔、遥か昔に古文の授業で聞いた記憶が…確か西洋のチーズに近いものだとか、聞いた記憶があります。まさかの『蘇(そ)』ブーム!いいですね。
コロナウイルスの出現後、思ってもみなかったリバイバル現象が…!
ツイッター上で爆発的に知名度を高めた、それは牛乳をひたすら煮込み、作り上げる乳製品。
その名も「蘇」!古代日本で流通し、貴族が滋養強壮のため口にするなどしてきたそうです。
ウイルスの影響で休校が相次ぎ、給食用牛乳の消費が落ち込む中、この食品を作り酪農家を応援しよう、という動きが広がっているというのです。素晴らしいですね。
暗いニュースばかり続きますが、何か心が救われる感じがしました。
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作り方を始め、その全容が謎に包まれた古代食「蘇」、ひたすら牛乳を煮詰めて作るというのですが、果たしてどんな料理なのか……?下記の写真参照。
ミケ太郎さんのツイッターを見てみました。平安時代に、専ら貴族が食し、とても庶民が口にすることなど到底出来なかった高級品と聞いています。そんなものが現代に復活するとは驚き…!!
ひたすら根気が要りそうですね。いい加減参りますよ。これは…私には無理です。
味を探る楽しさなど、どこかへ飛んで行ってしまいそうで。
誰か、通販で上げてくれませんかね。安く。
不明な製法は想像力でカバーするしなないそうです。
ツイッター上で、盛んに情報交換しているらしいので、参考にされる方が良いかと…。
製法工程は見た目難しくも何ともない感じですが…
ただ、ひたすら牛乳を煮込むという単純作業が…
1~2時間…う~ん、無理ですね。
時の権力者が口にしたという珍味【蘇】
起源は、古代にまでさかのぼります。製法や保存方法を研究した東野治之さん・池山紀之さんの論文によれば、「醍醐」「酪」などとともに史料に登場。たとえば平安時代の法令集「延喜式」には、次のような記述が見られます。
作蘇之法、乳大一斗煎、得蘇大一升
訳:蘇を作るの法、乳大一斗、煎して蘇大一升を得
――出典:「日本古代の蘇と酪」(奈良大学紀要)
つまり、一斗(約18リットル)の牛乳を煮詰めれば、一升(約1.8リットル)分の蘇を作れるということです。その形状を「バター及び濃縮乳(クリーム、コンデンスミルク)の類」(同論文)とする説もあります。
蘇はかつて、貴族の宴席向け料理や、仏教行事の供物、薬として用いられました。平安時代の高官・藤原実資(さねすけ)の日記「小右記」には、時の権力者・藤原道長が体調を崩した際、「蘇蜜煮」という料理を口にした、と書かれています。
詳しい作り方は、詳しい文献がなく学者の間でも諸説あり、謎に包まれた食品とのことです。
農林水産省の公式アカウントがツイートを拡散するなど、ブームのきっかけをつくったと言えるのがミケ太郎さん。そのツイッターを見てみましょう。
蘇が再び脚光を浴びたのは、今年3月。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中学校が、続々と休校を決めたことがきっかけでした。
「生活できなくなる」「廃業するかも」。給食用牛乳の行き場がなくなり、ネットには酪農家たちの悲鳴があふれました。こうした状況を受け、大量の牛乳を消費できる点で、蘇に注目が集まったのです。
野菜や生ハムを付け合わせたり、ジャムを乗せてみたり……。公式レシピが残っていないことを逆手に取り、想像力豊かな独自メニューを編み出し、ツイッター上で紹介する人々は今なお引きも切りません。
農業がテーマの漫画『銀の匙』『百姓貴族』(ともに荒川弘著)を愛読していたミケ太郎さん。休校の知らせを受け、まっさきに頭をもたげてきたのは「恐怖」だったと振り返ります。
「食料自給率が低い日本にあって、牛乳の自給率は100%です(*註)。そのうち、学校給食で消費されるのは1割程度と聞いたことがあります」
3月1日に、牛乳とヨーグルトから蘇を作る様子をツイートで実況。一連の投稿は話題を呼び、12日時点でリツイート数が1.5万を超え、「いいね」も3万以上ついています。
ツイッター上では、「#蘇チャレンジ」「#蘇の画像を上げてけ」といったハッシュタグが流行しています。人気は、まだしばらく続きそうです。
いいことするなぁ~、良く思いついたなぁ~。凄いぞ、偉いと思ったのが率直な感想です。
暇をみつけて挑戦したいです。
ひょっとして、全国に普及するんじゃないですかね?
ただ、時間が…何とかならないものか。
1~2時間は辛い。
焼いたり、クラッカーの上に乗せ、蜂蜜かけて食べたりと、何にでも合うといいますから、無限大の可能性を感じます。
ここ当分は臥薪嘗胆というところですね。
今日は、アメリカも日本も株が大暴落しました。
コロナウイルスは終息するどころか、3月中に爆発しそうな感じが…。
そして、4月に大恐慌が来るかも…。そんな恐怖が。
そんな絶望的な状況の中で、一服の清涼感が漂ったニュースでした。
ここは皆で知恵を出し合って生き抜くしかない。