「レンタルなんもしない人」を彷彿とさせる、「レンタル二郎食べる人」がTwitter上に現れ、「私が初めて行く時にこのサービスがあったら…」「なんという隙間産業!」と瞬く間に話題を集めたそうです。ネタ感覚で始めたとはいえ、ツイートには6,000を超えるRT、17,000件もの「いいね」が寄せられたそうですから、凄いですね。「清水」と名乗るその人物は一体どんな人なのか、なぜこの活動を始めたのか、そして「二郎への愛」など… まとめてみました。
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「レンタル二郎食べる人」とはその名の通り、依頼された場所に赴き依頼人と一緒に「二郎系ラーメン」を食べる、というごくごくシンプルなサービスのことで、
頂くのは「交通費だけ」で、後は一銭も掛からない・ビジネスでない所が良いですね。
【レンタルなんもしない人】は依頼するだけで1万円かかりますが、今のところ、このサービスは交通費以外無料というのが、何よりも素人ぽくって笑えます。まさか、いずれは有料化!?
このサービスを始めたのは、清水さん(@hakumaimosukiyo)という人で、現在早稲田大学に通う現役の大学生(体重100kg超のゴリラ男?)とか。学業に勤しむかたわら、高田馬場にある二郎系ラーメン店「ピコピコポン」でアルバイト中だそうです。
二郎系ラーメンをレポートするブログ「青い部屋」を運営しており、週に4杯以上はラーメン食べているとか。でも写真を見れば分かるように、ピコピコポンの「看板ゴリラ男」には見えないですね。でも、体格は確かに良さそうで。
活動を始めたきっかけは、「二郎系ラーメン」に対して思い込みで壁を感じている人からの声を耳にすることが多々あったからとか。
カルト的人気を誇る「二郎系ラーメン」とは東京都・三田に本店を構えるラーメン店「ラーメン二郎」が発祥とされるラーメンのジャンルの一つで、
極太の麺の上にもやしなどの野菜が大量に盛られ、ニンニクや背脂などのトッピングが特徴。現在では「ラーメン二郎」に影響を受けたラーメン店が全国各地に店を構え、それらはまとめて「二郎系」と呼ばれているそうです。
究極のグルメ:ラーメン二郎・三田本店 → 値段はいくら?これはトッピング凄すぎ!
画面で見る限り、普通盛りでさえすさまじいボリュームです。
ここまで来ると大の大人でも少々ビビると思います。若い男の人でないと、完食はまず無理ですね、
私なぞ全然、食べ切れる自信がありません。注文出来ません。
女性では、若くてもかなりキツイ量でしょうね。
慶応大学・三田キャンパス近くのお店で、並んで1時間近く待つことも日常茶飯事とか。
人気の程が伺えます。
女性一人では、なかなか並ぶ勇気さえ出ないのでは?
面白いところへ目を付けたものですね。
これは、かなりの需要が見込めますよ。
話相手でもいないと、1時間も待つのは無理です、退屈極まりませんから。
「苦手意識を払拭してもらうきっかけになればいいなと思って軽い気持ちで半ばネタ感覚で始めてみました」(清水さん)
ちなみに二郎系ラーメン以外でも依頼は受け付けており、1人だと店に入りにくい飲食店などに行きたい時にも依頼できるそうです。
清水さんは「二郎系ラーメンの魅力」を「同系統ながら各店舗で見た目や味、雰囲気等が違い個性豊かなところが魅力だと思います」と。
また、「それぞれの一杯に店主さんのこだわりが凝縮されていながら、ラーメン二郎の軸が立っていてリスペクトと愛を感じることができます」と元祖「ラーメン二郎」への想いも語る。
一番好きな二郎系ラーメン店は、「どのお店もそれぞれ良さがあって一番は選べません」とのこと。「その中でもピコピコポンは僕にとって特別なお店なので好きです」と自身がアルバイトするお店への愛も語っている。
依頼人はほとんどの方が女性で比較的若い人が多いそう。依頼の理由について、「1人で行きづらい、ルールがわからない、完食できるか不安、早く食べれるかわからない等、不安、怖いというご理由が多いです」と、二郎系ラーメンに興味はあるものの、店に入る勇気が出ない人が多いという背景が・・・。
清水さんはすでに数件依頼をこなし、今後は10人以上の依頼者のもとに行くことが決まっているのだとか。この事態には「嬉しさと動揺の気持ちが入り交じっています」と正直に話してくれた。
2月、3月の初旬は調整が難しいらしいですが、スケジュールさえ合えば、一緒に行って貰えるそうですから、ダメ元で依頼してみるのも、いいかも・・・
清水さんのサービスも、この方をヒントにしているのでは?
森本祥司さん(35)が、2018年6月にこのサービスの開始をTwitterに告知したところ、瞬く間に拡散され、現在フォロワーは12万人以上。一風変わったサービス「レンタルなんもしない人」が一時、注目を集めたそうですね。
行列に並ぶ、ただ話を聞く、絵画のモデルになる、花見の場所とりなど、「ただ居るだけで何もしない」サービスに依頼が殺到しているというのは、ホント一体何なのでしょうか。
元祖「便利屋さん」が名前を変えて出現!?・・・現代社会の縮図のような、生きづらい世の中が。
サービス開始当初は交通費と飲食費のみであったが、2019年9月15日ドキュメンタリー『ザ・ノンフィクション』放送後に寄せられた意見をきっかけに有料に切り替えた。依頼内容はリマインダー(Twitterのダイレクトメールで呼びかける)から外出の同行など多岐にわたるが、内容にかかわらず一律で1件1万円となっている。
人間をレンタルする仕事はこれまでにも「なんでも屋」「おっさんレンタル」などが存在したが、「なんもしない」事をサービスとした事の新しさと、それを求めている人々の依頼の多種多様さが話題を呼び、書籍化、ドラマ化などがされている。
このサービスを思いついたきっかけのひとつとして、自分が食事をおごられる事をサービスとしている「プロ奢られヤー」(https://twitter.com/taichinakaj)の名前を挙げている[2]。
2020年4月には著作物を原作として『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』としてドラマ化される。
言うべき言葉が見つかりません。現代社会は病んでいる?
ネタ感覚で始めたとはいえ、ツイートには6,000を超えるRT、17,000件もの「いいね」が寄せられ話題に、現時点で40通ほど依頼のDMが届いているそうです。
冗談で始めたとしても、面白いです。継続してほしいですね。
一頃、牛丼屋に女性が一人では、入って行きずらい雰囲気がありましたが、今はそんなこともなくなりました。過渡期の現象のようにも思えます。
面白い現象ですね。
すき間産業中の隙間。
ニッチの中のニッチ、…その内、お金を取る人が出てくるのでは?との懸念が・・・
「ガッガッ」と女性が物を食べたりするのは、まだまだ遠慮する風潮がありますが、
その内、「ズーズー」と豪快に音を立てて、ラメーンをすするのが違和感なく、見られるようになるのは時間の問題かも。
ラーメン店の宿命なのでしょうが、店内が油でギトギトしていて、あまり綺麗でない所が多いです。
店の外から店内が覗けて、もっと小綺麗にすれば、今よりももっと気兼ねなく女性が一人で入って行けるようになるのでは、と思いますが・・・
しかし、一番の疑問点、素朴な疑問点なのですが、一緒に並んで食べて、恥も一緒にかいてくれるような友達はいないのでしょうか?そんなにも現代は友達を作るのが難しい時代になったのでしょうか?
私らが育つときは、一緒に恥かいてくれる友達などに不自由した記憶はありませんが・・・
何だか、孤独な現代社会の縮図を見ているようで寂しくなります。考え過ぎでしょうか?