販売用の子犬を繁殖させるために飼育していた多数の犬(約1000頭)を虐待し、ある獣医をして「災害級の虐待」とまで言わしめた松本市内の「繁殖場」の元経営者ら2人が長野県警に逮捕された事件。今春まで所管していた県が少なくとも9回、立ち入り検査をしていたことが分かったが、行政指導をしたことはないという。なぜ、長年も放置したのか。関係者が逮捕された事で、この事件は解決したと言えるのか。また、家宅捜索後、取引のあった業者(動物保護団体も運営している)が、大半の犬を引き取り、県外に移送したという。これはなぜなのか。…まさか証拠隠滅の手助け?謎を調査してみました。浮かび上がってきたのは…余りにも杜撰な…ペット業界の闇深!
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長野県警は11月4日、松本市のペット繁殖場「アニマル桃太郎」の社長・百瀬耕二容疑者(60)と社員の有賀健児容疑者(48)を動物愛護法違反(虐待)の疑いで逮捕。アニマル桃太郎は松本市内の2カ所の繁殖場で計約1000頭の犬を飼育していたという。
その実態は繁殖のためだけの多頭飼育で虐待そのもの。金儲けのために失明、呼吸困難、無麻酔で帝王切開された犬までがいたというのだから、あまりにも酷い!酷すぎる!まさに災害級の虐待!
今年6月には改正動物愛護法が施行され、悪質なブリーダーの取り締まりは強化されたが、県警に逮捕されるまで、この事件は解決出来なかったのか。県はこれまでの対応を検証することにしているが、逮捕された事で、この事件は本当に解決したと言えるのか。
県警が同容疑で9月上旬に、市内2カ所を家宅捜索した際には、狭いケージに複数の犬が入れられて排泄(はいせつ)物が大量に放置され、酷すぎる不衛生な状況も確認されたという。
「家宅捜索をした際には、繁殖場にところ狭しと5、6段積み上げられたケージに、複数の犬が押し込められていました。糞や尿も垂れ流しで衛生環境は最悪。乳腺に腫瘍があったり失明していたりする犬も多かったようです。そもそも数人のスタッフで、1000頭の犬に目が行き届くはずがありません。これまでにも通報があったようですが、状況は改善されず30年もの長期にわたり、劣悪な環境下で飼育されていたようです」(捜査関係者)
調べれば調べるほど、余りに酷い内容なので絶句した。これほどまでにして犬で金儲けをしたいのか!家宅捜索後に廃業したというのも逮捕を免れるための一手段だったのか。証拠隠滅のために即、犬小屋の一部を撤去したりと姑息すぎる。
不十分な環境で犬の手術をした可能性もあるという…しかも麻酔薬なしで…言葉がない。痛みで泣き喚く犬の中には失神した犬もいるという。これが虐待でないとしたら、なんと呼べば良い?腸が飛び出たまま授乳しなければならない母犬の悲哀を思うと、…愛犬家ではない私でさえ涙する。
動物愛護法違反で逮捕され、最大で何年の刑を課する事が出来るのか?もう一生、ブリーダーなど開業せるべきではないな。 フレンチブルドッグは自然分娩が難しい動物らしい。敢えて200頭も飼って金儲けのために無資格で、麻酔薬なしで帝王切開!鬼畜以下の所業だな。許しがたい。
家宅捜索後、大半の犬は埼玉県の業者を通じて県外の複数の保護団体に無償で引き渡されたというのも胡散臭い。なぜ、行政の保護を待たなかったのか。埼玉県の業者と言うのは、どうやら「上原ケンネル」という所だそうですね。人助け?いや、違った!動物愛護のため?良く調べてみよう。
上原ケンネルの社長は、やり手の商売人の様で…繁殖業の数値規制に反対し、延期もさせた男とか。ネットで特定されています。ここを通じて取引された多数の犬はどこの保護団体に流れたのか?甚だ疑問ですね。
他にも、大阪「紫友会」福島「甲斐ットランド」という名前が出てました。今回の事件にどう関係しているのか。まともな業者なのか。酷い状態の犬が殺されていないか、下衆の勘繰り!…などではなく実態をつぶさに確認するべきでしょうね。
地元の保護活動家にただで渡すくらいなら、知り合いの業者に売ってしまえ!…まさか、とは思いますが、まず信用し難い。第一、どこの動物保護団体も保護犬が多すぎて、これ以上引き取れる余力はないはずなのに…なぜ、いくつもの保護団体が名乗りを挙げられたのか?➡疑問の第2点!
どこへ運んだか答えなくない!っている様じゃ、とても言葉通りには受け取れない。警察には言ったのか?ホントに警察はここまで調べているのか?
生む道具!なんですよね。犬飼ってる人には良くわかると思いますが一生ケージの中だけ!ってどんな地獄なのかよ!って思う。犬を助けるって言って、飼い殺し。結局、これでは…一部を助けて、動物愛護意識が高い振り。偽善だ。 #上原ケンネル #ペット里親会 #アニマル桃太郎
コロナ禍でのペットブーム!考えさせられた。ショックだ!娘が最近、飼い始めた豆芝をつくづく眺める。「俺の家に貰われて来て幸せか?」…返事はまだない。
これが本当なら傷害罪で告訴すべきだが…消費者の嗜好も一考すべきだな。悪徳業者をはびこらせる一因かと…。やはりペットショップで生きている犬・猫の販売は止めさせるしかない。我々も買わない。
氷山の一角が暴かれただけですね。これを端緒に全国にはびこる悪徳業者を一掃せねば!…と思っている愛犬家が多いのでは?と思っていますが、…闇が深すぎる。
元社長は逮捕の3日前、マスコミの取材に対し、「犬にはかわいそうなことをした」「規模を小さくするべきだった」などと殊勝に胸中を語っている。飼育基準が厳しくなった6月の法改正を前に、「従業員を確保するため規模を大きくしたかった」と話しているそうですが、とても額面通りには受け取れませんね。
家宅捜索が入るまで、何ら改善をしようとしなかったばかりか、犬小屋の一部を撤去したり、すぐに多数の犬を業者に依頼して処分した素早さは何かを察しての事でしょう。
今は廃業しているそうですが、ほとぼりが冷めた頃にまたどこかで素知らぬ顔をして開業するのでは?処罰を回避するための計画倒産というべきもので、厳罰に処すべきです。
ペットショップで犬や猫を販売して悪い事だと思っていない日本人!何とも感じていない多くの日本人の感性が、やはり狂っていると思います。欧米ではペットショップで犬や猫をゲージに入れて販売すること自体を禁じているという。多いに参考にすべきですね。