新型コロナの新たな感染者数は、21日も、東京や大阪など各地で過去最多を更新。全国の合計も初めて2500人を超えています。東京都の新たな感染者は539人で、一日の感染発表が500人を超えるのは3日連続、21日も過去最多を更新。また、現在入院している感染者のうち人口呼吸器や人工心肺装置を装着している「重症者」については、20日から3人増えて40人となっています。、本格的な冬を迎える前に、コロナが猛威を振るい始め何ら対策を講じようとしなかった菅内閣ですが、さすがにとぼけていられなくなったのでしょう。今日、やっと重い腰を上げ、GoTo見直しを検討し始めました。しかし、今後予想される様な小出しの対応で今回も乗り切れるのでしょうか。開催できる訳がない東京五輪に執着していることで、人心はすでに自民党から離反し始めているのでは?…等々、考えてみました。
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なぜ、思い切ってGOTOキャンペーンを一時ストップできないのでしょうか。ホント理解し難い。
メンツがある?…失敗したと思われたくない。経済を回す、雇用を確保するという美名の下、コロナ感染拡大を放置してきたツケが一気に回り始めたような気がしています。多分、感染が拡大している地域に限り、GoToキャンペーンを見直すのでしょうが、遅すぎるのでは?
地域を限ったところで効果は限定的な範囲に留まり、全国への感染拡大は収まらないでしょう。菅内閣の対応が遅すぎるのです。誰もが、もう分かっていることなのにどうして?なぜ、遅い?
このままでは年末年始は悲惨な状況に陥ることになるのではないでしょうか。今日から「秋の我慢の3連休」だというのに、観光地では所により結構な人出です。
キャンセル料が高い、子供に約束してしまった…等々、外出せざるを得なくなったのでしょうが、あまりに不用心過ぎるかと思われます。無症状が多いと高を括っている…?
しかし、こういう現象を作り出した最大の敗因は安倍内閣の政策を無批判に踏襲した菅内閣にあります。マスク着用や手洗い、3蜜を回避するだけで感染拡大を防止できるなら苦労はありません。敢えて3蜜を作り出そうとするGoToキャンペーンなど「アベノマスク」に続く愚策の極みです。
GoToトラベルの運用を各知事の運用に任せるべきではありません。もう、その時期は逸しています。直ちに中止するべきです。感染拡大地域に限って、運用のあり方を見直す程度では収まりがつかないでしょう。
Gotoイートに至っては中止どころか廃止すべきです。プレミアム食事券の新規発行を一時停止するなどの生ぬるい対応では収拾がつかなるなるでしょう。マスクをして食事をしなければならないのなら、そこで食事などするべきではないのです。
わざわざ、割引して旅行に出かけさせ、食事は割引券で誘い出し、3蜜を作り出し感染を拡大させてしまった政府の大罪は消えません。これに踊らされた人々の無知も責められるべきものです。
しかし、それ以上に税金を湯水の様に使いまくり、「トリ金や無限寿司」のような愚かな現象まで創出させた政治家や官僚の無責任さは目に余るものがあります。
結局、周り巡ってホテルや旅館の首を絞め、飲食店に回復し難いダメージを与えてしまったのは、ほかならぬGoToキャンペーンに端を発しているのではないでしょうか。強行した菅内閣は辞職すべきなのでは?
GoTo関連はすべて運用の見直しではなく、直ちに廃止すべきものと考えます。
また同様に、この期に及んで東京五輪にしがみつこうとする輩の心中は何なのでしょうか。
これも理解し難い。
初めに開催ありき、観客ありきの議論!
何なのでしょう?
ワクチン接種の費用をIOCが負担すると言って、何か国の国々が開催を望んでいるのでしょうか。
ワクチンの安全性を確保するためには何年もかかります。
ようやく、今ここで「ファイザーが、モデルナが、90何%以上の効果があった」などと発表した所で、到底間に合う訳がありません。
何千万人もの人々に接種した後に、深刻な回復し難い副作用があったなどと判明するぐらいなら、最初から接種させるべきではありません。PCR検査を徹底させるとしても、レスリングや柔道などハードコンタクトを伴う格闘技の危険性は無視できません。
来年1月に決断せざるを得ませんが、感染拡大が止まない欧米を抜きにして東京五輪が開催できるのか。胸に手を当てて考えれば自ずと分かりそうなものですが…。五大陸の中の二つが欠けたオリンピックなど、そもそも無意味では?
このまま小出しの対応に終始すれば、日本もいつ欧米のような危険性が訪れるのか。火を見るよりも明らかとしか…。
欧米と比べれば感染者数も死亡者も100分の一以下です。深刻さの度合いが違います。しかし、東アジアでは最悪の状態です。韓国や台湾と比較すれば、その差は歴然としています。
素直に過ちを認めて引き返すべきです。オリンピックも同様です。
中止・廃止を真剣に考え、引き返す勇気を持たねばなりません。それが出来ないと、民族的な何かが、コロナに対して優位性というか、…感染者数も、重症者も、死亡者数も欧米と比べるとアジア人には、コロナに免疫力があるのでは?…と思わせられます。
しかし、夏の第2波を乗り越えられたからと言って、冬の第3波も大丈夫という保証はどこにもありません。菅総理は夏の第波を乗り切ったという成功体験にすがっているのでしょう。欧米並みに今の50倍、100倍という感染者数を生じさせたらどうなるか。
感染源が分からないのですから、どうしようもありません。考えられる手を打つしかないのに、菅内閣は躊躇?いや、分かっていてしない。日本医師会の中川会長が「確かなエビデンスはないが、GoToトラベルがきっかけになったのは間違いない」とまで指摘されたのに…。
西村大臣に至っては「神のみぞ知る」という無責任さ。加藤経済再生相は「GoToトラベル中止は考えていない」との思考停止状態…今日はさすがに、「今後の対応について方向性を出せるよう検討を急ぎたい」との見解発表でした。愚かな…
確かなことは、小出しにGoToトラベルは感染が拡大している地域の知事に運用を任せるとか、GoToイートについてはプレミアム食事券の新規発行を一時停止するなどといった生ぬるい策ではもう第3波を乗り越えられないということです。
何よりも怖いのは地方の医療が崩壊することですね。地方の医療体制が脆弱なことは議論の余地がありません。このまま全国に感染が拡大すれば杞憂では決して終わりません。
これはとりもなおさず、菅内閣の命運に関わってくると思われます。感染拡大が収まらなければ、内閣支持率は急落することでしょう。年末年始にかけては最悪の状況を迎えます。株価がどうなるか、失業や倒産が…。自殺者も…
オリンピックは開催どころか、再延期は不可なので…中止に追い込まれます。そのままの状態では解散総選挙が出来ずに、じり貧のまま衆院は任期満了を迎えます。選挙結果は知れたものですね。
自民党がバカ勝ちするなどということは、もうあり得ません。それが一番最良の道かと思われます。ここから日本が再生する道を探さねばなりません。野党に政権を担える能力があるとは思えませんが、…ここからしかない。出発するしか…他ない。
何もしないのより、少しでもした方が良いかと…。しかし、この程度では無理でしょう。
感染拡大は防止できないでしょう。新規の予約を中止するだけでは焼け石に水!…状態ですね。
何で、テレワークできるところはそうしないのですかね?
政府が呼びかけるまで決してしない…。自主性がなさすぎ?
いや、頭の固い経営者は思い至らない?
だったら、政府が出勤自粛を要請すべきなのでは…なぜ、この程度のこともしようとしない?
コロナ後の世界に想いをはすべきなのでは…!
朝、出勤する時、以前の様に混んできたなぁ~と感じます。
家庭内の感染が拡大しているのなら、会社に出勤させるべきではないでしょうに…。
つくづく無為無策の内閣だなぁ~と痛感します。