投稿者: yamazaki5632

  • 2025年国際博覧会は大阪開催が決定!経済効果は?跡地の活用は?

    2025年国際博覧会は大阪開催が決定!経済効果は?跡地の活用は?

     

    【パリ時事】2025年国際博覧会(万博)の開催地が23日(日本時間24日未明)、パリで開かれた博覧会国際事務局(BIE)の総会で、やっと大阪に決まった。大阪万博は1970年以来55年ぶり2度目。日本国内での開催は、05年の愛知万博以来となる。3ヶ国(ロシア、アゼルバイジャン)の激戦を制し、松井大阪府知事は「かってない万博を目指す」と意気込んでいる。

     

    開催場所:会場は大阪の夢洲

     

    会場予定地は、大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲(ゆめしま)」。
    バブル経済の崩壊で、今も広大な空き地が広がるが、府などは万博誘致により「負の遺産」(松井一郎知事)と言われる夢洲の再生の未来図を描き、今後の計画に注目が集中する。

     

    夢洲は大阪市が1977年から埋め立てを始め、情報通信産業などを集積した「新都心」とする構想を描いていた。ただ、景気悪化などで利用は進まず、大阪が誘致に動いた08年五輪の選手村として利用する計画もあったが、五輪招致レースは北京に惨敗し幻に終わった。

     

    今も埋め立て工事が続き、完成すれば広さは東京ドーム約83個分の390ヘクタールになる。一部はコンテナターミナルなどに利用されるが、大部分は空き地のままだ。

     

    夢洲の活用に目を付けたのが松井知事だ。万博のほか、カジノを含む統合型リゾート(IR)を誘致し、万博後、2020年東京五輪後の経済成長牽引役は大坂を中心とした「東京のお台場に負けない湾岸部にする」と意気込む。

     

    日本総合研究所は『万博、IR』の二つを誘致できれば、2兆6100億円ぐらいの経済効果があると試算している。大阪市の吉村洋文市長は「万博、IRが来れば文字通り夢洲は『夢の島』になる」と期待を寄せる。

    また、夢洲(ゆめしま)へのアクセスについては、地下鉄を延伸する案が出されている。「夢洲駅(仮称)の新設」などが必要になり、関連事業費だけで700億円を超す見込みとか。地下鉄延伸後は夢洲駅からシャトルバスを運行し、会場へ輸送する方針らしい。

     

    万博のテーマは?

     

    万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げ、世界中で高齢化社会の進行が問題になる中、長寿時代の豊かな人生の送り方や持続可能な社会システムなど、世界共通の課題を解決する未来像の共有を目指すと云う。

     

    会場では、最新技術を駆使した運営や展示が予定されている。
    日本の出展ゾーンではAI(人工知能)、ロボット、先進医療など健康・長寿社会を実現する取り組みを紹介する。

     

    150ヶ国や国際機関などが出展する166のパビリオン、約2800万人の入場者を見込み、国は万博だけで経済波及効果を約2兆円と試算している。

    安倍晋三首相は24日未明、2025年国際博覧会の大阪開催が決まったことを受け、「大変うれしく思う」と歓迎するコメントを発表した。「素晴らしい万博を実現するため、引き続き、大阪・関西の皆さまをはじめ、オールジャパンの体制で、全力で取り組んでいく」と強調。「日本の魅力を世界に発信する絶好の機会でもある。わが国を訪れる観光客が増大し、地域経済が活性化する『起爆剤』になると確信している」とした。言葉通りに受け止めていいのか?

     

    経済波及効果の中身は?跡地の活用は?

    開催期間 2025年5月3日~11月3日(185日間)
    185日間の入場予定者数は2800万人を見込む。

    日本以外の2カ国は、過去に万博を開催した経験がなく「初の万博」を前面に打ち出したが、これまでの開催実績が評価された日本に軍配が上がった。松井大阪府知事は、「これまでの万博の常識を打ち破る万博をやりたい」と抱負を語っている。

    経済的な波及効果の中身は、期間中の来場者数がもたらす入場料だけでなく、夢洲自体の再開発計画、地下鉄建設、166ものパビリオン建設などが、2020年東京五輪後の経済成長牽引役となるはず。大阪を中心とした関西経済活性化の起爆剤になるはずと目論んでいるが・・・

    万博を一過性のものにせず、関西発展のきっかけにすることが可能なのか?
    関西の新産業で何があるというのか?
    私には思いつかない。
    漫画産業などで日本経済が牽引出来る訳がない。

    跡地の利用も、統合型リゾート(IR)を誘致すると言う案までは良いと思うが、カジノ建設までは如何なものであろうか?

    パチンコだけでも深刻な「パチンコドランカー」の存在が知られているのに、カジノまで作って新型の「カジノドランカー」の出現をどうケアし、失くして行く積りなのだろうか?

    いや、それよりも関西が、統合型リゾート(IR)を誘致し、日本人や各国の旅行者を惹き付ける魅力溢れた街なのか?
    それ自体に疑問を感じる。

    「万博が決まった」「決まった」とぬか喜びしているだけで良いのか?
    よほど、知恵と創意と工夫を凝らさないと万博自体を黒字にすることなど到底出来ないぞ!

    大阪府の財政状況は大丈夫なのか?

    前回の万博とは時代状況が全く違っている。
    今の大阪府、大阪市の財政状況は大丈夫なのか?
    夢洲再開発自体を行える財政状態にあるのか?
    国債や地方債発行に頼る気なのか?

    大阪万博の会場建設費は約1250億円が必要になると見込まれている。
    その3分の2を国や地元自治体が負担するという。
    本当に大丈夫なのか?

    前回、1970年に大阪府吹田市の千里丘陵で開かれた大阪万博は、「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、6400万人以上の来場者を集めた。

    折から日本は高度経済成長の真っ只中。来場者は日本の発展と人類の進歩に大きな夢を持ち、初めて目にする先端技術に皆驚きを隠さなかった。その結果、万博自体も大盛況に終わり、黒字を達成している。

    大阪は万博に合わせ、国道や高速道路、鉄道の整備が進み、一気に先進都市へ姿を変えた。経済界も好況と繁栄を享受し、大阪発の万博景気は国内の他の地方にも波及した。大阪が最も元気だった時代の象徴が万博だった。

    しかし、今の関西圏の経済状況は前回と全く異なる。
    現在の関西経済界は繊維産業や家電業界の不振などから、長く停滞中。首都圏へ本社機能を移す大企業が後を絶たないばかりか、首都圏より一足早く人口減少が始まっている。東京1極集中が進む中、存在感を徐々に失いつつある。

    団塊の世代が、まだ若かった前回と違い、少子高齢化の進んだ日本では、日本人自体の入場者の増加は到底望めないはずだ。各国からの訪日客が頼みの綱だ。
    三波春夫の歌『世界の国からこんにちは』が流行った時代ではないのだ。

    万博自体を黒字にする事は可能なのか?
    2800万人の内、日本人入場者は何万人と見込んでいるのか?
    中国やアメリカから何万人と見込んでいるのか?
    彼らが日本に落とす金は幾らと目論んでいるのか?
    不安要素は拭えない。

    海抜ゼロメートル地帯で行われる万博に、「南海トラフ」の大地震すら心配する声がある。避難をどうするのか?まったく、避難の手立てはできまい。
    万博招致の成功が、ぬか喜びで終わらねば良いが・・・

  • 増渕良亮(MELM社長)の顔画像!しゃぶしゃぶ鍋に顔を突っ込ませたパワハラ男?

    増渕良亮(MELM社長)の顔画像!しゃぶしゃぶ鍋に顔を突っ込ませたパワハラ男?

     

    しゃぶしゃぶ鍋に顔を突っ込ませるという近頃稀に見る悪質な酷いパワハラをした芸能プロダクション社長が、株式会社MELMの『増渕良亮』であることが判明した。

    この問題は21日販売の週刊誌「週刊新潮」が報じた。ウエブ版「デイリー新潮」では被害男性がしゃぶしゃぶ鍋に顔を突っ込まれている動画をアップしている。

     

    増渕良亮のプロフィール

     

    生年月日:不明 現在28歳前後

    職     業:代表取締役社長

    所   属:株式会社MELM

    その他、詳細は分からない。生い立ち・住所・居所は判明次第追記する。

     

    SANSPO他、各メディアが『煮えたぎるしゃぶしゃぶ鍋』に部下の顔を突っ込んで、一生消えないであろう様な大やけどを負わせた奴が、下記の男であると報道している。

     

    この犬畜生のような輩が、芸能事務所社長『増渕 良亮』であることは、ほぼ間違いないだろう。
    その顔写真がこれだ!ふてぶてしく、気障な面をしている。憎むべき輩である。
    断じて許すべきでない。

    煮えたぎるしゃぶ鍋に顔を突っ込むパワハラ:傷害事件場面の動画(しかも、2回もやっている)
    悪質極まりない。

    MELMの概要

     

    社名 株式会社MELM

    所在地 東京都渋谷区宇田川町34-5 5F

    連絡先 03-5784-1318

     

    主要な取引先 株式会社ぶんか社

    株式会社コラボテクノロジー

    株式会社OTOZURE

    株式会社スターバンク

    株式会社イングファシリティーズ

     

    MELM渋谷芸能事務所の実態は相当やばい!
    現在、会社のHPは削除され、メンンテナンスモードになっている。(以下に掲載)
    どうやら逃げの一手でとぼける気でいるらしい。

    従業員は、この増渕良亮被害男性の2人だけだった。
    当時、在籍するタレント、モデル、アーティストは15~20人ぐらいだったらしい。

    MELM所属のモデル達

    以下、主な8人

    小関鈴香→現在は「堀 鈴香」の名に変えて活動中

    Misa

    三浦珠梨

    佐々木梨沙

    小口紀子

    長尾聖良

    島未珠里

    中嶋杏里

    小関鈴香→現在は「堀 鈴香」の名に変えて活動中

    中嶋杏里のインスタグラム

     

    パワハラ(傷害事件)後の社長の態度

     

    増渕良亮は、部下である社員の顔を「煮えたぎるしゃぶしゃぶ鍋」に腕力で無理やり顔を突っ込ませ、2018年8月27日を最後に連絡を絶ったという。

     

    被害男性の弁護士は、傷害事件の公訴時効が3年であり、事件が起きたのは2015年の12月20日の芸能プロダクションの忘年会だった。時効が迫っているため訴訟提起を急ぐ様だ。民事損害賠償請求は当然として刑事罰を求める事も検討しているという。当然の行為だ。

     

    増渕良亮は、被害男性の実家に2回行っている様である。1回は被害男性が辞めるときと、しゃぶしゃぶ騒動の後だったらしい。

     

    増渕良亮は、しゃぶしゃぶ鍋に被害男性の顔を突っ込んだ暴行の後、「2、3日で出社しろ」と脅したらしい。

     

    もっとも増渕良亮は、「悪気はなかった。冗談だった。」と釈明し、後で被害男性に謝罪していると語っている。又、正式には社員でなく、モデルやタレントを紹介する時だけ働く人間だったと説明している。悪質な輩である。

     

    しかし、後にも先にも被害男性は、この芸能プロダクション社長から謝罪の言葉は聞いていないと、両者の言い分は全く食い違っている。

     

    厳罰に処すべき輩である。
    増渕良亮の様な輩は刑務所に入って当然の奴である。
    殺人未遂で警察が動いても不思議はない。

     

    事件後、3年経過しての公表について

     

    被害男性は「自分が(事務所)に紹介したモデルやアーティストの半分以上が事務所を辞めているため、大丈夫だと(判断した)」と説明し、「今回、周りからサポートする」という声をいただいたので、お話しさせて頂いた。」と経緯を明かした。

     

    さらに、被害男性は、増渕良亮社長から「以前からパワハラの様な事はずっと受けていた」と主張。
    「社長には今回の件を認めて罪を償ってほしい。法的な処置をとっていけたら」と話している。
    断じて許すべき輩ではない。

  • 外国人技能実習生が、5年間で2万6千人「失踪」異常過ぎでは?

    外国人技能実習生が、5年間で2万6千人「失踪」異常過ぎでは?

     

    法務省による「失踪」能実習生についての調査が話題となっている。又、国会でも外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案を巡り、法務省が19日、失踪した技能実習生2870人を対象に実施した聞き取り調査の「聴取票」(全員分)を衆参法務委員会の与野党の理事に開示した。

     

    調査の集計に誤りが発覚

     

    この調査の集計では同省のこれまでの説明に誤りがあることが判明しており、野党が葉梨康弘委員長(自民党)の解任決議案を提出する事態にまで発展。

     

    野党は改めて、元データとなる聴取票の開示を迫っていた。

    聴取票について、政府は「入管法違反容疑で刑事訴追の恐れのある者から任意聴取した内容を記したもの。今後の調査への影響やプライバシー保護の観点から開示は困難」(安倍晋三首相の国会答弁)としており、開示された聴取票は一部黒塗りで、コピーや持ち出しは禁じられた。

     

    閲覧した山尾志桜里氏(立憲民主党)は「(閲覧した)20人の内17人は明らかに最低賃金以下なのに、失踪動機(を尋ねる選択肢)で「最低賃金以下」とチェックしているのはゼロであったと矛盾を指摘する。

     

    (法務省)は受け入れ側の不正を把握しながら見逃してきたことが表ざたにならないよう阻止している」と対応を批判し、聴取票の詳しい分析が必要との認識を示した。

     

    修正後の修正結果によると、失踪動機(複数回答)の最多は「低賃金」で1929人(67.2%)。うち144人が「契約賃金以下」、22人は「最低賃金以下」だった。

     

    月収は「10万円以下」1627人(56.7%)、10万円超~15万円以下」1037人(36.1%)―など。失踪後に不法就労した実習生は、2870人の内2634人(91.8%)に達する。

    増え続ける技能実習生の失踪

     

    技能実習生が会社から出る/逃げることを、単に「失踪」という言葉だけで、片づけていいのだろうか。

    外国人労働者の受け入れ議論を進めるほどに、「日本で培われた技能、技術や知識を開発途上国から来た技能実習生に伝承」するという高尚な目的で実施されているはずのこの制度の矛盾が浮かび上がってくる。

     

    過去5年間の累計では何と2万6千人が失踪!

    法務省が今年(2018年)2月に発表した『平成29年に外国人の研修・技能実習の適正な実施を妨げる「不正行為」について』によれば、2017年に失踪した実習生は7千人を超し、過去最多となった。2013年からの5年間では延べ2万6千人以上が失踪している。

     

    失踪する実習生の人数は、年々増加しており、2012年には2,005人だったものが、2016年には5,058人と倍増、さらに2017年には7,089人となり、全く異常な状況だ。

     

    ちなみに2018年1月1日現在の不法残留者数は、6万6,498人に上り、前年同期比1.9%増である。この不法残留者数の約10%を占めるのが、技能実習生として入国した外国人であり、6,914人と前年同期比6.1%増となっている。

     

    27万人を超す外国人実習生

    法務省の発表によれば、2017年末に日本に在留する外国

    人実習生は274,233人。実に27万人を超しているのだ。

    27万人というと、福井県福井市や新潟県長岡市、茨城県水戸市などの人口とほぼ同じだと言えば、その数の膨大さを理解できるだろう。

     

    すでにこうした膨大な人数の外国人実習生が、日本の産業の多くの場面で生産や加工、サービスを支えていることになる。この点を理解することが、まず議論のスタートになる。

     

    技能実習生失踪の理由

    背景に母国の過酷な経済状況がある。

    ①今よりも良い待遇の働き先が見つかった。

    仕事を紹介しているブローカーの存在。同じ国籍の知人な

    どに紹介してもらっているケースが多いらしい。

    先に失踪した人からの紹介、技能実習制度ではなく個人的に日本に入国している人からの紹介など・・・

     

    ベトナム人と中国人は、入国数が多いのでその分日本でのネットワークが広く繋がっている。我々が思っている以上に日本国内での外国人ネットワークは全国各地に広く繋がっているらしい。

     

    自分の国以外で自分と同じ国籍の人が頑張っているのを応援してくれる人は、やはりよう多い様だ。

     

    また、闇雲に働き先を紹介しているのではなく、技能実習生として日本に入国し「受け入れ先での嫌がらせや待遇の悪さ、イジメ」などがあり、その事を相談している内に、「酷い対応の受け入れ企業なら他を紹介するよ。」という助け舟的な感じでの失踪に繋がるケースもある様である。

     

    実習生が個人的に新たな働き先を日本で見つけるのは困難という事もあり、誰かしらの紹介からの失踪が一番目立つケースとなっている。

     

    ②監理組合、受け入れ企業のケア不足

    受入れ企業に配属になる前に事前説明があるが、説明不足や実習生がその事をしっかり理解してない事から受入れ企業と実習生との間での思い違いから不満が溜まり失踪に繋がるケースが多い。

     

    実習生からしてみると、受入れ企業に意見を言いづらい事など現状報告を監理団体などを通して行うが、監理団体がしっかりとアフターケアをしていない事がある。その為、新たな外国人技能実習制度が施行されているが、優良とは程遠い監視体制の監理組合が存在する事も確かである。実習生を受け入れ検討中の企業担当者は、しっかりと話し合いの元に監理組合を見極める事が大事だと感じる。

     

    新たな実習制度によって優良の監理組合と、そうでない組合での違いが出て来るので今後については多少なりとも期待が持てる。

     

    ③思っていた程、稼げない

    本来の技能実習制度は日本の技術を学びに来る。という事を前提にしているが、実態として多くの実習生はお金を稼ぎに来日している人が多い。

     

    『お金を稼ぎに来ているのに稼げない』との考えからの失踪ケース。
    『残業の少なさ』『休みが多すぎる』など、思った程稼げずに失踪に繋がっているケースもある。日本人では残業が多すぎると嫌な顔をする方もいるが、実習生は飽くまで稼ぎに来ているので、ある程度の残業がある企業の方が稼ぎとしては多くなるので事前説明との違いが多すぎると失踪へと繋がりかねない。

     

    また、実習生は自分で使用している家の家賃や生活費は自腹ですので意外と出費が多く、思っていた程お金を稼ぐ(貯める)ことができずに、より良い待遇の働き先に移ってしまう事がある。

     

    実習生の中には借金をして日本に来日する人もおり、その返済や自国へのお金の送金ができずに受け入れ先から逃げ出し、さらに待遇の良い場所へと移っているケースがある。

     

    ④不当賃金や嫌がらせ、ブラック受入れ企業からの失踪

    実習生は日本の労働者と同じ扱いになり、通常では各都道府県が定める最低賃金以上での雇用となる。このルールを守らず日本では考えられない賃金での雇用をし、実習生の失踪に繋がってしまっているケース。これは完全にルール違反の悪質な受入れ企業が悪いのだが、バレないだろうと、このような事をしている企業が結構有ることは確かである。

    失踪後の生活

    実習生は失踪した後の生活がどうなるのか。この事をしっかり把握せずに逃げ出している人が多いのが現状である。

    失踪後は、『不法滞在者』としての生活なので勿論普通には働けず、散々な扱いを受ける事も多い。

     

    失踪した本人が悪いのだから、その事を逆手にとり技能実習先での給与よりもはるかに低い給与と待遇での扱いを受ける事が多くある。

     

    失踪者が女性の場合、風俗店などで働かさせられていたという話も聞く。多くの失踪者は同じ国の人物との横の繋がりで生活を送っている事が多いが、新たな職場の紹介者から適当に対応され、実習先に戻ってくるケースや帰国してしまうケースもある。

     

    そして、実習生が失踪した場合、見つける事はほぼ困難である。

     

    失踪者を出さない方法の模索

    失踪者の増加から新たな技能実習制度が施行されたが、受入れ前に優良の監理組合での受け入れを検討する事や、受入れ後の企業での対応、実習生への気配りが大事である。

     

    受け入れする人物の国籍を選ぶのにも、その国の事やその国の人物の特徴などが企業に適した人などを検討してからの受け入れが必要である。

     

    このまま技能実習生の失踪が増えるのでは新たな社会不安が生ずる恐れもあるだろう。新たな技能実習制度により多少でも歯止めをきかせられるだろうか?

    余り期待は持てない。もっと抜本的な一本化した「外国人労働者の受入体制」を整えていかないと、間違いなく将来に禍根を残す事になるだろう。

     

    移民政策

    安倍首相は、飽くまで「移民政策を取る考えはない」と強調しているが、実態はすでに移民を受け入れているのと大差がない。

     

    入管難民法を改革するだけで、抜本的な解決が出来るかは甚だ疑問だ。欧州では移民を受け入れた結果、「治安の悪化」「教育レベルの低下」など負の遺産が取り返しのつかない事態を招いている。無条件で移民を受け入れる訳にはゆくまい。

     

    しかし、少子高齢化のため、日本では自前で即戦力となる将来の労働力の確保はすでに不可能となっている。女性の活用、高齢者の雇用拡大だけではもう追いつかない状況なのだ。

     

    「移民は認めない」と言いつつ、実態は「偽装移民」!
    この矛盾を解決していかないと不法就労の問題は解決しない。困難な問題だが、目を背けられない。
    言葉のすり替えでは、もう無理な段階が生じている。
    摩擦のない共生などあり得ない。我々は現実を直視しなければならない。

  • 退位礼・即位礼はいつなのか?GWは10連休か?(2019年)

    退位礼・即位礼はいつなのか?GWは10連休か?(2019年)

     

    今上天皇陛下の退位日程が、2019年4月30日となり、2019年5月1日に皇太子様が新天皇に即位することが決定した。これにより、30年間続いた平成は終わりを告げることになる。今回は、『今上天皇の退位』・『新天皇の即位に伴う儀式、即位の礼・大嘗祭』について、いろいろと調査してみた。

    代替わりの日程

     

    行事は来年、2019年

    ●2月24日 在位30年式典~天皇陛下の在位30年を祝う式典:国立劇場で行われる。
    在位20年のとき(2009)国立劇場で行われ、3万人が集まりEXILEがお祝いの曲を披露

                     した。
    ●4月30日 天皇退位
    ●5月1日   新天皇即位
    ●10月22日 即位礼正殿の儀、パレード、饗宴の儀(パレードには国産のオープンカーが発注予定。                     今日、11月19日発表された。)

    ●11月14日~15日 大嘗祭だいじょうさい

    新天皇即位後、初めての新嘗祭(にいなめさい)で、1度だけ行う最も重要な儀式。新天皇が、その年に収穫されたお米などを備え、自らも食べ、国の安明と五穀豊穣を祈る。宗教的な行事のため、皇室行事となっている。 

    「退位礼 正殿の儀」とは?

     天皇退位に伴う式典の名称(国事行為)

     

    「即位の礼 正殿の儀」とは?

    即位の礼(そくいのれい)または即位礼(そくいれい)は、日本の天皇が践祚(せんそ)後、行為を継承したことを国の内外に示す(即位)一連の儀式で、最高の皇室儀礼とされる。(国事行為)

    中心儀式の即位礼正殿の儀は、諸外国における「戴冠式」、「即位式」にあたる。

    即位の礼後に、五穀豊穣を感謝し、その継続を祈る一代一度の大嘗祭が行われる。

    即位の礼・大嘗祭と一連の儀式を合わせ御大礼(ごたいれい)または御大典(ごたいてん)とも称される。

    「祝賀御列の儀」 パレードのことで、出発点は皇居、到着地点は東宮御所

     

    これらの儀式は1日で終わるのではなく、1かけて執り行われる。
    日本で一番大きな儀式に当たるわけだから、色々と伝統に則った細かい流れや式典があるのだろう。下記に一連の式典を掲載しておく。

     

    例えば、今上天皇御即位の場合(1990年)を見てみよう。(以下の動画を参照されたい)

     

    今上天皇が御即位された1990年(平成2年)、この時の即位の礼はどのような内容のものであったのかを見てみよう。

    1990年(平成2年)、即位礼正殿の儀

     

    第125代・今上天皇の即位の礼・大嘗祭を巡る儀式は、1990年(平成2年)1月23日の期日奉告の儀から始まり、1年間に渉り関連行事が行われた。

     

    即位の礼にあたり、式典の警備・要人警護には先帝・昭和天皇の大喪の礼での3万2000人を大きく上回る3万7000人の皇宮護衛官、警察官が動員され徹底した検問などが行われた。

     

    この警備の特別予算は54億円に上ったとされる高御座の輸送に当たっては、過激派テロリストによる妨害を防ぐため、陸上自衛隊のヘリコプター(CH-47J)で隠密に行われた。

     

    即位を祝う饗宴の儀は、宮殿豊明殿で11月12日から行われ、15日迄計7回、延べ3,500人の賓客が招かれた。

     

    即位礼正殿の儀での「おことば」

     

    さきに、日本国憲法及び皇室典範の定めるところによって皇位を継承しましたが、ここに即位礼正殿の儀を行い、即位を内外に宣明いたします。
    このときに当り、改めて、御父昭和天皇の六十余年にわたる御在位の間、いかなるときも、国民と苦楽を共にされた御心を心として、常に国民の幸福を願いつつ、日本国憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓い、国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。

     

    日    程:1990年(平成2年)

    • 1月23日 賢所・皇霊殿・神殿に期日奉告の儀、伊勢神宮・天皇陵等に勅使発遣の儀
    • 1月25日 伊勢神宮・神武天皇・前四代天皇陵奉幣の儀
    • 2月8日 斎田点定の儀
    • 8月2日 大嘗宮地鎮祭
    • 9月27日 斎田抜穂前一日大祓(悠紀田:秋田県南秋田郡五城目町)
    • 9月28日 斎田抜穂の儀(悠紀田)
    • 10月9日 斎田抜穂前一日大祓(主基田:大分県玖珠郡玖珠町)
    • 10月10日 斎田抜穂の儀(主基田)
    • 11月12日 即位礼当日賢所大前の儀
    • 同日 即位礼当日皇霊殿・神殿に報告の儀
    • 同日 即位礼正殿の儀 ※国事行為
    • 同日 祝賀御列の儀(オープンカーでのパレード※国事行為今回オープンカーは日本のどこかのメーカーに発注される予定。今日、11月19日(月)のニュースで発表された。
    • 同日 – 15日 饗宴の儀 ※国事行為
    • 11月13日 園遊会・内閣総理大臣夫妻主催の晩餐
    • 11月16日 伊勢神宮に勅使発遣の儀
    • 11月18日 一般参賀
    • 11月20日 大嘗祭前二日御禊・大祓
    • 11月21日 大嘗祭前一日鎮魂の儀・同大嘗宮鎮祭
    • 11月22日 大嘗祭当日神宮に奉幣の儀
    • 同日 大嘗祭当日賢所大御饌供進の儀
    • 同日 大嘗祭当日皇霊殿・神殿に奉告の儀
    • 同日 大嘗宮の儀・悠紀殿供饌の儀
    • 11月23日 大嘗宮の儀・主基殿供饌の儀
    • 11月23日 – 25日 大饗の儀
    • 11月24日 大嘗祭後一日大嘗宮鎮祭
    • 11月27日 – 28日 即位礼・大嘗祭後神宮に親謁の儀
    • 12月2・3・5日 即位礼・大嘗祭後神武天皇・前四代天皇陵親謁の儀
    • 12月3日 茶会
    • 12月6日 即位礼・大嘗祭後賢所・皇霊殿・神殿に親謁の儀
    • 同日 即位礼・大嘗祭後賢所御神楽の儀
    • 12月10日 天皇陛下御即位記念祝賀会

     

    即位の礼に参列した各国要人

    • 国家元首級:70カ国
    • 皇室・王室:20カ国
    • 副大統領級:15カ国
    • 首相級:20カ国
    • 閣僚級:35カ国

    開 催 地

    近代に入ってからの天皇3代の明治天皇・大正天皇・昭和天皇においても、正式な高御座が常設されている京都御所に於いて「即位の礼」が行われていた(※厳密にいえば、高御座は即位および大嘗祭後の節会だけのもので、近世には通常は紫宸殿には白い帳のかかった四角い御帳台-大正以降の即位礼で皇后が使用するものとは同名異物-が置かれていた。また戦前の古写真でも紫宸殿内に帳台がおかれた写真があり、高御座が常設されるようになったのは比較的近年のことのようである-といっても半世紀以上は経つが・・・)。

     

    1989年(平成元年)には、今上天皇の代には即位の礼・大嘗祭の開催地を巡り、東京と京都で論争となったが、最終的に東京都千代田区の皇居内で開催された。これには時代の変遷により、止むを得なかったという事情もある。前3代と異なり、平成の今上天皇即位の礼(即位礼正殿の儀)においては、一連の式典に外国の要人も多数参列していたため、京都に比べ東京のほうが警備がしやすく、かつその費用も抑えられた。当時はまだ関西国際空港が開港しておらず、京都迎賓館も無く、近畿地区における要人の大規模な受け入れ態勢が十分には整っていなかったのである。

     

    専門家による伝統を守るべきとの主張もあり、京都側は京都商工会議所が懇談会を設置する等、京都での開催が多方面から主張された。また、平安京以来1000年余に渡り『天皇』の存在が当たり前だっただけに、京都近辺の市民の落胆ぶりは大きかったといわれる。そういった事情への配慮もあり、皇居での「即位の礼」関連行事をほぼ終え、三重県伊勢市の伊勢の神宮内宮や奈良県橿原市の神武天皇陵に親謁し、先帝四代の陵のうち京都府京都市にある孝明天皇陵・明治天皇陵に親謁に伴い、同市上京区にある京都御所において各地方公共団体の首長や関西経済同友会など近畿の各種団体の代表、経済界の首脳陣らを招いて大規模な茶会が催された。

    ざっと、一連の式典の内容は以上の次第である。

     

    今回は、これに今上天皇の退位『代替わりの行事』が加わり、新天皇の即位に伴う儀式、即位の礼・大嘗祭が行われる訳だから、間違いなく前回を上回る大規模なものとなることだろう。

    G・Wは10連休になるのか?

    祝日法では「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日は休日とする」との規定がある。5月1日が「祝日」の場合、祝日の「憲法記念日」である3日と挟まれた2日が、さらに4月29日の祝日「昭和の日」と挟まれた30日も休日となり、10連休となる予定。

     

    今から、来年の長期に渡るゴールデンウィークは大きな話題になっている。
    何はともあれ、慶賀な次第である。

     

  • 技能実習生の累計失踪は26000人、実態は人身売買制度なのか?

    技能実習生の累計失踪は26000人、実態は人身売買制度なのか?

     

    技能実習制度及び外国人研修制度とは、1993年(平成5年)に導入され、「技能実習」や「研修」の在留資格で日本に在留する外国人が報酬を伴う技能実習、或いは研修を行う制度である。ただ中身について、劣悪な労働環境に置かれるなど人権上の問題が指摘されている

     

    外国人労働者受け入れ議論の闇

     

    国会では外国人労働者の受け入れを巡って、論戦が繰り広げられている。その過程で、問題視されているのが、外国人技能実習制度である。

     

    外国人労働者の受け入れ議論を進めるほどに、「日本で培われた技能、技術や知識を開発途上国から来た技能実習生に伝承」するという高尚な目的で実施されているはずのこの制度の「」が浮かび上がってきているのだ。

     

    2017年一年間で失踪者7千人、過去5年間の累計ではなんと2万6千人が失踪!

     

    法務省が今年(2018年)2月に発表した『平成29年に外国人の研修・技能実習の正な実施を妨げる「不正行為」について』によれば、2017年に失踪した実習生は7千人を超し、2013年からの5年間では延べ2万6千人が失踪している。

     

    失踪する実習生の人数は、年々増加しており、2012年には2,005人だったものが、2016年には5,058人と倍増、さらに2017年には7,089人となり、異常な状況である。これらは、すぐ不法就労と結びつく。

     

    ちなみに2018年1月1日現在の不法残留者数は、6万6,498人に上り、前年同期比1.9%増である。この不法残留者数の約10%を占めるのが、技能実習生として入国した外国人であり、6,914人と前年同期比6.1%増となっている。

     

    27万人を超す外国人実習生

    法務省の発表によれば、2017年末に日本に在留する外国人実習生は274,233人。実に27万人を超しているのだ。27万人というと、福井県福井市や新潟県長岡市、茨城県水戸市などの人口とほぼ同じだと言えば、その数の膨大さを理解できる。

     

    すでにこうした膨大な人数の外国人実習生が、日本の産業の多くの場面で生産や加工、サービスを支えていることになる。この点を理解することが、まず議論の出発点になる。現実の数を見つめる事から始めなければならない。

    飲食店でも、コンビニでも外国人労働者なしでは、すでに立ち行かなくなっているのだ

     

    技能実習制度及び外国人研修制度の概要

     

    技能実習制度は、出入国管理及び難民認定法別表第一の二に定める「技能実習」の在留資格により日本に在留する外国人が報酬を伴う実習を行う制度である。企業等の実習実施機関が海外の現地法人、合弁企業や取引先企業の職員を受け入れて技能実習を実施する企業単独型と、商工会等の営利を目的としない監理団体が技能実習生を受け入れ、傘下の実習実施機関で技能実習を実施する団体監理型に大別することができる。

     

    理念と基本枠組み

     

    「外国人研修生」は、民営または国公営の送出し機関から送出されて来日し、日本側の受入れ機関において研修する。研修生の滞在期間は、基本的には1年以内である。開発途上国への技術移転を確実に行うため研修計画が作成され、研修生はこれにそって研修する。その後、日本の技能検定基礎2級相当に合格する等、所定の要件を満たした場合には、同一機関(会社)で実践的な技術習得のために雇用関係の下で更に2年間滞在することが可能となる。これを技能実習といい、研修・技能実習と合わせると最長3年間の滞在期間となる。

     

    歴 史

    1960年代後半に、海外進出した日本企業が現地法人から現地社員を招聘し、技術や知識を習得した現地社員が、帰国後、その技術を母国(開発途上国)で発揮させたことから、国際貢献と国際協力の一環として1981年(昭和56年)に在留資格が創設された。

     

    制度の問題点

    近年では研修生の急増に比例するように、人権蹂躙や事件が多発している。

    典型的な事例は、パスポート取上げ、強制貯金、研修生の時間外労働、権利主張に対する強制帰国、非実務研修の未実施、保証金・違約金による身柄拘束、強制帰国を脅し文句に使って性行為を迫るような性暴力などで、2006年にはトヨタ自動車の下請け企業23社での最低賃金法違反、また岐阜県内の複数の縫製工場では時給300円で残業させていたことなどが報道された。

     

    ただし、来日前の契約では研修生本人たちが進んでこの金額での労働に同意していた事実も数多く存在する。

     

    また、制度の趣旨と実態の乖離も指摘されている。いわゆ3K職種など日本人労働者を確保できなかったり、中華人民共和国などの外国製品との価格競争にさらされている中小企業が、本来の目的である国際貢献ではなく、低賃金の労働力確保のために本制度を利用するケースが目立ち、研修生の中にも技能修得ではなく「出稼ぎ」として来日する者がいる

     

    愛媛県今治市の杉野綿業(タオル製造会社)で、経営者が、中国人研修生3人に対し、未払い賃金を支払うよう労働基準監督署から是正勧告を受けたが、支払いを免れるため、研修生3人を騙して中国へ連れて行き、置き去りにするという事態も発生している。

     

    2013年4月3日には、実習先の長崎県長与町の企業から給与が10万円しか支払われず、また寮の居住費や仲介業者への支払いなどを天引きされたことで事実上1万円程度しか支払いを受けられなかったなどとして、バングラデシュ国籍の女性が、当該の企業と仲介業者などを相手取り京都地裁に訴訟を起こしている。

     

    2015年6月には、技能実習で来日し茨城県行方市内のシソ農家で働いていた中国人女性が、セクシャルハラスメントを受けた上、残業代も一部のみにとどまっているなどとして、水戸地方裁判所に当該のシソ農家およびその農家が加盟する受け入れ団体『協同組合つばさ』に対する訴訟を提起。また、この女性を助けようとして受け入れ団体を解雇されたとして、団体の元職員も訴えを起こしている。

     

    また、2018年3月には、制度より来日したベトナム人男性が、岩手県の建設会社によって、福島第一原子力発電所事故の除染作業に従事させられたことを明らかにした。

     

    法務省入国管理局などは「除染は実習の趣旨にそぐわない」としている。 アメリカが週国国務省の国別『人身売買に関する年次報告書』では、2006年版の日本報告書からこの制度(Foreign Trainee)の問題を取り上げ、非人権的な状況に置かれている研修生の状況把握や問題解決などを指摘。2010年には技能実習制度(Technical Intern)を追加し、指摘は続いている。

     

    同じく人身売買に関する2007年版報告書からの制度(Foreign Trainee)の問題を取り上げ、非人権的な状況に置かれている研修生の状況把握や問題解決などを指摘、同年7月1日には米国務省マーク・レーゴン人身売買監視・対策室長が来日して、日本国政府に制度の廃止を提案した。

     

    2010年には技能実習制度(Technical Intern)を追加し、2013年に(Foreign Trainee)は言及されなくなったものの、指定は続いている。

     

    元法務副大臣の河野太郎議員(自民党)は自身のブログにて、本制度も含めた日本の外国人労働者受け入れ政策を「ほとんどイカサマ」と発言するなど問題認識は広がりつつある。

     

    しかしながら、政府の審議会・研究会やプロジェクトチームでは、存続・拡大路線が主流であり、研修・技能実習の期間を最大5年に拡大することや再研修が議論されている。確かに円満な研修・技能実習を実施している企業もあり、受け入れ企業のみならず研修生からも期間延長や再入国を求める声がしばしば聞かれるが、制度拡大と同時に、上記のような人権蹂躙の防止も必須の課題である。

     

    批判

    日本弁護士連合会は2013年6月実習制度の早急な廃止を求める意見書を政府に提出するなどしている。愛知県弁護士会は抜本的改正を求める意見書を提出している。

     

    日本労働組合連合会はその制度の本旨に合致する形で運用され、権利保護が適切にはかられるよう対応をはかるよう求めた。

     

    全国労働組合総連合は2016年7月28日、東京都霞ヶ関の厚生労働記者会で記者会見を開き、「外国人技能実習制度に関する提言」を発表した。

     

    技能実習生として来日しても、非熟練労働に従事しており日本にまで来る意味が薄い、気候風土や文化の違いなどで技術の転用が難しい、需要が無いか既に供給過剰な技術である、など開発途上国等の経済発展に役立つとは言い難い事もある。

     

    1980年代末から1990年代の「研修生・実習生」制度を導入した時期とは、日本を取り巻く経済環境は大きく変化している。低賃金労働者を発展途上国、開発途上国に求めることができた当時から、すでに工業化が進み、雇用の場が増加し、賃金も上昇しているそれらの国々から労働者を求めなくてはいけない現在を同じ制度で乗り切れるとは考えられない。

     

    外国人労働者の受け入れに反対し、この実習制度を継続させることに賛成するのでは大きな矛盾である。そのようなことでは、労働者を労働者ではないと言い張り、人権や労働者の権利を認めない国として存在してしまうことになる。すでに悪評は広がりつつある。このままでは、将来の外国人労働者確保にとって、大きな障害となる。

     

    外国人実習生=低賃金労働者ではない

     

    「実習生の手取りは10万円程度。しかし、企業側は監理団体などに月額にして10万円程度を支払わなければならず、結局、月額20万円以上かかる」ある受け入れ団体の職員は、そう説明する。低賃金労働者が確保できると考える経営者は、そのコストの高さに驚く場合もあるという。さらに、「トラブルになるのは、実習生側は月に10万円しかもらっていない。一方の企業側は20万円近く支払っている。その意識のギャップが、双方の不満になってぶつかることがある」と言う。

     

    独自の動きをする中小企業も出現~我々の覚悟も必要

     

    こうした実情と、外国人労働者の受け入れ緩和の方向を受けて、中小企業の中には、独自に海外の大学や専門学校に日本人と同等の給与や待遇で「正社員」としての求人をかける動きも出てきている。

     

    30年以上も前の制度をつぎはぎして存続させるのではなく、諸外国の制度も参考して、外国人労働者の受け入れ制度を確立する時期に来ている。

     

    外国人技能実習生は、実質的に見て完全な労働者であり、日本政府は飽くまで否定するが、すでに日本は移民政策に移行しつつある。言葉のすり替えでは済まなくなってきている。

     

    制度のつぎはぎで対応できる時代ではすでにない。又、政治家任せでも対応できない状況である。中小企業だけでなく、我々一人一人にも選択が迫られている。

     

    例えば、介護の問題一つ取っても、日本人だけで解決できる問題ではなくなって来ている。団塊の世代が更に高齢化し、介護が必要となったら、もう日本人だけで対応は絶対に不可能である。

     

    遠からず、何十万単位の介護職員を東南アジアから移民させるしか手段はなくなる。女性や高齢者を活用するだけでは到底賄い切れる数字ではない。我々一人一人の覚悟も必要となってくるのだ。現実から目を背けていてはいけない。

     

    外国人技能実習生の問題も、その一環なのである。外国人を差別して行けば、傷つくのは日本人自身なのだ。もう、そういう状況に陥っているのである。覚悟すべきなのは我々一人一人なのだ。

     

    建設、農業、宿泊、介護、造船業の5分野だけでは済まない。少子高齢化の進んだ日本では避けて通れない道なのだ。

     

    ●結果として、①治安の悪化②日本人の教育レベルの低下③格差拡大④生活保護の拡大・・・といったリスクも当然覚悟しなければならない。良い事ばかりではないのだ!

  • 老々介護の果て!娘の涙・姪の涙・息子の涙を見て母が逝った事を実感する

    老々介護の果て!娘の涙・姪の涙・息子の涙を見て母が逝った事を実感する

    平成30年10月12日(金)、午後5時2分頃母が亡くなった。死亡診断書の記載が、その時間だった。入所していた特別養護老人ホームの担当者から直前に電話があり、母の容態がおかしい、すぐに来てほしいとの連絡が入ったが、どういう訳か、私はタクシーにも乗らずに急ぎ足で特養に向かった。小走りに駆け付け15分程で到着した。

    老々介護の果て!~死に目にも間に合わなかった

    私が、特養に到着したのは5時10分頃だった。痩せこけた母の死に顔を見ても全然涙は出なかった。
    もう感覚がマヒしていたのだろうか?

     

     

    タクシーで駆け付けなかったので、結局死に目には間に合わなかった。
    しかし、タクシーに乗らなかったことを後悔してはいなかった。
    母の死は何日も前から予感し覚悟していたから、もう特段何の感情も湧かなかった。
    遠からず迎えが来ることを確信していたし・・・

     

     

    亡くなった母に呼び掛けることもしなかった。
    ただ、ボーッと突っ立って、冷たくなった母の額に手の平を押し当てて、この瞬間をどうやり過ごすればいいのか、途方に暮れていた。

     

     

    若い職員が涙ぐみながら、母の死の間際を話してくれるのを、ただ黙って頷いて聞いているだけだった。
    私には若い職員の方々が母の死に涙してくれるのが、不思議でならなかった。
    私は泣けない。 薄情なのだろうか?

     

     

    母の死に際に3人の職員の方が付いてくれていたと聞き、「死の瞬間は寂しくはなかっただろう」と素直に感謝の言葉を伝えた。

     

     

    彼らが義理で泣いているのでない事は良く感じ取れた。
    しかし、他人の母の死をなぜ、こんなに悲しめるのか!?私には、どうもピンと来なかった。
    やはり私は薄情者なのだろう!

     

     

    特養に入所して1年と1ヶ月!
    10月に入ってすぐ、担当医と関係各部署の人達と向き合い、死に直面しても特別な延命治療を行わない事を確認し合い、書面を交わしていた。

     

     

    母から二言目には、「早くあの世へ逝きたい」「生きていての仕方がない」と言うのを何度も耳にたこが出来る程、聞かされていた。
    何かあっても延命治療はしないことを本人と事前に話し合い、本人も承諾していた。
    母も特別な延命措置望んではいなかった。

     

     

    母の腎臓はステージ5の段階に入っており、若ければ人工透析しなければ生きていられない状態になっていた
    そんな状況だった。
    いつ尿毒症になって亡くなっても全然おかしくない。

     

     

    そして、何よりも油断していると胸に血が溜まり苦しみだす。
    それが原因で、入所してから2回も入院していた。

     

     

    原因は結局分からなかった。
    とにかく歩くと胸に血が溜まりやすくなるので、晩年はほとんど歩いていなかった。
    筋肉は痩せ細り一人ではトイレにも行けなくなっていた。

     

     

    96歳だ!!もう充分に生きたと思う。
    何が起きても不思議がない状態になっていた。

     

    2年前に左大腿骨骨折

    これが致命的なきっかけだった。この骨折以来、1年半の間に9回も入退院を繰り返した。介護度も1~2から3に上がり、最後になってやっと特養に入れた。しかし、人工透析をしていたら入所はさせてもらえなかっただろう。私の介護も限界に近づいていた。

     

     

    入院するたびに、私は精神科の医師に呼ばれた。
    あまりに母が「死にたい。死にたい」と口にするので老人性うつ病を疑われる。
    その度に、私が「それは、もう母の口癖です。言っても治らない。ただ、人の手を煩わして生きているのが不本意なのでしょう」としか答えられなかった。

     

     

    長生きしても母の様に不健康なら、これはもう不幸以外の何物でもない。
    特に、若い人の手を煩わすのを母は気に病んでいた。
    「生きていても仕方がない」と何度聞かされたことか?・・・もう数えきれない。
    この言葉を余りに何度も聞かされるので、私は『うつ状態』に近くなってしまった。

     

     

    しかし、この頃から、私は『安楽死』を真剣に考える様になった。
    母の様に、もう生きていたくないと本気で思っている人間には安楽死を認めるべきではないかと・・・
    母を看取った今、このテーマを自分のライフワークにしようと思っている。

     

     

    自分がもう死にたいと思ったら、日本で認めてくれないなら外国に行き安楽死させてもらおう。
    そのために旅費を貯めよう。Change.orgをしてみよう。運動をおこそう。
    そのための資金をブログで稼ごうと本気で考える様になった。

     

     

    母の様に愚痴って、長く生きていたくない。
    母の死を反面教師と捉えようと考えている。

     

     

    自分の死に様は自分で決める。
    そう覚悟を決めた。今はそのための心の準備期間なのだと。

    88歳の時、突如認知症を発症

    埼玉の田舎に一人暮らししていた母は8年前に認知症を発症した。軽い熱中症にかかり脱水症状を起こしただけなのに、長期入院してしまった弊害が拘禁症状の発作を引き起こしたらしい。2~3日で退院すれば良かったのに何を考えて2週間、3週間と2回も続けて入院したのか・・・今はもう分からない。

     

     

    いわゆる被害妄想が起き、この症状が酷かった。
    今から思えば、これは母からの『助けを求めるメッセージだった』と理解出来るのだが・・・発症当時はとても受け止める余裕が持てなかった。

     

     

    認知症の知識にも欠けていた。
    何が起きたのか、全然理解出来なかった。

     

     

    突如、入院中の病院で、真夜中に病院中に響き渡る声で喚き散らし始め「這ってでも家に帰る」と騒ぎだしたらしい。
    当然、朝一で私が病院から呼び出され、すぐに退院させてほしいと要求された。
    要は病院を追い出されたのだ。当直の担当者はきっと一睡も出来なかったのだろう。

     

     

    言葉がきつくなるのも分かる。
    母の気性の強さも相当なものだから・・・本性が剥き出しになれば誰もが手こずる。
    息子の私には母の性格が良く分かっている。頑固さも並外れている。

     

     

    私はちょうど60歳になり、定年退職というよりリーマンショックから会社の業績が悪化し、リストラに近い形で退職していた。私しか面倒を見るものがいない。妻はフルタイムで働いている。

     

     

    兄は連れ合いの母を引き取って面倒を見ている。
    私しか介護の担い手はいないのだ。兄に母の介護の世話をする余裕などない。

     

    母を田舎の自宅に連れ帰り、身の周りの世話をし始めたのだが、真夜中に通帳と印鑑を隠しまわり最後には何処に隠したか、分からなくなる。朝になると「私の通帳と印鑑が見つからないのだけど、あんた知らないかい?」と聞いてくる。 何度も何度も繰り返し・・・気が滅入って来る。

     

     

    夜中にごそごそと動き回るためうるさくて、又何度も電気を照けたり消したりするので、明るくなったり暗くなったりで、私は極度の不眠症に陥ってしまった。全く一睡も出来ない日々が続く。もう睡眠薬が全く効かない状態に陥った。

     

     

    疲れは全然取れずに朝を迎え、母の食事や洗濯、部屋の掃除などをしなければならないので、すぐに疲労困憊になった。
    そして、朝から母は私を泥棒呼ばわりして、責め立てて来る。

     

     

    適当にあしらっていたのだが、ある朝一番で「お前のカバンの中を見せろ」と迫って来た。
    とうとう堪忍袋の緒が切れて自分のカバンを母に叩きつけ、「ここのどこにお前の通帳がある?よく見て見ろ!このバカ野郎!」と怒鳴った事があった。

     

     

    一睡も出来ずに何度も朝を迎えていた私は、もう我慢の限界を超えてしまった。
    憮然とした表情で睨み返してくるので心底憎らしいと感じ、思いっきり口をひねり上げてやった。
    その時から母は私に殴られたと言い立て始めた。

     

     

    今なら分かる。
    母の認知症の症状も・・・『レビー小体型認知症』というもので、特に幻覚・幻聴が酷い。
    人を泥棒呼ばわりするのは日常茶飯事!

     

     

    でも、この時は理解出来なかった。
    到底同じ人間とは思えなかった。
    それ程、母の症状は突然で激しかった。
    後から、勉強して精神科医にも相談して漸く分かった次第・・・

    娘の涙・姪の涙・息子の涙を見て母が逝った事を実感する

    色々とあった。しかし、やれる事は全部やった。後悔など、微塵もないと思っていたが・・・やはり自惚れていた。

     

    特に、妻の力を借りた。これが一番の助けになった。私一人では到底乗り越えられなかっただろう。
    強引に東京に連れ戻した後は、町会長さんや近所の「見守り隊」の人にまで世話になった。

     

     

    ホントに色々とあった。この8~9年間は・・・
    母の死を目の前にしても涙は出なかった。やるだけの事はやった。何ら恥じる処はないと信じていた。

     

     

    私は強気だった。しかし、翌日になり娘が母の遺体を見て泣いた時、私は激しく後悔した。
    午後になり姪が来てベットの上の母の姿を見て、やはり泣いた。
    私も思わずもらい泣きしそうになった。しかし、グッと堪えた。
    告別式は名古屋から息子が駆け付けてくれた。この時は息子が泣いた。これは応えた。

     

     

    始めて、私は母の死を実感できた。目から汗が・・・涙が溢れ出て来た。

     

     

    そう、母はホントに孫達を可愛がってくれた。私以上に!!
    埼玉の田舎から、イチゴやトマトやきゅうりを背中一杯に背負って、何度も何度も運んで来てくれたのだ。
    85歳を過ぎて何度も何度も、旅行から戻れば、おいしい桃やブドウを孫のために一杯運んで来てくれた。

     

     

    可愛い孫たちのために、腰をかがめて必死になって届けてくれたのだ。あんなに重い荷物を何度も・・・何度も。
    それなのに私は碌に感謝の言葉をかけていない。詫びたいと思っても母はもういない。声はもう届かない。

     

     

    何でもっと優しい言葉をかけてやれなかったのだろう。碌に口も利かずに・・・私は母を完全に無視していた。
    今、激しく後悔している。あんなにも、母は孫達を可愛がってくれたのだ。

     

     

    認知症など発症する前に、私が母を東京の家に引き取り面倒を見るべきだったのだ。
    85歳を過ぎて一人暮らしをさせていたのが失敗だった。
    家の建て替えを急ぐべきだった。早く二世帯住宅にすべきだった。私に甲斐性がなさ過ぎた!

     

     

    私だって可愛がって育ててもらったのだ。
    大学まで出してもらい、卒業後、10年以上働きもせず司法試験を受験していた。
    ただただ、甘やかされて育ててもらったのだ。

     

     

    尋常高等小学校しか出ていない父と母は、私が『もっと勉強したい。』と言えば無条件に受け入れてくれた。
    学歴のない二人は、兄と私が大学を出て立派に働き、出世して欲しいとしか考えていなかった。
    そのために自分たちが犠牲になることなど厭わなかった。

     

    私の我儘を黙って受け入れてくれた。
    私は、その上に胡坐をかいていた。
    それなのに、私はその恩にとうとう報いることが出来なかった。

     

     

    10年以上も司法試験をダラダラと受験し続けて、最後にやっと諦めが付き不動産会社に就職した。
    ただの高等遊民だった
    今のニートを笑う資格など到底ない。

     

     

    今は、ただもう祈るしかない。
    心の中で詫びるしかない。

     

     

    納骨式を済ませ、後は希望通り28年前に亡くなった父の墓に一緒に葬って上げるしかない。
    今、この記事を書きながら又目から汗が・・・

     

     

    遅すぎた!?何もかも・・・不甲斐ない息子だった・・・合掌!鎮魂!!

  • イッテQ!やらせ疑惑で、なぜ日テレが初期対応を誤ったのか?

    イッテQ!やらせ疑惑で、なぜ日テレが初期対応を誤ったのか?

     

    日本テレビのバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」のお祭り企画のデッチ上げ騒動が、波紋を拡げて収束する気配が見えない。15日、日テレ社長の謝罪会見も「故意性を否定」しているが、恐らく世間はそう受けとるまい。しかし、宮川大輔が、9日、インスタグラムを更新。「イッテQ!」問題には一切触れていないが、ファンから「お祭り男大好き、わっしょ~い」」「お祭り男最高」「宮川さんの頑張りにうそはない」などと励ましの声が殺到したのだから、世の中何が幸いするか、分からない。不思議だな。

     

    「やらせ疑惑」報道に対し、日テレは否定するも・・・

     

    当初、11月8日発売の週刊文春による「ラオスの橋祭り」のデッチ上げ報道に対しては、同日日テレ側が、見解を発表し、「現地からの提案を受けて成立したもの」と明確にやらせを否定」した。

     

    「但し、橋祭りが毎年行われているかのような取り上げ方については、真摯に反省すべき点があったと考えている」との謝罪のおまけつき見解であった。

     

    これで、騒動は収束するかと思われたが、週刊文春側は、11月14日の「週刊文春ウェブ版」で、タイの祭りに関する新たな疑惑を糾弾した。

     

    さらには並行して女性セブンの記事で、116回のお祭り企画の中で、11個が存在を確認できないという話も出てきており、まさに情報が錯綜している状況である。

    ラオスのMALIMAR TVによる「ラオス・コーヒーフェスティバル」の動画から。

    右端の長方形の敷地が『橋祭り』のセットとみられる。

    イッテQ!の出演者:内村(左)、「お祭り男」の宮川大輔

     

    日テレ社長会見の謝罪内容

     

    これらを受けて、とうとう日本テレビの大久保好男社長は15日、都内で、自身が会長を兼務する日本民間放送連盟(民放連)の定例会長会見に出席する羽目になった。

     

    やらせ疑惑が報じられた同局の人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7:58)の祭り企画について、まず「お詫び申し上げます」と謝罪した。

    以下、社長の説明のまとめ。

    謝罪:「多くの関係者の皆さんにお詫び」。対象は視聴者、出演者、現地での制作協力者、報道関係者など。出演者には直接、事情説明をしている。

     

    疑惑への見解原因は拡大解釈「視聴者の皆様が『祭り』という名前でイメージするには無理があるものまで『祭り』として扱うようになってしまった」。「池ポチャ祭り」のように日本語の名前付けをすることもあったとしたが、やらせ・でっち上げの意図は「まったくない」と飽くまで故意性を否定。この釈明が滑稽の一言に尽きる!

     

    謝礼・賞金などの提供:ラオスでの「橋祭り」については「コーディネーター会社を通じて、それぞれのケースに応じて、開催費用や参加費、賞金、謝礼などを払っている」。これ以外については調査をするとした。

     

    責任の所在:現地のコーディネーターも「番組サイド」とした上で、「現地コーディネーターには責任はなく、放送責任はすべて日本テレビが負う」。出演者の責任も否定。

     

    今後の対策:「面白ければいい、ということではない」として、「一般社会の倫理観、価値観」に沿った番組づくりをするように指示をする。また、過去の祭り企画111本のうち、残りのものも社内調査をする。

     

    企画の休止期間は「自身を持ってお届けできる体制が整うまで」とした。なお、すでに撮影済みで放送を休止する企画が1本あるという。

     

    今回の問題は、8日発売の週刊文春が5月20日に放送されたラオスでの「橋祭り」でのやらせ(でっちあげ)疑惑を報じ、15日の同誌では、昨年2月12日に放送されたタイでの「カリフラワー祭り」もやらせだったと報道。

     

    一部ではさらに別のロケでもやらせ疑惑が指摘されており、波紋が収まる様子がない。

     

    ラオス政府も対応を協議中

     

    日本テレビのバラエティー番組で、「ラオスの祭り」だとして伝えた放送内容について、週刊誌が「やらせ」の疑いがあると報じた問題で、ラオス政府が、今後の対応を協議していることがわかった。

     

    ラオス政府関係者は8日、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で、「橋祭り」と紹介されたイベントについて、「ラオスの祭りでも文化でもない」と強く否定したうえで、「本当の祭りを取り上げる企画だと事前に知っていたら、撮影許可は出さなかった」と述べている。

     

    そのうえで、ラオス政府内では現在、対応を協議していることを明らかにしている。日本国内にとどまらず、国際間の問題にまで発展する可能性が出て来たのだから、ちょっと、これはもう日本と日本人の信用問題に関わるなぁ。人をバカにするのにも程度問題だ。

     

    まとめ:結論

     

    日本テレビ側の過剰なまでの「自己防衛反応」が初期対応を誤らせた。素直に最初から、「やらせ」だったと謝罪し、「祭り番組企画」を中断すれば良かったものを・・・社長会見までして故意性を否定。滑稽の一言に尽きる。

     

    語るに落ちるとは、正にこういう状態を言うのだろう。
    こんなバラエティ番組に真実ばかり求めて、皆が見ている訳ではあるまい。

     

    TVに多少の「やらせ」があることなど視聴者は、とうの昔に分かっている。
    それを皆が面白がって見ているのだから、娯楽番組などそれでいいではないか?
    TV番組など、そんなものだと思っている。
    それをムキになって否定すればするほど、今回の様に社長自ら謝罪会見までしなければならない様な滑稽な場面が出て来てしまう。

     

    今回の問題を今後に生かすしかないでしょう。
    ガバナンスの問題などと大上段に構える問題とも思えない。しかし、ラオスの方には謝罪の言葉を忘れずにしておいた方が良いでしょう。向こうはバカにされたとしか思っているいはずだから・・・

     

    初期対応を間違えると、今回の様に「お祭り企画」だけでなく、イッテQ全体、日本テレビ全体に飛び火してしまう可能性も出て来る。大ごとになってしまうという意味では、良いケースとなったのではないか?

     

    業界関係者が心すべきポイントは、初期対応だ!
    ここで間違えると、ホント世間に恥をさらけ出すことになる。
    すでに11月18日(日)の放送に向けて司会の内村氏が謝罪をしたというニュースが報じられている。

     

    11月18日(日)の放送回における番組対応が、今後のキーポイントになるかな?
    面白がって、今度のTVを見てみよう。

     

    お祭り男の宮川大輔には、SNSで励ましの言葉が殺到しているというのだから世の中捨てたもんじゃない。要するに、いい大人があまり調子に乗り過ぎるな!・・・そんなところでしょうか?

  • 西部・灰谷銀仁朗はFA権行使し巨人入団可能性大?年度別成績?

    西部・灰谷銀仁朗はFA権行使し巨人入団可能性大?年度別成績?

     

    フリーエージェント(FA)権を行使するための申請期間が始まった5日、西武炭谷銀仁朗捕手(31)がFA権を行使する意思を固めたことが分かった。近日中に申請手続きを行う。宣言残留も選択肢に残しているが、プロ13年目を終え、新たな環境で勝負したい希望も持っている。宣言時に備え、正捕手獲得を目指し巨人が調査を続けている。

     

    炭谷銀仁朗(すみたに ぎんじろう:31歳)FA権行使!

     

    長年、西武を支えてきた扇の要が決断した。炭谷は6日、都内で渡辺SD兼編成部長、飯田常務と再び話し合いを持った。既に複数年契約を提示されているが、改めて「どうしても必要な戦力」と伝えられた。球団の評価に深く感謝したが、返答は保留した。他球団の評価も聞いてみたい意思も強く、権利行使を決意し近く申請手続きを行う予定。

     

    西武への愛着は強い。14年に国内FA権を取得したが、行使してこなかった後輩にも厳しいことを言える兄貴分として、野手だけでなく投手陣も引っ張ってきた。ここまで育ててもらった感謝も強く、宣言残留の選択肢も残しているが、他球団の評価を聞いた上で結論を出すことを決めた。悔いのないプロ野球人生を全うしたい気持ちが、FA宣言へかじを切らせた。

     

    「もうひと勝負したい」というのが最大の理由だ。13年目の今季は出場47試合100試合を切るのは、オープン戦で左膝を故障したため9月の1試合のみだった10年以来だった。若く、打力のある「森」を正捕手として育てようというチーム方針を炭谷も理解しており、出場機会が減ったこと自体に不満はなかったという。ただ、培ってきた経験を生かし切れなかったのも事実。30歳を超え、現役生活も折り返した。新たな環境に身を置き、正捕手の座をかけて、フラットな立場で勝負したい気持ちも強くなった。

     

    過去7年間は100試合以上出場したが、2018年シーズンは森選手、岡田選手の台頭があって47試合に激減した。西武は優勝したわけだから、来シーズンも森、岡田選手を中心に回していくはず。来季以降も「横一線の競争」は望めず、「そこの判断ですよね」と語る炭谷選手。森選手の控えを受け入れるか、正捕手争いのできる環境に移籍するかの決断を迫られている。

     

    西武辻発彦監督(60)は、FA権を保有する炭谷と浅村の残留を願っている。埼玉・所沢の西武鉄道本社で後藤オーナーにシーズン終了報告を行った後、「困るよ。ぜひ、残って欲しい」とラブコールを送った。球団は既に複数年の残留条件を提示。同監督は「彼らが頑張って取った権利。しっかり、うちの球団と話をして、他球団とも話す機会があるだろう。本人たちが決めること」としながらも、主力流出を懸念していた。

                    

     巨人軍に入団が、かなり濃厚!灰谷銀仁朗を必要な理由とは?

     

    巨人阿部慎之助内野手(39)が来季から4年ぶりに捕手に復帰することが4日、分かった。16年以降は捕手での出場がなく一塁手を務めてきたが、かつての名捕手が原点回帰をする。原監督が推奨する「少年時代のような気持ち」を思い起こす意味でも、自身の代名詞ともいえる「扇の要」への復帰を決断した。勝負強さと存在感が光る打撃は健在である。プロ19年目はキャッチャー阿部として5年ぶりのリーグ優勝に挑む。

     

    阿部が原点に戻る。この日までに原監督とも話し合いを行い、来季から捕手に復帰することが決まった。近年は一塁手としてプレーしてきたが「やっぱり自分は捕手かなと思う。あのポジションには特別な愛着もある」と口にすることもあった。直訴を同監督に快諾してもらい、「捕手」として再び勝負の舞台に立つ。1~2年での引退も覚悟の上だ。後悔したくないとの思いで、捕手に戻ったとのこと。

     

    捕手か打撃か。近年のテーマだった。13年、長年にわたってファウルチップを受け続けたことで首痛を発症した。肩にまで影響し、14年オフに一塁手に転向した。だが15年の開幕直後、故障者続出のチーム事情で捕手に復帰した。16年は捕手登録に戻ったが事実上、一塁手で出場を重ねた。4度のゴールデングラブ賞、9度のベストナインはいずれも捕手で受賞した。打撃では昨季、通算2000安打に到達した。代打としての出番が多かった今季も90試合に出場し11本塁打をマークし、プロ入りから18年連続2ケタ本塁打の球団記録を樹立。王、長嶋以来となる通算400号にも、後1本と王手をかけた。

     

    40歳を迎える来季は体調面の不安も懸念される。当然、正捕手としてマスクをかぶり続けることは困難だがここまでの経験を後輩捕手や投手陣に伝えることはチームの底上げに直結する。自身が捕手を離れた後は小林が後継として主戦を務めたが、チームは4年連続で優勝を逃した。大城、宇佐見に加え、今オフのFA市場で調査に乗り出している西武炭谷も含め、セ・リーグ打者の特徴などを伝授することも可能となる。第3次「原ジャイアンツ」が提唱している「少年野球のような気持ちで、のびのびと」のスローガンは、阿部の捕手復帰にも体現されている。

     

    阿部は、最近、ベンチから戦況を見守ることが多くなった。その際、「ここでマウンドに行ってああしたい、こう言いたいというのは常に思っていた」。小林大城宇佐見に持論を押しつけても重荷になる。そう考えるとやりきれなさも残った。「捕手になれば言えることも出てくる。いい投手はたくさんいる。早く何とかしない」との思いからだ。由伸前監督の3年間は捕手を一切できなかった。若手投手が伸び悩んだ一因には「阿部不在」もあったはずだ。

     

    また、炭谷選手獲得の背景には原監督に、小林選手が信頼されていないという噂があるらしい。
    「秋のキャンプの主将? あっていいね.参加最年長は小林? 去年は小林だったの? え~、小林~?」「(小林の肩は)甲斐と遜色ない。ちょっと打てばすごい捕手になる。最低2割4分、本心を言えば2割5分、持っているものはいい。もっと打てるはず」とコメントしている。守備面を褒めているが、肩以外のことを褒めていない。むしろ肩以外になにも信頼していないともいえる。どのカウント・イニングでも同じようなリードをしているから、広島にやられっぱなしだったのだ。

     

    炭谷は、絶対的な捕手のいない巨人へ移籍して競争していきたいと思うはず。巨人の捕手といえば小林選手と思うかもしれないが、過去4年間リーグ優勝できていない。ノーヒットノーランの投手(山口俊、菅野智之)2人を輩出した小林選手だが、そのリードの仕方は単調との酷評が絶えない。他の投手の場合、その投手の特徴を引き出せていない。経験豊富な炭谷が、小林選手の競争相手という意味では適任かもしれない。捕手大城の打撃を生かしたいなら、取り敢えず1塁主にしておけばいい。

     

    炭谷銀仁朗の年度別成績

     

     

    炭谷選手も打撃は振るわないが、リード面や経験面では、巨人の小林選手より遥かに優っている。
    まさに、正捕手に相応しい。

    4年間も優勝から遠ざかっているのには首脳陣だけの問題ではないと原監督は考えているらしい。捕手がしっかりしていれば無駄な失点を防げたというシーンはたくさんあったと思っている。仮に炭谷選手を獲得して優勝争いに貢献できたら、原監督の功績は非常に大きいものとなるから、炭谷捕手への獲得は本気度の可能性がかなり高い。

     
    阿部捕手の選手生活は、せいぜい持っても1~2年のはず!炭谷捕手獲得への期待度は増すばかりだ。
    後は、炭谷選手の決断を待つだけだが、巨人は黙って待ってはいないだろう。陰に陽に炭谷選手に働きかけるはずだ。

  • 菊池雄星はメジャーで通用するか?争奪戦の可能性が高いと言うが?

    菊池雄星はメジャーで通用するか?争奪戦の可能性が高いと言うが?

     

    今オフにポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す西武の菊池雄星投手(27)が29日、11月1日に解禁となる日本野球機構(NPB)への申請時期について、球団と会談することを明かした。代理人を務めることが最有力なスコット・ボラス氏(65)も移籍市場に30歳以下の左腕が少ない点をアピール。米メディアではヤンキースの獲得候補に挙げられるなど、争奪戦となる可能性が高いらしい。

     

    菊池雄聖のプロフィール・経歴

     

    菊池 雄星(きくち ゆうせい)

    1991年6月17日生まれ(27歳

    出   身:岩手県盛岡市出身

    職   業:プロ野球選手(投手)左投左打

    所   属:埼玉西武ライオンズ所属

    ホリプロとマネジメント契約を結んでいる。フリーアナウンサーの深津瑠美は妻

    身  長:184㎝

    体  重:100㎏

    プロ入り:2009年ドラフト1位

    初出場:2011年6月12日

    年  俸:2億4000万円+出来高

     

    経 歴

    小学3年生の時に見前タイガースで一塁手として野球を始める。盛岡市立見前中学校在学中は盛岡東シニアでプレーをする。この頃から本格的に投手へ転向した。3年春に東北大会準優勝。東北選抜の一員に選ばれ、全国大会準優勝に貢献。そして、花巻東高等学校に進学。

     

    甲子園での活躍

    高校1年時、第89回全国高等学校野求選手権大会に出場。一回戦・新潟明訓高等学校戦にリリーフ登板し5回を1失点に抑えるもその1点が決勝点になりに0対1で敗退。この試合では145㎞/hの速球を投げたが、速球にこだわりすぎたことにより制球が乱れ、秋の県大会では1回戦で敗退した。

     

    2年春には球速も149km/hまでアップし、腰痛の不安で公式戦初先発となった2年春の東北大会準々決勝・仙台育英戦では6対2で完投勝利した。夏は県大会準々決勝で敗退。

     

    3年春に秋の試合内容が高く評価され、逆転で第81回選抜高等学校野球大会に出場。初戦の北海道鵡川高等学校戦では最速152km/hを記録、9回1死まで無安打の投球で2安打完封をする。決勝では、長崎清峰高等学校の今村猛との投手戦になるも0対1で敗れ、岩手県勢初の優勝とはならなかった。

     

    3年夏は春に続き第91回全国高等学校野球選手権大会に出場。夏の大会は背中の痛みを隠しながら登板を続けていた。岩手県勢では夏の甲子園41年ぶりのベスト8進出を決めた東北高等学校戦では自己最速となる154km/hをマーク(甲子園の電光掲示板には154km/hと表示)。

     

    準々決勝では今宮健太を擁する明豊高等学校と当たり、4回までパーフェクトと好投を見せ、7対6で勝利するも、腰痛を訴え5回にベンチに退いた。準決勝の中京大学付属中京高等学校戦では背筋痛のため先発せず、4回2死満塁から登板するも打ち込まれ、わずか11球でマウンドを降板、1対11で敗れた。菊池はその後の精密検査で、左の5本目の肋骨が折れていたことが判明した。

     

    ドラフト会議前にはメジャーリーグ球団からも注目され、元々の志望もありメジャーリーグ挑戦も考え、国内12球団に加え、メジャーの8球団とも面談した。

     

    結局、「まだまだ自分のレベルでは世界で通用しないと思いました。日本の方全員に認められてから、世界でプレーしたいと思いました」として日本のプロ野球でプレーすることを表明した。

     

    2009年10月29日に行われたドラフト会議では、埼玉西武ライオンズ、阪神タイガース、東京ヤクルトスワローズ、東北ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズの6球団による1巡目指名を受け、競合の末に西武が菊池の交渉権を獲得した。菊池は11月21日に契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約し、背番号は「17」に決まった。

     

     西武時代:選手として目立った特色

    • 左肩の怪我

    入団1年目に左肩を痛め、2013年にも左肩の炎症で戦線離脱、今季も左肩の機能低下で登録抹消となっている。

     

    しかし、今季の菊池は左肩の不調もあったが復調し、結果14勝4敗、防御率3・08。10年ぶりのリーグ優勝、日本一を目指したチームのエースとして安定感を発揮した。リーグ優勝も叶わなかったが、球団は数年来の働きを認め、メジャーリーグ挑戦の夢を後押しする意向だ。

     

    • コントロールが良くない

    1昨年前までの通算成績を見ても、659回の登板に対して277の四球を与えている。およそ2イニングで1個四球を出している計算になる。

     

    • 日本で安定した成績を残していない

    入団してからの3年間は、1軍と2軍を行ったり来たり、その後3年間は勝ち数より負け数が多かった。

     

    ここ3年間は、修正能力を発揮し好成績を残している。

    以前は立ち上がりが悪いと、立て直せない事が多く、ただ、がむしゃらに投げている感じだった。

     

    • 左腕で158キロのストレート

    これは、メジャー球団としても大きな魅力だと思われている。メジャーでも左腕で160キロ近い直球を投げられる投手は希少であり、27歳という若さが期待の要因に挙げられている。

     

    菊池雄星は、本当にメジャーで通用するか?

     

    ポスティングシステム:プロ野球選手が海外フリーエージェント(FA)資格取得前に米球界に移籍できる制度。今年のオフからは選手が結んだ契約の総額に応じて日本球団への譲渡金の額を決める方式に変更され、例えば契約総額が2500万ドル(約27億5000万円)以下なら譲渡金はその20%。契約総額が1億ドル(約110億円)なら、譲渡金は約1700万ドル(約18億7000万円)になる。申請開始時期も短縮され、11月1日から12月5日に手続きを行い、その後30日間の交渉期間に入る。

     

    菊池雄星も、きっと上記の制度を使って、メジャーに行くことだろう。契約金は約55億円程度、西武球団は10億円以上を手にする事になる。

     

    ここ3年間は、安定した成績を残してきたものの、元々左肩の故障を抱えている。そして、日本では何のタイトルも取っていない。コントロールが悪い。本当の実力が伴ったと言えるのか?不安材料が多いことは確かだ。

     

    しかし、左腕で158キロというスピード!

    スライダーの切れが良い。メジャーでも2番手のローテーションに入れるのではないか、と肯定する意見も多い。

     

    プロ入り6年間は全然目立った成績を残せなかったが、2016年からの3年間の活躍は素晴らしい。ここで賛否両論に分かれるのだろう。

     

    スカウトの評価は高いと言っても、これは駆け引きの一環と見ていて置いた方が無難だと思う。謂わば社交辞令だ。あわよくば安く入団させたいという魂胆は見え見えだ。真に受けない方が良い。

     

    左腕で158キロのストレート!キレのあるスライダー!

    これが投げられれば、メジャーの打者でも対応するまでに時間がかかることだろう。

     

    修正能力も身に着けて四球数も減ったことだから、メジャーの環境に早く適応出来れば、好成績を残せるかも知れない。

     

    しかし、メジャーのマウンドの硬さ、滑りやすいボールいうことに早く対応できないと、元々左肩の故障持ちだし、大谷翔平や田中将大が陥った様に肘まで痛める可能性が高まる。

     

    勝負は下駄を預けるまで分からない。若い内に困難な事に挑戦することは素晴らしい。是非とも応援したい所だが、不安材料が多過ぎる。私見としては、もう少し縦の変化のあるボールとチェンジアップを多用しないとメジャーでは通用しないのではないかと思う。

     

    先発として初年度から活躍するのは難しいだろう。日本では左腕でこれだけのスピードボールを投げられるピッチャーが少ないため、まだ力で押すピッチングをすることができた。

     

    しかしメジャーで菊池投手レベルのサウスポーなどいくらでも存在している。30歳前の左投手が不足していると言っても、これという絶対のウィニングショットを持っているとは言い難い菊池投手が、初年度からメジャーで活躍することは、多分難しいと思われる。

     

    スカウトとしては移籍金を抑えられれば欲しい存在だが、松坂大輔投手・ダルビッシュ有投手・大谷翔平投手らのように熾烈な争奪戦にまでなることは想像しにくい。

    最も懸念されることは、菊池投手はコンディショニング不良が非常に多いということだ。

     

    肩痛や肩のコンディション不良はもちろん、日本では2試合連続で脇腹をつっているようだ。つっているだけならまだいいのだが、脇腹というのは筋肉が少ないため、一度痛めてしまうと癖になりやすいため、慎重な調整が欠かせない。

    やはり、不安材料が多い。心配だなぁ。

  • 岩田華怜がAKBを卒業した理由は?太西秀宜のストーカーが原因?

    岩田華怜がAKBを卒業した理由は?太西秀宜のストーカーが原因?

    人気アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで女優の岩田華怜(20)につきまとい行為を繰り返したとして、警視庁人身安全関連事案総合対策本部は6月19日、「ストーカー規制法違反」容疑で、東京都江戸川区の職業不詳、大西秀宜容疑者(42)を逮捕した。大西容疑者は容疑を否認している。今、裁判が開かれているが、この男まったく懲りた様子が見えない。異常な屁理屈をこねて反省の色は全く見えない。

    岩田華怜のプロフィールと経歴

    岩田 華怜(いわた かれん) 愛称はカレン
    1998年5月13日生まれ(20歳) 宮城県仙台市出身。
    日本の女優であり、女性アイドルグループAKB48の元メンバーである。
    血液型 A型
    身長/体重(公称サイズ) 158㎝/-一(2016年時点)
    活動期間  2008年 – (AKB48:2011年-2016年)
    活動:デビュー 2011年(AKB48研究生として)
    著名な家族  母 – 菅原美和(元タレント)
    大叔父(父方の祖母の弟) – 原田大二郎(俳優、明治大学特別招聘教授)。
    大叔母 – 原田規梭子(東洋学園大学副学長)
    所属  2016年4月からホリプロ所属
    AKB48加入以前はMOCプラニング所属
    加入後はAKS所属

    略歴
    幼少期から、キッズローカルタレントとして、宮城県でテ
    レビ番組やCMに出演していた。
    AKB48メンバーとしては以下の様。
    2011年
    2月20日、AKB48第12記研究生オーディションに合格。
    3月11日、仙台市内の実家で東北地方太平洋沖地震(東地方太平洋沖地震))の被害を受ける。

    4月3日、AKS研究生セレクション審査に合格。被災後の生活が激変したため、審査への参加を諦めていたが、震災のため審査日が延期(当初の予定は3月13日)となり、見事合格。

    2012年
    3月24日、加藤玲奈、川英黄季奈、高橋朱里、田野優花の4名とともにチーム4に昇格、26枚目のシングル「真夏のSounds good!」で、選抜メンバー入りを果たしている。キャッチフレーズは「宮城県仙台市から来ました岩田華怜です。」
    2014年
    2月24日、Zepp DiverCityで開催された『AKB48グループ大組閣祭り』において、SKE48チームSへの移籍が発表されたが、同居する母親が宮城県に住む祖父母の介護も行っているという家庭の事情、すでに同年春から自身の高校進学が決定していること、および東日本大震災の被災地訪問を含む東京での仕事を継続したいことなどを理由に異議を申し立て、同月27日、AKB48に残留することが確定する。

    2016年
    1月5日、AKB48劇場で行われた公演において、グループからの卒業を発表した。
    その後、卒業公演や握手会などが行われる。

    4月26日、『AKB0048』声優選抜メンバー9名による新ユニット「NONAME」結成発表。同作の主題歌「夢と希望について」と「夢は何度も生まれ変わる」と「虹の列車」を歌う。
    11月1日、チームAに異動。
    11月2日、チームAウェイティング公演のスターティングメンバーとして新チームでの活動を開始する。
    2016年1月5日、AKB48劇場で行われた公演において、グループからの卒業を発表した。
    5月21日、AKB48としての活動を終了。

    卒業後は、女優として舞台を中心に活動し、映画に出たり、TVドラマにも出演している。

     

    AKB48卒業理由がどうもおかしい

    岩田華怜は2016年1月(当時17歳)、AKB48卒業を発表、同年5月にAKB48としての活動を終了。卒業に至った理由について、岩田華怜は言及していない。ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っていたが、ある出来事が原因で卒業に至ったと言われている。

    岩田華怜は2014年頃から、ファンと称する男からのストーカー被害にあっていた。当時15歳だった岩田華怜は、ファンの男(当時38歳)から握手会で求婚される。1年間に500通を超えるファンレターを送るなどと当時報じられた。しかし、それを断るとAKB48を運営する「AKS」を提訴すると訴え、岩田華怜さんはトラブルに巻き込まれてしまう。38歳の見ず知らずの男が15歳の女の子に求婚するか?狂っている!この男は完全に!

    AKB48を機にストーカー被害が落ち着くかと思いきや、ストーカーは一向に止むことなく岩田華怜さんはブログで心境を話している。

    「実はAKB時代から、ある人からの誹謗(ひぼう)中傷、営業妨害に悩まされていました。母親へ殺害予告されたこともありました」と告白した。これまでは沈黙を守り、SNSなどもすべてブロックしていたが、最近また事態が悪化してきたため、被害を明かすことを決断したらしい。相手は、出演舞台の劇団に連絡を入れたり、接近禁止命令を下されているにもかかわらず、会場にやってくるそう。「ここまで何カ月月も稽古して、みんなで創ってきた作品をこのような形で邪魔されるのは本当に侵害です。そしてこれは今回が初めてではありません。私が望むことは、もう私に関わらないでほしい、ただそれだけです。私がいくら努力して、芝居を磨いて、ここまで築いてきたものが、たった1人の身勝手な人間によって妨害されるのは、本当に悔しいです」(原文まま)と吐露した。

    岩田は、「いくら私が心の叫びを文字にしたところで、『私が書いているんじゃない』『マネジャーや警察の捏造(ねつぞう)だ』などと言い訳を見つけては一向に現実を見ようとしません。なのでこの件について公に触れるのは、これが最初で最後にしようと思います」と明言している。

    元AKB48のメンバーで女優の岩田華怜(20)につきまとい行為を繰り返しストーカー規制法違反の罪に問われた、東京都江戸川区の職業不詳、大西秀宜被告(43)の公判が平成30年10月25日、東京地裁で開かれた。

    岩田は法廷と別室をビデオや音声でつなぐビデオリンク方式の証人尋問で証言。「握手会で“結婚してください”と言われた時は、涙と体の震えが止まらず怖かった」とし、被告に対して「もう私や私の人生に関わらないでほしい、それだけです」と訴えた。

    大西被告は昨年4~6月、つきまといを禁じる警告を無視して岩田の出演舞台の会場などに訪れるなどし、ブログに「愛は邪魔されると燃え上がる」などと書き込んだという。 狂っている。完全に!

    大西秀宜のストーカー行為とは?

    大西 秀宜とは、AKB48の15歳岩田華怜に握手会にてプロポーズし断られ、AKBの運営会社AKSを訴えた38歳の気違いストーカー男である。しかし、今までのストーカー男とは一味違っている。とにかく屁理屈が凄い!

    名前:大西秀宜(おおにし ひでのぶ)
    年齢:42歳
    出身:兵庫
    出身高校:兵庫県立小野高等学校
    出身大学:大阪大学
    東京都江戸川区在住。
    大阪大学を出て、日立製作所に就職したのだから、いっぱしのエリートだった事になる。
    5ちゃんねるでは「おーにっちゃん」と呼ばれていたようで、かなりな有名人だった様だ。超変人として・・・

    人気アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで女優の岩田華怜さん(20)につきまとい行為を繰り返したとして、警視庁 人身安全関連事案 総合対策本部は19日、ストーカー規制法違反容疑で、東京都江戸川区の職業不詳、大西秀宜容疑者(42)を逮捕した。

    大西容疑者は「事実と違うこともある」などと容疑を否認している。果てさて、どんな屁理屈をこねまわして裁判で主張するか?付きまとわれた岩田華怜が何とも気の毒である。

    同本部によると、大西容疑者は岩田さんがデビューした直後の平成24年ごろからファンになり、25年に握手会会場でプロポーズ。岩田さんが断り、事務所が近づかないよう注意したところ、大西容疑者はブログに岩田さんの家族を脅迫する文章を書いた上、出演イベントでつきまとい行為を繰り返したという。

    岩田さんから相談を受けた警視庁は、大西容疑者に口頭や書面での警告を複数回行ったが、大西容疑者はブログに「愛は邪魔されると逆に燃え上がる」などと投稿。
    その後も、出演舞台の会場を訪れるなどしたため逮捕された。
    逮捕容疑は4月に岩田さんが出演する舞台の会場に押し掛けるなどストーカー行為をしたとしている。

    youtubeに12~13分にも渡り、自己撮りをし訳の分からぬ持論を展開する。

     

    大西容疑者が「中核派」だったのは有名な話。
    公安にも目をつけられていたとか。
    「中核派」って、要するに世界革命を目指した反帝国主義の集団。
    何にでも抵抗するし、駄々こねるし、掲げた理想が実現しても不平不満を吐き散らす。しかし、そういう闘士が23歳も年下の中学生にプロポーズし、断られると、事務所やマネジャーがねつ造したと主張したり、まったく相手の事を考えない行為を繰り返すかね?

    自己中心的な偏執狂である。こんな男が野放しになっている現実に愕然とする。日立製作所からのAKB48へのSNS投稿など論外の話である。

    日立製作所の社内SNSでメンバー宛のラブレターを書くなどAKB愛トーク全開。歌詞を書いたりするなと上司に怒られる

    個人情報保護法違反だと日立製作所役員に1500通メールしたところ懲戒処分

    Yahoo掲示板で風説を流したり実名をあげて上司や同僚を非難したところ再び懲戒処分

    日立製作所内で個人情報保護法違反が行われていると経済産業省に通報するも無視される

    その後も日立の非道を全力で実名をあげて訴え続けたところ懲戒解雇日立グループに命を狙われる危険があったのでドイツに難民申請するも却下される。その後亡命に変更するも再度却下。

    韓国にも難民・亡命申請するがやはり却下。日本に戻り日立と戦う道を選ぶ

    AKB岩田華怜さん(15)に結婚を申し込むも、「ホントそういうのやめてください。迷惑なんで・・・」と岩田さんが泣きだし握手会が一時中断。AKS(AKB運営組織)が冷たい態度をとるよう岩田さんに強要したため失敗したと主張。

    ファンレター拒否、握手券があっても握手させず返金対応、Google+でアクセスブロックするなど、仲よくなった二人を一連の隔離対応で離反させることで他のメンバーに心を移らせて新たに収益をあげようとする悪質ビジネスモデルを非難するため、個人情報保護法違反等でAKSとキングレコード(AKBのCD発売元)、Googleを提訴

    1/21に本人訴訟として提訴してきました。いろいろ事実を挙げていますが,要は,AKSは,仲良くなりすぎたメンバーとファンを,メンバーに対して辛く当たらせるという強要を行い,ファンに対して”推し変”させるという,極めて悪質なビジネスモデルであることを,この裁判で立証したいと考えています。
    なおワタシは日立製作所に公益通報したにも関わらず懲戒解雇されてもおり,下記のような訴えなども起こしています。

    以上の次第である。
    人の意見になど耳を傾けない要するにパラノイアである。

    2012年、日立製作所を懲戒免職解雇された辺りから、イベント会場での「握手会球根事件」や「Youtubeでの愛告白動画投稿」や「ブログでの岩田華怜の家族殺害脅迫」など、数しれず、長期にわたるストーカー行為に走る。

    AKB岩田華怜に送った手紙は3800通を超えるとか!
    彼女が、本当に気の毒だ。

    大西秀宜容疑者の母親いわく、「奨学金で大学に進み、卒業後は帰省のたんびに旅行に連れて言ってくれた」「ほんまにやさしい子やった」と語っていた。
    ところが、勤務先を退職したあたりから、変な行動が目立つようになったとか。
    「昨年の年賀状には”革命家・大西秀宜”とか”次期天皇、救世主の大西秀宜”」と書いて送って来ました、という。

    出頭直前にも大西秀宜容疑者は母親に手紙を送っていた。内容は以下の様。
    「警視庁とホリプロから、出頭命令がきた。聴問会に呼ばれたので言ってくる。最悪逮捕されるかも。」と・・・

    見るからに何とも不気味な男である。こんな男に付きまとわれたら女性は恐怖心しか感じないだろう。厳罰に処した所で治る男ではあるまい。精神病院に完全隔離した方が望ましい。偏執狂としか言いようがない。

    しかし、完全なバカではないから理屈の通らぬ裁判を起こす様な頭は持ち合わせている。何とも、はや扱いにくい男である。一言いえば十言ぐらい屁理屈が返ってくる男である。野放しにはできない危険な輩である。現行のストーカー規制法では完全解決はできまい。強硬手段しかないなぁ!こういう男には・・・