文春砲がまた炸裂!?「文春オンライン」は、東京高検の黒川弘務検事長が、緊急事態宣言が出ていた今月、産経新聞の記者2人と朝日新聞の元記者1人と「賭け麻雀」をしていた疑いがあると報じました。この報道を受けて産経新聞のコメントが振るっています。これが所属する社員が犯した不適切行為に対する正しい釈明なのか?もう少し丁寧な説明義務が求められるはず。また、黒川氏も文春の記者から何を聞かれても口を開かず、東京高検は質問状すら受理しなかったそうです。黒川氏は21日の夕方までに進退の程を決断する旨を伝えているそうですが、彼が辞任すれば済む問題なのでしょうか。いろいろ疑問を感じます。真実を探ってみました。
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なぜ、安倍晋三氏の周りにはこれだけ問題の多い人物ばかりが集まるのですかね?…まず最初の疑問点です。それは安倍晋三氏が自ら招き寄せているから…もはや明白な事実です。
産経新聞のコメントは以下の通り。
日頃、掲載する記事はどうひいき目に見ても右寄りの記事が多いのが難点かと。真実を報道する義務がある大手メディアとして、このコメントが果たして適切だったと言えるのでしょうか?これが第二の疑問点!
「取材に関することは従来からお答えしていない。ただし不適切な行為があった場合には取材源秘匿の原則を守りつつ適切に対処していく」と。この木で鼻を括ったようなコメントは頂けません。所属する現職の記者が犯した不適切行為なのですから、もう少しものの言い様があろうかと…取材源秘匿が聞いて呆れます。社員への聞き取りなど直ぐに出来るはずです。
朝日新聞のコメントはもう少しマシでした…
「勤務時間外の個人的行動ではあるが、不要不急の外出を控えるよう呼びかけられている状況下でもあり、極めて不適切な行為でお詫びする」としたうえで、賭け麻雀だったかどうかは「調査中」と。せめてこれぐらいにして欲しかったですね。少しは朝日新聞の良心が感じられます。
しかし、朝日の現職の記者が…元検察担当だったからと言って…権力とズブズブの関係だったとは!少なからずショック!
文春オンラインで報道されている内容は以下の通り。
検察庁法改正案で注目を浴びている東京高検検事長の黒川弘務氏(63)が、産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭けマージャンをしていたことが、「週刊文春」の取材で判明。4人が集まったのは5月1日。小池百合子都知事が「ステイホーム週間」と位置付け不要不急の外出自粛を要請していた中での三蜜行為だったそうです。
安倍晋三首相も「人との接触8割減」を強く求めていた緊急事態宣言下でのこと。夜7時半頃に産経新聞A記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続いた。麻雀を終えた黒川氏は、産経新聞の用意したハイヤーで帰宅したそうです。また、5月13日にも同様に黒川氏はA記者宅に向かい、深夜までマージャンをしていたとか。
産経関係者の証言によれば、黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていたと。その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だったそうです。マージャンは密閉空間で4人が密集し、密接な距離で卓を囲む「3密」の典型で、東京都も雀荘に休業を要請しています。また、少額でも賭博罪に該当するのですから問題です。
しかも現職の検事では言い逃れができません。自らが逮捕・起訴できる特権を持っているのですから順法意識に欠けると指摘されても返す言葉がありません。これでは誰も黒川氏をもはや擁護できないでしょう。
国家公務員倫理規程上も問題があります。人事院の見解は以下の通り。
「国家公務員が、会社の利益を目的とする人物(記者)から、社会通念上相当と認められる程度をこえて、接待や財産上の利益供与を受けている場合、国家公務員倫理規程に抵触するおそれがあります。そもそも賭けマージャンは刑法犯なので、そういう人物がいれば倫理法以前の問題。国家公務員法の98条(法令遵守)や99条(信用を傷つけてはいけない)といった一般服務義務に違反する可能性があり、懲戒免職といった事態も想定されます」と。
万事休すと言ったところでしょうか。進退伺いを出さざるを得ない…?しかし、出せば良いというものでもない!
怒りの矛先がどこに向けられるべきなのか、はっきりしています。
小沢一郎氏のツイッターでのコメントが雄弁に物語っています。自らの不正疑惑を隠蔽するために敢えて起用しようとした安倍首相にすべての責任が帰するということです。任命権者なのですから責任を果たすべき…辞任しかあり得ません。
「むかし蛭子さんが賭けマージャンで書類送検されたりしてたと思ったけどそれを検事長がやったんならどのくらい重い刑かな?」などと、漫画家でタレントの蛭子能収(72)の例を引き合いにするツイートもありましたが、むべなるかなと…
これは辞表を出せば済むという問題ではなく、懲戒免職の可能性は?
そして、検察が自らの常習賭博犯をどう裁くのか。起訴するのか、しないのか。
新聞社は自らの社員が犯した不適切行為をどう処分するか?はっきりと報道するべき義務があります。
簡単なコメントでは済まされない説明義務があります。履行すべきです。
安倍政権ののど元に短剣が突きつけられた気がします。
これだけ自らの不正疑惑・証拠隠しを隠蔽しようと画策するのは!…?もはや…
どう庇いだてしても、
憲政史上、最長・最悪・世界一最低な指導者かと。