極寒の青森・大間で命とプライドをかけ、巨大マグロに真剣勝負を挑み続ける漁師の“男の生きざま”に密着し、そこで繰り広げられる人間ドラマを描くテレビ朝日のドキュメンタリー番組『マグロに賭けた男たち』。その最新作【1月12日(日)版】が、先ほど2時間スペシャルで放送されました。18年続くシリーズで、今シーズンの大間はマグロの群れがいない壊滅的な不漁!そんな“地獄の海”に立ち向かう熱い漁師たちの姿を今回も追い掛けたもの。今年の結末はかなり感動的?
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番組が18年に渡って追い続けているマグロ一本釣り漁師・山本秀勝さん(66歳)。愛猫・ピコ太郎と質素な二人(?)暮らしを続け、毎年、視聴者をヤキモキさせる“悲運のマグロ漁師”というストーリーが感動を呼び、毎年かなりの高視聴率になるらしいです。
山本さんはこの3年、100キロ越えの大物マグロを釣り上げていないといいいます。ですが、50㎏前後のマグロを1日で2本釣ったこともあると聞いています。
山本さんは47歳の時、離婚し、男手一つで苦労して二人の子供を育ててきました。
しかし、その道50年というマグロ漁が順調ではありませんという筋書きです。
今年も例年通りに電気ショッカーが故障したり、船の下にマグロが逃げ込み糸を引きちぎられそうになり、ハラハラさせられるその都度、『やーーい』『あーーい』という悲痛な声が出る山本さん。
今回もその期待は裏切られませんでした。
しかし、壊滅的不漁だという大間の漁師仲間の中で、一味違った存在感を示していました。
今年は、何と100㎏超えの大物を二本立て続けに仕留めたのです。
長男の剛史(たけし)さん(34)は一時、
家計を助けるため30歳まで東京で働いていたそうですが、現在は大間に戻りはえ縄漁の漁師になっています。奥さんと3人の子供に恵まれ幸せそうでした。山本さんが大物二本目を釣りあげた日に家族4人で訪問し、皆で食卓を囲む光景にはホッとさせられました。
次男の浩貴さんは大間の漁港でアルバイトをしているとか。
二人とも魚業関係の仕事に就いているのは、やはりお父さんの影響がかなりあるものと思われます。親の背中を見て育ってきた賜物でしょう。
上記のように、山本さんの似顔絵と名前の入った綿のTシャツが売られています。一枚3000円というTシャツにしてはかなり高価なもので、売り上げの1割ぐらいは山本さんの収入になるのではないでしょうか。テレビ番組のお陰で、売れ筋№2だといいますから、山本さんの人気の程が伺えます。爆売れ状態で、品切れになったとも聞きましたが・・・
他にも、ステッカー、キーホルダー、タオルなどが売られていますから、随分と山本さんの家計の足しになっているのではないかと思われます。
https://shop.oma.co.jp/shopbrand/yamamoto/
一時期(2003年前後?)は恐らく200万円以下の収入だったのでしょうが・・・最近はかなり事情が異なり、かなり楽になってきていると聞きました。そして、今年は大物を二本も釣りあげていますから、最低でも500万円以上の収入になるのでは?”悲運のマグロ漁師”とは、もう言えないのでは?
ここから船の燃料代、餌代や維持費、もろもろの設備費用を差し引くと大体400万円以上かと。
これにテレビ出演料の十数万円(?)と上記グッズの販売料(かなりの金額になるはず)などを足せば、以前よりは大部経済的に楽になっているのではないかと思われます。
ただ、それでも450万円前後?
命賭けてる割には割の合わない仕事かと・・・
何が男たちをここまで駆り立てるというのでしょうか?
正直言って良く分かりません。
中には100㎏を超えるとマグロの値段はグーンと跳ね上がる。キロ1万円どころか、30万~50万になる。少なくとも1本3000万円以上だ。損のない仕事だ。大儲けできる。
あの「”すしざんまい”が買ってくれれば1億円だ!」などという見方もあるようですが、これは初競りのご祝儀相場だから初めて言える事。そうでなくとも100㎏を超える大物になると値段がポーンと跳ね上がるというのは俄かには信じがたい見解に思われます。
2本立て続けに大物を仕留めた割には、本人は至って謙虚だったのが救いでした。
ただ、一言「運だ」としか言いませんし、浮かれる様子もありません。
長年地獄を見続けてきた男の実感というか、本音でしょうね。
とても印象的でした。
この調子で頑張っていってほしいです。
自力で100㎏超えの大物マグロを引き上げるなどという芸当はなかなか出来るものではありません。この道50年という経験が生きた「証」でしょう。誰にでもできる事では決してないです。
今年はいい年になることでしょう。番組はかなり感動的でした。
今までは、不運続きでしたから、何というか、ほっとさせられました。
父の形見だという幸運のヤッケのご利益のせいでしょうか?
猫のピコ太郎のくつろいだ格好が、なんとも言えずにご愛敬でした。
マグロ漁師がマグロを食べられないなんて、寂しすぎです。
たらふく食べられるよう、頑張って釣り上げてください。
かげながら応援しています。
しかし、いつまでも”悲劇のマグロ漁師”という言い方には、いささか無理があるのでは?
あまり強調し過ぎると「やらせ」などと・・・言われたりして・・・
それでなくとも他局のテレビは去年散々叩かれました。
それと前歯を早く入れましょう。お金はあるはず。
物を噛めないのは体に悪いし、第一みっともないですよ。
男っぷりが下がりますし、テレビ映りが今一です。
いつの日か、親子三人で乗れる漁船を手に入れ、今度は”幸運のマグロ漁師”のタイトルで放映される日を楽しみにしています。