いろんなことが話題になるものですね。新元号が4月1日に公表された途端、【令和】の読み方から始まって、漢字はどう書くの?【令】の最後の縦の字は跳ねるの?跳ねないの?また、出典はどこから?画数は幾つ?ローマ字で書くと頭の表示はRなの?Lなの?まぁ、いろいろな質問がネット上に溢れました。大体、常識で分かりそうなものですが、確かに漢字はフォントによって違って来るし、ローマ字もヘボン式か?訓令式かで違って来る。ローマ字表記を内閣官房室に問い合わせたメディアがあるらしいので調査してみました。
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答えを先に出すと【R】で決まりです。
新元号「令和」ローマ字表記はR?L? 内閣官房に、どこかのメディアが聞いてみたという。 元号はローマ字でも省略表記される。 果たして、令和は「Reiwa」と「Leiwa」のどちらで表記されるのか。
内閣官房に問い合わせてみたとか。 内閣府官房総務課の担当者は取材に対し、「国の公文書は【ヘボン式ローマ字】で表記されます。そのため、ローマ字表記はReiwaと記します」と答えたらしい。 今後は、いろいろな書類の誕生年に【M・T・S・H・R】の文字の並びを目にすることになるだろう。凄いな!五つも並ぶことになるのか?
あっけなく『Reiwa』で決まりですね。
日本語をアルファベット表記をする場合、大きく分けて【訓令式】と【ヘボン式】の二つを使うらしいです。
東京大学教養学部英語部会/教養教育開発機構の日本語のローマ字表記の推奨形式の資料の中で、それぞれの表記について記述がありました。
訓令式とヘボン式の違いは次のようになっています。
訓令式 | ヘボン式 | |
し | si | shi |
じ | zi | ji |
ち | ti | chi |
つ | tu | tsu |
ふ | hu | fu |
しゃ | sya | sha |
じゃ | zya | ja |
ちゃ | tya | cha |
しゅ | syu | shu |
ちゅ | tyu | chu |
しょ | syo | sho |
じょ | zyo | jo |
ちょ | tyo | cho |
訓令式は、日本の小学校の多くで教えられている形式で、国際標準化機構(国際基準ISO 3602)によって採用されていて、日本語教育の場だけでなく、学術論文で使用されることもありますとのこと。
ほんとかな?自分の時はヘボン式しか習わなかった様に思うけど・・・訓令式なんて知らなかった。まぁ、結構いい加減に両方混ぜて書いていたように思う。でも、パソコンがひらがな表記の時、そのまま『L』『E』とは、まず打ち込まないな。『え』になってしまうもの。
この辺りから想像はつくはずだけど。『R』『E』と打ち込めば、ちゃんと『れ』になるもの。
ヘボン式のローマ字表記は、日本政府がパスポートや多くの国際交流の場で使用しており、 学術論文向けに推奨されていますとのことでした。
参考:日本語のローマ字表記の推奨形式
まぁ、実にいろいろと皆さん考えてますね。参考になります。
今日5月1日(午前0時)から改元【令和】か!?
経済が安定し、災害のない、穏やかな生活が送れるような時代になるといいですね。
各地の便乗商法もしばらくは話題を呼び、活気を生み景気の呼び水になることを祈ります。