お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(40)が、以前から「狙っている女」と公言していた同い年のドッグカフェ店員・クミさんで、約10年前から交際。その一般女性のくみこさん(40)へプロポーズに向けた密着VTRが、18日のTBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング3時間SP』で放送。2008年から交際してきたクミさんにサプライズでプロポーズし、見事に成功。長きに渡ってクミさんを待たせた春日。「長い間、待たせてごめんね」と思いを綴った手紙を読み上げた。その手紙の全文を公開。
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これまで春日はクミさんと「6年前に出会った」と話してきたが、実は2009年に『FRIDAY』で2ショットを撮影された女性がクミさんで、11年以上も交際していた新事実が明らかに。そんな長すぎた春に終止符を打つため、春日はクミさんプロポーズすることになり、その模様が放送された。
プロポーズ会場には人気デュオ・ゆずも登場し、春日のピアノ演奏で「栄光の架橋」をコラボで披露。練習開始時にまったくピアノが弾けなかった春日だったが、3週間の猛特訓を乗り越え、多少のミスはありながらもイントロ、ソロパートを含めて今までで1番の演奏を実現させた。
その後、クミさんの憧れのシチュエーション「教会」に場所を移し、春日は手紙を読み上げることに。
「好きな人の一生を幸せにする覚悟をするのに10年もかかってしまいました。待たせてごめんね」と謝罪しながら、「この先の普通の日を、一緒に普通に過ごしたいです」と伝えると、胸ポケットから指輪を取り出し「結婚してください」とプロポーズした。
涙を流していたクミさんは「はい」と快諾し、春日も珍しく涙を流す。そして、牧師役で隠れていた若林も、中学時代からの付き合いの相方の一世一代のプロポーズに、大粒の涙を流しながら祝福した。
春日は2月15日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で、交際中の女性と結婚を決意したと報じられたが、16日深夜のラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』で「見出しが違うんだよね。『結婚決めて』って書いているけど、狙っているだからね」と結婚については否定していた。
その後、3月2日の日本武道館でのラジオイベントでは、『FRIDAY』で記事になってしまい迷惑をかけたということで、発奮して11万円の高級旅館での宿泊を楽しんだことを告白。若林正恭は大きな声で驚き、会場からも歓声が上がっていた。
1979年2月9日生まれ(40歳)、埼玉県出身。
中学・高校の同級生の若林正恭と2000年にコンビ結成。
当初のコンビ名「ナイスミドル」から、05年にオードリーに改名し、08年の『M-1グランプリ』で敗者復活戦からファイナリストに進出し、一気にブレイク。
春日個人ではスポーツ分野でも活躍し、15年にフィンスイミングワールドカップマスターズ大会で団体銅メダルを獲得。そのほかキックボクシング、ボディビル、レスリング、エアロビクス、重量挙げに挑戦してきた。
春日が教会でクミさんに読み上げた手紙は以下の通り。
クミさん、今までたくさんの手紙をもらってきたけど、きょう初めて手紙を書きます。
きのう、家にある数々の手紙を読み返してみました。春日の誕生日、バレンタイン、クリスマス、一ヶ月記念、一年記念、春日が入院したとき、M-1の日。そのどれもが春日に対する気持ちで溢れ、体のことを心配してくれ、最後は必ず『また、来年も同じように祝いたい』で終わっていました。
すべての手紙に2人の将来に対してのたくさんの期待が詰まっていました。しかし年々、手紙の数は減っていき、最後の手紙は5年前のことでした。手紙に変わって『結婚のことはどう考えてるの?』というメールになりました。
不安にさせて、悲しくさせて、つらい思いをさせて、ごめんなさい。結婚している友達が多くいる集まりで話に入っていけず、台所で料理をさせるフリをさせてごめんなさい。結婚で何かが変わってしまうのが、怖かったんです。クミさんのことより、自分のことしか考えてこなかったんです。
好きな人を一生、幸せにする覚悟が生まれるのに10年も掛かってしまいました。
長い間、待たせてごめんね。これからも携帯をいじって、ハイボールを飲んで、寝るだけかもしれないけど、焼き肉は絶対に食べ放題かもしれないけど、誕生日プレゼントは中古かもしれないけど、ただ温泉に行くとき、たまには特急に乗りましょうか。この先の普通の日を、一緒に普通に過ごしたいです。
(胸ポケットから指輪を取り出し)
結婚してください。
同い年のドッグカフェ店員・クミさんと結婚することを発表した人気お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(40)が、番組終了後に同局で会見。クミさんの似顔絵や、結婚の「K」ポーズを披露し喜びを爆発させた。
春日に聞く(スポーツ報知)
―おめでとうございます
そうでしょうね。そう仰るでしょう。
―交際は5、6年だと?
ウソついてましたからね。
―なぜウソを?
面倒くさかったからでしょうね。狙ってる女と言ってましたから。(狙っていたのは)結婚を、なんですけどね。
―若林にもウソを?
あの男が一番やっかいですからね。しつこく聞いてきますから。春日のことが好きですからね、あの男は。
―プロポーズで号泣していたが?
今見たらメチャメチャ泣いてましたね。とんでもなくいい手紙でしたから。
―自画自賛ですか?
朝方までファミリーレストランで考えたかいがあるな。
―手紙はどれくらいかけて書いた?
5、6時間かかりましたかね。そのうち4時間ぐらいは携帯でゲームをしてましたが。普段、ネタを考えたことがないので夜中3時過ぎに若林君に電話して聞こうかと思った。
―手紙のヤマ場は?
ごめんね、というところですかね。大鶴義丹さんイズムというか。パッとひらめいた。
―クミさんの反応を見て?
いい女だなと思いましたね。想像以上の受け取り方をしてもらいました。
―クミさんは10年待ったかいがあったと言ってましたが?
10年待つクミさんもおかしいんじゃないかと。(慌てて)いい意味でですよ。普通だったらとっくに愛想尽かしてる感じじゃないですか。旅行も在来線、焼き肉も食べ放題ですし。
―これからの住まいは?
(むつみ荘は)2人で住むには狭い部屋ですから。お風呂もないですし。ゆくゆくは引っ越したいとずっと思っていたので。一軒家に住みたいなとは思いますけど。城は買いますよ。都心じゃなくて郊外がいい。
―予算は?
全然わからない。
―トゥースで言うと?
(会場中に響く声で)トゥース!アァ~ッ(と絶叫)。すいません。日付が変わろうとしてる時間に。
―クミさんは貯金額を知っているのか?
知らない。教えるもんなんですか?
―1か月にいくら渡す?
6万円…6万円も多いのかな?生活費で。
―無理では?
無理かどうかはこっちが決めることだから!よってたかって無理って言って!
―婚約指輪は?
安けりゃ安い方が良かった。買うのに2時間半ぐらいかかった。
―何を悩んだ?
金額と、10年待たせたというのがあるので。ある程度の格がないと。
―よく給料の3か月分というが?
そうなるとスタージュエリー丸ごと買えるので。
―約束事はあるのか?
特にない。相手に聞いてみないと分からない。
―この日だけは一緒にすごそうとは
最低限のことはしてる。誕生日とかクリスマスとか。プレゼントをあげるとかはない。中古のレンジとか。女性が欲しいものが分からないので、ネットで探して買っておいてもらって後からお金を渡す。
―高額なプレゼントは?
レンジじゃないですか。
―奥さんの料理は?
鍋をワンシーズンに1回つくってもらうかな。
―好きな手料理は?
ネギ塩ですかね。肉に載せる…。
―ネギを刻んだだけでは?
そっちが聞いたんじゃないか!あまり手料理はない。
―挙式は?
何も決まってない。(仕事の)チャンスですって話。今回はモニタリングにやってもらったけど、式とか家を探すとか、何なら籍を入れに行くとか。
―入籍は平成のうち?
早いとこならそのうち。令和の最初にするのか平成の最後の日にするのか。
―婚姻届は?
向こうがもらってるはず。書いていないけど、書いたらすぐ出せますもんね。ハッキリとは決まってない。
―入籍で狙っている番組は?
日テレ系の…。ゴールデンの毎曜日やって欲しい。式、家、車も持ってない。こりゃ忙しくなるぞ!
―クミさんの好きなところは?
私のことを10年待ってくれた。価値観があう。あまりケンカになったことがあに。家(むつみ荘)にひかないのも大きい。踏み絵的な要素があるので。できた女だなと。
―ピアノのプロポーズで(離婚した)陣内智則さんを思い出したが?
多少ありましたけど、ピアノに罪はない。もう一度時計の針を進めようかと。
―若林さんにおめでたい話は?
聞かないですね。去年、一昨年ぐらい女優さんとねあれしたんですけど。全然だめでしたね。頑張ってもらいたい。
―家族にはなんと?
そのまんま。家族も知ってるので。妹とクミさんが連絡先を交換したみたい。安心はしていると思う。
―お子さんの予定は?
欲しいは欲しい。春日のDNAを残さなければいけないなという使命感は私の中にはある。お相手とのご相談。なにぶん、私もムチャクチャ体力ありますからね。プロテインも1日3回飲んでますから。
―現段階でおめでたは?
ないです。順番を大事にしたいので。
婚姻届は近日中に提出する予定とのこと。
架空の「嫁」と共演するというラジオの企画とかぶり、「逆に悲しい」とも
みんな祝福ムードに満ちていまいした。
めでたし、めでたし・・・