大谷選手の活躍が凄すぎて、もう漫画の世界かと見紛うほどに。6月の月間最優秀選手(MVP)に選ばれたと思ったら、7月に入ってもその勢いが止まらない。2日、オリオールズ戦に2番・指名打者で先発出場すると3、4回には2打席連続のホームラン。MVP選出に花を添える2打席連続のアーチで両リーグ最速の30号に到達。折り返しでこれなのだから…今シーズンは…60本越えの呼び声も?次のショータイムはピッチャーでノーヒットノーラン達成とか?ヤバすぎて!…もう怖。
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エンゼルスの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのオリオールズ戦に「2番・DH」で出場。この試合、2本目のアーチとなる30号を放つ。3回の第2打席目では右翼席に29号ソロ。6月29日のヤンキース戦以来、今季3度目となる1試合2本塁打をマーク。凄すぎる男。
6月25日のレイズ戦から7試合で7発という驚異の量産モードに突入。2004年にヤンキース・松井秀喜がマークしたシーズン31本塁打の日本人最多にあと1本と迫ったが、これを破るのはもう時間の問題と誰もが疑わない。この野球小僧、どこまでやる?
大谷選手と藤井聡太棋士が活躍しているのを見るのが何よりも楽しみですね。コロナ禍の中で、若い彼らの活躍している姿を見ることが一服の清涼剤(いや、大変な息抜きに…)となっています。
とりわけ大谷選手の笑顔がとても良いですね。屈託がなく爽やかで、イケメンなどと言う最近の表現の仕方では陳腐です。笑顔が可愛い好青年というのが一番ぴったりする表現ですね。
盗塁を決めて二塁手のグラブが顔に当たってもいないのに、痛がっているゼスチャーがやんわりと面白い。愛嬌があるので、思わず笑ってしまいますね。守備側の選手も釣られて苦笑い。敵からも愛される男。
6月の月間最優秀選手(MVP):ア・リーグ野手部門でリーグ最多の13本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平が初受賞。
04年8月のイチロー(マリナーズ)、07年7月の松井秀喜(ヤンキース)に続き3人目。
25試合で打率3割9厘、13本塁打、23打点、4盗塁。
投手としては5登板で2勝0敗、防御率4.94の成績。(今一か…これだけは残念)
でも、大リーグの公式サイトによると、年間10登板以上した投手の最多本塁打は1919年にベーブ・ルースが記録した29本で、今期12登板の大谷選手はこの記録を102年ぶりに更新したというのだから、やはりこれは凄い。
しかし、この2本塁打より「価値があった」と語ったのが9回の「激走さよならホームイン」。野球小僧の面目躍如。大谷しかできない珠玉の出来で試合は締めくくられた。打って、走って4打数2安打3打点1盗塁。ショータイムは最後まで続き…
結果、試合は8-7でエンゼルスのサヨナラ勝ち。
相手ピッチャーにとってこれほど嫌な選手もいないだろうな。ホームランを打たれるのがイヤで敬遠すれば警戒されていても、さっさと盗塁を決める。次打者にヒットが出れば大きなストライドで俊足を飛ばし一気にサヨナラのホームイン。凄すぎる!大谷の「独り舞台」で締めくくり。
敵方はガックリくる。翌日にも響くよ。ホームランを打たれたと同じ結果になるのだからやり切れないだろうね。今日の試合が正にそうだった。「絵にかいたような逆転劇」といえば陳腐過ぎるほどの表現だが、他に形容のしようがない。
こんな大きな体(193㎝、95㎏)で走るのがもの凄く速い。大きなストライドは見ていてとても小気味がいい。豪快でとても早くて…スラッガーにありがちな肥満体でない所が良い。この体型を後5年は維持して欲しいなと思う。
走塁も上手いが、必要以上にあくどいブロックをしない相手方の捕手にも敬意を表したい。ここで怪我をするようなブロックをされれば勝利しても後味の悪さしか残らない。そう言えば、敬遠はするけど故意のデットボールが少ないのが大リーグの良さかな…
次のショータイムはピッチャーでの出番かな?ノーヒットノーラン達成なんて事になったら、もう笑っちゃうな。笑い転げる。
豪快なホームランの後に、チームプレーに徹して手堅くセーフティバンドを決めるところがオジサン達を泣かせるのよ。なぁ~、野球小僧!…ホント、鳥肌ものよ。この走塁などは!
敵からも絶賛される大谷選手!気負っていない自然体の野球小僧か。「打って走って投げて」は野球の原点。それを素直に体現できるところが凄い。万国共通の魅力。
イチローが「初めてパワーヒッター日本人が出てきた」とコメントした時、松井をバカにしてるなと思ったけど正解でしたね。松井と大谷じゃパワーヒッターとしての資質が違いすぎます。
低めの球をあんなに救い上げて、右に左に打ち分ける広角打法のパワ-ヒッターは見たことがありません。とてもじゃないけど、誰にも真似のできる芸当ではありません。
この辛口アナが大谷選手を褒めまくる訳…100年前のヤンキース時代のベーブルースと比べられているか。光栄だな。でも、ベーブ・ルースを超えるぞ!大谷は…もっともっと。
今期はピッチャーとしての成績が今一だけど、どっかで吹っ切ってきますよ。ヤンキース相手にノーヒットノーランを達成して欲しい。今季だけでもいいですね。
こんな活躍は5年も10年も続けてできるものじゃないから…1年間だけでもいい。生きたままレジェンドになるのですよ。この選手は…
前回7失点を食らって降板した悔しさを打撃と走塁で晴らすとは…凄い。こんな奴、今まで見たことがない。ヤバすぎ!異次元の男…他に誉め言葉が…もう思い浮かばない。
いや~、でも次の試合では心配していた通りの展開になりましたね。2番DHでスタメン出場の大谷選手。2回でチャンスに登場するも即、敬遠…ここら辺りをどう克服してゆくか。
エンゼルスの大谷翔平(26)は「2番・指名打者」でスタメン出場し、8回まで5打席で2打数無安打、メジャー自己最多タイの3四球。申告敬遠も2度あり、本拠地のエンゼルスタジアムは大ブーイングに包まれた。
やはり2番じゃダメなんだ。そりゃ、大谷さえ抑えれば試合に勝てるとなれば、皆敬遠してしまうさぁ~。それが投手というもので…大ブーイングを浴びようと勝つためには仕方があるまい。誰もクビにはなりたくない。
トラウトが早く復帰し、大谷を3番DHに据えるなら敬遠されるのも減るはず。異次元の男には異次元の起用を!マドン監督さん、頼みます。3番、4番と最強打線の登場を楽しみに…いざ、後半戦へ突入。もうオリンピックなどはどうでもいい。
サンデーモーニングを見ていたら張本氏が、又ズレた発言をしていた。今年はバッティングの調子がいいので、投手はちょっと一休みしてバッターに専念した方が良いとか…、ホントこのお方は分かってない。プロだったのに…
二刀流だから尊いのであって、どちらかに専念したら何の意味もない。銚子電鉄が鉄道を廃線してせんべいの販売に専念しろ!と言っているようなもので何の魅力もなくなってしまう。打って走って、投げるから凄いのだ。分かってない!
今、全米が湧きたっているのも野球の原点を体現する男が突如、出現したからなのだ。それも日本人が!…だぞ、やってのけたのだ。専業に特化するあまりアメリカ人でさえ忘れていたものをあっさりと日本人が再現して見せたから尊いのだ。
忘れてはいけない。これが野球本来の姿なのだ。運動量はサッカーなどの比ではない。本来、そうなのだ。目覚めよ。人間、地球人!コロナ禍でも…忘れてはいけないものが間違いなくあるのだ。