2021年の箱根駅伝、優勝候補だった青山学院がまさか往路で12位に沈むとは!…シード圏外は意外でしたが、創価大学の優勝とは!…これも驚きでしたね。驚きと言えば、昨年の3区に続いて、見事に「花の2区」(23.1㎞)で区間新記録を叩き出した東京国際大のイェゴン・ヴィンセント(2年=ケニア)の走りまさに圧巻の…走りで異次元の世界を演出。1位の集団を抜き去る時の印象は、まるで大人と子供ほどの違い、格の差を見せつける次第に。驚きの連続をまとめて掲載。
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ヴィンセント選手は「花の2区」を1時間5分49秒の区間新記録で制しましたが、昨年の3区に続く2年連続で区間賞を獲得。この選手、後2年でどのくらいの成績を残すことか、ちょっと驚異的です。187㎝の長身から繰り出すストライドは凄いの一言。その個所はYouTubeで確認して下さい。
14位でタスキを受けると6・8キロで2位集団を一気に置き去りにし、9・2キロで全体トップに。歴代5番目に多い14人抜き(学生連合を含む)で戸塚中継所に駆け込みましたが、まったく余裕の表情を浮かべていました。
ヴィンセント選手のプロフィール
昨年2019年箱根駅伝3区を走り59分25秒の新記録を打ち出し、鮮烈なデビューを飾った選手です。まだ、20歳なんですね。後、2年は大学に在籍するので他校にとって脅威です。
こんな選手があと、2~3人もいたら、東京国際大学が箱根で優勝するのは時間の問題かと。
187㎝、体重も68㎏と体格に恵まれています。体幹もしっかりしている感じで、集団を抜き去る時、体がまったくぶれない。難なく抜いている。力強いストライドはちょっと異次元の走りです。
ヴィンセント選手は、ケニアにあるチェビルベルク高校というあまり名前が知られていない振興高校の出身のようです。東京国際大学というぐらいですから、他国の高校や大学と交流が盛んな大学なのでしょうね。
異論はあるでしょうが、こういう選手と大学生の内から競い合わせないと、日本人がオリンピックで優勝するなんて、夢のまた夢という感じがしています。
2区では昨年、相沢晃(東洋大)が箱根駅伝100年の歴史で初の「5分台」となる1時間5分57秒の区間新をたたき出しています。
相沢選手の記録も、09年モグス(山梨学院大)の1時間6分4秒を11年ぶりに更新し、話題になったのですが、ヴィンセントは8秒上回り、わずか1年で大記録を塗り替えてしまいました。
レース後は「去年3区で今年は2区。去年はそこまで難しいコースではなかったんですが(坂がある)今年はチャレンジングなコースでした。もちろん、きつかったです」と回想し、区間賞と驚異の14人抜きに関しては「まずは良かったです。今年、最初のレースだから。モチベーションを上げるために、いい記録を作りました」と同僚選手の通訳を介して語った。
今日の14人抜きの記録だけでもすごいのですが、2008年日大の2区を走ったキタウ・ダニエル選手はもっと凄かった。
ヴィンセントと同じくケニア出身で、19位で襷を受けた後、なんと何と!15人をごぼう抜き!
4位で襷を渡したそうですが、翌年の3年次には、なんと15人を上回る20人のごぼう抜き達成!
驚異的ですね。あれ!20人って全員じゃねぇ~の?アッ!そうか、もう一つ学生選抜があったか。ヴィンセントどうする?来年に挑戦か?4分を切るだろうなぁ~!でも、20人は無理だろ。
シードにも入れなかった青学…復路で巻き返しなるか。注目!
創価はそうか!新劇のダークホースだったか?
まさか、まさかの展開で…もちろん息子の卒業した青学を応援していたので、とても残念。
明日の復路に期待します。それと早稲田がなぁ~!…毎年、期待してるのに裏切ってくれて。
創価大学出身者は飛び上がって喜んだことだろうなぁ~、今年もドラマがありました。
緊急事態宣言発令前で良かった。
幾ら、無観客でもなぁ~、こればかりは…大相撲はどうなるのだろう?