27日の朝、テレビを見ていたら番組の途中で、女優の竹内結子さん(40)が死去したとの速報が流され、またか!…というのが率直な感想でした。なぜ?遺書や原因は?…ウエルテル効果とは?今、芸能界や社会で何が起こっているのか?等々、調べてみました。
同日未明、都内の自宅でぐったりしている竹内さんを夫で俳優の中林大樹(35)が発見し、119番通報。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。自殺の可能性もあることから、警視庁が慎重に調べている。
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閑静な住宅が並ぶ自宅前には50人もの報道陣が集まり、辺りは一時、騒然となったそうです。今年に入ってから、一体何人の芸能人が自殺(?)で亡くなっているのでしょうか。
三浦春馬さん、芦名星さん、藤木孝さん、そして今日は竹内結子さん!…やり切れない気持ちになります。社会現象と捉えないと本質が見えてこない感じがしています。
皆に共通して言えるのはコロナ禍でテレビ出演の頻度こそ減っているものの、話題作にも恵まれ一見順風満帆に見えていた人が、突然に亡くなっていること、自殺の原因が思い当たらない人が多いということです。
竹内さんの場合もそうでした。前日まで家族と普通に会話していたと関係者が語っているところから、警察が配慮し家族への聞き取りも明日以降になる予定だとか…多くのドラマ、映画、CMにも起用され、お茶の間に親しまれた女優の竹内結子さん。遺書などは見つかっていないようです。
所属する芸能事務所「スターダストプロモーション」の公式サイトが更新され、竹内さんが亡くなったことを発表。事務所のコメントは全文は以下の通り。
お知らせ
関係各位並びにファンの皆様
本日9月27日、弊社所属の竹内結子(享年40歳)が、自宅で亡くなりました。 日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援して下さっているファンの皆様に、この様な辛いお知らせを申し上げることになり、あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております。 詳しい状況は現在確認中です。
マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう、切にお願い申し上げます。
唖然としているのは間違いのないことで、遺書などはないようです。マスコミに配慮してくださいと言っているのに、自宅前に50人を超す報道陣が集まったのはやり過ぎの感がぬぐえません。
2015年からCMキャラクターを務めている竹内さんは1日、東京都内で行われた「サッポロ一番『おうちで偏愛フェス』キャンペーン」開始式にKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(33)、玉森裕太(30)と出席。
1月に夫で俳優、中林大樹(35)との間にもうけた第2子の次男を出産後、初の公の場。以前と変わらない美貌と笑顔で「お湯を沸かすのをハラハラ見ていた息子(長男、14)が今では自分で夜食を作り、(夫と)男同士の話をしている」とのエピソードを明かしていたぐらいですから、産後うつの症状ではありませんね。
子供を二人も残して自殺する原因が見当たりません。こんな晴れやかな笑顔でCM出演をこなせる人に自殺する理由があるのでしょうか。遺書も見つかっていないようですから、後考えられるのはウェルテル効果ではないでしょうか。ウェルテル効果
ウェルテル効果とはマスメディアの自殺報道に影響されて、自殺が増える事象です。知名度や人気の高い人―芸能人やスポーツ選手―が自殺すると連鎖的に自殺が増える現象は、連鎖自殺・誘発自殺・ドミノ自殺とも別名呼ばれます。
ウェルテル効果は単に後追い自殺をするだけでなく、自殺の方法まで真似るのが特徴的と言われています。マスコミが自死した人の具体的な手段や方法などは報道しないことが肝心なようですね。
例えば、自宅クローゼット内で首つり自殺したなどとは絶対に書いてはいけない事のようです。
ゲーテが著書の【若きウェルテルの悩み】に由来する言葉ですが、コロナ禍が影響しているのは間違いない事実ではないでしょうか。今、何かが起きている…?これは!
竹内さんは1980年(昭和55年)4月1日、埼玉県生まれ。中学卒業後にスカウトされ芸能界へ。96年、フジテレビ系「新・木曜の怪談Cyborg」での女子高生役でドラマデビュー。 99年にはNHK連続テレビ小説「あすか」でヒロインを演じ人気者に。
連続ドラマ「ランチの女王」「ストロベリーナイト」に主演。映画でも「黄泉がえり」「いま、会いにゆきます」などに出演。
プライベートでは2005年に歌舞伎俳優の中村獅童(48)と結婚。同年に長男を出産するも08年に離婚。その後、昨年2月に俳優の中林大樹(35)と再婚。今年1月下旬に都内の病院で第2子男児を出産したばかりです。
14歳になるという長男の気持ちを思いやると涙が出ますね。学校でも注目されるだろうし…可哀そうにという言葉しか思いつきません。そして、生まれてから8ヶ月もすれば母親の顔は分かるようになります。
母親の顔が見えないと赤ちゃんのイヤイヤが始まります。その時に父親と14歳のお兄ちゃんだけであやせるものでしょうか。無理ですね。今後の苦労が思いやられます。
三浦春馬さん、芦名星さん、そして竹内結子さんまでもが自宅クローゼットの中で首つり自殺をしていたというのは本当なのでしょうか。本当だとしたら、私のブログも書いてはいけないのかも。すでにアウトなのかも知れません。
しかし、興味本位だけで書くならダメでしょうが、これはもう社会現象と捉えるべき事なら、むしろ書かなくてはいけない問題なのではないかという気がしています。3人にあまりにも共通点が…
コロナ禍で飲食店や仕事を失う人が増えるにつれて、自殺者が増大することが懸念されています。すでに、その兆候が現れているのではないでしょうか。
だとしたら、予防策や解決策が真剣に模索されるべきです。ただ、悲しんでいるだけでは自殺者を思いとどまらせることは出来ません。芸能界で今、起きていることに目をそらさずに真っ直ぐに向き合わなければいけない時なのでは…?
芸能界の闇などと簡単に括ってはいけないのでは?…我々が知らないだけで、既に社会では数多く発生していることだとしたら、恐るべき事態が到来しているのでは?
生きるのが辛い人には…以下。誰かに話さないと…。
産後うつなら、誰でもかかる可能性があるようですが、どうもそれだけでは説明がつかないケースだと思われます。自殺の手段や方法などが真似られているのなら、第三者でも自殺の原因を考えなくてはいけない問題だと思われます。
真剣に考え、論議を尽くさないとこれからも自殺者が増大すると思います。もう、芸能界だけの問題ではない。身内なら愚痴だって聞くべきかと…。
具体的にこうすれば良いという解決策があるのなら誰か教えてほしいです。社会人として知っておきたいですから…。ただ嘆いてばかりでは力になり得ません。
ただ、特殊な事件だ、事象だと片付けられない危険性を感じています。救える命ならどんどん助けるべきです。早く以前のように当たり前のことを当たり前に行える社会にしていかないと…。
生きるのが辛い人に「大丈夫?」と聞いてはいけないみたいです。大丈夫という言葉は禁句とか…聞けば、大丈夫と答えるのが人の常ですから、何も伺い知ることは出来ません。
しかし、匿名とか関係ない第三者だからこそ、聞けることも話せることもあるみたいですね。捨てたものではない。相談する力さえない人にはチャットなどがお勧めのようですね。
また、うっかり「大丈夫?」と聞いてしまった人でも、何度でも話しかけ「あなたは一人ではないから…」と振り向かせることをすべきです。皆で考えるべき時期に来ているのかと…。