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  • コンビニセルフコーヒー事件!窃盗罪で逮捕!たかが50円されど

    コンビニセルフコーヒー事件!窃盗罪で逮捕!たかが50円されど

     

    福岡県那珂川市のコンビニエンスストアで、コーヒー用の100円のカップを購入したのに150円のカフェラテを注いだとして、62歳の男が窃盗の疑いで逮捕された。警察によると、男は以前から代金より高い飲み物をカップに注いでいたとみられている。逮捕されたのは、那珂川市に住む自称・会社員の62歳の男。

     

    コンビニのセルフコーヒー事件!窃盗罪で逮捕!~たかが50円、されど50円

     

    NHKニュース@nhk_news

    コンビニのコーヒー100円カップに150円カフェラテを入れ窃盗容疑で逮捕

     

    報道によると、あらすじではこの62歳の男性が1月21日午前7時半頃、福岡県那珂川市のセブン-イレブンで、レギュラーサイズのコーヒー代100円を支払って、カップを受け取ったが、コーヒーマシンで150円のカフェラテを注いだ窃盗罪の疑いで逮捕されたという事件だ。

     

    たかが50円、されど50円!
    ネット上では驚きの声も多く聞かれる。
    この程度の金額を誤魔化しただけで、窃盗罪で逮捕されるとは!?
    しかも、実名で報道されたというのは本当のことなのか?信じられない。
    あまりに世知辛い世の中になったぁ!と実感する。

     

    普通は逮捕されても微罪処分で起訴されないで終わるか、起訴されても「可罰的違法性」がないとして裁判では窃盗罪成立とはならないはずだ。実名報道するか?こんなのが報道に値するのか?

     

    しかし、今回のケースの様な事件は単純素朴ではあるが、法律問題を考えるには格好のテーマを提供してくれた様だ。これから法律学を学ぼうとする者には、うってつけの問題だな。

     

    常連の客から目撃情報が寄せられて、店側がこの男の行動を警戒していたらしい。入店したので注視していたら、この男性がカフェラテを注いでいるのを店側が現認したという。

     

    店の経営者が問いただしたところ、男性は「ボタンを押し間違えただけ」と弁解したが、警察に連れて行かれ、取り調べには容疑を認めたというから始末が悪い。

     

    男性は以前から、支払った代金よりも高い飲み物をカップに注いでいたとみられる。そう、これは店側の経営者が現行犯逮捕した事件なのだ。

     

    警察が現行犯逮捕したのではなく、一般人が泥棒を現行犯逮捕したのだ。現行犯逮捕は警察だけの特権ではなく、一般人にも認められた当然の行為なのだ。
    常習窃盗から、店を守るためには当然の行為なのだ。

     

    たかが、50円と舐めていてはいけない。されど、50円なのだ。
    塵も積もれば山となるという例えの通りだ。
    天網恢恢疎にして漏らさず・・・といったところか!?

     

     

    「故意」があったかが問題

     

    まず、今回のようなケースでは、(1)窃盗罪と(2)詐欺罪のどちらかの成立が考えられる。
    窃盗罪は、相手の意思に反して、財物の占有を奪う罪。詐欺罪は、相手を騙して、財物の交付を受ける罪。この犯罪は似ているようで、少し異なる。

     

    今回のケースが、詐欺罪にあたるかどうかは、相手を騙して財物の交付を受けた部分があるのか、ということだから、想定される場面としては、(1)カップの交付を受けた場面、(2)カフェラテを注いだ場面、の2つがある。

     

    (2)の場面は、店員さんの手によって財物が交付されたのではなく、犯人の手で財物を取得したものだから、この部分では詐欺罪を問うことは難しく、窃盗罪ということになる。

     

    (1)の場面では、犯人が150円のカフェラテを注ぐ意図があるのに、この意図を隠して、100円のコーヒーを注ぐことを装ってカップを購入したということであれば、店員を黙示的に騙してカップの交付を受けたことになるから、詐欺罪が成立する。

     

    但し、詐欺罪は故意犯。相手を騙す意図が必要だから、詐欺罪に問うには、騙す意図が最初からあったことが、証拠として必要となってくる。

     

    今回のケースの場合、カップを購入するときに騙す意図が立証出来なければ詐欺罪には問い得ない。
    実際に100円は支払われているのだから、(1)の部分を厳密に追及しなくても、(2)の窃盗罪に問うことで、刑事責任としては十分と警察は踏んだのだろう。詐欺罪の意図の立証は確かに難しい。

     

    「故意」がなければ罪に問われない?

     

    単に、コーヒーマシンのボタンを押し間違えたに過ぎないのであれば、犯罪の故意がなかったことになるから、窃盗罪も詐欺罪も成立しない。

     

    もし押し間違えた場合は、店員に事情を説明して、改めて100円のコーヒーを入れさせてもらうか、入れさせてもらえないのであれば、自分のミスによって生じたことだから、追加料金を支払ってカフェラテを飲むしかないだろう。

     

    なお、あるコンビニオーナーによると、今回のように、客が、支払った代金よりも高い飲み物を注ぐのは良くあり、どの店でも悩まされている問題だという。

     

    店側は、コーヒーマシンの後ろから、客が何を注いでいるかわかる仕組みで、実際にはバレているそうだ。客がとぼけていてもバレているとは・・・悪い事は出来ないものだ。

     

    「もしボタンを押し間違えた場合でも、差額を払ってもらえればいいです。複数回もあるようだと、出禁にするなどの対応をとっています」と同オーナーは語っている。

     

    ただ、今回のケースの様に常習性があり、明らかに故意犯としか思えない場合には、現行犯逮捕もあり得るという事だ。

     

    零細な小規模の店舗では、こうでもしなければ50円、100円といえども反復継続されれば、店の利益が圧迫され、経営に影響が出るし、店の存亡にもかかわって来る。

     

    あまり万引きされて本屋が潰れたというのが、話題になった事があるぐらいだから、客の目に余る窃盗行為を見過ごしていれば、如何に店が危険な状態に陥るか、一目瞭然だろう。

     

    それぐらい来店客の横暴な危険な行為がまん延しているという証明だろう。セルフサービスだから、バレないだろう、大丈夫だろうなどと高を括っていると、とんでもない赤っ恥をかくことになるという典型例なケースだったなぁ・・・今回のケースは!?

     

    あまり悪質なら、警察への通報が今後も増える可能性が大であるということ。身に覚えのある吾人は覚悟されるが良い。しかし、どうしようもない男だなぁ!

     

    62歳にもなってこんな事が分からないなんて・・・それとも、貧乏な下級老人が増えているという社会現象の現れなのかな?

     

    1件だけでは分かり様がないか。
    いい赤っ恥をかいて終わりか!?
    とにかく情けない。

     

    しかし、こんな事件を実名報道する位なら、政治家や官僚のやっている欺瞞に満ちた行為は一体どうなるのか?彼らの行動の方が、遥かに国民に実害を及ぼしているではないか!
    納得のいかない事だらけだ。

  • 樋田淳也やっと逮捕!どこで捕まったか?弁護士接見後に逃亡した男

    樋田淳也やっと逮捕!どこで捕まったか?弁護士接見後に逃亡した男

     

    大阪府警富田林署で、8月12日弁護士との接見後に逃走した樋田淳也容疑者(30歳:強制性交、強盗致傷などの容疑)が29日夕、300キロ余り離れた山口県周南市で万引きをしたとする窃盗容疑でようやく逮捕された。

     

    逮捕のきっかけは、警備員のとっさの判断だった:山口県周南市で逮捕!

     

    山口県周南市の“道の駅”「ソレーネ周南」を管理する周南ツーリズム協議会の笹木大(ひろし)事務局長(40)によると、私服の女性警備員が樋田淳也容疑者に声をかけた。会計をせずに商品を服の中や手に持って店の外に出ようとしていたので、呼び止めたという。

     

    道の駅の店内(下)の写真

     

    樋田容疑者は「財布を取りにきただけだ」と言ったが、事務所に連行していった。
    事務所で「いすに座って」と言ったが、「何でなんだ」と抵抗する様子を見せたという。

     

    警察を呼ぼうとすると、「何で警察を呼ぶんだ」と事務所から出ようとするそぶりを見せたので、取り押さえたという。
    日焼けをしており、目が充血していたという。

     

    捜査関係者らによると、29日に逮捕された樋田容疑者の頭は丸刈り所持金は280円で、青のウィンドブレーカーと黄色のスニーカー、腕時計を身に着けていた。

     

    取り押さえられた際、服の中から出てきたのは盗んだとみられる餅や菓子パン、総菜(トンカツ)、缶コーヒー、紅茶だった。

     

    110番で警察官が駆けつけると、「何するんか。放せ」などともみ合いになり、窃盗容疑で現行犯逮捕された。

    樋田容疑者が使っていた自転車は、大阪府羽曳野市で盗まれたものだったという。

     

    樋田容疑者は、逃走直後に大阪府羽曳野市で盗んだロードバイクタイプの自転車で逃走を続けていたとみられる。それにしても、凄い脚力の持ち主だなぁ・・・300㎞も離れた山口県で逮捕されるとは!

    驚きだ!また、何度盗みを繰り返したのだろうか?・・・呆れる!

    逃走直後の樋田容疑者の写真(上)

     

    逮捕直後の樋田容疑者の写真(上)

     

    懸賞金は、合計で一体幾ら払われるのか?

     

    大坂府警は11日、有力な情報提供者に上限200万円の懸賞金を支払うと発表していた。(懸賞金の大半はどうやら警察OBから募ったらしい)

     

    連日3千人態勢の捜索が続く中、足取りは途絶えたままで、一方で「目撃情報」はSNSを含め、乱れ飛んでいた。

     

    8月12日に脱走した樋田淳也容疑者の足取りについての有力情報に「300万円」の高額懸賞金を大阪市内の建設会社が、8月25日にSNSで懸賞金をかけたことを公表している。

     

    樋田容疑者の顔写真が掲載された「手配書」には「有力情報者 懸賞金300万」と書かれ、社名や電話番号と代表者名が記されていたという。

     

    未解決事件に懸賞金がかけられるケースはあるが、被害者の支援組織や防犯協会などによることが多く、一企業がかけるということはレアなケースであり、この会社の真意は不明のまま。

     

    民間からの情報提供は逮捕への早道となる要素もあるが、容疑者を取り逃した失態と初動捜査の遅れが批判されている大阪府警にとって、その前に何とか警察力による逮捕にこぎ着けたいところであったろう。

     

    警察の不手際によって逃亡されたことを考えると、懸賞金目当ての通報による逮捕では警察の面目は丸つぶれとなる。警察の威信にかけても逮捕に躍起となって捜索を続けていた模様だ。

     

    大阪府警富田林署捜査本部は30日早朝(午前4時13分)、山口県警周南署で、加重逃走容疑で樋田容疑者をようやく逮捕出来た。

     

    逮捕容疑は8月12日、富田林署の面会室で弁護士と接見後、アクリル板を損壊するなどして逃走した容疑としている。

     

    身柄を大阪市中央区の府警本部へ移送したが、樋田容疑者は加重逃走容疑について「すべて黙秘します」とし、調書への署名なども拒否しているという。

     

    一緒に居た男は一体何者なのか?

     

    山口県警は30日、樋田容疑者と自転車で行動を共にしていた住所不定、無職の男:東浩二(44)について、7月上旬~8月上旬にかけて、何者かが盗んで放置されていた自転車を使用したとして占有離脱物横領容疑で逮捕した。男は容疑を認めている。

     

    男は自転車で日本一周の旅をしており、約3週間前に愛媛県内の道の駅で樋田容疑者と知り合ったという。逃走事件については知っていたが、一緒にいたのが樋田容疑者とは気付かなかったと説明。捜査員から事実を知らされると驚いていたという。

     

    樋田容疑者は「1人で旅をしたかったが、勝手についてきた。うっとうしかった」と供述している。

     

    男は樋田容疑者と野宿をしたり、道の駅を利用したりして一緒に行動していたらしい。別々に移動することもあったが、事前に待ち合わせ場所を決めて再び合流していた。2人はしまなみ海道を通って愛媛県から山口県へ渡った可能性がある。

     

    男は樋田容疑者が食料品の窃盗容疑で現行犯逮捕された山口県周南市の道の駅「ソレーネ周南」まで同行していたが、当時は外で「服を乾かしていた」といい、樋田容疑者が店内から戻ってこないことから、いったん現場を離れていたという。道の駅の防犯カメラには、2人が一緒にいるところが写っていた。

     

    捜査本部は犯人隠避など事件に関与した疑いは低いとみているが、今後、男性から詳しく事情を聴き、逃走後の足取りを解明する。

     

    府警の広田耕一本部長は同日午前5時から府警本部(大阪市中央区)で会見。「事案発生以来、約1カ月半にわたり、地域住民や府民、全国のみなさまに大変な不安と心配をおかけしたことに、改めて深くお詫び申し上げる」と謝罪した。

     

    樋田容疑者は、すでに若い女性に対する強制性交などの罪で起訴されている。捜査本部によると、逃走からこれまでの間、樋田容疑者が関与したとみられるような性犯罪は起きていないという。

     

    何はともあれ、逃走容疑者をやっと逮捕出来たことで、一番ホットしているのは大坂府警幹部達であろう。

     

    懸賞金はどう分配されるのだろう?
    樋田容疑者に声をかけ事務所に連行した女性警備員に全部渡されるのだろうか?
    余計なことだけど気になるなぁ・・・

    樋田容疑者逃走用の自転車の写真(上)

  • 尾畠春夫!スーパーボランティアがTV情熱大陸で語ることとは?

    尾畠春夫!スーパーボランティアがTV情熱大陸で語ることとは?

    西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市天応地区。被災地の復旧を手伝うボランティアの中に、一際目立つ男がいた。赤いつなぎに、「絆」と書かれたヘルメット・・・今年8月に山口県周防大島町で行方不明となった2歳児を発見し、一躍時のひととなったボランティアの尾畠春夫がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、9月23日夜11時~11時半)に登場する。何を語るのだろうか?ちょっと想像してみた。

    尾畑春夫氏:神と呼ばれるスーパーボランティア!

    尾畠春夫が現場に入ると、周りの空気が変わるという

     

    天応地区には、氾濫し流れ込んだ土砂が今なお残ったままの家屋も多いが、率先して床下へもぐり込み、ヘドロとなった土砂を泥まみれになって次々とかき出す。
    また、被災者に寄り添うようにして声をかけ要望を聞き出し、仲間たちに作戦を指示する。
    時には、経験が浅く動きが硬いボランティアを得意の冗談で和ませる。
    さらに毎朝午前9時に始まる一般のボランティア活動の前にも独自の活動を続けていた。

     

    早朝午前6時、たったひとりで向かった現場とは?

    ボランティア仲間のひとりはそんな尾畠を「」のようだといい、取材した被災者も「尾畠がいると、現場が活気づく」とその独特の存在感に驚きを隠せない。

     

    大分県の地元では人気店だった魚屋を65歳で畳んだ尾畠氏。
    世の中に恩返しをしたいと今はボランティアにのみ専念する。活動資金は年金収入だけ。お礼は一切受け取らず、節約を心がけ車中泊をしながら全国の被災地を回っている。2011年の東日本大震災の際は、南三陸で500日もわたって活動したという。

     

    番組では被災地での活動に加えて、大分県の自宅も取材。束の間の休息日、バイクで30分走り、無料の露天風呂で疲れを落とす。そんな尾畠のもとには来客が絶えず、中には人生相談をしに訪れる人もいるという。身長161センチ、小柄な体からは絶えず前向きなエネルギーを発し続ける78歳は、一体なぜここまでボランティアに打ち込めるのか? 原動力は何なのか? 密着を続ける中で、「これまで他の取材では話したことがない」という長年、秘めたある思いを口にし始めたという。

     

     

    尾畠春夫(おばた・はるお)のプロフィール

    1939年大分県生まれ。(78歳)

    大分県速見郡日出町在住のボランティア活動家。元鮮魚商。

    大分県国頭半島の貧しい家庭に生まれ、幼少時に現在の増す杵築市に引っ越し育つ。
    父は下駄職人であったが、履き物がゴム製品に変わる頃で、商売は順調ではなかった。

     

    母は専業主婦であったが、尾畠が小学校5年生時の41歳で他界。母の死は尾畠に大きく影響する。父は酒好きであり、妻の死後何人もの子供を抱え、下駄は売れず厳しい現実から逃れるため、やけ酒に走る。7兄弟の4番目の尾畠は、大飯喰らいだからという理由で、一人だけ近所の農家に小学5年生で奉公に出される。

     

    この時、尾畠は「世の中なるようにしかならない。やるだけやってやろう」と心を入れ替え、奉公先の主人や家族を親だと思い、何でも言うことを聞くような生活に入る。
    中学校へは4か月しか通えなかった。すべては生きるためだったが、この時の経験が宝になっていると感じるに至り、恨みの対象だった父がいつしか感謝の対象に変わるのを経験したという。

     

    1995年(昭和30年)に中学を卒業するとすぐに姉の紹介で別府の鮮魚店の小僧となる。姉は、働きたいという尾畠に対し「あんたは元気がいいから魚屋になりなさい」といったらしい。

     

    別府駅に向かう際、父から青い10円札を3枚持たされ、珍しく大盤振る舞いだなと喜んだものの、その30円は片道切符代に過ぎないことを知り、帰るという選択肢がないと知る。鮮魚店ではあらの煮つけが出たが、芋とカボチャの日々だった尾畠は、「こんなうまいものはない」と衝撃を受ける。

     

    別府の鮮魚店で3年間修業の後、下関市の鮮魚店で3年間フグの勉強をする。その後、神戸市の鮮魚店で関西流の魚のさばき方やコミュニーケーション術を4年間学ぶ。10年の修業後独立するつもりだったが、給料が安く貯金は0だった。

     

    開業資金を得るために上京し、大田区大森の鳶・土木の会社に「俺には夢があります。3年間どんな仕事でもするので働かせてください」と頼み込み就職するが、この時の鳶と土木工事の経験が、現在のボランティア活動に役立っていると述べている。会社からは、残って頭になれと熱心に誘われるが、1968年(昭和43年)、大分に戻ると4月には結婚。

     

    同年11月には28歳にして別府市内に鮮魚店「魚春」を開業。地元で人気店となる

     

    ここまで、Wikipediaから引用しただけで涙が出そうになった。小学5年生といえば、10歳か、いや11歳か?母親と死別したばかりの時に自分だけ農家に奉公に出されるという現実!自分だったら絶対にひがんでる。父を憎むだろう。「何で自分だけ?」というひがみ根性から道を踏み外したかもしれない。

     

    それをこの人は世の中なるようにしかならない。やるだけやってやろうと心を入れ替え奉公先の家族を親と思い、何でも言うことを聞き働きだしたというのだから、心構えが本当に凄い。
    自分には絶対に真似出来ない事だと思う。
    10歳、11歳で普通こんな悟りの心境に達する事が出来るか?
    できないだろう!普通なら出来ない。

     

    中学は4ヶ月しか行けずに働く。
    これだって到底我慢出来る事ではない。
    そして、この時の経験が宝になっているなどと誰が言えるだろうか?
    その後、10年魚屋で働き、開業資金を貯めるため鳶・土木会社で3年間働く。
    この時の経験が今のボランティア活動に役立っていると言える人は、まずいないだろう。
    大したものだ。本当に頭が下がる思いだ。

     

    1968年に大分に戻り魚屋「魚春」を開業すると、すぐに地元の人気店になったが65歳の時に惜しまれながら閉店し、以後ボランティア活動に専念する。
    趣味は40歳からはじめた登山。
    妻と48歳の息子、45歳の娘、孫5人。

     

    取材ディレクターに対しても「360度何を撮っても良いよ」とサービス精神旺盛な78歳。

    奇跡の救出劇!一躍時の人となる

     尾畠氏は、山口県周防(すおう)大島町家房で今年の8月12日午前から行方が分からなくなっていた藤本理稀ちゃん(2)を探しに、たった一人で山中に分け入り、20~30分で無事に発見したことから、一躍時の人となった。

     

    3日間行方不明だった幼児を無事発見した尾畠氏は一夜明けた8月16日、自宅で朝日新聞などの取材に応じている。「人の命は地球より重い」と話し、休む間もなく18日には西日本豪雨で被災した広島県呉市に向かったという。

     

    理稀ちゃんは15日午前7時前、不明になった場所の近くの山中にいたそうである。虫に刺されてはいたが怪我はなく、脱水症状が心配されたが受け答えはしっかりとしていて、大事を取り、同県柳井市の病院に検査入院したとの事。

     

    この救出劇で尾畠氏は一時、日本中で話題になった人である。
    尾畠さんは以前からスーパーボランティアと呼ばれていたんだとか!この活躍は「もはや神!」「さに聖人!」と評判になった。

     

    インタビューに答える尾畠氏は、時折涙ぐんだりと本当にいい人なんだな~という感じが良く伝わってきた。

     

    TV番組「ミヤネ屋」のリポーターから奥さんの存在を聞かれると「奥さんは、5年前に用事があって出かけてまだ帰ってこない」と苦笑いして答えていた。神戸市の鮮魚店で4年間、コミュニケーション術を学んだだけの事はある。笑っていいのか、悪いのか返事に困るユーモアがある。

     

    TV番組「情熱大陸」で何を語るのか?

    きっと、ボランティアの心得を淡々と語るのだろう。力まずに・・・偉そうにはかたるまい。
    行方不明児を見つけた時、その子の祖父が風呂や食事の話をした時も頑として固辞した様に・・・
    ボランティアは飽くまで無償で行わねばならない。
    被災者に一切の負担をかけない

     

    被災者に無暗に質問しない。
    しかし、相談を受ければ、その心にそっと寄り添う。
    大分の自宅には至る所に張り紙があるという。

     

    格言を書いたものが多いらしい。
    格言その1

    たまがるほどの元気
    たまがるほどの笑顔
    たまがるほどの愛情
    たまがるほどのまごころ
    たまがるほどの幸せ
    たまがるとは大分弁で「驚く、びっくりする」という意味らしい。
    転じて、一杯とか、沢山のといった意味を含むとか。

     

    格言その2

    人生は山坂多い旅の道

    • 還暦 六十才でお迎えが来たときは人生ただいま留守と云え
    • 古希 七十才でお迎えが来たときはまだまだ早いと云え
    • 喜寿 七十七才でお迎えが来たときはせくな老後これからよと云え
    • 傘寿 八十才でお迎えが来たときはなんのまだまだ役に立つと云え
    • 米寿 八十八才でお迎えが来たときはもう少しお米を食べてからと云え
    • 卒寿 九十才でお迎えが来たときはそう急がずともよいと云え
    • 白寿 九十九才でお迎えが来たときは頃を見てこちらからボトボツ行くと云え

    その他にも色々と書き記しているらしい。
    「かけた恩は水に流せ!受けた恩は石に刻め!」
    この人は人のために生きなければならない、受けた恩は返さねばならないという使命感がある様だ。
    なぜなのか?

     

    なぜそんなにしてまで・・・
    最後に一瞬だったが、情熱大陸のTV番組の紹介中に、母親の事を語った場面に心うたれた。
    全身全霊を傾けたボランティアをする日々・・・その中で、今一番望むことは?と聞かれ、おふくろに思い切り抱きしめてもらいたいと語った時の顔が忘れられない。

     

    そうか、そうだったのか!この人はこの思いで今まで人生を生き抜いてきたのか!
    ちょっと顔が歪んで泣きそうになっていた。

    一番認めてもらいたい人は母親だったのか!

     

    限りある人生を悔いなく生きるために努力しているのは、このためだったのか!
    切ない・・・でも、やっとこの人のやっている事の本当の意味が少し分かった気がした。
    このために被災地にゆくのか・・・!!! この人は・・・頭が下がる。

     

    11歳で生き別れになった母親をまだ忘れていない。
    67年間経った今でも、亡くなった母親に認めてもらいたいのか?抱きしめて貰いたいのだ。
    どれだけの辛い過去や恩を人から受けてきたと言うのだろう!?
    久々にTVを見てみたいと思った。

    追記

    TVの中で尾畑氏が語っていた。「今、一番してほしいことは?」と聞かれると、次の様に答えた。
    おふくろに思い切っり抱きしめてもらいたい。あばら骨が折れてもいいから思いっきり抱きしめてもらいたい」と言った。心なしか顔が歪んで見えた。

     

    この人の歩んできた人生のすべてが、一瞬だが分かった様な気がした。
    我々が気軽に「スーパーボランティア」などと軽々しく呼んではいけない人だ!
    人に語り切れない・様々な苦労を骨身に刻んで生きて来た苦労人なのだ。

     

    なぜ、ボランティアをするのか?と聞かれて尾畑氏は「今まで世話になった人に恩返しがしたい。そのためにしている」と答えていた。正直言って、このきれいごとな回答を信じていなかった。こんなに苦労ばかりして来て、人に世話になったからなどと私には到底口にできない。

     

    逆恨みしても不思議ないほど過酷な人生を送って来ているのに・・・人の世話になったなんて、とても言えない。でも、この人は自分が幼い頃、亡くなられた母親に認められたくて恩返ししているのだ。そう分かった時、この人の優しさが少し理解出来たと思えた。母親に生んで貰った恩、幼くして亡くなったが育ててもらった恩!それを忘れていない。

     

    そう、この人は自分の母親の愛に、まだ飢えているのだ。
    だから、人に優しく出来るのだろう。勝手にそう思った。

  • 槙野光昭の現在は?価格.Comの創業者は僅か5年で25億を稼ぐ!

    槙野光昭の現在は?価格.Comの創業者は僅か5年で25億を稼ぐ!

    価格.comは今や月間利用者数4000万人、月間ページビューは8億PVを超える人気サービスであり、食べログも6000万人以上の利用者を獲得し、老舗の「ぐるなび」を超えて業界首位に立っている。そんな大企業を設立した槙野氏は28歳でビジネスから撤退し、悠々自適な生活を送っていると噂されていた。しかし、十数年振りにビジネスの世界に戻ってきたという。どんな人物なのか?ネット民が一度は注目する男、槙野氏の素顔に迫りたい。

    槙野光昭氏の現在は?~そのサクセスストーリー

    1973年7月29日生まれ(45歳)

    パソコン部品メーカーメルコ(現バファロー)に就職
    そこで、秋葉原の各店を毎日回って価格を調べる仕事を任される。
    消費者は一番安い商品を探し、お店はライバル店の価格を知りたがる。誰もが価格情報を求めているのでは?」とインターネットを通じて価格情報を提供するサイトのコンセプトのヒントを得る。

     

    1年後、その会社を退職。
    退職後は、毎日秋葉原の店の部品の値段を自分で調べて載せる「ホームページ」を作成する。

     

    1997年ウエブサイト「¥CORE PRICE¥」を創設
    創設後、まもなくサイト名を「¥パソコンの価格が分かるページ¥」に変更。
    ヤフーにも取り上げられ、一躍有名サイトに躍り出る。
    また、アスキーや日経BP、ソフトバンク、インプレスなどのパソコン雑誌に紹介されたりして、パソコンに詳しい人たちから口コミで広がっていく。

     

    1997年 自分で価格更新の限界を感じ、お店がリアルタイムかつ直接登録出来る同時システムを開発した。
    さらに「Windows特設掲示板」を創設し、ユーザー間で意見交換できるコミュニティの場を提供する。

     

    2000年「¥パソコンの価格情報¥」を経て、現在の名称「価格.Com」に変更する。さらに、各比較分野での取り扱いをブランド品やゴルフ用品、携帯電話にまでに広げて行く。

     

    そして、あらゆる製品に紐づいた「クチコミ掲示板」を設置する。
    その後、株式会社に組織変更し、社名を「コアプライス」から「カカクコム」へ変更する。

     

    また、同時に初のサービス比較として自動車保険料を比較・一括見積りサービスを開始する。
    その後、ブロードバンド、携帯料金プランなどの通信関連まで順次サ-ビスを拡大させる。

     

    2001年 槙野氏は社長の座を2代目に譲る。
    この時の年齢はわずか28歳!
    槙野氏退職後も会社の勢いは止まらず、東京証券取引所一部昇格、「食べログ.Com」の立上げ、写真共有サイト「PHOTOHIT」の提供など多岐にわたって事業を展開する。

     

    株式会社カカクコムは今や「価格.com」「食べログ」を運営し、13期連続増益、営業利益率は50%弱を誇る超優良企業に成長している。

     

    価格.Comの創業者は僅か5年で25億を稼ぐ!

    槙野氏が働いていた期間は10年に満たない。23歳で起業し、28歳で退いている。僅か5年!

     

    そして、「カカクコム」を売却して得た売却利益は「25億円」と言われている。
    贅沢しなければ一生遊んで暮らせる額である。
    一般のサラリーマンなどでは到底手に入れられる金額ではない。

     

    その後は、何もせず謂わば悠々自適なニート生活を送っていたらしい。
    槙野氏は学生時代から「束縛されない自由」に憧れていたそうだから。
    そんな夢の様な生活を送るためには早くから大金を得るしかない。
    スポーツ選手になれるような才能も芸能人になれるような才能もない普通の人が起業して、大成功を収めた訳だが、誰にでも出来る事ではない。

     

    彼のアイディア、行動力をみるとやはりただの普通人ではない!
    (株)カカクコムの現在の資産価値は時価5000億円を軽く超えているとも言われ、今売却すれば100億円近くの売却益を得たかもしれない。
    しかし、彼にはそこまでの執着心はなく、早く自由な生活を手に入れたかったらしい。

     

    <成功の秘訣>
    ① サラリーマン時代の経験を生かす
    ② 強い「憧れ」をもつ事~槙野氏は「自由」でした。

    そして、槙野氏の今度のビジネスは何と「美容室」!

    2014年に美容室「ALBUM」を創業し、業界に旋風を巻き起こしているらしい。新R25の編集長:渡辺氏からの質問に槙野氏は以下の様に答えている。

    渡辺:槙野さん、会社を売却してからは一切メディアに露出してないですよね。こうやってインタビューを受けるのは相当珍しくないですか?

    槙野:そうですね。「槙野ははぐれメタルだ」と言われてますから(笑)。
    カカクコムを辞めたあとは、一切メディアに出たくないって言ってたんですよ。百害あって一理なしだし、もう僕が目立ってもしょうがないと思ってたんで。

    渡辺:なぜ今回は受けてくれたんでしょうか?

    槙野:今やってる美容室の事業がうまくいきはじめたので、これからは自分が積極的に出ていったほうがプラスになるなと思ったんですよね。
    これは、僕が一発屋じゃなかったことを証明する戦いでもありますし。「業界の有吉」を目指してます(笑)。

    渡辺:なるほど、ちょうどいいタイミングで打診できてよかったです!

    槙野氏は経営者になりたいとも、あまり思っていなかったし、束縛されない自由な時間を手にしたら、もう働きたくないなぁと思っていたらしい。
    5億円稼いだら、引退すると就職活動の時から宣言していたと言う。

    渡辺:当時の起業家のなかでは珍しいタイプだと思います(笑)。
    ちなみに、なぜ5億円だったんでしょうか?

    槙野:当時サラリーマンの生涯賃金が3億円くらいだと言われてたんで、普通の生活をするなら5億円あれば十分だと思ったからですね。

    渡辺:結果的に槙野さんが辞めたのはカカクコムが上場する2年くらい前だったと思うんですが、上場させてからとか株を売ろうとは思わなかったんですか?

    槙野:いやー、全然思わなかったですね。当時かなり疲れてたんで、早く辞めたかったんですよ。それにさっき言ったように、もともと5億円稼ぐことが起業理由だったんで、それが見えた段階で穐田さんにバトンタッチしました。

     

    槙野氏は2001年12月、カカクコムの出資元であったICPというベンチャーキャピタルの代表だった穐田誉輝さんに経営を引き継ぐ。
    穐田さんはカカクコムを上場させた後にクックパッドの代表に就任し、両社を成長に導いた「プロ経営者」!
    2017年には女優の菊川怜さんと結婚したことでも話題となっている人物である。

     

    理想通り悠々自適な生活を手に入れる!年間6000万円の収入

    渡辺:そして、ここからが本題です。28歳にして莫大な資産を手にしたあとは、どういう生活を…?

    槙野:辞めてすぐに結婚したんですけど、そこからしばらくは嫁さんと一緒に旅行に行ったり、ダイビングしたりしてましたね。土日は外に出たくないので家でレンタルビデオを見て、平日に旅行するみたいな生活でした。

    渡辺:死ぬまでに一度だけでいいから、そんな生活してみたいです。
    ちなみにですけど、当時は資産運用したりしてましたか?

    槙野:一応やってましたね。オススメされた金融商品を買うくらいでしたけど。
    当時すごい流行ってた『グローバル・ソブリン(※)』っていう投資信託があったんですけど、証券会社の人からとりあえずそれを5億円分買っておきなよと言われたんですよ。

    ※『グローバル・ソブリン』は、三菱UFJ国際投信が運用する投資信託。日本に比べて高い利回りを得られる先進国の国債に分散投資し、毎月一定額の分配金が出ることから、投資ビギナー層にも手の出しやすい入門ファンドとして一世を風靡しました。同商品は、長年にわたって投資信託の純資産高トップの座に君臨。しかし、リーマン・ショック後は勢いを失い、配当金も大幅に引き下げられていく。

    槙野:そしたら配当だけで毎月250万円くらい入ってきて、「これはすごいな」と思って追加でもう5億円分買ったんです。何もしなくても毎月500万円の収入があるという(笑)。

    渡辺:自由なうえにお金も減らない日々だったということですが、どれくらいそんな生活を続けてたんですか?

    槙野:子どもができるまでの2~3年ですかね。嫁さんが動けなくなると、ひとりで遊んでるわけにいかなくなるじゃないですか。
    ずっと家にいるので、出産近くなると僕が料理したり、洗濯したりするようになったんです。けっこう器用なんで何でもできるんですよ(笑)。

    渡辺:そこからは子育て生活に移行したわけですね。

    槙野:はい。でも嫁さんには申し訳ないんですけど、だんだんその生活に物足りなさを感じるようになってしまったんですよね。

    槙野:で、ちょうどそのときにテレビで『龍馬伝』をやってたんですよ。
    それを見てるうちに「男のロマンって何なんだろう」って考えることが増えてきて。少なくとも、今の俺がやってることは違うなと。家族と幸せに暮らしていて悪くないんだけど、何かが足りないというか、命燃やしてないなと。

    渡辺:それで一念発起して、すぐ仕事を始めたんですか?

    槙野:いや、そのあとなんとなく海外に行きたいなと思って、37~38歳くらいでシンガポールに移住しました。そこから2~3年経って子育てがひと段落したタイミングで、嫁さんに「仕事していい? 本格的にやるから」と宣言して、40歳くらいから今の事業を始めたんです。

    渡辺:ちなみに、そのとき奥さんはどんな反応を?

    槙野:特に反対とかはなかったんですが、半分くらいは日本に行ってるし、はじめはちょっと疑ってたかもしれません。「ホントにこの人仕事してるのかな? 遊んでんじゃないの?」って(笑)。

    「最近はちょっとずつ結果が出てきてメディアに取り上げられることも増えて、やっと(ちゃんと仕事してるって)信じてもらえてる気がしますね。」と語っている

    なぜ美容室をはじめたのか?

    渡辺:槙野さんが次に選んだ事業が「美容室」だというのは意外でした。
    このビジネスにはどうやってたどり着いたんですか?

    槙野:「また何かやりたいな」と思ってからいろんなビジネスモデルを探ってたんですけど、僕がそのなかで一番有望だなと思ったのが、美容室が持ってる顧客のマーケティングデータの活用だったんですよ。

    槙野:たとえば美容師って、カラーしたりすると2~3時間接客しますよね? そうするとお客さんの趣味だとか、いろんなことがわかるじゃないですか。
    新しい髪型に合った洋服をオススメしたり、車がほしいと言っているお客さんがいたら地域のディーラーにつなぐとか。

    渡辺:たしかに。美容室が代理店的な機能を持つイメージですかね。

    槙野:そうです。いろんなマッチングをサポートできると思ったんですよね。
    この「床屋談義をお金にする」というのが僕の起業テーマでした。
    ただ、これを実現するためには、まず美容室を増やさないといけない。それで『ALBUM』というサロンをつくりました。

    渡辺:拝見しました。「最新トレンドヘアーを毎月通える価格で提供する“ファストサロン”」というコンセプトがいいですよね。美容室はどういう戦略で拡大させていったんですか?

    槙野:美容室って、ひと昔前だと「駅前に店舗を構えて、ビラを配って集客するビジネスモデル」が主流だったんですよ。ただ、いろいろと業界を研究したら、今は「ホットペーパービューティーを使ったネット集客」と「業務委託の美容師を活用するビジネスモデル」がトレンドだとわかったんです。

    渡辺:ネット集客はわかりますが、美容師の業務委託モデルというのは?

    槙野:もともとこの業界って、美容師の平均年収がすごい低いじゃないですか。サロンオーナーの搾取が横行していたりして。

    渡辺:そのイメージはありますね…。社会保険の加入率もかなり低いと聞いたことがあります。

    槙野:ただ、完全歩合給の業務委託モデルが流行することで給料がよくなって、働き盛りの若手スタイリストが一気に動いたんです。加えて、(業務委託モデルには)サロン側もどんどん店舗を拡大していけるというメリットもあります。

    渡辺:なるほど。それで『ALBUM』も業務委託モデルで展開しているんですね。

    槙野:正確に言うと、『ALBUM』には社員の美容師もいます。
    新卒を採用してアシスタントとして育てる従来型と業務委託のいいとこ取りをした、業界では新しいハイブリッド経営をしています。

    渡辺:『ALBUM』の場合はインスタを武器にサロンを拡大しつつ、中長期では顧客のマーケティングデータの活用やメディアで勝負したいということですよね。

    槙野:そうです。ただの美容室じゃない事業をつくってバリュエーションをつけて、(企業価値の)桁を変えたいと思ってます。

    メディアにもなれるチャンスがある!

    ただ、業務委託の美容師も過当競争になってくると、最後はサロンもカッコよさとかブランディングの勝負になるわけです。そこで『ALBUM』が何でうまくいったかというと、インスタなんですよ。

    渡辺:なるほど。しかもインスタで人気になれば、美容師の採用だけじゃなくて、お客さんの集客にも効果がありそうですね。

    槙野:そうですね。10年前くらいなら美容室は女性誌に営業活動を一生懸命やってたと思うんですけど、『ALBUM』はインスタに強いということで、勝手に名前が挙がるようになりました。

    渡辺:インスタはどういう体制で運用しているんでしょうか?

    槙野:社員スタイリストはそれぞれの個人アカウントを、広報担当者は『ALBUM』の公式アカウントを運営しています。

    毎日ユーザーの反応を彼らにフィードバックしてPDCAを回してたら、ともにすごいフォロワーが増えていったんですよね。
    他のサロンってIT化がすごい遅れていて、近代的な経営がほとんどできてないんですよ。僕は異業種から来て、普通にやってただけなんですけど。

    渡辺:今の時代、インスタに強いサロン=『ALBUM』となれば先行者利益は相当大きそうですね。

    槙野:はい。そしてインスタを攻めたら、今度はヘア系動画にポテンシャルがあるって気付いたんです。

    渡辺:動画ですか? たしかにSNSでもヘア系のショート動画は人気ですが…

    槙野:ウチはその動画の一次生産元なんですよ。だから、美容室がメディアをつくれる可能性があるわけです

    渡辺:なるほど! 美容室なら、動画の制作コストもかなり抑えられますね。

    槙野:そうなんです。たとえば普通のメディアがヘアアレンジ動画をつくろうとすると、スタイリスト、モデル、場所のアレンジが必要になってくる。
    ウチの場合はそれらが全部不要で、業務のついでに撮影ができますから。

    渡辺:美容室ってやり方次第で、思っている以上にポテンシャルがあるんですね。いろいろと勉強になりました。ちなみに、今の事業でこの先は株式公開(上場)を目指しているんですか?

    槙野:はい。5年以内には上場したいと思ってます。
    ただこの業界って、上場してる会社でも時価総額50億円くらいしかないんですよ。夢がなさすぎますよね。

    渡辺:え、そんなに低いんですか!? 厳しい評価ですね…

    槙野:最近だと業務委託モデルでトップを走っていたAguグループが100億円でファンドに買収されたっていうニュースもありましたが、今はもうフリーの美容師も奪い合いになっているので、このモデルも行き詰まりが見えてきています。(Aguグループは)だからこそ売却したんじゃないかなと。

    渡辺:『ALBUM』の場合はインスタを武器にサロンを拡大しつつ、中長期では顧客のマーケティングデータの活用やメディアで勝負したいということですよね。

    槙野:そうです。ただの美容室じゃない事業をつくってバリュエーションをつけて、(企業価値の)桁を変えたいと思ってます。

     

    槙野氏は事業が拡大したら、経営はまた次の人にバトンタッチする積りらしい。
    トップは5年ぐらいで変わった方が良いというのが持論である。資産は段々と増やして行きたい。

     

    30代は何もしなかった自分だが、竜馬伝を見て「国を良くする」というロマンを感じたらしい。
    事業を成功させ40代で資産1000億ぐらいを築き、50代で、日本に貢献したいという夢を持ち始めたという。
    又、何かを仕出かしてくれそうな期待が持てる人物ではある。

  • 田中英寿理事長夫人のちゃんこ店の場所はどこ?口コミや評判がやばい

    田中英寿理事長夫人のちゃんこ店の場所はどこ?口コミや評判がやばい

    東京はJR阿佐ケ谷駅から歩くこと3分、居酒屋が立ち並ぶ路地の一角に、日本大学「奥ノ院」と呼ばれる場所がある。理事長の田中英壽氏(71)の夫人・優子さんが経営する『ちゃんこ料理たなか』だ。古い4階建てビルの1階と2階が店舗だという。口コミや近所の評判などを調べてみた。

    田中英寿理事長夫人のちゃんこ店の場所はどこ?

    店頭には、入り口の扉と並んで、日大の校章があしらわれた化粧まわしが飾られている。

    食べログからの紹介ちゃんこ料理 たなか

    店舗基本情報

    店名 ちゃんこ料理たなか
    ジャンル ふぐ、ちゃんこ鍋
    予約・お問い合わせ  03-3391-1727
    予約可否
    住所 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-34-14 湯沢ビル 1F
    交通手段 JR中央線【阿佐ケ谷駅】徒歩2分
    東京メトロ丸ノ内線【南阿佐ケ谷駅】徒歩8分
    阿佐ケ谷駅から117m
    営業時間 夕方から~
    定休日  不明
    予算(口コミ集計) ¥6,000~¥7,999

     

    口コミや評判は?

    ちなみに、グルメサイトの「食べログ」によると、ポイントは3.06(5点満点)で、東京のちゃんこ屋ランキングで95位(6月4日現在)

    ボリュームはまぁまぁある様だが、評価は今一つのようである。
    食べログは3点が初期値なので、『たなか』は評価がかなり下の方です」(グルメライター)

    そこで、雑誌記者がそっとお店を訪ねると、夫人らしき人が出てきて、黙ったままドアを施錠するのである。低ランキングの理由については何も教えてもらえなかったそうである。かなり、マスコミを警戒し秘密主義に徹している。

    どうも本格的なちゃんこ料理店の味とはお世辞にも言えない様である。
    ここに夜な夜な日大関係者が集まって来て重大な会談が行われるのであるらしい。

    店の内部は、どうなっているか?

    「店は入り口が狭いけど奥行きがあって60平方メートルぐらい。営業は夜だけですが、日大の相撲部員がバイトで働いています。悪質タックル事件が起きてから「貸切」の張り紙が貼られたままになっています」(近隣住民)

    では、なぜ、この店が「奥ノ院」なのかと言うと、
    「日大は年間約2600億円もの予算があり、その権限を握っているのが田中理事長です。田中理事長に食い込むには優子夫人に近づくのが一番とばかりに、ゼネコンの営業マンが夜な夜な通ってくることで知られていました。また、悪質タックル事件が起きてから田中理事長や、日大の幹部がこの店に集まって鳩首会談を開いています」(社会部記者)

    一説には、大学の重要なことは、理事会ではなく、この店で決められているとも噂されている。どんな料理を出してくれるのかと言うと、
    「味噌としょうゆのちゃんこが売り物で、女将さんが、そこにつくねを落としてくれるんですよ。あとは刺身など魚のメニューが多いですね」(前出の近隣住民の言)

    雑誌記者の突撃取材敢行も大柄な男数人に簡単に阻まれる

    日大の悪質タックル事件以来、一切表に出ず何ら謝罪もない田中理事長に対し一体、何を考え、事態をどう受け止めているのか?
    田中理事長にメディアがインタビューを試みた。

    夫人が切り盛りする東京・阿佐谷のちゃんこ店には理事長が現れる可能性があることから、5月某日報道機関数社が待ち構えた。
    動きがあったのは午後10時40分頃・・・

    JR阿佐ケ谷駅方面から来た黒塗りのレクサスがちゃんこ店の前にピタッと止
    まった。
    車の中から事前に店側に連絡をしていたのだろう。白いシャツを着た力士風の男性2~3人が店内からすばやく現れ、アメフト並みにレクサスをガードした。

    記者はそれをかいくぐり、車から出る際の理事長に接近しようとするが、仁王
    立ちの「力士」に「ちょっと」と制止され、どうにも前に進めない。

    と同時に後部座席から大柄で猫背気味の田中理事長とみられる男性が…。
    「力士」越しに「こういうことをするのは(日大の)体質に問題があるのでは!?」と声を張り上げてみたが、あっさりスルーされた。
    無言のままのれんの奥に消えていった。

    一気に緊張に包まれた夜の阿佐谷だったが、運転手は車を囲む記者らにクラクションを一発鳴らし、アッという間に消えていった。

    これで一連の騒動に決着が着くのだろうか?

    2018年8月3日、いわゆるアメフト部の「悪質タックル問題」について日大のトップ『田中英寿』理事長が、初となる声明文を同大学のホームページ上に掲載した。

    学生ファーストの理念に立ち返って」と題された文章を読んでみると、反省の言葉がズラリと並んでいるから 「謝罪文」と捉えて間違いないだろう。
    しかし、あくまで田中英寿理事長は「知らぬ存ぜぬ」を貫き通すかのように見えるため、ネット上からは厳しい声が多く挙がっている

    田中理事長の声明文
    この問題は第三者委員会に委ねられ、つい先日報告が出たばかりである。この間、田中理事長は沈黙を貫き通しており、今回の声明文で初めて自身の見解を公にした格好だ。一部を抜粋して記載する。

    第三者委員会の報告書にあった “日大において学生ファーストの精神が見失われていた” という言葉が心に突き刺さった

    「第三者委員会、アメリカンフットボール部の前監督とコーチによる反則行為の指示があったことを認定している。誠に遺憾というだけでは、済まされない行いだったと思う」

    「報告書の中では、あるまじきことか、元理事でアメリカンフットボール部のOBによる口封じがあったことが示されている。いかなる理由があろうとも、断じて許されないこと。なぜこんな卑劣な行為があったのか、驚愕と激しい怒りがこみ上げてきた」

    「大学運営のトップである理事長として、教学のトップである学長と歩を一にして、これらの改革に取り組んでいく覚悟」・・・

    第三者委員の言葉を真摯に受け止めるとしながらも、暗に「自分は全く何も知らなかった」という立場は崩していない。それどころか口封じについては「驚愕と激しい怒りがこみ上げてきた」としている。もちろん辞任するつもりはなく、理事長として改革に取り組んでいくようだ。

    弁護士7人からなる第三者委員会も所詮は日大に雇われた、ただの人である。
    理事長の「責任」に言及しながらも「辞任」までは到底突きつけていない。
    日大内部の処分に任せている。理事長はたった数か月の減俸処分で終わりである。とても、日大のガバナンス体制が改善されたとは言えない処分である。
    痛くも痒くもあるまい。

    ネットの声を見る限り「田中理事長を支持する」といった声はほぼ皆無で、厳しい意見ばかりが目についた。歴史ある日大は今後どうなっていくのか?
    今回、田中理事長が下した決断が 「日大ブランド崩壊」 のトドメにならなければいいのだが・・・ハチの一刺しで終わりか?

    多分、その「Xデー」は近いのではあるまいか?
    そうならなければ、「日大のブランド」など体育会系の者だけが享受するブランドに成り下がってゆくだけであろう。
    今がそうである様に・・・悪しき習慣は何も変わらぬままに終わる。

    第二、第三の田中理事長の様な男が出現するだけであろう。
    日大の本質は何も変わっていないのだから・・・
    教育を語る資格のない人間が「独占支配体制」を取り仕切っている大学である。
    今後に残された課題は大きい。

  • 田中英寿理事長の妻優子夫人が経営する阿佐ヶ谷ちゃんこ店は!?

    田中英寿理事長の妻優子夫人が経営する阿佐ヶ谷ちゃんこ店は!?

    日本大学大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、日大が原因究明などのために設置した第三者委員会(勝丸充啓委員長)が7月30日、東京都内で記者会見を開き、大学のガバナンスや再発防止策についてまとめた最終報告を発表した。その中で田中英寿理事長(71)が悪質タックル事件が発覚しても、一度も公の場に姿を現さず「的確な事後対応を怠った」として「説明責任」については明言したが、「辞任」までは追求しなかった。これでは結局、尻切れトンボの記者会見である。今日は、日大の最高経営責任者である田中理事長について、数々の疑惑の真相に迫ってみた。

     田中英寿理事長の独裁体制が崩壊するXデーはいつか?

    日大の田中英寿理事長が「田中派でなければ日大に非ず」とまで豪語していた時代は、今回の「日大アメフト部の事後処理の不手際」でひょっとして終焉を迎えるかもしれない。

    7人の弁護士で構成された今回の第三委会のこんな「尻切れトンボ」記者会見で世間の憤りや騒ぎが収束するはずがない。疑惑はますます深まっている。

    マスコミはもっと攻勢をかけるべきであろう。日大に自浄作用が期待できないからこそ、皆は第三者委員会に期待したのである。その答えがこれだ!!

    https://twitter.com/kappa1099/status/999872312118726656

    第三委会は「処分については大学当局の方で判断を行う。第三者委員会の目的はあくまで調査と報告であり責任は果たした」と回答するにとどまり、何ともはや、中途半端な委員会の結果報告であった。弁護士が7人も集まって時間をかけて、何十人からもの証言を得てこの有様である。さすがに日大に雇われた第三委会だけのことはある。実に情けない。引導を渡せない。

    日大理事会が下した田中理事長への大甘処分

    同日に日大では理事会が開かれ、会見後に日大は、田中理事長が報酬の自主返納(20%、5カ月)を申し出たと発表した。田中理事長への処分はこれだけである。結局、トカゲの尻尾切りで内田正人前監督と井上奨前コーチを懲戒解雇し、田中体制のまま幕引きを図る意思を明確にした。

    説明責任などは完全に置き去りにされたままだ。

    いつ説明責任を果たすのかと問いかけられると、「会見はしません。8月の前半

    ホームページで答えを出します。」と車に乗り込む時に答えている。

    これが、経営の最高責任者の答えである。

    ANNの動画でも、この言動は配信されている。

    まるで、他人事の発言である。少なくとも最高経営責任者である。

    この言動はあるまい。世間ではまず通用しない。

    「フットボールのルールなど俺は知らん」と周囲に漏らしていたそうだが、この期に及んで、尚経営トップとしての責任を果たそうとはしない。

    逃げ回っている。要は嵐が過ぎ去るのを待っているだけである。

    「説明責任」どころの話ではない。「辞任」させるべきなのである。

    田中英寿理事長の妻優子夫人が経営する阿佐ヶ谷ちゃんこ店

     

    日大というマンモス学校を餌食にしてきた田中英寿理事長の経歴や『今太閤』として支配してきた様子や妻の優子夫人のお店をまとめてみた。

     

    まず、田中英寿の経歴やプロフィール

    名前   田中英壽(たなかひでとし)→正確な字は「寿」ではなく「壽」
    生年月日 1946年12月6日(現在:71歳)
    出身   青森県五所川原市
    出身校  日本大学経済学部経済学科
    成績   アマチュア横綱(3回)
    職業   日本大学 第12代理事長
    財団法人日本オリンピック委員会理事・副会長
    公益財団法人日本相撲連盟専務理事・副会長
    国際相撲連盟事務総長・会長
    受賞 1980年朝日スポーツ賞

    夫人 田中優子 昔は演歌のドさ周りをしていたという経歴の持ち主であるらしい。歳は田中と同じぐらいらしいが、二人の間に子供はいない。田中が唯一

    頭の上がらぬ人が、このご婦人らしい。

     

    田中英寿は3年生の時、学生横綱になっている。相撲の実力、才能はあったらしいが、大相撲には行かず、アマチュア相撲に進み、1980年に現役を引退するまで活躍している。その間に日大相撲部のコーチに就任している。

     

    舞の海など沢山の学生を大相撲に送り出している。「相撲の日大」のイメージを作り上げ、日大に多大な貢献をしている。その一方で、多額の現金を相撲部屋から紹介料として巻き上げている。当の学生には何も知らされずに・・・

     

    そして、出世もどんどんしていき、相撲関係やスポーツ協会の要職につく傍

    ら、日大の理事長には、2008年に就任している。

     

    田中英寿理事長の夫人である優子さんは『ちゃんこ料理たなか』を東京の阿佐ヶ谷で経営している。

    この「ちゃんこ料理たなか』に足繁く通って、田中理事長の夫人・優子さんにまず認められることが出世の条件だったとか・・・

    田中が、唯一頭の上がらないこのご婦人は「角界の女帝」とも言われたほど・・・まぁ、悪の諸根源というところか!

     

    予算2620億円の日本最大の学校法人を牛耳る男、そんな理事長が作り出したこのルールを受け入れることができない関係者は日大グループでは憂き目はないといわれるほど、田中英寿理事長と夫人のちゃんこ店は有効利用されている模様である。

     

    店の味は、相撲部員がアルバイトで行っているので、まあまあの評判らしいが・・・まぁ、低評価ランクらしい。
    こんな「奥の院」的な店をいつまでも、はびこらせて置いていいはずがない。

     

    田中英寿理事長はなぜ会見をしない?その驚愕の理由とは!

    日大のドン:田中英寿理事長は「暴力団との関係」が明らかになるのが怖いから表に出ないのである。これが、田中のアキレス腱なのだ。

     

     

    「日大のドン」として支配体制を固める田中英寿理事長が、事あるごとに取り上げられ、説明に窮するのが「暴力団との関係」である。アメリカンフットボール部の悪質タックル事件の渦中も、西の「山口組」、東の「住吉会」トップとの関係が週刊誌などで指摘されている。

    「田中理事長と暴力団」を、最初に問題視したのは海外メディアである。

    3年前、ネット配信のヴァイス・ニュース、デイリー・ビースト、ブルームバーグなどが、山口組6代目の司忍(本名・篠田建市)組長とのツーショット写真を掲載。田中氏が日本オリンピック委員会(JOC)の副会長でもあることから、「ヤクザが、東京オリンピックで暗躍するのではないか」と、懸念を表明している。

     

    つまり、1枚の写真があぶり出したのは、田中体制のガバナンス問題である。それは悪質タックルが、有無を言わせない内田正人監督の圧力がもたらしたもので、その背景に内田監督が日大でナンバー2の常務理事という立場にあり、その強圧は、相撲部総監督という体育会を足場にする田中氏のもとで育まれたのと同じ構造である。

     

    日本大学の広報担当は、「田中理事長は(山口組の幹部といった)人々と会ったという事実は

    なく、写真は偽造だと考えている」と述べ、田中理事長へ直接インタビューは出来ないと突っぱねた。

    何やら悪質タックル事件の対応と似ているではないか。

    田中氏は大学を通じ、数年前“偶然に”福田氏と会ったと釈明している。

     

    日本メディアの致命的欠陥はどこにあるのか

     

    事実関係を確かめられないことを理由に、日本ではどのメディアも写真を掲載しなかったが、勇気がなさ過ぎるのではないか?

    気骨のある記者や新聞社はないのか?

    海外メディアのVICEが世界で初めて公開したのである。自国の事を自国のメディアが取れ上げないで、外国に先を越されている。

    各新聞社は恥を知るべきであろう。海外メディアに指摘されてまで追求しようとしない。

    こんな逃げ得を許していていいのか?

    まさに、日本のメディアの真価が問われる事件の一端ではないのか?

     

    暴力団排除の気運のなか、親密交際を示すような写真が流出するのは致命的である。まして日大は、大学院から付属幼稚園まで10万人に迫る在校生を抱える日本最大の大学グループである。

     

    大学単体で年間約100億円の私学助成金を受け取っている。そのトップである理事長には、高い倫理性と社会性が求められる。その適性を有しないものは教育界から去るべきなのである。

     

    田中理事長には、その倫理観・知性が微塵も感じられない。

    彼には、日大の建設工事を巡って、受注業者からのキックバックの問題も取り沙汰されていた。何十回も・・・いわば上納金だ!

    それも充分な追及のないまま終焉させてしまっている。

     

    安倍首相も「山口組幹部:永本壹桂氏」と一緒に写っている写真がある。

    例によって、知らずに取られた写真だと言い訳している。2008年ごろに撮影された写真と言われている。元祖は安倍首相か?

     

    衆議父であり元首相の岸信介氏も、山口組とは強い繋がりがあったとされている。1971年、山口組幹部の一人が殺人で逮捕された際には、保釈金を援助したとされている。日本ではオリンピックにヤクザが絡んでいるのも当然か?

    安倍総理だって気にしていないのだから。

     

    話を元に戻すと、最高責任者である田中英寿理事長の辞任ということになると、スポーツ関係の各団体に大きな波紋を拡げることになるだろう。
    現在のスポーツ関係の役職だけでも、財団法人日本オリンピック委員会理事・副会長
    公益財団法人日本相撲連盟専務理事・副会長
    国際相撲連盟事務総長・会長という肩書が・・・。どんな影響がでるのだろうか。

    楽しみだ。

    人の噂も75日、ほとぼりが治まるのを待っていられるかなぁ・・・

     

    田中理事長が表に出ると困る人間が大勢いるのは間違いない。

    仲の良いお友達は一杯いるであろう。

    森喜朗はオリンピック・パラリンピック協議大会組織委員会会長の肩書だったけ・・・へへへ・・・

     

     

    日本社会は“黒い影”を容認している?

    2013年1月、東京地方裁判所によれば、大手建設企業がオリンピックの建設プロジェクトでヤクザを雇い、トラブル解決のため脅しに使っていたとか・・・

     

    日本社会に深く根を張るヤクザ。現在21もの派閥が存在し、合計で60000人もの組員が存在すると言われている。2020年に行われる東京オリンピックに向けて、色々な動きが出てくることだろうなぁ~

    ツイッターの声・反応

    https://twitter.com/ZooTurkey/status/1435532992743575553

    東京オリンピックが終るのを待っていたのはなぜなのか?東京地検はかなり自信がありそうですね

    https://twitter.com/thelegend1983/status/1435487470708137992

    https://twitter.com/Yuh_artisan/status/1435742611264839680