TOKIOの元メンバー山口達也(47)が未成年の少女に対する強制わいせつ容疑で昨年4月に書類送検(起訴猶予)され、表舞台から姿を消してから、1年5ヶ月。ようやく山口の “復帰プラン”が明らかになって来たという。
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衝撃の引退から、はや1年5ヶ月!!
昨年5月にジャニーズ事務所を退所した元TOKIOの山口達也(47才)が、8月29日発売の「女性セブン」で独占告白をし、メディアの前で語るのは約1年4か月ぶりとなった。
8月下旬の午前、同誌の直撃を受けた山口は、最初「もう一般人なのでお答えできることはありません」と話すに留めたというが、記者の話がTOKIOの現状に及ぶと、ゆっくりと話し始めたという。
山口が重い口を開いたのには理由があった。TOKIOは山口脱退後、音楽活動を実質休止している。
1994年のデビューから24年連続で出演していたNHK紅白歌合戦も、昨年は出ていない。
ボーカルの長瀬智也(40才)が「山口のベースがなければ、TOKIOの音は出せない」と主張していることが理由だといわれている。
さらに8月に入って、一部でTOKIOの解散報道も出ていた。
そうした状況を記者から聞いていくうちに、山口はTOKIOに対する思いから、事件のこと、病気や現在の状況について説明し始めたという。
「女性セブン」のインタビューでは、TOKIO復帰を否定したが、ジャニーズ事務所の一部幹部は、今「水面下」で必死に動いているというのだ。
なるべくハレーション(他への悪影響)を起こさないように、リーダー・城島茂(48)の晴れの日が“復帰舞台”に選ばれるというのだ。
「TOKIO解散秒読み」などと噂されているのは、山口が抜け音楽活動がゼロになったことで、長瀬智也の不満が鬱積し爆発寸前だからだという。
山口が戻って再び音楽活動が再開出来れば、長瀬の不満も収まり、業界に吹き荒れているTOKIO解散説も鎮火すると読んでいるからだ。
しかし、山口の芸能界復帰へのハードルは限りなく高い。世間の風当たりはまだまだ強い。
山口自身も女性セブンの直撃取材に「それは・・・ありません。芸能界に私の居場所はないですから」と断言しているぐらいだから。
ところが急転直下!! ジャニーズの一部幹部は本気で復帰させようと動きだしたという。
事情通が「実はここだけの話ですが、山口の復帰話は確実に、静かに水面下で進行し始めた。世間のリアクションをうかがいながら、時が来れば一気に山口を表舞台に出させるつもりです」と明かす。
「山口の復帰は、7月に亡くなったジャニー喜多川氏の“遺言”でもあるとの話です」と芸能プロ関係者が語る。
事務所創設者で社長だったジャニーさんは山口にとって人生の恩人だ。
だからこそジャニーさんが復帰を望んでいたとなれば、山口も考えないわけにはいかないだろうと読んでいる。
どのタイミングで、どういう場所で復帰するか、具体的な案まで挙がっているという。
どんなに遅くても年内には入籍を発表する予定の城島の披露宴に参列するというものらしい。
世間のリアクションをうかがいながら、時が来れば一気に山口を表舞台に出させる計画らしい。
やり方としては悪くない方法だと思う。
リーダーの披露宴に参列して、まず世間の耳目を引くのは風当たりが和らぐと思う。
しかし、山口が離婚に至った原因を今一度良く考えるべきだとも感じる。
「双極性障害」という重い病なのに、適切な治療をせず、漫然と仕事をし続けた結果が「離婚」ということなのだ。
離婚で、山口の症状は確実に進んでしまっている。
安易な復帰策など、再び墓穴を掘る危険性をはらんでいる。
山口の患っている病は再犯の可能性が極めて高いのだ。
一頃の山口の酒癖の悪さ、女癖の悪さ・・・すべてに関係者は目をつむって来た。
その結果が、あの未成年者への「強制わいせつ事件」に繋がっている。
要は、ジャニーズ事務所のタレント管理が杜撰(ずさん)だったということだ。
人気者だったから、TOKIO解散を防ぐために必要な男だからと復帰を考える関係者は少なくない。
しかし、そここは大きな落とし穴が口を開けている。
現在、城島はグラドルの菊池梨沙(24)と交際中で結婚は既定路線だという。
「2人の交際は2年以上になり、同棲生活を送っている。もはや付き合っていることを隠さなくなった。リーダーもあと2年で50歳になりますからね。いよいよ結婚ですよ。ファンも祝福一色だし、ジャニーズ事務所もGOサインを出したそうです。山口を復帰させたい勢力は、その披露宴に呼んで、事件以来初めてTOKIOの5人が揃うところを見せようとしています」とテレビ局関係者は語る。
一度は大きな過ちを犯したとはいえ、披露宴という晴れの場に、青春時代をともに駆け抜けてきた仲間を呼んでもバッシングは起こりづらいだろう。まずは非公式な場ながら、5人揃うという“実績”を作り、その後の本格的復帰は山口が大活躍したあの番組だ。
「日テレの『ザ!鉄腕!DASH!!』でのテレビ復帰が最有力。
人気を誇った鉄腕DASHも、山口が抜けてから視聴率は低迷し、打ち切りがささやかれるほど、つまらなくなった。
そこで「山口を迎えて番組を存続させ、TOKIOを再ブレークさせようという計画です」とある放送作家は語る。
狙い目としては悪くない。
1995年に始まった鉄腕DASHの歴史を語る上で、山口の存在は欠かせない。
視聴者もそれは認めており、山口が登場する必然性があるからこそ、他の番組よりも出演しやすいはずだ。
復帰すれば批判殺到間違いなしだが、それでも何とかして世間の逆風を弱めようと、復帰推進派は綿密な計画を立てているというのだ。
「山口は問題となったアルコール依存症の治療も受けている。大いに反省もしているようですし、復帰する機会を与えてもいいと思うのですが…」(芸能関係者)
「女性セブン」の取材に対し、山口はこうも語っていた。
「いつの日か、もう一度人前に出たいんです。やっぱり人に何かを訴えかける仕事がしたい」
山口が言う「いつの日か」は、そう遠くないのかもしれないが・・・。
本人がすぐにも復帰したい気持ちは分かるが、不安な要素は絶対に消せない。
山口達也が患う「双極性障害」は本人や業界関係者が思っている程、簡単に治癒する病気などでは決してないのだ。
完治の難しい病気で、まず1年5ヵ月ぐらいで治る訳がない。
今は仕事を離れて治療に専念し、親や兄弟のサポートがあるから、症状が治まって見えているだけだ。
通常のうつ病でも、完治には環境に恵まれて数年はかかる。
ましてや、山口のかかえる「双極性障害」いわゆる「躁鬱病(そううつ病)」はかなり厄介な病だ。
そう状態とうつ状態が交互に繰り返され、おきてくる。
気分がハイな時は、まるで自分が天下を取った様な気分にさえなる。
逆に、うつ状態の時はどうしようもないほど気分が落ち込んでしまう。
アルコール依存の症状などは「双極性障害」の一症状なのだ。
適切にカウンセリングを受け、症状を緩和してゆくしかない。
治療と周りのサポートが不可欠なのだ。
そして、まず完治した人を見たことがない。
病を抱えたまま芸能界に復帰するとなれば、いつまた再発するかは保証の限りでない。
通院を続けながら仕事をするのでなければ極めて危ない。
1人では絶対に治せる病ではない。
性欲が異常に強くなったり、アルコール依存に走ったりするのは典型的な症状だ。
周りのサポートがなければ日常生活が到底送れない程、強烈な病なのだ。
それが2年も経ずして復帰となれば、余程綿密な治療計画を明示しない限り、世間の批判が止むことはあるまい。
「芸能界」とは何と軽い世界であることかと・・・
強制わいせつの再犯性!!この病には大いにあり得る。とにかく厄介な病なのだ。
アルコール依存症も1人になれば再発しやすい。引退後のやつれ様は以下の写真で明らかだ。
リーダー城島の披露宴で、山口の表舞台への復帰計画を練るのは上手いやり方だと思う。
だが、山口は断じて完治などしていないのだ。
二度とわいせつ事件など犯さぬよう、芸能界復帰と同時にこれから先の治療方法をしっかりと明示することが世間の批判をかわす最善の方法と思われるが・・・。
この辺りを復帰を目論む関係者はしっかりと肝に銘じて画策しているのだろうか?
繰り返す。安易な復帰策は極めて危険だ。過度なストレスが一番危ない。
復帰するなら、今後の「きちんとした治療計画」と「周りのサポート体制」は絶対に欠かせない。
二つを同時に明示すべきだ。
カウンセリングが欠かせないことと、周囲がしっかりと彼を見守れなければ復帰など到底無理なのだ。
ジャニーズ事務所のタレントが未成年者へのワイセツ行為をするなど絶対にあってはならないことだ。
未成年者がジャニーズ事務所を支えている。
度重なれば、必ずファン離れが起きるはず。
明確な復帰策を打ち出さない限り、多分芸能界に戻っても失敗するだろう。
山口達也自身の身のためにもならない。
今度、失敗したら、それこそ決定的に身の破滅を招くだろう。
業界関係者は、それを心しているのだろうか?
心配だなぁ~、ジャニーズ事務所は今後どうなるのか?
SMAPは解散。嵐もじきに解散する。退所者は相次ぐ。
ジャニー喜多川氏も亡くなって芸能界における求心力の低下が避けられないのだろう。
焦りから来る勇み足でなければ良いが・・・。
本人の復帰への意思とジャニーズ事務所、親・兄弟のサポート体制。
適切な治療と世間の風当たり…この4つを読み間違えない事が肝要かな。