あの事件から1年が経過した。「山口さんと懇意にしている一部のテレビ局スタッフは、事件から1年経った今、復帰の道を探せないかと話しています。ファンからも山口さんの復帰を期待する声が多数届いています。新しい時代の到来に合わせて、彼に“もう一度チャンスを”という考えが、彼の支援者の中で広がりつつあります」とある芸能関係が語っているらしい。元TOKIO山口達也さんの芸能界復帰の可能性を探ってみました。
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昨夏、山口は事件現場となったマンションを解約。2016年に離婚した元妻と子供たちと過ごした、都内高級住宅街にある豪邸も売却。その元妻と子供はハワイで生活しているといい、山口がそこに合流するという噂話もあったが、全部ガセネタだった。
「ハワイ生活するようなことはなく、実際は両親やお兄さんがサポートしているそうです。当初、山口さんは精神的に落ち着かず、体重の増減もありましたが、年明けからはだいぶ落ち着いています。現在は、都内でお兄さんと一緒に暮らしているそうです。
外食をすることもあり、先日は弟さんと一緒に北京ダックを食べたと聞きました。周囲からは福島にボランティアに行くことを勧められたり、気分転換にTOKIOでやっていたベースを弾いてみてはどうかと提案され、本人も少しずつ行動範囲を広げているようです」と山口の知人は語る。1年に及ぶ闘病で、山口の体調はかなりよくなっているという。
これが、本当に現在の姿なのかは分からない。情報が、画像が入手出来ないのだ。想像で掲載しただけです。
TOKIOは今年でデビュー25周年を迎える。アニバーサリーイヤー(記念日の年)として、普通なら当然何か記念になるイベントをするだろう。しかし、今のところライブツアーの予定もアルバム発表の予定も発表されていない。異例の状況だ。
TOKIOの現在の公式サイト写真(山口達也の姿はない)
4月17日の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でグループ結成秘話を明かしたが、山口の話題に言及されることは一度もなかったという。「確かに山口さんの騒動の余波はまだ消えていない。25周年の関連イベントも一切なし。メンバーはここ1年、一度も山口さんの名前を出していません。でもそれは彼のためを思ってのこと。
メンバーは自省を続けていますし、山口さんのことを気にかけながらも、そう簡単には許してはいけないという毅然とした態度をとり続けている。でも、解散はしていないというのが1つの答え。そんな彼らを見て“もう一度5人で”と後押しする声が周囲からあがり始めたようです」(テレビ局関係者)
当然ながら、山口の芸能界復帰への道は依然厳しい。TOKIOのメンバー達は25周年の9月21日をどう迎えるのだろうか。山口達也にもう一度チャンスをあたえたいという支援者を中心に広まって来た山口の芸能界への復帰待望論。世間は受け入れてくれるだろうか?
彼の犯した罪は、起訴猶予にこそなったが、40もいい加減過ぎた常識人の取るべき行為ではない。
病気だったの一言で許されるなら、警察や裁判所は要らない。
すべて病院へ連れて行けば問題は解決するのか。そうではあるまい。
人間としてタレントとして、やはり許されざるあやまちを犯している。
1年前の4月26日。ホテルニューオータニ東京に、大勢のマスコミが集合。その中心にいたのが山口達也(47才)。
山口は泥酔した状態で、番組で共演した女子高生を自宅に招き、酒を飲ませた上でわいせつな行為をした容疑で書類送検され(その後、起訴猶予処分)、謝罪会見を開く。体を震わせ、目に涙をため、頭を下げる。
起訴猶予処分で済んだのは被害者との間で示談が成立したためだろう(一説では示談金は1000万円とも言われている)。お安い額ではないなぁ・・・高い授業料だったな。
山口は「TOKIOに席があるなら戻りたい」と苦しい胸中を明かしていたが、結局TOKIOを脱退し、芸能界から去った。ジャニーズ事務所は解雇ではなく契約解除という形をとった。すぐに、解雇という手段を取らなかったのは、彼の自殺を恐れたからではないか?飽くまで自分から辞意を表明するまで待っていたのだろう。
「会見後、山口さんは東京近郊にある心療内科専門病院に入院。6年以上前から苦しんでいた躁うつ病の治療を始めました。その後、実家近くにあるメンタルクリニックに力を入れる病院に転院し、豊かな自然環境のなかで専門治療を受けていました」(前出・芸能関係者)
自分自身の体験から言うと、まだまだ芸能界復帰は早過ぎると思う。うつ病でも、そう簡単には治らない。
大丈夫だと思って職場復帰を急げば、何か困難な状況に陥った時すぐ再発してしまう。自分が、やはりそうだった。
最初は仕事上のストレスがきっかけだった。まず、不眠症の症状が現れた。これに、認知症になった母の介護が加わった。
これで病的なまでに不眠症が酷くなり、うつ症状が出始めた。症状が収まるまでに7~8年かかった。
最終的には母が、やっと特別養護老人ホームに入所出来、介護から解放され、その1年後ぐらいから症状が好転してきた。
根本的な問題が解決しない内に芸能界復帰を急げば碌な結果にはならない。
病気が再発した時の苦しさや辛さはなった人でなければ到底分からないだろう。
自分も何と形容して良いか、分からない程七転八倒した。
発作が起きた時、横になって寝てもいられないのだ。
苦しくて、気持ち悪く、吐きたいのに吐けない。
苦しくて、気持ち悪くて、立っても座ってもいられない。
むやみに立ったり、座ったりを繰り返す。もうジッとしていられないのだ。
救急病院で立て続けに注射を2~3本打ってもらいようやく発作は治まった。
特効薬などはない。だが、一旦発作がおきれば病院で注射でも、してもらわないと発作は治まらない。
普通のうつ病でこれだ。治るのに7~8年かかっている。
しかも、山口達也の場合は【双極性障害】だと聞いている。
正式には「双極性障害」という「躁鬱(そううつ)病」は入院が必要になるほどの激しい躁状態を伴う「I型」と長い鬱期間と軽い躁状態を伴う「II型」に分けられる。
山口はI型とみて間違いあるまい。
「躁(そう)」と「鬱(うつ)」が頻繁に交互に繰り返される厄介な病気だ。
入院しなければ、まず治らない
極めて治りにくい。自力では絶対に治らない。継続的な治療は不可欠だ。
寛解には、まず最低でも4~5年かかるはずだ。
寛解とは治った訳ではない。症状が一時的に軽くなった状態を言う。
1年で治るわけがない。少し、良くなった位で治療が疎かになればもっと悪化する。
しかも、そう状態があるため、普通本人は病気と気づかない場合が多い。
周囲からは明らかに異常だと見られているのにだ。
アルコール依存症の様な状態になったり、異常に性欲が亢進してレイプまがいの行為に及んだりする。
山口達也の酒癖の悪さや女子高生へのわいせつ行為など双極性障害の典型だ。
1年に及ぶ闘病で、山口の体調はかなりよくなっていると聞いたが・・・
完治に必要な十分な時間が経過している訳ではない。
まだ危険だ。1年ぐらいで治るなら誰も苦労しない。
最低でも4~5年と続けて治療せねば寛解しない、簡単に治らないから厄介なのだ。
環境が変われば再発の恐れは十分ある。山口達也の症状はかなり深刻だったはずだ。
まだまだ療養・治療が最優先事項で、芸能界復帰などは二の次だろう。
芸能界に復帰して欲しいとの周囲の期待は分かる。
しかし、これは「うつ病」の苦しさが分からない人達の願望だ。無理だ。まるで分かってない。
鉄腕ダッシュ村、ダッシュ島での山口達也の活躍ぶりは観ていて面白かった。
テキパキ大工仕事はこなすし、農作業もお手のものだった。
彼の活躍ぶりを又見たいと思う。
ベースを弾いて、歌っているよりお似合いだった。
だが、まだ家族のサポートが絶対必要な期間だ。
1人にしてはいけない。
芸能界復帰など早過ぎる。1人では治せない病気なのだ。
【双極性障害】【躁鬱病】の事を良く知らないから、周りから1年位で復帰待望論が出て来る。
過度な期待をかけるのは危険だ。
TOKIOのメンバーが誰も山口の話をしないのは、そういうのが良く分かっているからだろう。
彼はまだまだ病人なのだ。容易に寛解しない、厄介な病気を抱えているのだ。
休ませてやるべきだ。まだまだ、そっと見守るしかない。