今日の夕方に行われるゼレンスキー大統領の国会演説に注目が集まっていますね。一部に反対する意見がありましたが、結局阻止できるほどの説得力は得られない様です。
日本国民の大多数がウクライナへの支持を標榜していますから、今更覆すのは無理でしょう。
アメリカでの演説の中では「真珠湾攻撃」に触れたため、少なからずの日本人が反発し腰が引けたようです。しかし、ゼレンスキー氏は演説の名手です。その取り巻きのスタッフ連中も優秀です。今回は見事に日本人向けの演説に練り直す事でしょう。同じヘマはしない。その点、抜かりはないと思われます。
更なるロシア包囲網を広げ停戦に持ち込むためにも、日本人の心情に触れたロシアの戦争犯罪を淡々と語りかけるのでは?特に、悲惨な「シベリア抑留」という戦争犯罪に訴えかけたら、日本人の心は鷲掴みにされる?…日本人が抱いているロシアへの最大の憎しみ・反発はシベリア抑留!そんな予感がしています。
さて、日本政府はいくらお金を拠出する?異例ずくめのウクライナ…。憶測はどうでも良いが金だけで済むか?
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ウクライナのゼレンスキー大統領による日本の国会でのオンライン演説が本日の23日18時から衆議院議員会館内の会議場とホールを利用して行われることが正式に決定。何を語るか、その内容に注目が集まっています。
同じへまはしない。断言できますね。東京大空襲や原爆にも触れるでしょう。この戦争犯罪から目を逸らせることは出来ないでしょう。しかし、あまり詳細に語れば、今度はアメリカの反発を招くはずですから、サラッと語るに留まるのでは?…という気がしています。非核三原則に至っては地縛霊にもなりかねないかと…。
アメリカが行った最大の戦争犯罪に触れずに、今回のロシア軍による残虐な軍事侵攻を批判することは不可能ですね。同じ様な残虐な殺戮行為を今、ロシアが行っている。しかし、この蛮行を止められるのはアメリカを始めとする西側諸国ですから、不必要な反発を招く言動はしないはずです。
戦争だからという名目で正当化はできない蛮行=「ジェノサイド」を憎しみのあまり、アメリカは行っている。東京大空襲と原爆投下!日本の民間人を標的に行っているのですから、明らかにジェノサイドです。軍事施設があったなどという口上はウソに近いでっちあげ!触れない訳にはいきません。でも、サラッと流しますよ。多分…
小型核兵器が使用される前に降伏する?…この現実に晒されているウクライナは避けて通れない問題です。だから語る。そして生物化学兵器にも…使用される可能性は小型核兵器よりも上でしょう。日本からの支援は必要です。欠かせません。
それには日本人の心情に切々と訴えかける「シベリア抑留」という旧ソビエトが行った残虐な戦争犯罪を語るのがベストです。Wikiには約57万人を超える日本軍人が抑留され、1割を超える6万人が飢えや病気で亡くなっていると記されています。ゼレンスキー氏や取り巻きのスタッフが、この事実を見逃す訳がありません。
しかし、シベリア抑留による死者数は実際にはもっと多かったのでは?…と思われます。そして、その悲惨さも…語り部が少なすぎる。ロシアへの謝罪要求も北方領土問題の前にうやむやにされている?…そして、今同じ悲惨な残虐行為にウクライナ人が晒されていると訴えかければ、日本人の心の中にわだかまっている感情が呼び起こされる予感がしています。
明日は我が身です。対岸の火事ではありません。ロシアは必ず北海道に侵攻してきますと。畳みかける様に語れば、ゼレンスキー氏の目的は達成される。日本人は素直に耳を傾けるべき?…かと。右翼・左翼を問わず!民衆が、庶民が悲惨な戦争体験を経ても、尚且つ忘れてはいけない事があると思います。他国からの侵略ですよ。
玉音放送・東京大空襲・原爆投下!どれもこれも目や耳を塞いではいけない事実ばかりです。避けて通れば、その先は地獄が待ち受けています。今からロシアに降伏した所で、プーチンが行うウクライナ人への虐殺行為は止まないでしょう。プーチンは狂人です。100前の価値観に囚われている。
20世紀における最大の虐殺者は中国の毛沢東!次はソビエトのスターリンによる粛清!…ナチスドイツがソビエトに侵攻した時の戦争犠牲者2000万人を超えていると推測されている。3番目がナチス・ドイツ!…ユダヤ人600万人虐殺。多分もう4番目にプーチンが来るのでは?日本の南京大虐殺も酷いけど…これの比ではない?
ウクライナ人はどんな悲惨な目に遭わされるか。黙って見過す訳にはいかないでしょう。又、シベリア抑留が待ち受けている?…いや、シベリアより北方領土特区での強制労働が待ち受けているかも。その可能性は大ですね。そして、これだけでは済まないでしょう。
旧満州国から日本人が引き上げて来る時、多くの女性が丸坊主頭だった事!…知らない人はいないでしょう。多分、ロシア兵は同じことをウクライナ女性にも行うはず!だから無条件降伏などは絶対にできない。
玉音放送をゼレンスキー氏がどう思っているか。無条件降伏を受け入れるはずはない。忍び難きを忍び…などと耐えていたら、国家どころか民族の存続さえ危ういと思われる。しかし、プーチンも自らのメンツにこだわっている。この気狂いは自分が死ぬとき、世界を道連れにしてやろうと虎視眈々と狙っているらしい。
見苦しい男だ。何をしでかすか、分からない厄介な奴だ。ゼレンスキー氏はありとあらゆる手段を使って援助を世界中から得ようとするだろう。国家や民族の存亡がかかっているのだから当然だ。恐らく、モニター演説で日本からは武器の供与や援助を要請するだろう。平和ボケした日本が踏み絵を踏まされる。
旗幟鮮明にするに丁度良い機会だと思う。もうあやふやな態度で西側諸国の一員であり続けることは困難だ。ただ一国の独立を保つためには相当の覚悟が要るという事実を日本は突きつけられた方が良い。
スイスへ避難しているというプーチンの娘二人を拉致できないものか。小型核兵器を使用しそうな気配が見えたら、この二人を白日の下に曝す。原爆を投下しそうな都市に止め置く。そうすれば命じた爆弾投下により、真っ先に自分の娘二人が消滅する。
高熱と爆風に吹き飛ばされる多くの人命を救うため、そしてウクライナ発の第三次世界大戦を避けるためには、決して不必要な行為とは言えないのでは?日本人が我が身に起きる重大事と受け止めるためにも…
岸田首相の見解だけでは頼りない?…さもありなん。
アメリカの動きが実にじれったいなぁ~…。本当にすべて読み通りの展開なのか。だとしたら、バイデンもかなりの悪党だ。
あらゆる手段を使っても、停戦を実現させませんと…。ゼレンスキー氏の動きは正しい。
第三次世界大戦を避けるために薄氷を踏む思いで日本も望むべきですね。平和ボケはもう終わりですと言いながら、ロシア国民の平均年収は77万余円。日本は?いくら…。400万円超!そして、軍事費は…これでロシアの侵略に備えられる?
しかし、今の自民党では他国の侵略に備えて何が出来るのか。改憲も何も期待できない感じが漂っている。自公政権ではもうダメ。何も期待し得ない。韓国と戦っても負けるだろう。かと言って野党に任せてはもっとダメ!…という八方塞がりの状況ですね。どうしたら、地政学的に気狂い国家3つに囲まれた日本を守れるか。
ゼレンスキー氏の演説で、多少なりとも日本人がもっと目覚めてくれれば良い!と願っています。私は長生きしたいなどと思ってはいない老人だからいいけど…。これから日本を担う若い人々には真剣に論じて欲しい問題ですね。今のままではダメ。他国に侵略され奴隷になるのはもっとダメ!
でも、大多数の日本人にとって改憲とか、軍隊とか、核共有論とかも議論している余裕すらないのでしょうね。現実問題として…。正規雇用より非正規労働者ばかりが増え、明日をも知れない経済的生活ではさらに拍車がかかる。それが自公政権の狙いなのかと勘繰りたくもなる。食うに困った若者を自暴自棄にさせ軍隊を志願させる。
このまま狂ったように憲法を改正し、軍隊を保有するのか。非核三原則は、もうあり得ない?狂人国家の北朝鮮を目のあたりにすると核に頼りたくもなる。しかし、誰一人として信じられる政治家がいない日本にとって…何が今、一番なすべき事なのか。まだ分からない。国会演説を見守る。