新型コロナウイルス感染拡大による緊張感が高まっています。東京都が新たに確認した1日当たりの感染者数が初めて100人を超えたためです。首相による緊急事態宣言が発令された場合の対応について、小池都知事は3日、都が行う措置の概要を公表しました。宣言が発令されると、生活はどの様に変わるのか。外国で実施されているような強制力のある【ロックダウン(都市封鎖)】と、果たしてどれぐらい違うのか。まとめてみました。
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昨日、安倍首相が首相官邸で加藤信勝厚労省、菅義偉官房長官、西村康則経済再生担当相らと新型コロナウイルスへの対応を協議しました。やっと、危機感を身近に…。空気が読めない。ズレまくっていましたから…何もしなくても、給料がもらえる議員さん達もいよいよ決断せざるを得ないかと…。
緊急事態宣言の可否を含め、コロナ感染の最新情勢を分析したとみられています。協議は4日、午後4時過ぎから1時間余、岡田直樹、杉田和博官房副長官や今井尚哉首相補佐官、新型コロナウイルス感染症対策推進室の樽見秀樹室長らが同席したそうですが、果たして最終決断が出来るのか?
分析や協議ばかりが続いていますが、そろそろ決断の時期が近づいていると思われます。ここで決断し、発動できないと、安倍総理はまさに【レガシー(歴史的遺産)】になってしまう事でしょう。
そう、『歴史に残る最悪の内閣総理大臣』というレッテルが貼られてしまいます。この評価だけは、今井補佐官の信条として何としても、避けたいところでしょう。彼の政策判断の基準は、内閣支持率と株価の上昇率だけなのですから。
内閣支持率が下がるとなれば、いやいやでも【発動せざるを得ない】と提案・進言するのでは?
今井補佐官の進言次第のようですね。
今や、安倍氏は他人様の進言を聞き入れる耳を持たないようですから…。
安倍氏は、自分の頭ではもはや、何も決断が出来ないのでしょうか?
いずれにしても、一介の官僚の判断に、この未曾有の国難への対処が委ねられていることの異常さ!
口に出すのもはばかられます。
官僚は国民の選択を受けていないのですから…。
勉強だけ出来ても、肝の据わっていない官僚や政治家達に前例のない政策判断ができるでしょうか?
伸るか反るかの難しい局面での判断は、小度胸な官僚や政治家では到底無理でしょう。
従って、まぁ~、あまり期待しない方がガッカリしないで済むかと…残念ですが…。
安倍氏は、何度も緊急事態宣言について【現時点ではまだ、全国的かつ急速な蔓延という状況には至っておらず、ぎりぎり持ちこたえている】と述べ、明言を避けてきましたが、いよいよ逃れられない事態に立ち至ったようです。世論に押されて、しぶしぶ行うというのがいつものパターンです。
これまで、安倍氏は【少しでも気を緩めれば、いつ拡大してもおかしくない。まさに瀬戸際が続いている。必要な状況になれば、ちゅうちょなく緊急事態宣言を行う】と強調して来ました。しかし、昨日、新たに368人の感染が確認され、1日の確認数として最多になりましたが、やはり発動できませんでした。
必要な状況になっているのに、宣言できないのはなぜか?
一言で言えば、小度胸だから、庶民と感覚がずれているから、頭が悪いから!…といろいろ考えられますが、もっと誰にも言えない深慮遠謀している点があるのかは、謎です。
はっきり言えるのは高級官僚の進言ばかりを採用している限り、前例のない政策は考えられないのです。ここが減点主義・悪しき前例主義の弊害ですね。でエリート官僚で出世した人の発想の限界がここにあります。
未来に対する創造力が決定的に欠けているのです。緊急事態宣言を発動した後、事態を収める力量がないのです。英雄・豪傑までは期待しませんが、田中角栄さんならどうしたでしょうか。苦労した人なら、少しは人の痛みが分かろうかというものです。即決速断が出来る人でないと、とても無理です。
日本国内の感染者数はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員やチャーター機による帰国者を含め、合計で4205人となりました。いよいよ宣言を先延ばしできない状況に立ち至っていますが、依然として最終判断を躊躇しています。
ここで、判断を回避すれば最悪の事態となるのは必至です。感染数はPCR検査が増えれば、増大するのが目に見えています。これは、もう誰も否定できない、歴然たる事実ですが、それでも判断できないのは誰も肝が座っていないからでしょう。
日本国家と日本民族にとって、最高権力者がまったく優柔不断で、先が読めない人達ばかりという最大の不幸。
何とかならないものでしょうか?
欧米のように、凄まじい感染者数、死亡者数、そして医療崩壊がまじかに迫っています。日本医師会の提案要請にも関わらず、明言を避けて来たツケが、ここにきて一気に回って来た感じです。医師や看護師ら医療従事者は全国で少なくとも153人いることが判明しているのですが…。
この医療従事者の感染数が全体の10%になれば、医療崩壊!
そして、経済回復はますます遠のきます。これ以上、下らん議論をしている余裕はありません。
今日にも、緊急事態宣言を発動し、来週早々には完全実施に移さないと日本は壊滅的な状態に陥ることでしょう。もう、経済云々、現金給付などど議論している時ではありません。ましてや、布マスクから不織布マスクに変えたところで、どれだけの効果が期待できるのか、甚だ疑問です。
こんな枝葉末節な話など、どうでも良いのです。
国民が真に欲している所がまったく分からないのでは、もはや首相は務まりません。
最高権力者にしか出来ないことがあるのです。国会議員や官僚は何も決断しなくても、税金から給料が支払われますから、仕事がなくなって給料が貰えなくなった人への配慮が出来ないのでしょう。人の痛みが分からない人達ばかりです。
小池都知事が公表するまでもなく、命に関わることなのですから、一刻の猶予も許されません。
もはや、腹をくくるしかありません。遅きに失しても、やらないよりはましです。
緊急事態宣言が発動されれば、都知事は、生活の維持に必要な場合を除いて、外出しないように要請ができます。しかし、あくまで要請にとどまり、これまで各自治体が出してきた外出自粛要請と何ら変わりはありません。特措置法には強制力がなく、罰則がありません。これが欧米のロックダウン(都市封鎖)と大きく異なる点です。
会社で働くことや店の営業を禁止することなどは出来ません。スーパーやドラグストアなど、食料品や医薬品といった生活に必要な日用品を扱う店の営業は継続され、買い物に行くことはできます。そう、経済活動存続が前提です。
鉄道や道路を遮断するといった強制措置もとれません。改正インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は、首相や都知事が鉄道事業者などの指定公共機関に関する【総合調整】行う権限は認めていますが、鉄道などを止める直接的な権限はありません。
国は【緊急事態であっても公共機関が継続することが基本】という立場です。感染症法には最長72時間、感染者がいた場所の周辺で交通を強制制限できる規定があるものの、あくまで消毒作業の実施などを想定したものにとどまっています。
感染リスクが高いとされる学校や保育所、介護老人施設の他、『多くの人が利用する施設』については、使用制限を要請・指示できます。政令で定められているのは、大規模な百貨店、ホテル、美術館、学習塾、ナイトクラブなどです。
大規模なイベントについては、開催しないように要請や指示ができます。
尚、従わなくても罰則はありません。
しかし、強制力を伴う措置もあります。患者急増に対応する臨時医療施設開設のため、都道府県知事は土地や建物を所有者の同意がなくても使用できます。
医薬品などの売り渡し要請を製造業者らに行えるようになり、保管命令や強制収用も出来るようになります。収用などによる経済的な損害を被った場合、補償を義務付ける規定もあります。
外国で実施されているような強制力や罰則のある規定ではありませんが、相当な効果が期待できます。措置法に基づかない自粛要請だけで、下記のように街から人の姿が消えています。
今や、狐疑逡巡している場面ではありません。もう避けて通れない状況に立ち至っています。
危機意識をさらに高め、皆で協力しあわないと、こんな未曽有の国難に対処できません。克服できません。
もはや、何も悩むことはないように思えるのですが…?
このまま手をこまねいて回りを見ているだけでは座して死を待つだけなのです。
それが分かってない。
やはり、一般人と比べて感覚がズレている?
幸運にも長期政権に居座り続け、まだ、このままで総理大臣が出来ると思っている?
小池都知事の懇願にも耳を傾けない。
一言、【ハイ!緊急事態宣言です!】と叫べば済むだけの話なのですが…。
肩から力を抜けますよ。安倍ちゃん、何を怖がっている?
分からないですね。何を悩んでいるのかが…
彼の頭のレベルでは、前例のないことを行うと予測が立てられないとか…。ケチケチしているから何も決めれないのですよ。ドーンとお金を出せば済むことです。
非常事態宣言を発動すると、休業補償しなければならないと信じているために怖くて発動できない?愚かですね。発動したから、必ず補償しなければならないという道理はありません。しかし、補償した方が皆が安心して外出を自制して協力してくれるじゃありませんか。
日本の非常事態宣言には強制力がないのですから、外出禁止令など出せる訳がありません。しかし、休業補償してあげれば、大多数の人は喜んで外出を規制するでしょう。その費用を惜しんでいては実効性を担保できません。チマチマ、けちけちした小出しな救援策では誰も救えませんよ。
唯一、問題点があるとすれば、
感染措置法に強制力がないために、地域と期間を定めて発動されても居住移転の自由が認められていることです。
今、【軽井沢の別荘】を借りる人が増えているという事実がその危険性を露呈しそうな感じです。
東京や大阪などの都会にいる限り、感染のリスクからは逃れられません。
考えることは、皆一緒です。
金銭的に余裕のある人、働かないで済む人は、地方に一時的に疎開しよう・避難しようと思う訳です。
そして、どうなるか。
地方にコロナ感染拡大のリスクが高まります。
田舎の医療機関では、都会ほど入院できる病院のベッド数がありません。
医者もあまりいません。
数十人が感染しただけで、地方では医療崩壊が起きるでしょう。
口に出して、あからさまに来るなとは言えないでしょうが、地方にとって招かれざる客であることは明白です。
こういう問題を解決しようとすれば、措置法に強制力や罰則を設けるしかありません。
法の不備ですね。
野党の反対で、強制力や罰則を設けられなかったというのは、所詮いい訳ですよ。
法が法たる由縁は、尽きる所【強制力】にあるのですから、不備な法律を作った責任は甘んじて受けるべきですね。逃げられません。
責任政党が下らぬ言い訳をしていてはいけません。
国民にドーンと大きな補償をする。
それでも従わない人間には罰則を課する。
有事の際には、絶対に居住移転の自由を認めない。
そのぐらいの力量がなければ国民はついていきませんよ。
蒲郡市の様な迷惑男は、警察が逮捕・拘束できないとおかしいのです。
非常事態宣言を発動したら、居住移転の自由など認めてはいけません。
ですから、今からでも遅くはありません。
措置法に【強制力】と【罰則】を盛り込むべきです。
それが出来ないのは、政府が国民を納得させるだけの政策を行なって来なかったツケですね。
政府のやることに、皆不信感を抱いているから、何も出来ない。
国民を納得させられないのは政府の責任ですね。
あるもので対応するしかないのです。不要不急の外出の自粛要請だけにとどまります。
安倍氏の緊急事態宣言がなくても、外出は控えようと思っています。つい、この間までは自粛要請が効きすぎて、これでは経済が回らなくなる。自分一人でも繁華街に出かけて酒を飲み、飲食してやろうかと目論んでいましたが、今はそれもやめておきます。
自分が感染し、他の人に感染させるリスクを考えると行動が慎重にならざるを得ません。
皆さんも同様のお考えをお持ちのようですから…他人様へ迷惑をかける行為だけは避けたいですね。
ソーシャルディスタンスなどと難しい事を言わなくても、共同社会に住んでいる以上、人に感染させないという人として、守るべき最低限のルールぐらい誰でも容易に想像がつきます。
緊急事態宣言発動は不可避とみました。
でないと、どうなるか?…結果は火を見るより明らかです。
今日、発動しないと安倍氏は一生悔やむことになるのは必至でしょうね。
取り巻き連中の考えは飽くまで参考意見にして、自分の頭で最終的な判断を下さないと、内閣総理大臣としては、まず失格でしょう。
まぁ~、失格なのはアベノマスクで決定的なのですが…これ以上、逡巡することは日本国家として最悪の不幸を招きます。日本沈没ですよ。中国や欧米諸国が経済回復する頃に、日本はまだコロナの感染拡大が防げず、きっとヨタヨタしている事でしょう。
オリンピックどころではないですね。
そう、開催を強行しても、世界中から訪日する人はいません。
コロナが感染拡大している所へ誰も来やしません。
大失敗に終わります。
そして、又もや日本が世界中から笑いものにされてしまいます。
アベノマスクの比ではありません。
安倍ちゃんのバカ、麻生のアホちゃん、いよいよ正念場です。
平穏な時代なら、出自だけで内閣総理大臣が何とか、平穏に務まったでしょう。
しかし、大地動乱の時代には肝の据わった人物でないと、こんな未曽有で、喫緊な大国難に対処はできっこないのですよ。
今や、経済やお金の話は二の次です。
先ずは命ですね。健康です。
命あっての物種です。
命と健康さえあれば、後で経済は何とでもなります。回復できますよ。
それが分からないと、世間とはズレまくりで終わりです。
総理大臣にしか出来ないことがあるのですが…それが分かりませんか?情けない。
死んでしまっては元も子もない、身も蓋もないのですから…。
死んで給付金貰っても、誰も浮かばれません。
腹をくくれ!…緊急事態宣言を出せ!と進言します。
出来ないなら、終戦直後のような大混乱を、もう一度覚悟しなければならないのでしょうか。
餓死者(?)、自殺者急増の事態にどう答えを見出すのでしょうか?
政治家や日本人に、一体その覚悟が出来ているのでしょうか。
4月5日、午後3時現在で、まだ発動しませんね。
今日、発動しなければ最悪の事態に突入しますが…。
これは必至です。間違いありません。
何とも避けがたい事実で、我々はもう覚悟を決めなければなりません。
各人が政治に期待せず、己の命を守るべく各人が信ずる最善の方法を取らねばならなくなりました。
長期政権の驕り高ぶった選民・選良意識のなせる業ですかね?
この不作為の罪は!…木っ端で鼻をくくった国会答弁を聞いていますと、どこまで国民を愚弄すれば気が済むのか…得たいが知れません。薄ら笑いを浮かべて質問を聞いている態度は救い難い吾人らであるなぁ~と感に堪えません。
誰に何と非難されようと、バカな国民は何とでもなる。
民意に従った政治などしなくても、丸め込めるとどこかで自惚れているのでしょう。
民意より、お友達内閣の方が大事なんですね。
とどめを刺される前に、この政権にとどめを刺す必要があるかと思われます。
遅くなってもいい。とにかく出せ!