いやぁ~、痛快というと誠に語弊があるのですが、実にインパクトのある謝罪会見(?)でした。テレビを見ている時から、これはもうただ事では済まないぞ、というのが実感で…。これほど面白いニュースには最近、お目にかかったことありません。実に多くの問題点を森喜朗会長がご披露してくれました。「老害」の権現様とでもいうべきご仁の面目躍如!…といった感で。この謝罪会見が、今、国内外にストレートに放映されているのか、と思うと実に痛快で。今後予想される内外からの反響とか批判の大きさを予測すると、もうワクワク感が止まりませんでした。辞任などする訳がない人物が「追い込まれ辞職」に追い込まれる!…との期待にワクワク…
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森会長は2月3日に開かれたJOCの臨時評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と発言。国内の各方面から批判が、そして海外メディアが「性差別的な発言」と報じるなど批判が集まっていました。そこで仕方なく謝罪会見をするも…結果は藪蛇に!
でも、このお方の失言や放言癖は、昨日今日に始まったことではありませんね。先ずは謝罪会見(?)から「ご参照」…見事に藪蛇となった感が漂っています。開かない方が良かったのに…?
いやぁ~、問題点が浮き彫りになって、かえって良かったかと。今後の展開を予想すると、もうワクワクそのものです。国辱ものですから不謹慎だとは思うのですが…。オリンピックに関して言えば、依然に浅田真央選手のことを「大事な場面で必ず転ぶ」とか、その時々で深々と人を傷つける言葉を平気で使ってきたご仁ですから、因果応報は受けるべきかと。
こういう御仁が組織のトップに居座っているとどうなるか?未来予測は確実に予測がつきます。放言・失言で周囲は一瞬、何を言っているのか、言いたいのか、分からず仕舞い。真意を把握するのに時間がかりますし、戸惑います。今回の女性蔑視発言もそうでした。
しかも本人は悪いと思っていない。蔑視とも思っていない。真実だと思っている。しかし、今回も周りから言われて仕方なく「謝罪会見」となった次第で本当の所、問題点など認識していません。元より周囲の受け狙いの発言ですから、本人は何の痛痒も感じていませんし、問題意識もありません。
最初っから周りを驚かす積りでいますから、波紋が広がることなどに何の責任も感じられません。責任感などはなっから微塵もないのですから当然です。「辞任の意向は?」などと聞かれれば、即答で返ってきます。返事は「辞任しません」と…あり得ませんよ。今回もそうでした。
でも、喋っている内に本性が現れてきます。最初は薄ら笑いを浮かべて愛想が良かったのが、追及されて行くうちに段々不機嫌になり、開き直る。いつものパターンです。
驚くには値しません。83歳にもなって本性が変わる訳がありません。巌の如き信念です。「#わきまえない女」「#森喜朗氏は引退してください」などのハッシュタグがトレンド入りしようが関係ありません。
騒ぎを鎮めようとの魂胆から開いた謝罪会見ですから、必ず本人の口からボロが出てきます。元より悪いと思っていないのですから、段々と不機嫌にもなります。傷口を深々と広げてしまうのです。
このお方が内閣総理大臣だった時の最後の支持率が衝撃的ですね。何と9%!今後もこの記録は破られるものではありません。燦然と輝いています。破格・別格の扱いです。紛れもなく歴史に残る大総理です。
こういう人物を東京五輪組織委員会という組織のトップに据えたのが、そもそもの間違いですから、大事な場面になると、必ずこういう反応が出てきます。何でもない局面でも、問題を引き起こしてしまいます。
まずは「一番大きな問題は世論とコロナ」「やるか、やらないか、という議論ではなく、どうやるか」などと豪語!…普通に喋っていれば良いものを…当たり障りなく語っていれば良いものを…殊更に荒立てる喋り方をしてしまう。まさに問題児!…そのもので、その結果は…。
お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)がまず3日に反応。自身の公式ユーチューブチャンネルで、愛知県犬山市から任命された東京五輪・パラリンピックの聖火ランナーを辞退したと発表。「田んぼの中を走れ」…発言なども影響したみたいですね。言わずもがな…。
次は、どこでしょう?…と思っていたら、今回の女性蔑視発言が元で、大会ボランティアに応募していた人の中からは「辞退を申し出る」という声が相次いでいるとか。開催都市の東京都には抗議の電話が殺到しているそうです。もう、辞職も時間の問題かと…。
海外からは、そうでなくても「何が何でも開催を…」との発言に対して批判があったのに…今度の謝罪会見の後に、国際オリンピック委員会(IOC)委員のヘイリー・ウィッケンハイザー氏が、自身のTwitterで森氏の発言について触れていました。
ウィッケンハイザー氏は、女子アイスホッケーのカナダ代表として冬季五輪で4大会連続の金メダルを獲得している人物。ウィッケンハイザー氏は、森氏の発言を報じたワシントンポストの報道を引用する形で「朝食会のビュッフェでこの男性を追い詰めます、絶対に。東京で会いましょう!」と発信。
国内外からの批判が今後も相次ぐでしょうね。追い込まれて辞任せざるを得ない事態に追い込まれて行くのではないでしょうか。菅総理は「こういう人物を五輪組織委員会のトップに据えている」責任を当然に問われるでしょうし、庇いきれなくなるのも当然です。
形ばかりの謝罪や撤回で済む問題ではなくなってきたようですね。菅総理が「妥当な発言ではなかった」と批判しても収まらないでしょう。
自身のご長男の不適切な総務省幹部の接待問題で火が付きました。これが大炎上となるでしょう。火に油、森喜朗ご老体の進退問題は割と早くに決着がつくのでは?そうしないと東京五輪の開催そのものの是非が問われる事態に発展してしまうでしょう。庇いきれませんよ。
菅総理のお尻に火が付きだしたのですから…。今後も国内外からの批判が止まることはことはないでしょう。自民党の追い込まれ解散と同じで、追い込まれ辞職となるはずです。このままでは世間の理解が得られません。
ましてや海外メディアからの批判は日本と違って、忖度などはなっから存在しません。時間の問題です。楽しみですね。利権団体に所属し、日本国家を腐食する自民党一派はすべからく一掃すべきなのです。