阿部寛「下町ロケット」続編制作決定 企業内の男たちの熱い物語

   

阿部寛主演で池井戸潤の2011年:145回直木賞受賞作を実写化して人気を博したTBS・TVドラマ「下町ロケット」の続編の製作が決まったことが発表された。阿部をはじめ「佃製作所」の主要キャストメンバーが再集結している。今日はこれに焦点を当ててみた。

 

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阿部寛(あべ ひろし)のプロフィール

愛  称  阿部ちゃん.

生年月日  1964年6月22日  現年齢 54歳

出身地   神奈川県横浜市神奈川区出身

血液型   A型

公称サイズ 身長 / 体重, 189 cm / 75 kg

活動 デビュー 1983年

ジャンル  映画、テレビドラマ、舞台、ファッション・モデル

茂田オフィス所属。

 

モデル時代

神奈川県横浜市神奈川区出生。3人兄弟の末っ子として生まれる。

横浜市立三ツ沢小学校、横浜市立松本中学校、神奈川奈川県立白山高等学校、

一浪を経て中央大学理工学部電気電子情報通信工学科卒業。

 

大学在学中の1983年、姉に勧められて優勝賞品である車ほしさに「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募し優勝。

 

以降、雑誌『ノンノ』『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍する。

メンズノンノ出身のタレントとしては、後の東出昌大、反町隆史などが良く知られている。

 

モデル人気絶頂期であり、この頃投資用にマンションを購入。バブル崩壊による不動産価値下落、自身の人気低下もあり、大借金を抱えることとなる苦労も味わう。

 

不遇の時代

 

1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー(理由は、当時人気アイドルで阿部本人も大ファンだった南野陽子と共演できることから、俳優を目指したらしい。サインをもらったとも話している)。

また、アイドルとして1988年にアルバムをリリースしている。

 

同年以降は俳優を主として活動するも、ファッションモデル出身という肩書きと顔立ちから、ありきたりな(本人は当時の事を「フェラーリで乗り付けるような」と語っている)二枚目の役しか与えられなかった。

 

更に、背が高すぎるために女性とのツーショットが撮りにくいという問題が浮上した。

 

次第にドラマの仕事が減っていき、大きな焦燥感に駆られていったらしい。

3年間は仕事に恵まれずパチンコで生計を立てていたという。

この頃に古武術を始め、後の仕事へとつながることとなった。

 

追い討ちを掛けるように、「かつて一世を風靡した有名人」を捜索するバラエティ番組『あの人は今!?』の取材で捜索対象になってしまい、ここで一念発起したらしい。

 

本人の著作によれば、1992年にNHKドラマ『チロルの挽歌』に高倉健が主演するという話を聞くと、名前のつかない端役にもかかわらず出演を希望し、何か、どんな小さいことでもいいからヒントを得ようとしていたらしい。

 

転換期

1993年、つかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』でバイセシュアルの部長刑事役を主演したことで、きっかけを掴んだ様である。

その後は、重要な役どころに立て続けに出演するようになった。

 

1995年のNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』で有能な老中松平乗邑役を演じたのを皮切りに、時代劇への出演も増えた。

 

再ブレイク後

脇役として一定の地位を確保した2000年、仲間由紀恵と共演したドラマ『TRICK』では、劇中で自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど、徹底して三枚目の役を演じた。

 

バブル当時の人気を買われ、2007年公開の映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』に出演した時は、同年大阪での舞台挨拶にて、「最近になり(バブル時代に作った数億円の)借金を返し終えた」と告白している。

約20年かけての完済であった。

 

その後の活躍

2012年には、映画『テルマエ・ロマエ』にて、『古代ローマ帝国の浴場設計技師』を演じきり、第34回ヨコハマ映画祭 主演男優賞、第55回ブルーリボン賞 主演男優賞、第36回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞』など受賞。

 

2018年2月6日、電気製品発表会イベントのため台湾に滞在していた際、花蓮県沖を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生、ホテルなどの建物が倒壊、死者も発生する惨事となったことを受け、3月1日に東京都港区の台北駐日経済文化代表処で1000万円を手渡しで寄付したこともある。

一本、男気が通っている所もある。

 

私生活

40歳を越えてなお独身で、目立った恋愛報道も無いところに主演ドラマ『結婚できない男』での演技が評判となり、そうしたイメージがさらに定着していた中、2007年11月20日、15歳年下の元OL(当時28歳)の女性との結婚を記者会見で発表した。

 

会見では、『結婚できない男』にちなみ、「『結婚できない男』が結婚することになりました」と述べて、会場の笑いを誘った。

 

5年ほど前に友人の食事会で出会い、1年前に阿部がメールをしたことから交際に発展、結婚の理由については「僕にとってかわいい人。価値観が合って、年齢差を感じない」とのこと。

 

2008年2月に入籍。2011年6月23日、47歳にして第1子(長女)が誕生し、2012年11月1日、48歳に第2子(次女)が誕生している。

 

人 物

尊敬する俳優は大滝秀治で、「本当に会えて良かった」と話している。

その大滝とは『最後の弁護人』で共演している。

趣 味

テニス、古武術。

父親も兄弟も背は高くなく、家族の中で阿部寛だけが高身長である。

 

そして、今度は下町ロケット(2015年10月18日~12月20日、TBS)への主演へと繋がってゆく。

下町ロケットには、主演・佃航平 役で出演している。3年前、大人気を博したTVドラマである。

下町ロケットの人気度、前回は?

 

今年度10月スタート TBS日曜劇場の『下町ロケット』!
原作 池井戸 潤:「半沢直樹」や「陸王」の原作者
監督 福澤 克雄:「半沢直樹」「陸王」の監督
主演 阿部  寛・・・のトリオで再び、お茶の間に登場する。

前作から3年、待望のシリーズが、また、ドラマ化されることとなった。
すべての働く人たちに捧ぐ~情熱と感動のエンターテインメント巨編が、再び帰ってくるというテーマで、今注目を浴びている。

前作は、最終回の平均視聴率が22.3%を記録、15年度放送のドラマで堂々の1位を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 

今度も阿部寛の他、立川談春(52)安田顕(44)和田聡宏(41)今野浩喜(39)中本賢(62)谷田歩(42)らが続演するらしい。

 

自社が開発したバルブが帝国重工のロケット開発計画で採用されるなど順調な佃製作所だったが、帝国重工の業績悪化や主要取引先からの取引削減通告などでピンチに陥る。

 

そんな中、立川演じる佃製作所の経理部長・殿村の農家を営む父が倒れる。畑仕事を手伝う殿村を見舞った佃は、トラクターに乗る殿村を見て、新たなアイデアが浮かぶという展開。

 

宇宙から大地へと・・・今度は佃製作所の新たな戦いが始まるというストーリーらしい。

 

阿部はコメントの中で、「夢の実現と人々の幸せを必死にもがきながら追い求めてきた佃ですが、今作も難題に直面し、それを乗り越えようともがき苦しむ中から、新たな理想と追い求めるべき夢を見つけ出します。会社の経営者として、社員たちの生活を守るのも当然ですが、自らの夢を社員だけでは無く、全ての仲間たちと共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います。是非、楽しみにしていただければと思います。」と意気込んでいます。

 

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下町ロケットのモデルとなったものは?

 

原作者の池井戸潤は「モデル企業は存在しない」と何度も明言しているのであるが、ドラマの評判と相まっていろいろと話題は尽きなかった。

 

この作品に登場する企業や組織名は、架空の物であっても、実際に合致する様な中小企業は全国各所にあり、ドラマ「下町ロケット」スタート前に放送された特別番組においては、佃製作所に似た状況の企業が紹介されていました。

 

それは、佃製作所は北海道赤平市にある「植松電機」という企業ではないか?

ということでした。

現にこの会社では2005年、北海道大学との共同研究で小型ロケットの開発を開始しています。

 

2006年には、植松電機の敷地内に「微小重力実験塔」を建設しています。

さらに人工衛星「HIT-SAT」を開発し、打ち上げにも成功しているんです。

「カムイロケット」と命名された小型ロケットの打ち上げにも成功。

この会社のロケット発射実験はyoutubeにも紹介されているみたいです。

 

そして、帝国重工は三菱重工・・・

三菱重工には「航空宇宙事業本部」なる部門まであるそうですから・・・

白水銀行は三菱銀行という説が有力でした。

まぁ、実際にはドラマの中で演じられた真の逆境というのは、どのモデルといわれた企業にもあり得なかったみたいですが・・・

とにかく、話題の尽きないドラマでした。

なぜ、下町ロケットは受けたのか?

 

安田顕のコメントには「日本が世界に誇る、モノづくりの技術。それを支える市井の人々。逆境に打ち勝つ心に、また出会えます。」という言葉をよせています。

 

原作者の池井戸潤氏もコメントの中で、「窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています。」と述べています。

「下町ロケット」が高視聴率を得ていた時代には世間で何が起こっていただろうか?

日本の繁栄に貢献してきたはずの大企業が次々と不祥事を起こしている。大掛かりな不正会計を行った東芝、免震ゴムの性能を偽った東洋ゴム、杭打ちデータを偽装した旭化成建材・・・そして、それらは今も続いている。

 

2017年に明るみに出た大企業の不祥事を振り返ってみると・・・

・2月~事務用品通販アスクルの物流倉庫が大規模火災。完全鎮火まで12日間を要した。

・3月~大手旅行会社「てるみくらぶ」が破産手続き。その後、粉飾決算が明るみに。

・6月~大手自動車部品メーカーのタカタが欠陥エアバッグ問題で民事再生法の適用を申請、経営破綻。

・10月~日産自動車が無資格検査を組織的に行っていたことが判明。

・10月~SUBARUでも無資格検査を行っていたことが判明。

・10月~神戸製鋼所がアルミ製品の一部の性能データを改ざんして納入していたことを発表。

・11月~三菱マテリアルの子会社3社で品質データ改ざんを行っていたことを発表。

・11月~東レが子会社で製品の検査データを改ざんしていたと発表。

・12月~SUBARUで燃費データ書き換え疑惑。社内調査が行われた。

・12月~JR東海のリニア新幹線事業で大手ゼネコン4社に大規模談合が発覚。

2018年の不祥事

  • 4月~ソニーの複数の子会社で取締役を兼務する3人による不適切な交際費や出張費の支出が判明。全員が辞任。
  • 5月~スルガ銀行による女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」向けを始めとした過剰融資問題が明るみになる。金融庁による行政処分が行われるとの見方。
  • 5月~大手不動産会社レオパレス21による建築基準法違反(界壁の不備)が明るみに。
  • 6月~SUBARUで長年にわたり組織的な燃費データ改ざんが行われていたことが明るみに。
  • 6月~山陽新幹線「のぞみ」号の人身事故でJR西日本の運転手が所定の報告を怠る。

 

ざっと、見ただけで以上になる。今や、大企業の不祥事は氷山の一角とさえ言えるのです。

 

ちなみに、ここに挙げたもの以外で目に付いたのは、労働問題に係るもの(不当解雇や従業員の自殺に伴う訴訟、過剰残業や賃金不払い疑惑など)が圧倒的に多いです。現在、政府が進める「働き方改革」と密接に繋がる問題が、不祥事となって山積してきたと言えるのではないか。

 

また、企業の組織としてではなく、従業員個々が引き起こした不祥事としては、金銭横領、情報漏えい、盗撮など迷惑行為などが大半を占めている。

 

〇一向になくならないデータ改ざんに係る不祥事

企業不祥事に戻ると、昨年に引き続いてデータ改ざん問題が目立ちました。

日産自動車やSUBARUで問題になった無資格検査問題も、広義の意味では数値改ざんと捉えることが可能です。しかも、こうしたデータ改善のほぼ全てが長年にわたって横行しており、一部の内部告発を除くと、今回発覚したのは「たまたま」というケースがほとんどでした。

 

これは逆に言うと、この先も新たな不祥事が突然に明るみに出る可能性があるということでしょう。

 

〇社会的制裁が課せられる法整備が必要

また、こうした不祥事が明らかになった企業のうち、てるみくらぶやタカタなど経営破綻したケースを除くと、その多くが社会的制裁を受けたとは言い難い状況にあります。不祥事発覚に株価が下落したり、担当役職員が責任を取って辞任したりしましたが、一過性の事象に過ぎません。これは日本国内における法整備に問題があり、厳しい社会的制裁を課す仕組みそのものが求められるでしょう。

 

見る側は実在する企業の不誠実ぶりにうんざりしているはずだ。「日本企業はどうしたのだ? 」という疑問を抱いている。だからこそ、余計に、「誠実」をモットーとする佃製作所の快進撃が痛快に映ったのだろう。

 

ただし、佃製作所はドラマの世界にだけ存在する特殊な会社ではない。

佃製作所の財産である「誠実」は、そもそも日本人のレゾンデートル(自身が信じる生きる理由、存在価値)なのだから・・・

それが各企業共通の理念だったからこそ、戦後の日本は奇跡的な復興を成し遂げられた。

 

佃製作所は日本人そのもの。だからこそ、見る側は身近に感じ、その奮闘劇に熱くなる。不祥事企業も昔から不誠実だったわけではないはずだ。

現代社会の問題点を突いた風刺劇でもある。

 

たとえば、佃製作所を陥れようとしたナカシマ工業と同じく、本業より金儲けを優先させるような企業は確かに実在する。

バブル期以降に確実に増えた。

 

だが、佃製作所にナカシマ工業が敗れたように、金儲け第一主義に陥った企業の成功例はまずない。社員も不幸になる。

各企業は佃製作所と同じマインドを持ち続けるべきなのだろう。

 

苦境に陥っても、最後には誠実な者が勝つ、成功するという勧善懲悪のパターンが見る者を惹きつけたのだろう。市井の名もなき人々の声なき声が、このドラマの成功に繋がったのではないか?

まだ、多くの人々に日本人としての矜持が残っているという証しではないだろうか?

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