タイの洞窟内に13人が閉じ込められた!9日間も 救出方法は?

   

タイ北部チェンライ県にある国立公園内のタムルアン洞窟内に13人もの人が閉じ込められた。地元サッカーチームの11~16歳の少年12人と男性コーチの1人が9日間ぶりに日本時間2日の午後11時30分頃、全員無事であることが確認された。現地メディアは、誕生日だった少年のサプライズパーティーをするつもりで、洞窟に入ったと伝えている。ところがその後、大雨が降ったことで洞窟内に大量の雨水が流れ込んだため、出られなくなってしまったという。13人は6月23日から消息を絶っていた。

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救出隊はタイ海軍の他イギリスなど、海外の専門家も加わった

タイは今、雨季のため、大雨で洞窟内の水位が上昇、それに加えて泥により水が
濁ったため、捜策は困難を極めた。
生存確認の知らせが飛び込んできたことに、少年らの家族たちは喜びを口にし
た。生存の確率は五分五分と思っていたらしい。

日本からは、国際協力機構(JICA)が排水の専門家ら3人を派遣した。
パナソニックの現地販売会社は捜索用のライトを寄付。
2014年に日本政府からおくられたポンプ車2台も洞窟からの水のくみ出し
に使われているという。

洞窟はタイで4番目に長く、全長が10㎞以上もある。
主に冒険家などが訪れる所という。
一般の人が立ち入る際には国立公園の職員が付き添う決まりになっていたが、
少年らが入った時は洞窟の近くに職員はいなかったという。

ここが不幸の始まりだな。
監視員でもいれば洞窟内には入れなかっただろうに・・・

洞窟内は真っ暗で、濁った水が行く手を阻んでおり、救出は困難を極めている。
ようやく到着した医療チームは少年らの元に、栄養補給用ゼリーや抗生物質を
届けたそうだ。

その様子は2日夜に撮影され、タイ海軍特殊部隊「シールズ(SEALs)」のフェ
イスブック(Facebook)ページで動画が公開された。
動画には、少年12人とコーチの計13人が、タムルアン洞窟の奥深くで水に囲
まれながら身を寄せ合う様子が良く捉えられている。

 

消息が途絶えてから、発見までの9日間、少年らは暗い洞窟の中で、どのように過ごしていたのか。

少年らがいたのは、洞窟の入り口から約4~5km離れた場所で、大量の水が溜まった先にある小高い場所だった。高台が少年らの命を救っていた。

地元メディア「カオソット」によると、体力の消耗を避けるため、高台で少年らは横になり、洞窟の上からしたたり落ちる水や、持参した炭酸飲料などを飲んで、命をつないだという。また、持参していた少量の食料を全員で分け合って空腹をしのいでいたらしい。
その指示をしていたのが、唯一の大人であるエッカポン・チャンタウォンコーチ
(25)だ。コーチは12人らの少年らをひたすら励まし続けた。
これまでのところ、皆やせ細り衰えてはいたが、軽傷者が数人いたぐらいで全員
の体調に大きな問題はないという。

一刻も早い救出が待たれるが、洞窟内は現在も水位が高い場所があり、移動する
にはベテランのダイバーでも困難な状況が続いているため、現地では様々な救
出方法が検討されている。

ダイビング教え脱出させる!? 難航する救助活動

少年らは増水した4~5km先の高台で発見されたが、現場は真っ暗であり、
少年らにダイビングを教え潜って脱出させる方法も検討されているらしい。

少年らを一刻も早く助け出したいところだが、洞窟内には水が残っていて潜水しないと通れない場所があることから、救出作業は簡単にはいかないようだ。一体どのように救出しようと考えているのだろうか?

タイ王国軍の声明に掲載された海軍大佐のコメントによると、「(軍は)少なくとも4か月間生きられる追加の食料を運ぶ準備をし、洞窟内の水を排出させる間、13人全員にダイビングを訓練する」という。

しかし、真っ暗闇の中から外に救出する際には外の光から目隠しをするなどの対策が必要であり、10日間も洞窟に閉じ込められていた衛生面からの防護服も必要と言われている。

チェンライ県の知事は3日、「毎日雨が降っていたので、われわれはこの捜索活動を不可能な任務と呼んでいた。しかし、われわれの意志と装備によって自然に打ち勝った」と述べている。

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タイ当局は本格的な救出体制に入った

3日、タイ当局は24時間体制で救出準備作業に入った。
第一にはポンプで洞窟から水を汲みだし、水位が下がるのを待って洞窟入り口から外に出す方法を検討している。

一方で地表から洞窟内に通ずる別の穴を探す作業も続いており、救出方法は流動的とみられている。

日本でも急激に雨が降り出し、川の中州に取り残されたり、流されたりする人がたまに出る事があるが、ここまで深刻な事態に至った事例は思い当たらない。

タイの雨季に降る雨の量は、これはもう半端じゃないみたいだ。
洞窟内に入った後で、豪雨で水位が上昇し脱出出来なくなった事なんて見たことも聞いたこともない。
しかし、捜索隊も良く発見できたなと感心させられる。
地元民の情報が軍や警察に届けられたのか。
どうやって探知できたのか、不思議だ。

救助に向かうだけでも容易ではないはずだ。
泥水の中をスキューバーダイビングしながら、水や食料や医療品を届ける。
考えただけでも苦労が偲ばれる。

生き抜いた子供たちの生命力に改めて驚かされる。
9日間もほとんど飲まず、食わずで生きてきたのだから・・・

日本だって、今年の夏は特別な用心が必要と思われる。
熱中症の犠牲者は史上最高になるのではないか?

ダムの水を碌な注意報を発令せず一気に大量に流し犠牲者が出た例もある。
レジャーに行った先でも用心に越したことはないな。

世界的規模で異常気象が続いている。
日本だって安閑としてはいられない時代になっていると思われる。

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