元農水事務次官が息子を刺した理由とは!川崎事件がきっかけか?

   

練馬区の民家で起きた殺人事件で、無職の長男(44)を刺したとして、殺人未遂容疑で逮捕された元農林水産事務次官・熊沢英昭容疑者(76)が調べに対し、「川崎市でカリタス小学生の児童ら20人が殺傷された事件を挙げ、「長男も児童らに危害を加えのではないかと心配した」との趣旨の供述をしていることが3日、警視庁幹部への取材で判明。

Sponsored Link
 

元農水事務次官が息子を刺した理由とは!~熊沢容疑者の場合

練馬区の民家で起きた殺人事件!
何ともやり切れない思いだけが募る。

 

橋本徹氏が、自分も同じことをしたかも知れないと同情を寄せている。
自分も、まったく同感だ。

 

川崎市で起きたカリタス小学生らに加えられた理不尽な殺傷事件!
この手の事件は、必ずと言っていいほど模倣犯が出る。
これは間違いなく、そういう傾向にある。
父親の心配は杞憂では終わらなかったはずだ。

 

30年も前に起きた連続幼女殺人事件!
「今田勇子」を名乗り、朝日新聞社に犯行声明を送りつけた宮崎勤

 

世間のすべてを敵に回して、犯行を重ねた。
事件発覚後、彼の一家家族は完全に崩壊。
父親は自殺し、姉妹は退職を余儀なくされ、婚約も破談。

 

妹は学校を退学したと聞く。
親戚中が彼のために塗炭の苦しみを舐めている。
一家のいた家は取り壊され、荒れ地のままと聞いている。

宮崎勤の事件は、「神戸連続児童殺傷事件に、深い所で影響を与えていたのではないか?
1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生による連続殺傷事件。

 

少年が名乗った名前から別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれている。
これも、世間を敵に回し、大胆不敵な犯行声明文を神戸新聞社などに送り付けている。
小年院出所後、本を出版したり、HPを開設したり奇怪な行動が目立つ吾人だ。

 

川崎市で起きた猟奇的な殺傷事件に熊沢容疑者が父親として不安を抱いたとしても、何ら不思議はない。
引きこもりしている人間が、全てこういう犯罪を犯す訳ではないのは分かるが。
しかし、世間ではそう受け取る取るまい。
恐怖を感ずるケースが多いはずだ。

 

大体、奇異な目で見られているし、「家庭内暴力」が酷い場合は衝動的に外部に突出する危険性が多いにある。
熊沢容疑者が、言わばそれを未然に防いだのではないか!?

 

川崎事件がきっかけか?~長男が児童に危害を加える恐れ

熊沢容疑者の長男も、約30年前の中学2年生頃から、家庭内暴力をふるっていたらしい。
実家を離れていた時期もあったらしいが、5月下旬に実家に戻ると再び、両親への暴力を繰り返すようになったという。

 

仕事はせず、毎日、長時間インターネットばかりしていたという。
事件前には、自宅に隣接する小学校の運動会の音がうるさいと騒ぎだし、熊沢容疑者と口論になったとか。

害された熊沢容疑者の息子:熊沢栄一郎
ツイッターから、19歳の時らしい写真が割り出された。
カウント名は、@hiromi-kanzakiと名乗っていたらしい。

 

5月28日に岩崎隆一(51)が起こした殺傷事件は、未だに心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が児童に現れたり、一向に治まる気配がない。

 

小学生への無差別殺人事件と言えば、『池田小事件』が思い出される。ただ、犯人の宅間守(元死刑囚で2004年に執行。当時40)は事件後の裁判などで犯行に至る動機が明らかに。しかし、岩崎容疑者が自殺してしまい動機がまったく不明で、圧倒的に理不尽さだけを感じる。

池田小事件が起きたのは01年。宅間元死刑囚が出刃包丁を持ち、大阪教育大付属池田小学校に侵入。8人の児童が死亡したほか、教諭2人を含む15人も重軽傷を負った。

 

様々な思いが、熊沢容疑者には去来したのではないか?
口論後、自宅にあった包丁で長男を刺したというが・・・。
胸や首など上半身を中心に10ヵ所以上の刺し傷!
明確な殺意に駆られて、致命傷を与えたのは間違いない

 

長男の家庭内暴力については、「身の危険を感じた」と供述しており、自宅からは「息子を殺すしかない」と記された書き置きも見つかった。練馬署は、熊沢容疑者が家庭内暴力によって精神的に追い詰められ、将来を悲観したとみている。

熊沢容疑者は東大卒業後の1967年に当時の農林省に入省し、農水省審議官などを経て、2001年に事務次官に就任。退官後の05年から08年までチェコ大使も務めたという。

 

練馬署は3日、容疑を殺人に切り替えて熊沢容疑者を東京地検に送検するとともに、司法解剖を行い、長男の死因を調べるという。
公判を維持するには必要な行為だが、死因は明らかだろう。10か所も上半身を刺されれば、失血死するに決まっている。

中高年の引きこもりはどの位いるのか

閣府が3月29日、初めて発表した驚きの調査結果。
それは、中高年の引きこもり数が61万3000人という数字。

 

世間からは「えっ!そんなにいるの?」「ちょっと多すぎますよね。40代50代ですよね」などの声が寄せられたという。

 

満40歳~満64歳を対象にした引きこもり調査。今回の調査では「自室からほとんど出ない」など4つの問いを設定。
そのうちいずれかに該当し、かつ6カ月以上その状態が続いているケースを広い意味での引きこもりと定義した。

 

Sponsored Link
 

4分3が男性…理由最多は「退職」

その回答結果から推計された中高年の引きこもり数が61万人を超えたというのだ。
男女比だと、その4分3は男性。理由は「人間関係がうまくいかなかった」「病気」などに加えて最も多かったのが「退職」だった。

 

また就職氷河期を経験した40歳~44歳の3人に1人が「20歳~24歳」で引きこもり状態に。
そのため就職活動の失敗も原因の一つである可能性が浮き彫りになった。

 

調査では引きこもり状態にある中で、4割以上の人が悩み事などを「誰にも相談しない」と回答また昼夜逆転の生活をしている割合が高くなっているのも中高年引きこもりの特徴らしい。

 

専門家「親と同居する未婚者の増加と強く連動」

以前、15歳~39歳の若年世帯を対象にした調査での引きこもり推計が54万1000人だった一方、それを上回る結果となった今回の中高年引きこもり調査。

 

内閣府は今回のデータを今後、雇用・福祉などの政策に反映したいとしている。

 

中央大学の山田昌弘教授によると「引きこもりは増加傾向にあり、それは親と同居する未婚者の増加と強く連動している」とした上で、引きこもりの4分3が男性であることに関して「男性と女性を比べた場合、日本社会は学歴や職歴で男性により厳しい社会のため、結果として男性が引きこもる可能性が高くなる」と分析している。

 

さらに深刻な問題として「親の経済力に頼っている引きこもりは、親が亡くなったあとどうなるのか。多くが低年金、無年金で、数十万人の生活保護受給者が現れる可能性がある。それは社会保障財政を強く圧迫することになる」と警鐘を鳴らしている。

 

この調査は、引きこもり者の数だけしか数えていない。家庭内暴力」を伴う場合のケースを全然、調査していない。
対応する機関も、方法も全く手付かずの状態だ。周りに知られていないケースが多いらしい。

 

当事者が隠すから当然、そういうケースが増える。
そんな時でも、気軽に相談できる機関や行政が自ら見つけ出すという、社会的に何か手段を講じていかないと、この手の犯罪はなくならないだろう。

 

全てを抱え込んで、最終的な手段に訴えた熊沢容疑者が哀れでならない。
こうなる前に、何かできなかったのか、社会全体で考えて行くべきではないか。
60万人を超える引きこもり数は、明らかに異常な数値だ。
放置していて、良い問題ではない。

 - ニュース