上野千鶴子は結婚してるの?夫や子供はいるの?経歴や学歴が凄い!

   

 

4月12日、東京武道館で行われた「東大の入学式」での「上野千鶴子氏の祝辞」が話題になった。Twitter上では賛否両論が溢れ、一時「上野千鶴子・祝辞」の言葉がトレンド入りしたとのこと。私も思わず全文を読破。彼女を来賓に招いた方々の英断と決意に敬意を表したい。入学式で普通に読み上げられる内容の祝辞ではなかったが、「女性学ジェンダー論のパイオニア」としての矜持と彼女を突き動かして来たという飽くなき好奇心、社会の不公正に対する怒りに改めて驚かされた。彼女は結婚しているのか?夫や子供はいるのか?経歴や学歴はどうだったのか?改めて調べて見たいと思った。

 

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上野千鶴子は結婚してるの?

上野千鶴子氏は結婚していない。

「何度か同居はしましたが、結婚は考えなかったですね。自由を手放したくありませんから。」とOggi.jpという雑誌のインタビューに、はっきりと答えています。

 

見た目が若く見えるのは、やはり自由な考えの持ち主のせいなのか。
同棲経験はあったが、結婚はしていないので、夫はいない。
彼女を結婚から遠ざけた要因の一つとしては、まず育ってきた家庭環境にある様だ。

 

『両親の不仲!』
『父親の女性観(女は結婚してなんぼ)という家庭環境』どうやら、これが決定的な要因のようだ。

 

Wendy-Net(226号)という雑誌のインタビューで生い立ちに詳しく触れている。
226号というと何年何月なのかは良く分からないが、東京大学大学院教授を名乗っていた頃だから7~8年前の頃かと思われる。

 

『いつかはみんな「おひとりさま」。だから安心できる介護システムが必要なんです』というテーマの中で語られている。

富山県の開業医の家庭に、兄と弟がいる3人兄妹の中の一人娘として生まれ。
高校の時家族そろって金沢に引越。

 

子供の頃はチャンバラや西部劇ごっこばかりのトムボーイ(お転婆娘)だったという。
父は息子達を厳格にしつける一方で、娘の私をメロメロに溺愛。

 

10歳ごろのお正月のこと。
兄と弟の将来の仕事について教訓がましく指導したことがあった。
蚊帳の外に置かれた私が「チコちゃんは?」と尋ねると「可愛いお嫁さんになるんだよ」って。

 

当時、女の人生は結婚して他家に嫁ぐことがすべて。父にとって娘はペットの様な存在だったんです。専業主婦だった母は休む暇もなく家事に追われ、家では収入のある父が威張っている。母は「子供がいるから離婚できない」といつもこぼしていました。

 

仲の悪い両親を見て育った私は『結婚』に対して夢を描かなくなり、後日、『主婦の不払い労働』を研究テーマに選んだのも母のリベンジだった気がしますね。

 

女性がフェミニストになるパターンは3つあると思います。

1つめは、ちょっと変わった環境で育ち、世間に出て初めて自分が規格外だと気付いた『トットちゃん』のような人。

 

2つめは、私みたいに母親と同じ人生だけは歩むまいと心に決めた家族の中の「ブラックシープ」(はぐれもの)

 

3つめは、普通の家庭で親の期待通りに育ち、望んだ通り結婚・出産してから、ある日突然「何かが間違っている」と目覚めた人。気づくのが遅すぎるけど(笑)。

 

以上の様に語っている。非常に示唆に富む話だ。

 

夫や子供はいるの?

結婚していなくて夫がいないのだから、普通、子供はいない。
しかし、結婚していなくとも子供を産むシングルマザーは多い。

 

上野氏も確信犯でシングルを選んだ訳ではないという。
恋愛や男性と暮らす事にためらいはない。でも、結婚という形には興味がなかった。

 

『子供を産む選択肢もなかった訳じゃないけど、迷いながら気が付くとその時期を過ぎていた。人生なんて振り返ればそんなもんでしょ?』と語っている。

 

惜しいなぁ・・・彼女のDNAを受け継いだ子供がいたら、どんな人間に育っていただろう。
女性だったら、間違いなく彼女の研究の後を継いでいたんじゃないか?もったいない。
子供だけでも生んで置けば良かったのに、お眼鏡に叶う男性が現れなかったということか。

 

子供を産んでいたら、きっと1988年頃のアグネス論争に先駆けて、子供を職場に連れてきて論争を巻き起こしたかも知れない。それの方がより説得力があった。

 

上野氏は、インタビューの中で子供を産むことにも触れている。
「多くの女性にとって子供を産むことが、人間的な成熟に至る大きなきっかけになっていることは確かです。でも、それが唯一の道ではない。

 

育児を経験しなくても、仕事やさまざまな人との関わりの中で成長し、尊敬できる女性はたくさんいますよ。私も他人が生み育てた子供たちを大学で教えていますが、やはり親の気持ちになりますね。

 

この子供たちの将来に責任があると感じるから。以前はビシビシ鍛えてましたけど、今の学生は打たれ弱いから、最近は『鬼の上野』から『仏の上野』へと方向転換したの(笑)。」と。

 

専門はジェンダー論だが、著書がとにかく凄い。「スカートの下の劇場」(河出書房新社)、「家父長制と資本制」(岩波書店)、「さよなら学校化社会」(太郎次郎社)他多数。頭が下がる。

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経歴や学歴が凄い!

氏  名 上野千鶴子(うえの ちづこ)

生  誕 1984年7月12日(70歳)

出身地 富山県中新川郡上市町

研究分野 社会科学、社会学、家族社会学、女性学、ジェンダー論

 

日本のフェミニストであり、社会学者。東京大学名誉教授。
NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。
日本社会学会理事、日本学術会議会員、シューレ大学アドバイザー。(Wikipediaより引用)

 

フェミニズム(英: feminism)とは、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差を明るみにし、性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想や運動である。

 

直訳すると「女性主義」であるが、リベラル・フェミニズムやラディカル・フェミニズムなど、フェミニズムの思想は多様であり、一本の思想と考えることはできない。また、フェミニズムの扱う問題には性別だけに関わらず人種、経済格差、年齢、国籍、宗教、性的嗜好による不平等も影響しており、近年はインターセクショナリティ(英語版)というより広い概念のもとで捉えられるようになっている。

 

対置概念はマスキュリズム。フェミニズムの推進者や同調者を「フェミニスト」と呼ぶらしい。

 

1970年代には「構造主義文化人類学」と「理論社会学」について研究者となり、論文は『構造主義の冒険』としてまとめたとか。
1980年代には「マルクス主義ファミズム」を知り、紹介者・研究者となり上野氏自身もマルクス主義フェミニストになったとか。
1982年には文化人類学・記号論・表象文化論などの方法を使い、「現代消費社会を論ずるフェミニスト」として知られる様になる。

 

フェミニストと聞くと、「男女同権主義者」ぐらいしか思い浮かばない。「女性を大切に扱う男性」の意味に使うのは日本ぐらいではないかと言われている。フェミニストの意味はもっと広い意味を指すものらしいが、正直言って私には良く分からない。

 

記憶に残っているのは、1987年から1988年にかけて世論を賑わせたアグネス論争」でアグネス・チャン側を擁護し、批判派の淡谷のり子や林真理子と論争したのを覚えているぐらいだ。因みに1988年の新語・流行語大賞では「アグネス論争が流行語部門・大衆賞を受賞。(笑)

 

1990年代以降も「家族・建築・介護・福祉の問題」や「文学・心理学・社会心理学・性愛(セクシャリティ)論・市民運動論・学校論」など様々な分野で「近代家族の成立と終焉」「ナショナリズムとジェンダー」「日本のフェミニズム」などなど多数の著書を出版。

とにかく、その著書の多さと内容に圧倒される。私など彼女の知識の足元にも及ばない。十分の一も理解出来ない。

 

 

学歴は?

  • 富山大学教育学部付属中学校卒業
  • 石川県立金沢二水高等学校卒業
  • 京都大学文学部哲学科社会学専攻卒業
  • 京都大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程退学

 

東大の名誉教授なので、東大卒と思ったら京大卒だったので改めて驚き!まぁ、頭がとにかく良かったのは間違いない。

 

京都大学時代は全共闘活動家だったらしいが、闘争のバリケードの中でも女性差別を感じたというから、この時の経験も後の彼女の活動に大きな影響を与えたらしい。
幼少期の原体験と相まって、彼女の生き方を決定づけたようだ。

 

その後は、助教授・教授を経て、2009年特定非営利活動法人ウイメンズ・ネットワーク(WAN)を設立。理事に就任し、2011年理事長就任。

 

「おひとりさまの老後」の出版は前記した様に2007年出版。
10年以上前なのだから恐れ入る。少子高齢化をとうに先読みしていたのか?
この本の出版については「おとなのスタイル」2017年春号で出版のきっかけを語っている。

 

まとめ

上野千鶴子氏について、いろいろ書いて来たが、彼女は何をするにしてもすべてパイオニアだった人。その苦労は並大抵ではなかったはず。常人ではなかなか理解出来まい。よほど強い意思を持っていない限り、軽く時代に流されていたと思う。

 

今回の「東大入学式2019・祝辞」についても早速、あれこれ批判している人がいる。さしずめ東国原英夫氏がその急先鋒か?私は素直に感動した。普通なら入学式というおめでたい行事に水を差すような内容になったかも知れないが、彼女の人柄のせいか好意的な意見が多かったように思う。

 

4月15日に放送されたフジテレビの番組「バイキング」では、元宮崎県知事・元衆院議員(日本維新の会、近畿比例ブロック)でタレントの東国原英夫氏(61歳、専修大卒、早大卒)が批判的な意見を述べ話題に。「宮崎をどげんかせんといかん」からもう12年か・・・・相変わらず、訳の分からん批判をする。「ノブレス・オブリージュ」の批判など本当に言葉の意味が分かって言っているのかと疑う。

 

かっては、上野氏は自らを「下ネタ学者」などと名乗り、面白い論争を展開したり話題には事欠かなかった。今は主な研究テーマに「介護」に移ったのかな。2000年に介護保険制度が導入され、他人様のお世話になって当然という社会が出来た。ああ、良かった、私のために出来たと思いましたよ(笑)。と語り笑わせてくれる。

 

介護でも上野氏の目線は、利用者・介護される側の人間だ。「おひとりさまの老後」以出版以来注目している。人間は1人で生まれて1人で死んで行くなどと思うのはおこがましいと語る。

 

なぜなら、母親がいないと生まれないのだから…新生児は自分では寝返りも打てないし、排せつ物も垂れ流し。つまり「要介護度5」。人間はオギャーと産まれた日から他人さまの世話になりっぱなし。

 

それなら死んでいくときに何の遠慮が要りますか。人類の長年の夢だった長寿社会が達成され、これだけ手厚い介護があることは喜ぶべきでしょうと。この開き直りがいいなぁ!

 

安心して死んでいけばいい。ただ、そのためのシステムづくりが必要だという。自分がこういうことを言うのは、将来、介護される自分自身がツライ目に遭いたくないから必死。

要介護の当事者になったら、介護について新しい本を書きたい。「よーし、要介護者になったるでー」って今から楽しみにしているの(笑)。

 

このバイタリティーに学ばねばと感心させられる。
幾つになってもパイオニア精神は健在だな!?
上野氏を見ていると、とにかく「何が起きてもへこたれない人間にならない」ように頑張ろうと決心させられる
幾つになっても啓発される魅力的な女性だな。

 

引用:Wendy-Net(226号)から多用させて頂いた。
東大入学式2019 上野千鶴子・祝辞・全文』は下記拙稿を参照して頂きたい。
http://antei5632.com/archives/3273

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