びわ湖毎日マラソン・川内優輝、公務員ランナーがアマでのラストラン

   

20年東京五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC、9月15日)シリーズ最終戦とカタール・ドーハ世界陸上(9~10月)選考会を兼ねた㈹4回びわ湖毎日マラソンは10日、滋賀・大津市の皇子山陸上競技場発着(42.195キロ)で行われる。4月にプロ転向を表明している川内優輝(32)=埼玉県庁=は9日、公務員ランナーとして最後のマラソンで世陸代表入りへ意欲を示した。16年リオ五輪代表の佐々木悟(33)=旭化成=はチーム初のMGC進出を狙う。

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川内優輝のプロフィール

フルネーム    かわうち ゆうき

国籍     日本

種目           中・長距離走・マラソン

所属           埼玉県庁

生年月日       1987年3月5日(32歳)

出身地    埼玉県の旗 埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現:久喜市)

(東京都世田谷区生まれ)

身長       172㎝

体重       62kg

自己ベスト

1500m        3分50秒51(2012年)

5000m        13分58秒62(2012年)

10000m      29分02秒33(2010年)

ハーフマラソン      1時間02分18秒(2012年)

30km 1時間29分31秒(2013年)

マラソン      2時間08分14秒(2013年)

50km 2時間44分07秒(2016年)

マラソンでの獲得メダル

  • アジア競技大会(仁川) 銅(2014年)
  • 世界陸上ロンドン大会  9位(2017年)
  • ボストンマラソン 2時間15分58秒 優勝(2018年)

ウィッキペディアより引用

 

4月にプロ転向を表明している『最強公務員ランナー』の川内優輝は、9日、公式会見に出席。公務員ランナーとして最後のフルマラソンとなる今大会に向けて「2時間9分台前半、3位以内を目標に頑張ります」と意気込みを明かした。

びわ湖毎日マラソン~公務員ランナーとしてラストラン

川内優輝にとっては、公務員ランナーとしては最後となるマラソン。
4月からは、プロに転向し競技に没頭する。

 

川内は「びわ湖からドーハにつなげたい」と世陸代表入りに意欲を示す。ドーハでの男子マラソンは現地時間10月5日の午後11時59分にスタート。「普通ではありえない時間。経験がモノを言うと思うし、好奇心があります」と笑顔で話した。

 

公式会見で司会者に「川内優輝選手、埼玉県庁」と紹介されると、立ち上がり「はいっ! よろしくお願いします」と勢いよく話し出した。

 

10日の大津市の天気予報は雨。「雨は好きです。苦になりません」。昨年4月、冷たい雨が降ったボストンマラソンを制したタフガイは悪条件を歓迎する発言内容だった。ボストンマラソン優勝後のプロ転向宣言。やってくるるかな?

 

同じように冷たい雨が降りしきった先週の東京マラソン(3日)について「ああいうコンディションで走りたかったですね」と豪快に笑った。29キロ地点で途中棄権した日本記録(2時間5分50秒)保持者の大迫傑(27)=ナイキ=については「スパッとやめるのもプロ」と判断を尊重。

 

一時は若手へのバトンタッチと男子マラソン日本代表から引退の意向を表明したぐらいだったが、2017年12月3日開催の福岡国際マラソンでは、日本人4位・総合9位の2時間10分台でゴール。

 

それから2週間後の12月17日、防府読売マラソンでは3年ぶり3回目の優勝を果たす。さらに川内は福岡国際の記録と合わせて、持ちタイムが2大会平均して2時間11分以内と成った為、2019年9月以降に開催予定の、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC:東京五輪・日本代表選考会)への「ワイルドカード」の出場資格も手中に収めた。

 

規格外のランナーは、既に出場権を獲得しているMGCと世陸マラソンの連戦にも意欲を持っている。1月には「2週間もありますから、出ようと思えば両方出られます」と“仰天プラン”の可能性を明かしている。

 

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4月からはプロ生活に入る

4月から、いよいよプロ生活に入る。「大学、社会人と今まで陸上中心の生活を送ったことはない。プロになったらどういうことができるのかワクワクしている。

 

夏を超えて秋になったら強くなっていると信じている」と目を輝かせる。MGCと世界陸上。どちらに出場するのか、あるいは連戦するのか。

 

「最強の公務員ランナー」「最強市民ランナー」と呼ばれる川内優輝選手は、昨年スポーツファンを2回驚かせている。
最初のサプライズは2018年のボストンマラソン優勝だ。日本のファンにはピンとこないかもしれないが、これは凄いことだ。
ボストンは1897年に始まった最も歴史あるマラソン大会。

 

かつてはロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティとともに世界5大マラソンのひとつに数えられ、現在はこれにオリンピック、世界陸上、東京を加えた8つの「ワールドマラソンメジャーズ」に格づけされている。世界最高峰のレースとして認められているわけだ。

 

加えて世界第2位の高額優勝賞金15万ドル=約1600万円が用意されている(1位はドバイマラソンの20万ドル)。
川内優輝選手は、この賞金を手中に出来たのだろうか?
公務員の「副業禁止規定」に触れてしまうのではないか。だとしたら、あまりに気の毒だ。
確か、一時所得で認められるはずだ。

 

ボストンは約2万人の市民ランナーが参加する大会でもあるが、それとは別にマラソン史に名を残す名誉と高額報酬の同時獲得を目指して世界のトップランナーが集まるレースでもあるのだ。
これに優勝した川内選手は素直に凄い。

 

アフリカ勢が上位を占める現在のマラソン界で川内選手が見事に優勝。
ボストンでの寒さが厳しかった気象条件が幸いし、アフリカ勢が軒並み失速。しかし、強豪ひしめく中で同条件で優勝したのだ。素直に褒めるべきだ。

 

そして、帰国後の成田空港でのプロ転向宣言。
前年ぐらいから考えてはいた様だが・・・男ならラストチャンスに挑戦するだろう。2~3年はプロとして活躍できるはずだ。年齢を考えたら最後のチャンスだ。

川内選手は、公務員ランナーとしてのフルマラソンはびわ湖が最後になる。
通算92回目のフルマラソン。そのうち2回は学習院大時代に走っているため、公務員としては90回目となる。

 

「8年、埼玉県庁の名を背負って走ってきました。最初に埼玉県庁のユニホームを着たのは24歳で今は32歳になりました。ずいぶん年を取ったなと思うが、さらなる高みを目指し、埼玉県庁として区切りをつけたい」。充実感あふれる表情。

 

いずれにしても「川内プロ」が日本マラソン界をにぎわすことになりそうだ。最強の公務員ランナー、最強の市民ランナーが最後に、どんな走りを見せるのか、楽しみだ。

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