宇野昌磨!フリーで世界最高点逆転V・死力尽くした四大陸選手権

   

 

フィギュアスケートの欧州以外の国・地域で争う四大陸選手権第3日が9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州アナハイムのホンダセンターで男子フリーがあり、平昌(ピョンチャン)五輪銀メダルでショートプログラム(SP)4位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が逆転で初優勝を果たした。

 

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宇野昌磨!フリーで世界最高得点の逆転V

 

宇野昌磨は、4回転フリップなど3本の4回転ジャンプを着氷し、ルール改正後に羽生結弦(ANA)が出した190・43点を上回る世界最高の197・36点をマーク。合計289・12点も自己最高得点を更新した。

 

SP4位からフリーで世界最高点を叩き出し、逆転優勝。

主要国際大会(五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権)で銀メダル6回とあと1歩届いていなかった。

 

念願の金メダルを獲得し、「結果にこだわらず試合に挑むと言い続けてきたけど、優勝できたのはすごくうれしい」と素直に喜びも語った。

 

「どういう形であれ、シニアに上がって大きな大会での優勝は初めてなのでうれしいけど、世界選手権へもっと練習をたくさんして、なおかつ優勝できるように頑張りたいと思います」と、視線を前へ向けた。

 

死力を尽くした四大陸選手権

 

フリー「月光」の音楽が止まると、宇野は崩れ落ちるように氷上に両手、両膝をついた。「本当はそこで寝転びたいくらい足の裏がしんどかった」と語った。

 

死力を尽くして演じきり、ルール改正後の世界最高得点を叩き出し、SP4位から悲願の主要国際大会初優勝。

 

主要国際大会ではこれまで6大会連続で2位。壁を突き破れない宇野に対し、7日のSP後、ケアを担当する出水慎一トレーナーに「競技人生で1位がないと寂しい。世界一になってほしい」と言われて奮起した。

 

冒頭の4回転フリップで出来栄え点(GOE)で2・67点の加点を得た。続く4回転トーループもGOE2・58点と上々の滑り出し。3回転ループ、スピン2本も取りこぼしなく終えた。

 

コレオシークエンスをはさみ4回転トーループ-2回転トーループもGOE2・71点の加点。得意の3回転アクセルも美しく降り、2・63点と高い加点がついた。

 

3回転アクセル-オイラー-3回転フリップの連続ジャンプで最後の着氷が乱れてしまったものの、大きなミスはなく、最後のジャンプ3回転サルコー-3回転トーループも着氷。

 

右足首の負傷から練習・トレーニングが不足し、体力面で不安を抱える中、今の段階で持てる力を出し切り、フィニッシュの直後にはリンクに崩れ落ちた。

 

報道陣に対しては「今日の感想は、終わった直後はうれしい気持ちより、終わった、やり切ったという気持ちだけ」と胸の内を明かした。

 

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上位選手・日本選手の成績

 

2位は金博洋(中国)、3位はSPトップのビンセント・

ゾウ(米国)。田中刑事は7位、友野一希は12位だった。

 

【上位選手、日本選手の成績】

(1)宇野昌磨 フリー197.36点、合計289.12点

(2)金博洋  フリー181.34点、合計273.51点

(3)ゾウ   フリー172.04点、合計272.22点

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(7)田中刑事 フリー167.61点、合計251.54点

(12)友野一希フリー132.25点、合計206.41点

 

宇野は、「世界選手権(3月・さいたま)は1位にこだわる。そのためにもぎりぎりの練習をしていく」。明確な目標を胸に乗り込む意気込みでいる。

 

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