DeNAが0円タクシーサービス開始!その魅力とは?競争激化!
IT大手のDeNA(ディー・エヌ・エー)は5日、タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」で、乗車料金が0円となる「0円タクシー」のサービスを期間限定で東京都内内で実施すると発表した。日清食品のカップ麺「日清のどん兵衛」と組み、広告費で乗車料金をまかなうという。新たな需要を掘り起こし、果たして幸運の「赤いタクシー」となれるのか?これは見ものだ!夢みたいな話だ。
DeNA:幸運の赤い「0円タクシー」サービス開始!夢みたい。その魅力と狙いとは?
MOVは、スマートフォンのアプリ上でタクシーを配車し、決済もできるアプリ。地図上で乗車位置と降車位置を指定して配車できるほか、配車されたタクシーのリアルタイムの位置や到着の目安もわかる。
「0円タクシー」は外装やシートを「どん兵衛」の写真やロゴで装飾。車内はタブレット端末でCMが流される。
アプリ上で「どん兵衛タクシー」を選択して配車するほか、MOVで通常の配車をした場合も、「運良く」無料タクシーが手配されることもあるという。
50台限定で、渋谷、新宿、港、中央、千代田区近辺での配車に限られる。26~31日には乗車した客に「日清のどん兵衛 天ぷらそば」がプレゼントされるらしい。面白い事をするもんだ。
「どん兵衛タクシー」は今月の31日までだが、今後もスポンサー企業など条件がそろえば、また0円タクシーを走らせる可能性はあるという。
DeNAは2017年、神奈川県でタクシー配車アプリ「タクベル」のサービスを始めた。5日、MOVにリニューアルし、東京都内でもサービスを始めた。対象となるタクシーは全地域で9500台という。来春には京阪神地域でもサービスを開始する予定とのこと。
新たな需要を掘り起こすという狙いは的中するかな?
ITを使った次世代の自動車サービスとしてすでに注目されて来ていたが、「0円タクシー」の出現とは恐れいった。
これは多分、成功するだろうな。
スポンサー次第か・・・もっともっと現れて来てくれ!
「0円タクシー」のサービス概要:使わない手はない!
期間:12月5日~31日 各日午前7時~午後10時
走行台数:50台
配車可能地域:渋谷、新宿、港、中央、千代田の各区
運行可能地域:東京23区
料金:迎車料金、運賃、有料道路通行料が無料
その他:配車アプリ経由以外の乗車はできない
限定特典:26日~31日限定で「どん兵衛 天ぷらそば」を1人1個プレゼントするという。面白い試みだ。是非、継続できるよう頑張ってもらいたい。
しかし、「赤いきつねどん兵衛タクシー」目立つだろうなぁ!
乗っていて「恥ずかしい」という気が起きやしないかと、ちょっと心配だけど・・・
タダなら、やはり乗るなぁ。
嫌いな商品をPRされ、車内でCMが流れるぐらいなら我慢出来るもの!
タダより安いものはないものなぁ。
もっともっと拡大して行ってほしいと思う。
DeNAの記者会見の模様:配車アプリの競争激化必須
「今までのタクシーは事業者と乗客を結びつける2者だけのマッチング。今回は企業を加えた3者を結びつけるビジネスモデルの革新で新しい移動体験を提供する」と意気込んだ。
広告主とDeNAが運賃や人件費を含めた定額料金を負担、車体のラッピングや車内に設置されたタブレット端末でのCM視聴で商品をPRする。
タクシー事業者には歩合制ではなく定額料金が支払われるため、安定収益ともなる。その第1弾が「どん兵衛タクシー」か!注目しておこう。絶対乗るぞ!
タクシー配車アプリは、トヨタ自動車などが出資する日本交通系の「ジャパンタクシー」が配車可能台数7万台で先行。
ソニーもタクシー大手と配車アプリの新会社を今春に設立するなど参入が相次いでいる。
背景には世界的に広がるライドシェアサービスへのタクシー業界の危機感がある。日本ではライドシェアが法律で認められず、米ライドシェア大手のウーバーや中国大手の滴滴出行はタクシー配車サービスに特化して普及を推進している。
各タクシー会社が構築していた配車システムを統合したジャパンタクシーには規模の優位性がある。一方で、新興サービスも「安さや車の清潔さなど乗客の好みに合わせ提供する車で差別化ができる」と言われている。
きめ細かいサービス提供には、ネット通販など異業種とのデータ連携も必要となる。これからも異業種との連携が加速すると予測される。
つくづく面白い世の中になって来たものだと思う。
「ビジネスチャンス」って、こういう所から生まれるのか?
目から鱗が落ちるとは、こういう事を言うのか!