菅野智之CS史上初のノーヒットノーラン達成!海外メディアも注目

   

 

巨人の菅野智之投手が14日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦でヤクルト相手に9回無安打無失点と快投した。出した走者は7回2死から四球で歩かせた山田哲人のみという“準完全”投球でのノーヒットノーランを達成。ヤクルトを4‐0で下しファイナルステージ進出を決めた巨人!CS史上初の快挙を海外メディアも速報している。

 

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試合展開~1シーズンに2人は52年振り!

 

一世一代の快投と言って差し支えないだろう。中4日の先発投手となった菅野は、疲れをものともせず初回から圧巻の投球を披露。長野、マギー、亀井のホームランで打線が援護する中、6回まで1人の走者も出さないパーフェクト投球でヤクルトを抑え込んだ。

 

7回も先頭の坂口を一邪飛、川端を中飛に抑えたが、山田哲をフルカウントから四球で歩かせて、初めての走者を出す。

 

完全投球は途切れたものの、続くバレンティンを空振り三振。8、9回も簡単に6つのアウトを取り、CS史上初となるノーヒットノーランを達成した。

 

7月27日(対中日)の山口俊に続き、今シーズン2人目のノーヒッターを輩出することとなった巨人。レギュラーシーズンとポストシーズンの違いこそあれど、1シーズンに2度の達成者が出たのは1966年の西鉄(田中勉/清俊彦)以来52年ぶりの快挙だ。

海外の反応

 

メジャーリーグなどを取材するESPNのエンリケ・ロハス記者は、この偉業をスペイン語で速報。ツイッターで「読売のトモユキ・スガノは日本のプレーオフでノーヒットノーランを達成した。

 

29歳のスガノは、現在日本で一番の投手だ」と伝えた。さらに、今季のレギュラーシーズンの成績を紹介した上で「彼のキャリアはこうなっている」として、キャリア通算の成績も記している。

 

菅野は今季、レギュラーシーズンで15勝8敗、防御率2.14、200奪三振、8完封を含む10完投と圧巻の数字を残し、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠を達成した。キャリア通算では154試合登板で76勝41敗、防御率2.17とこちらも好成績を残している。そして、この日はポストシーズンでも驚愕の投球を見せた。その衝撃は早くも海を越え、アメリカにも伝わり始めている。

 

元巨人で今季からカージナルスでメジャー復帰を果たしたマイルズ・マイコラス投手。

今季はここまで14試合に先発し、7勝2敗、防御率2.43の活躍で、負傷離脱中のエンゼルス大谷翔平投手とともに、日本プロ野球を経由し成功した選手として、メジャーで大きな注目を集めている。

 

このマイルズ選手が元同僚の菅野を絶賛している。先発ローテ2番手、3番手でやっていけると・・・

 

「スガノは間違いなく、メジャーで通用するピッチャー。できれば、今すぐにでも来てほしいくらい。彼なら先発ローテ入りは間違いないし、エースとはいかなくても2番手、3番手ではやっていける。マウンド上での存在感もあるし、何より投球術に優れている。

 

三振を取りたいところで取れるし、併殺に仕留めたいところでは凡打を打たせる。僕も彼のスタイルに学んだところはたくさんあるんだ。日本では押しも押されもしないエースだよ」と太鼓判を押している。

 

でも、大リーグ行きは難しいだろうなぁ。来年は叔父の原辰徳が監督として巨人に復帰するし、FA宣言など出来る訳がない。メジャーのスカウトが来れば今が最盛期なに・・・2~3年後では盛りが過ぎてしまっている。

 

大幅に年俸がアップしても6億円ぐらいが、日本球界の限界だろう。田中がヤンキースで23億円も年俸を貰っていることを考えると、生涯で何十億円損することになるのだろう?可哀想に・・・

 

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菅野智之の特徴:その能力

 

菅野 智之(すがの ともゆき)

1988年10月11日(29才)

神奈川県相模原市出身のプロ野球選手(投手)。

右投右打。読売ジャイアンツ所属。

母方の祖父は、元東海大相模高校野球部監督の原貢。

母方の伯父は元読売ジャイアンツの原辰徳。

 

「原貢の孫、原辰徳の甥」という立場については「いやなことのほうが多かった」と言い「そこは自分の中のモチベーションでもある。『菅野智之』として認められることを、ずっと目標にしています」と語っている。

 

高校3年時には周囲からプロ入りも勧められていたが「原監督の甥だからプロに行けたと思われるのがイヤだったんです。大学で文句なしの実力をつけてプロに行きたい」として進学を選んだという。

 

スリークォーターから繰り出す、平均約147km/h・最速157km/h(プロ入り後は155km/h)のストレート、平均146km/hのシュート、平均131km/hの空振りが取れるスライダーの3球種で全投球の約8割を占め、その他に平均約123km/hのカーブ、平均約136km/hのカットボール、平均約136km/hのフォークなど多彩な球種を持ち球とする。

 

2017年WBCの準決勝・米国戦、この試合のストレートの平均回転数2,513rpm、またカーブも平均2,859rpmを計測し、メジャーの平均値より上だった。

 

東海大監督の横井人輝は「指先の感覚が今まで見てきたどの投手よりも優れている」と評しており、菅野自身も「覚えようと思って覚えられなかった球種はない」と述べ、シュートは雑誌で涌井秀章の握りを見てすぐに使えるようになったという。

 

一方で、元巨人監督の原辰徳からは、小技に頼らず「もう少し、力投派、速球派という部分でマウンドに上がるべき」と課題を指摘されている。

 

(注)rpm(アールピーエム)は、英語の"revolutions per minute"または"rotations per minute"の略で、回転が1分間に繰り返される回数を示す単位である。
日本語では回転毎分と言い、回毎分回転分 や r/min などとも表記される。

 

巨人に入団した当初から制球力を高く評価されており、自らも「試合でボールがコントロールできずに困ったことはほとんどない」と豪語する。一例として2016年シーズンを挙げると、制球力を示す与死球率(1.47)やK/BB(7.27)が、いずれもセ・リーグ1位(規定投球回以上)を記録している。

 

浪人中の2012年にはMLBのテレビ中継に没頭し、グレッグ・マダックスの「27球で27個のアウトを取る」という考えが理想になったという。

 

また、ロイ・ハラディの投球を見て「ピッチングはやっぱりコントロール」と再認識したといい、浪人中はボール1個分の出し入れができる制球力を目指して練習してきたという。

 

俊敏な牽制やフィールディングの技術も備える。

持論は「投手は投げるだけじゃない」で、打撃にもこだわりがある。2017年12月には、「本塁打を打って、1-0で完封したいですね。それはもう、僕の夢ですね」述べている。

 

野球解説者の野村克也氏は、度々菅野を「自分をわかっていて、頭を使える投手」と絶賛している。特に2018年のCSの投球を見た際は「ピッチングと会話ができる投手。これ以上に楽しい投手いないよ。俺も引退したけど、受けてみたくなる投手。」と最大級の賛辞を送っている。

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