竜V戦士・浅尾拓也が今季限りで現役引退へ!29日に涙の有終登板

   

2011年にMVPに輝いた中日の浅尾拓也投手(33)が今季限りで現役を引退することが25日、分かった。26日には引退会見。浅尾は今季、9試合に登板したが、いずれも大量リードかビハインドの展開だった。19日に登録抹消されてから自身の去就について熟考し、関係者に「モチベーションが維持できなくなった」と明かして、ユニホームを脱ぐことを決断したという。その彼が29日、阪神戦で最後の登板をした。

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浅尾 拓也のプロフィール

浅尾 拓也(あさお・たくや)

1984年10月22日(33歳)

愛知・知多市生まれ。常滑北高(現・常滑高)から日本福祉大を経て、06年大学・社会人ドラフト3巡目で中日入団。

10年、プロ野球記録の25試合連続ホールドポイント(HP)、シーズン47ホールド。

11年52HP2年連続の最優秀中継ぎ投手を獲得し、MVPとゴールデン・グラブ賞も受賞。

 

通算415試合で38勝21敗23セーブ、200ホールド、

防御率2・42。182センチ、78キロ。右投右打。既婚。

 

 

現役時代の戦績!

 

落合監督時代、中日ドラゴンズの黄金期を支えた名セットアッパーだった。

最速157キロの剛速球を武器に10、11年と2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝いた。

抑えの岩瀬と最強救援陣を形成し、チームのリーグ連覇に大貢献。
特に11年は防御率0・41という驚異的な成績でMVPを獲得した。

 

しかし、12年頃から右肩痛に悩まされ、本来のスピードが影を潜めた。
2年続けて70試合以上投げ続けたツケが回って来たのだ。

肩を酷使し過ぎたのだ!
16年は1軍登板ゼロ。

 

昨年10月1日のヤクルト戦(神宮)で通算200ホールドを達成した際は、1アウトを取るだけという状況で、「周りの『達成させてあげなきゃ』という空気を感じて、選手として悲しかった」と、限界を感じ始めたという。

また、球界屈指のイケメンとして女性ファンを中心に「浅尾きゅん」の愛称が生まれるなど人気を集め、バレンタインデーのチョコレートの数や、グッズ売り上げも常にチームNO1。気遣いのできる性格で、後輩選手の面倒見がいいことに加え、たとえ自身が打たれて負けた際でも誠実に報道陣の取材に応じてきた。

球団は功労者として、28日からの阪神3連戦(ナゴヤD)の29日に引退登板の機会を与えた。浅尾は現役最後のマウンドに登り、三振で12年間のプロ野球生活を締めくくった。

 

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最後の登板シーン

 

9回、阪神の中谷と対戦し、カウント2-2からの6球目!
選んだのは「一番信用してきた」というフォーク
空振り三振に仕留め、大きな歓声を浴びた。

 

浅尾は今にもこぼれ落ちそうな涙をこらえ、前日(28日)、1000試合登板を記録した岩瀬と交代した。
2010、11年のリーグ連覇に貢献した2人のリレーが実現した。
浅尾は「(岩瀬)と一緒に野球をやってこられてよかった」と語っている。

剛球右腕が太く短いプロ生活にピリオドを打つ。

抜群の安定感と甘いマスクから絶大な人気を誇ったが、チームの連覇に貢献した10年から11年にかけて2年連続で70試合以上に登板するなど、登板過多がしきりに指摘されていた。

 

「酷使」の起用法へ外国人選手から批判も

 

浅尾投手に限らず、NPBでは中継ぎは短命といわれるポジションだ。酷使・短命が半ば宿命となっているNPBでのリリーバーに関するツイーター上のやりとりの中で、今年8月にソフトバンクのデニス・サファテ投手が、浅尾投手に言及する内容に反応して

その起用法を批判する一幕があった。

 

「我々はロボットではない」「自分の肩を守れ」というハッシュタグとともに、「自分がこれまで見た中で最高の投手だった浅尾を毎日回跨ぎさせたのはドラゴンズの失敗だ」(編集部訳)などと持論を展開している。

 

これには元ヤクルトで現在MLBテキサス・レンジャーズでプレーするトニー・バーネット投手も「同意」とリプライを寄せた。

 

しかし、浅尾投手本人は、今回の引退会見で当時の起用について、「試合数の多さのことよりも、自分を信用して、使ってくださることが、一番の喜びでした」と振り返っており、後悔していない様子だった。

 

どんな起用法・コンディションでも不平を言わずに投げ続けた姿に心打たれたファンも多く、ツイッターでも「酷使してしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、あの黄金期は浅尾無しでは成立しなかった」といった声があふれた。

 

33才という若さで、第2の人生を歩まねばならない浅尾選手。
次はコーチの職に就けないものか?
1人の選手ばかりに頼らず、多くの選手を育ててほしい。

 

第2、第3の浅尾拓也を生み出さなくて済むようなチーム作りをしてほしい。
岩瀬選手、荒木選手とともにあの頃の恐竜中日ドラゴンズ再現させてほしいものだ。
野球一筋に人生を賭けてきた「悔いはない」と言っても、その先の人生の方が遥かに長いのだから・・・

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